選び方・特集

《2024年》スマートウォッチおすすめ31選 iPhoneやAndroidスマホで健康管理

スマートフォンと連携させることで、コミュニケーションやフィットネスを快適にしてくれる「スマートウォッチ」。スマートフォンへの着信やアプリ通知を手元で確認できて、毎日の健康管理や運動にも活用できる便利さから人気を集めています。ところが、スマートウォッチは新しい製品群だけに、何ができるかわからないという人や、どうやって選んだらよいかわからないという人も。そこで、専門家がスマートウォッチの選び方を解説し、人気製品の評価も行います。

<監修> デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏
1973年生まれのデジタル&家電ライター。PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開し、寄稿先は多岐にわたる。調理家電のテストの空間「コヤマキッチン」にて、メディアに向けて実際の検証に基づく情報を発信。「米・食味鑑定士」資格を保有。企業のコンサルティングやアドバイザーなども務める。

大きく3つ! スマートウォッチ選びのポイント

スマートウォッチとは、スマートフォンと連携する腕時計型のデバイスです。スマートウォッチ自体がOSやセンサーなどを搭載しているため、時刻表示だけでなく、通信や健康管理、決済などの機能が利用できます。そんなスマートウォッチの選び方のポイントは大きく3つです。

1. 使い方に合う機能を搭載しているか
2. 使い方や好みに合うデザインか
3. スマートフォンとの相性がいいか

1. 使い方に合う機能を搭載しているか

着信通知やアプリ通知重視なら、アプリストア対応機種がより便利

スマートウォッチには主に、スマートフォンと連携して着信や通知を伝える機能と、センサーが睡眠状態や心拍数、そして歩数などの活動量などを計測して記録する機能があります。

着信・通知機能は、スマートフォンへの着信・通知をスマートウォッチが音や振動で知らせてくれるというもの。さらに、着信相手や通知の内容を確認できるので、ビジネスシーンやプライベートで普段使いをする場合は、通知機能が充実したモデルが便利です。

よりアプリ通知機能の充実したものを選ぶなら、スマホのアプリストアに対応したスマートウォッチを選ぶとよいでしょう。また、一部機種には、メッセージの返信やスマートフォン内の音楽再生機能、通話機能付きのものもあります。

デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏
デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏

「アプリ通知は、スマートウォッチで最も一般的な機能です。SNSアプリやメールの着信がわかるほか、ニュース、天気予報などにも対応します。また、LINEなどに返信ができるスマートウォッチもあります」

健康や睡眠管理の精度はユーザー数が多いOS搭載機が有利

スマートウォッチは背面に搭載された各種センサーが心拍数や脈拍、血中酸素濃度、皮膚温などを検知するため、毎日の健康管理に役立ちます。また、スマートウォッチが心電図の計測に対応していれば、不整脈や心室細動などを予知できる可能性も。なかには、不意の転倒や事故を検知して自動で通報するスマートウォッチもあり、シニアの健康管理にもおすすめです。

また、近年注目を集めているのが睡眠状態を記録する機能。睡眠は眠りの質が重要であり、睡眠時間が長くても深く眠れていなかったり、寝返りや深夜の目覚めが多かったりすると、翌日に疲れが残ることがあります。

スマートウォッチを装着して眠ることで、睡眠の状態をデータから可視化し、よりよい睡眠にするための参考にできます。 ただし、睡眠時無呼吸症候群などを診断するには医療機器が必要です。

なお、血圧が計測できるスマートウォッチについては、オムロンとHUAWEIから発売されていますが、単体で血糖値の計測ができるスマートウォッチは、まだ登場していません。

デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏
デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏

「健康管理は、常時装着するスマートウォッチの大きなメリットと言える機能。ただし、スマートウォッチは医療機器ではないため、計測した値を医療目的で使用したり、健康状態を判断したりすることはできません」 「睡眠途中の覚醒が多く、日中に眠気が残る人は、睡眠時無呼吸症候群の可能性も否定できないため、スマートウォッチで判断するより、まず医師に相談してみてください。なお、睡眠やストレスレベルは、基本的にメーカーごとに独自のアルゴリズムで算出されるので、ユーザー数が多いOSを搭載したスマートウォッチのほうが高精度です」

