姫路市のウインク陸上競技場で、8月22日に「陸上ミニ記録会」が行われます。※事前申込制。

市川さんからの話に聞き入る子ども達（過去の陸上教室の様子）

同市で行われている「キッズアスリート教室」「アスレチックスアカデミー」といった陸上教室に通えない子ども達にも競技場に足を運ぶきっかけにしたいと今年から開催されるイベント。

姫路在住の元オリンピック日本代表選手市川良子さんを講師に招き、同市で開催している陸上教室の指導者協力もと、陸上3種目の記録を測るそうです（非公式）。

陸上教室のように、本物の陸上競技場で様々な陸上器具を使い、遊びの中にスポーツの基本動作である「走る・跳ぶ・投げる」を取り入れて記録を測る予定です。

低学年は50m・高学年は100mのタイムも計ります（過去の陸上教室の様子）

「走る」では、低学年50m走・高学年は100m走を実施。できるだけ何度かタイムを測る機会があるように工夫されるそう。3歳から小学生を対象にスポーツの楽しさに触れることで、競技に慣れ親しむことにもつながるそうです。

本格的な砂場で跳ぶことで、記録更新する子どもも多いようです（過去の陸上教室の様子）

「跳ぶ」は、走り幅跳びに挑戦。その際には、子どもたちが人間的にも成長できるように、集団行動におけるルールを伝えるようなプログラムになっているそうです。

砲丸の基礎から、コーチ陣が丁寧に指導（過去の陸上教室の様子）

「投げる」は、ジャックルックボール投げなどを行います。また、各競技の測定後には1人1人にワンポイントアドバイスがもらえて、後日記録証までもらえるそうです。

　市川　良子さん　アトランタオリンピック、シドニーオリンピック女子5000m 日本代表

担当者は、「実際の陸上競技場で自分の記録を測るという競技体験を楽しんでもらいたい。また、新しい友達ができるなど子どもたちの夏の思い出になれば嬉しいです」とコメントしています。