本日のゲームレビューは「アイドル麻雀ファイナルロマンス4」。過去作の2やRを紹介してきましたが、今回の4は現状の最新作にして最終作。気合を入れてレビューしていくぞ。
ゲームデザインは全2作からガラッと変わって「あかつきごもく」氏デザインに。うわぁめちゃ懐かしいw オリジナル版が1998年と考えるとスゲェ時代を感じますね。
ゲームシステムは2やRと基本同じ。対局前にイカサマアイテムを購入できます。売り子も前作と同じ布川ミク。とはいえデザインが変わっているのでだいぶ別人感あるな…。
- なお本作では対戦できないがおまけグラフィックに登場します。
本作は基本セガサターン版のHDリマスター版みたいな感じですが、マップ探索要素が簡略化され、対戦時に二択で選択可能になっています。
麻雀部分はいつもの二人打ち麻雀。今作でも積み込みアイテム+一発ツモのイナズマリーチ棒がフル稼働します。
- ありがたいのが一介クリアすると「所持金MAXモード」が解禁されるようになったこと。これにより所持金を貯めるちまちましたプレイがいらなくなりました。全CG回収がぐっとやりやすくなったのは本当にありがたい。
積み込み技さえ制限が無ければ楽勝…といいたいところなんですが、「積み込み壺」LV3の役満を積み込むと結構な確率で上がりにくく切り替えづらい国士無双のパターンが現れてしまいます。なんか国士だけやたら上がりづらいんですよね…。
- なのでクリアするだけなら、ハコテン目標が高い最終戦以外はLV2のホンイツ積み込みまでに留め、立直一発を誘発できる「元祖イナズマリーチ棒」とドラを増やす「ドラホーク」を組み合わせてハコテンを狙うほうが多少マシかな。
- 難易度自体は低いというか、2やRのような理不尽に上がりまくってくるモードが無いといった感じでクリアだけなら簡単。
脱衣ムービー部分はリマスターされたFHD版と、圧縮率が荒いセガサターン版の2パターンがありますが、まぁわざわざサターン版にすることはないかなw というかサターン版ってこんな画像粗かったのか…。
- くっそ残念なのがセガサターン版準拠のため脱衣が下着までなこと。リメイクされたPC版だと脱げているので物足りない人はそっちプレイしろという事でしょうかね。
セガサターン版相当なのでオリジナルのアーケード版から追加されたキャラも健在。この「日向ミキ」とかは下着脱衣まででもかなり際どい。
5キャラ攻略すると「ミス・ファイナルロマンス」を選択するモードに。まぁ誰のエンディングを見るのかって選択ですが、サターン版のランダムからキャラセレクトシステムになったおかげでだいぶ狙ったエンディング見やすくなったなw
このラスボス姉妹の妹の方「鈴蘭」のエンディングは中々イカれてて面白いw 姉妹で百合婚とか当時としてはだいぶぶっ飛んだキャラだと思う。今でも大分おかしいけど。
またフリー対戦モード(お互い25000点スタート・イカサマあり)も搭載。脱衣ムービーこそないですがおまけCGあり。どうせなら布川ミクとの対戦モードも用意してほしかったとこですが。
- フリー対戦の攻略は、書き下ろしCGの解放条件ではないので注意。素直にストーリーモードを周回しましょう。
この「蒲公エイミ」は「高峰モモ」のシーンに登場するペンギンの中の人なんですが、このサイズなのに脱衣シーンが無いというキャラ(仮にもアーケード版からいるのに)。フリー対戦モードでのみ対決可能でおまけCGもありますが、キャラ造詣がいいだけに脱衣無しはちょっと残念。
アルバムモードもコンプリート。今回はRの時ほどクリアしまくる必要はなかったし、所持金最大モードのおかげでかなり楽でした。いや、それでも5時間ぐらいは掛かりましたけどねw
しかし今の時代にあかつきごもくの描きおろしCGが見れるとはね…長生きするもんじゃな(ジジイ並感)。
定価2500円とダウンロード専用としてはちと高めですが、今時セガサターン版遊ぶのも難しいし(今となってはプレミア付いて買いづらいし)、元ゲーファンなら十分買いかな。脱衣アリのPC版(こっちは3作セットなので高い)とどっちを買うかはお好みで。