スポーツの記録・計測も行いたいならGPS内蔵タイプを

スマートウォッチでは歩数や走行距離、消費カロリーも計測できます。なかでもGPSを内蔵したタイプなら、マラソンやジョギング、サイクリングなどの屋外アクティビティで正確な走行ルートの記録などが可能。みちびきなど、複数の位置測位サービスに対応したモデルなら山岳地や都市部などでもより正確に位置が測定できます。

また、心拍数の計測機能を組み合わせることで、トレーニング時に最適な負荷の目安を立てられます。さらに、マラソンやゴルフ、マリンスポーツなど、特定のアクティビティに特化した製品は、トレーニングアプリやコーチング機能などが使えます。

デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏
デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏

「ワークアウトの種類は最新のハイスペックモデルほど多くなりますが、多すぎても使わないことがあるので、普段使うものや、これからトライしたいものに対応しているかを確認しましょう」

決済機能を使うなら対応する決済サービスをよく確認

Felica機能やNFC機能を搭載するスマートウォッチでは、SuicaやiDなどによる決済機能が利用できます。スマートフォンをバッグなどから取り出すことなく、手元のスマートウォッチを決済端末にタッチするだけで買い物ができたり、駅の改札を通れたりするので便利です。なお、特定の決済サービスを使いたい場合は、対応しているサービスや金融機関、オートチャージの可否などを、事前に確認しておきましょう。

デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏
デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏

「電子マネー決済なら、カードを紛失するリスクや情報を盗み見されるリスクを減らせるので、セキュリティの面でも安心。財布やスマートフォンを取り出す手間もありません。ただし、同じSuicaを利用する場合でも、メーカーやブランドによってかなり機能に差がある点に注意しましょう」

2. 使い方や好みに合うデザインか

機械式腕時計のようなデザインもチェックしたい

腕時計は機能だけでなく、ファッションとのコーディネートも大切です。このことはスマートウォッチも同様。スマートウォッチは、デジタルガジェットらしいカジュアルなデザインが一般的ですが、最近では丸型フェイスに高級感のあるベゼルを組み合わせた、ラグジュアリーなデザインのモデルも増えています。

メーカーによっては、エレガントな女性向けデザインのスマートウォッチもあります。バンドの組み合わせが選べるモデルなら、よりファッションや好みに合わせることができます。また、多くのスマートウォッチがフェイスデザインのカスタマイズに対応しており、人気モデルほど、さまざまな交換ベルトが選べます。

フェイス(文字盤)が大きいと操作性が高い

なお、スマートウォッチはモデルを重ねるごとに文字盤のフェイスが大きくなる傾向にあります。フェイスが大きいと、そのぶん文字を大きくできたり、表示できる情報量を増やしたりできます。ファッションとの違和感が出ない範囲で大型のフェイスを備えたものを選ぶとよいでしょう。

逆にカジュアルに使いたい場合、必要な情報をコンパクトに表示できるスマートバンドタイプのスマートウォッチも有力な選択肢。大きなスマートウォッチを着用したくない場合や、価格が安いモデルを探している場合に選ぶのもいいでしょう。また、スマートバンドはスポーツ用途にも最適です。

近年は、本格的なアウトドア機能を備えたゴツいデザインのスマートウォッチも増えており、デザイン面でも注目を集めています。

デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏
デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏

「ビジネススーツに組み合わせる場合、派手すぎない機械式腕時計に近いデザインのスマートウォッチが最適です。フォーマルな場面でも違和感がありません。ただし、最近はその利便性の高さから、ビジネスシーンでもスマートウォッチを着用する人が増えているため、機能重視で選んでも大丈夫です」

