富士火災海上保険



(1980年頃撮影・富川コレクションより)

 設計者の早良俊夫(1895-1982)は、滋賀相互銀行大阪支店(旧朝日堂)のほか、雲仙観光ホテル(昭和10年・登録有形文化財)、旧ジェームズ邸(昭和9年)の設計で知られています。
 かつて、この建物は、長堀橋の交差点の北東角にありました。
 丸い窓、連続した窓と、塔上の時計が印象的で、当時広がっていた「モダニズム」の流れを組むものです。
    
名称富士火災海上保険(旧日本簡易火災保険)
設計者竹中工務店(早良俊夫)
建築年1931(昭和6)年
構造鉄骨鉄筋コンクリート造 地上6階地下1階
所在地大阪市南区末吉橋通2丁目3番
(現:大阪市中央区南船場1丁目18番11号)
備考日本近代建築総覧No.33312


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