3.スマートフォンとの相性がいいか

iPhoneユーザーならApple Watchが最も使いやすい

スマートウォッチを選ぶときにチェックしておきたいのが、スマートフォンとの相性です。例えばiPhone の場合、多くのスマートウォッチが対応していますが、より使い方の自由度が高くおすすめできるのはApple Watchシリーズです。

Apple Watchに搭載されているWatchOSでは、自由にアプリの追加が可能。iPhoneで使っているアプリの機能の多くをApple Watch上で使うことができます。

Androidユーザーならスマートウォッチのメーカーを合わせたい

Androidスマートフォンを使っている場合は、Apple Watch以外のスマートウォッチが選択肢になります。しかし、多くのスマートウォッチで採用されているWearOSは、メーカーやモデルごとに違いが大きいのが注意点。

たとえば、Pixel WatchシリーズやGalaxy Watchシリーズなどの高性能モデルは、アプリを追加してカスタマイズすることができますが、低価格・ミドルクラスのスマートウォッチなどはアプリの追加や決済機能に対応していないこともあります。また、HUAWEI やシャオミなど、独自OSを採用するスマートウォッチのメーカーも数多くあり、それぞれ特徴や機能に違いがあります。

デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏
デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ氏

「サムスンの『Galaxy Watch 6』では、Galaxyシリーズのスマートフォンと組み合わせることで、カメラの操作が可能。ハンズフリーで撮影ができます。Androidスマートフォンを展開しているメーカーは、スマートウォッチもラインアップしているケースが多いので、より多くの機能を使いたい場合、スマートフォンとスマートウォッチのメーカーを統一するのもおすすめです」

メーカーやブランドによるスマートウォッチの違い

価格.comの「ウェアラブル端末・スマートウォッチ」カテゴリーにおける、メーカー・ブランド別のアクセス数シェアを見ると、Appleを筆頭にさまざまなメーカーからスマートウォッチが発売されていることがわかります。ここでは、主要メーカーの特徴について解説します。

Apple

iPhoneと連携できるApple Watchシリーズを展開しています。スマートウォッチブームの先駆け的な存在で、アプリの追加ができるなど多目的で使用可能。ヘルスケア機能やフィットネス機能、決済機能などもバランスよく搭載しています。また、アウトドアニーズに最適なタフネス性能を備えたApple Watch Ultraもラインアップしています。

Google

フィットネストラッカーとして歴史のあるFitbitブランドを傘下に持つほか、Pixel Watchシリーズをラインアップ。Fitbitブランドで培ったフィットネス機能を搭載するほか、Google Storeからアプリを追加することもできます。Androidスマートフォンで利用できるバランスにすぐれた汎用性の高いスマートウォッチです。

Fitbit

フィットネストラッカーとしていち早く登場したブランド。現在はGoogle傘下ですが、FitbitブランドのスマートウォッチはiPhoneでも利用可能。また、バンドタイプのフィットネストラッカーもラインアップ。アクティビティをしっかりと記録したり、健康状態を管理したりするのが得意なメーカーです。

SAMSUNG Galaxy

Androidスマートフォンのトップブランドとして、高性能なラインアップを展開。多くのモデルで機械式腕時計のようなクラシックなデザインを採用しており、ビジネスシーンでも使いやすいのが魅力。最新モデルではWear OS4を採用しており、アプリの追加にも対応しています。

Huawei

中国の大手スマホメーカーですが、日本では現在、スマートウォッチなどのガジェットを中心に展開しています。スマートウォッチは高性能モデルから、ワイヤレスイヤホン内蔵モデルや血圧測定ができるモデルなどユニークなラインアップが特徴。独自のOSを搭載しており、アプリストアも独自となります。

GARMIN

業務用GPS機器の開発からはじまり、現在数多くのスマートウォッチをラインナップするメーカー。GPSを活用したフィットネス機能が充実しているのが特徴で、ランナー向けやゴルファー向けなどさまざまなスポーツに特化したモデルが選べます。また、女性向けのスマートウォッチが充実しているのも特徴です。

Xiaomi

中国のデジタルデバイス・家電メーカー。スマートウォッチは比較的価格の安いものが多く、1万円以下で購入できるバンドタイプが人気。最近ではミドルクラス以上のモデルにも力を入れています。

そのほかのメーカー

近年増加しているのが、低価格のスマートウォッチで、ノーブランドの廉価品が数多く登場しています。機能面では有名ブランドのスマートウォッチ には劣りますが、通知や活動量の計測といった基本機能はしっかりしており、始めてスマートウォッチを使うといったニーズなら十分に対応できます。

また、低価格モデルが充実しているAmazfit(アマズフィット)やoppo(オッポ)も海外では人気のメーカーです。Amazfitはスマートウォッチの世界出荷シェアも多く、ラインアップが充実。oppoはスマートフォンが主力のメーカーです。

なお、日本製のスマートウォッチについてはあまり選択肢がありませんが、ブランドとしてはG-SHOCKシリーズが絶大な人気を誇るカシオ計算機などが製品を展開しています。

スマートウォッチのおすすめ31選。専門家の評価も

ここでは、価格.comのスマートウォッチカテゴリーにおける人気売れ筋ランキングも基に、おすすめのスマートウォッチを紹介。専門家による評価や解説も行います。

iPhoneをフル活用したい人におすすめのApple Watch3選

アップル「Apple Watch Series 9 GPSモデル」
人差し指と親指のジェスチャー操作が可能に

新しいチップセット「S9 SiP」を搭載する「Apple Watch Series」の 第9世代モデル。Series 8と比べて60%も多い56億個のトランジスタを搭載するデュアルコアCPUを採用し、30%の高速化を実現しています。

また、新たにジェスチャー操作に対応。人差し指と親指で「ダブルタップ」するだけで、音楽の再生や停止、着信への対応、タイマーの停止などさまざまな操作ができます。「Apple Watch Series 9」を装着している手だけで操作できるので、片手しか動かせないときでも操作が可能。

ディスプレイはSeries 8の約2倍の2,000ニトに明るくなりました。また、WatchOS 10ではアプリのインターフェイスが再設計されており、より多くの情報が一覧できるように進化しています。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m・防塵性能(IP6X)
センサー:血中酸素ウェルネスセンサー・光学式心拍センサー・加速度センサー・ジャイロスコープ・環境光センサー・高度計・皮膚温センサー・高重力加速度センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠・過去の排卵を推定できる月経周期記録・血中酸素濃度※・心電図(日本では使用不可)など
バッテリー駆動時間:最大18時間
※血中酸素ウェルネスアプリの測定値は、自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としています。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:5、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):5、ライフログ:4、総合評価4.5
「処理能力や認識性能などが 大きくアップ。ダブルタップによるジェスチャー操作により、使い勝手も大幅に進化しています。ディスプレイはより見やすくなり、WatchOS 10の新機能である「NameDrop」では、簡単に連絡先の交換が可能。健康管理から日々のライフログの取得、そして 緊急時の対応まで多目的で活躍できるスマートウォッチです」

アップル「Apple Watch Ultra 2」
新プロセッサ搭載でダブルタップ操作が可能に

Apple Watchのタフネスモデル「Apple Watch Ultra」の第二世代モデル。「Apple Watch Ultra 2」は100mの耐水性能や、米国調達基準の「MIL-STD 810H」などに準拠し、雪山登山やダイビングなど、ハードなアウトドアスポーツに対応するスマートウォッチです。

従来モデルと同じく、49mmのチタニウムケースを採用。ディスプレイの明るさは2000ニトから3,000ニトへとアップしています。さらに大きいのは、プロセッサが進化していること。

「Apple Watch Ultra 2」では新たにS9 SiPを採用。従来モデルよりトランジスタが60%多いデュアルコアCPUや機械学習が2倍速くなった4コアのNeural Engineなどを搭載しています。新しいダブルタップのジェスチャー操作にも対応します。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能100m・MIL-STD 810H 準拠、防塵性能(IP6X)
センサー:血中酸素ウェルネスセンサー・光学式心拍センサー・加速度センサー・ジャイロスコープ・環境光センサー・高度計・皮膚温センサー・高重力加速度センサー・水温センサー搭載の水深計
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠・過去の排卵を推定できる月経周期記録・血中酸素濃度※・心電図(日本では使用不可)など
バッテリー駆動時間:最大36時間
※血中酸素ウェルネスアプリの測定値は、自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としています。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:5、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):5、ライフログ:4、総合評価4.5
「ハードなアウトドアアクティビティ向けのスマートウォッチがアップデート。大きいのはプロセッサの進化と、内蔵ストレージが64GBに倍増したこと、そしてジェスチャー操作に対応することです。見た目はほとんど変わりませんが、より素早く動作できます」

アップル「Apple Watch SE(第2世代)」
動作が高速化した入門者におすすめのApple Watch

「Apple Watch」のエントリーモデル。第2世代になったことで、プロセッサーが強化され、前モデル「Apple Watch SE」より20%処理性能が高速化された「S8 SiP」を搭載。衝突事故の検知機能も新たに搭載されています。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:光学式心拍センサー・加速度センサー・ジャイロスコープ・環境光センサー・高度計・高重力加速度センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠計測・月経周期記録など
バッテリー駆動時間:最大18時間
※血中酸素ウェルネスアプリの測定値は、自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としています。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:3、フィットネス:3、コミュニケーション(通知):5、ライフログ:4、総合評価3.5
「シリーズモデルのApple Watchからヘルスケア機能などが省かれた低価格モデルです。心電図や血中酸素濃度などのヘルスケア機能が不要という人ならこちらが選択肢になります。ファミリー共有設定に対応しているので子ども向けにも最適です」

アプリ通知と日常的な健康管理を重視する人におすすめのスマートウォッチ16選

ガーミン「vivoactive 5」
よりパーソナライズされたアドバイスが受けられる

1.2インチの丸型AMOLEDディスプレイを採用するフィットネスGPSウォッチ。Garmin独自の機能である「Body Batteryエネルギーモニター」機能がさらに強化され、睡眠やアクティビティの記録、ストレスレベルなど、さまざまな数値を基に体のバッテリー残量を1から100の間で表示できます。これをもとによりパーソナライズされたアドバイスが表示できる仕組み。

また、睡眠コーチ付きの睡眠モニタリング機能や、起床時のモーニングレポートなども表示でき、体の状態を可視化できます。30種類以上のアクティビティに対応し、アクティビティが記録できるほか、マラソンなどの目標に応じたアドバイス機能も用意。

スマートフォンからの通知機能に加えて、音楽を保存してBluetoothイヤホンで再生が可能。また、Suicaでのタッチ決済にも対応しています。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:光学式心拍計、コンパス、加速度計、温度計、GPS/GLONASS/Galileo、みちびき
ヘルスケア機能:心拍数・血中酸素トラッキング※・フィットネス年齢・Body Battery・ストレスレベル測定・睡眠スコア・月経周期など
バッテリー駆動時間:スマートウォッチモード約11日間、GPSモード21時間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価4.25
「シンプルなデザインながら必要な機能がしっかりと搭載されたスマートウォッチ。ヘルスケアモニタリング機能や、アクティビティ対応が充実。体の状態をさまざまな面から計測でき、アドバイスしてくれます」

ファーウェイ「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」
屋外ワークアウトに最適なGPS 内蔵モデル

1.64型のAMOLEDディスプレイを採用した縦型デザインのスマートウォッチ。縦に長いディスプレイにはより多くの情報が表示できるのが特徴。さらにGPSを内蔵しているため、スマートフォンを持っていなくても、アウトドアでのワークアウト時に正確なルートの記録ができます。

対応するワークアウトは100種類以上。自動判別して記録できます。睡眠状態を記録する「HUAWEI TruSleep 3.0」を搭載。従来モデルより10%精度がアップしたほか、誤認識が40%減少。より多角的な睡眠データが取得できるように進化しています。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:6軸慣性センサー(加速度センサー、ジャイロセンサー)・光学式心拍センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・距離・睡眠計測・ストレスモニタリング・血中酸素濃度※・生理周期など
バッテリー駆動時間:通常使用約9日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4.0、フィットネス:4.0、コミュニケーション(通知):3.5、ライフログ:4.0、総合評価3.9
「1万円台という手ごろな価格でGPSを内蔵し、アウトドアワークアウトに本格対応しているのが魅力。画面サイズも非常に大きく、より多くの情報を一覧できます」

サムスン「Galaxy Watch6 44mm SM-R940NZ」
より表示サイズが大きくなり視認性がアップ

44mmサイズのボディに従来モデルより20%大きくなった37.3mmの大画面を表示できるように進化。より画面が見やすくなっています。また、内蔵プロセッサーもアップグレード。18%高速化しており、アプリが使いやすくなっています。

フェイスサイズやベゼル構造の違いを除くと基本的な仕様や機能は「Galaxy Watch6 Classic」と共通。新たにFeliCa機能による決済に対応。コンビニなどでの支払いや交通費などを「Galaxy Watch6」だけで支払うことができます。

90以上のワークアウトに対応するエクササイズ機能を搭載し、ターゲットにする心拍ゾーンのカスタマイズにも対応。体力に応じて負荷をコントロールできます。また、LTEモデルでは単体での通話や通信が可能。国際ローミングにも対応できます。

【基本スペック】
耐久性:MIL-STD-810G準拠・耐水性能50m・IP68
センサー:サムスンバイオアクティブセンサー(光学式心拍数+電気心信号+生体電気インピーダンス分析)、温度センサー、加速度センサー・気圧センサー・ジャイロセンサー・地磁気センサー・光センサー
ヘルスケア機能:体組成計※・睡眠トラッキング・心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルなど
バッテリー駆動時間:最大約40時間
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:5、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):5、ライフログ:4、総合評価4.5
「ベゼルギリギリまで画面表示ができる大画面モデル。日々のヘルスケア記録からワークアウトの管理まで高いレベルで利用できる。また、生体インピーダンス法(BIA)センサーで体脂肪率や骨格筋率などのデータも取得できます」

ファーウェイ「HUAWEI WATCH 4 [ブラック]」
eSIM搭載で通話ができるGPSウォッチ

ファーウェイ初となるeSIM対応のスマートウォッチ。スマートフォンなしで通話やSMSのやりとりができます。

フェイスには1.5型のLTPO AMOLEDディスプレイ(466×466ドット、310ppi)を搭載。3Dカーブガラスの大画面ディスプレイに、地球を描いたフェイスデザインが表示できるのも特徴的です。常時点灯にも対応。ケースにはサージカルステンレスを採用し、約30mまでのフリーダイビングにも対応します。

HUAWEI Healthアプリと連係した24時間の健康管理が可能。転倒検知機能も備え、緊急通報も可能です。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m、IP6X防塵防滴
センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー、コンパス、光学式心拍センサー、環境光センサー、気圧センサー、温度センサー、深度センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・距離・睡眠計測・ストレスモニタリング・呼吸エクササイズ・血中酸素濃度※・生理周期など
バッテリー駆動時間:スマートモード約3日間、通常使用約14日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4.5、フィットネス:4.5、コミュニケーション(通知):5、ライフログ:4、総合評価4.5
「eSIM機能を搭載し、単体でコミュニケーションができるのがポイント。ビジネスからハードなワークアウトまで対応できます。ただし、ワンナンバーサービスには非対応です」

ファーウェイ「HUAWEI Band 8」
細やかな睡眠モニタリングができるスリムモデル

「Band」シリーズの最新モデル。ディスプレイ部は約8.99mmとさらにスリムになり、質量も約14gと薄型・軽量化を実現。就寝時につけていても気になりません。睡眠モニタリング機能のアルゴリズム「HUAWEI TruSleep」が3.0にアップグレードしており、より詳細な睡眠データを取得できます。

また、アクティビティの記録にも対応。100種類のワークアウトモードを搭載しており、なかでもランニングやウォーキング、サイクリングなどの11種類はより詳細なデータが取得できるプローワークアウトモードを採用しています。文字盤は1万種類以上を用意。常時点灯機能も利用できます。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:6軸慣性センサー(加速度センサー、ジャイロセンサー、コンパスセンサー)・光学式心拍センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・距離・睡眠計測・ストレスモニタリング・呼吸エクササイズ・血中酸素濃度※・生理周期など
バッテリー駆動時間:通常使用約14日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4.5、フィットネス:4.5、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.25
「コンパクトながら、大型モデルと並ぶほどの高度な機能を満載。それでいて通常使用で14日間、ヘビーユースで9日間、常時点灯でも3日間使えるバッテリーを搭載しているのも魅力です」

FitBit「Fitbit Charge 6」
Google 関連サービスの連携を強化

画像提供:Google

横幅1.86cmのスリムタイプのスマートバンド。高性能心拍センサーを新たに搭載し、より高精度でのライフログ取得が可能になっています。装着しているだけで歩数や消費カロリー、睡眠モニタリングなどがより緻密に記録できます。その日のアクティビティに関するスコアなども表示できます。

新機能として、Googleマップに対応。ディスプレイ上に進行方向を表示したり、バイブレーションで曲がるポイントを案内してくれたりします。スリムなバンドタイプながら、GPS+GLONASSに対応し、正確に位置情報の取得ができるので、野外ランニングなどでも安心です。

また、YouTubeプレミアムに契約者していれば、YouTube Musicのコントロールも可能。音楽も手軽に楽しめます。ただし、Fitbitのフル機能を利用するにはFitbit Premium(月額640円)に加入する必要があります。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:光学式心拍センサー、3軸加速度計・GPS+GLONASS・赤外線センサー・振動センサー・環境光センサー・NFC・電気センサー
ヘルスケア機能:心拍数・血中酸素ウェルネス・推定睡眠時皮膚温・呼吸数・歩数・消費カロリー・距離・睡眠計測・VO2 Max・月経周期・ストレスなど
バッテリー駆動時間:最大7日間
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.0
「決済機能も備えながら、リストバンドタイプのスリムボディを実現。それでいてバッテリー駆動時間は最大7日間と、スタミナも十分です。新たにGoogleマップの案内機能に対応し、便利さがアップ。Fitbitシリーズならではの充実したヘルスケア機能も魅力です」

シャオミ「Redmi Watch 3 Active」
圧倒的な低価格で100種類のワークアウトに対応

低価格ながら、大型の1.83インチ液晶ディスプレイを搭載。200種類以上のウォッチフェイスを用意しており、手軽にカスタマイズができます。ウォーキングだけでなく、トレイルランやボート、ゴルフなど100種類以上のワークアウト・スポーツモードや、10種類のプロスポーツモードも内蔵。スマートフォンとBluetoothで接続していれば、通話もできます。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
衛星測位:非対応
センサー:心拍数センサー(血中酸素センサーを含む)、加速度センサー
ヘルスケア機能:心拍数・睡眠・血中酸素レベル※など
バッテリー駆動時間:最大12日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.0
「実売で5000円以下とは思えない上質なデザインと便利な機能を備えたモデルです。通常使用モードで最大12日間、ヘビーユースモードでも約8日間バッテリー駆動できるなどスタミナも十分。初めてスマートウォッチを購入する初心者にもおすすめです」

シャオミ「Xiaomi Smart Band 8」
ディスプレイ性能がさらにアップしたスマートバンド

1.62型(対角線長)の楕円形のAMOLEDディスプレイを採用したスマートバンド。非常にスリムで付けていることを忘れるような軽さが魅力です。新たにディスプレイのリフレッシュレートが60Hzとなり、より滑らかに情報を表示できるように進化。さらに最大輝度は600nitとなり、自動明るさ調整機能も搭載しています。

また、従来モデルまではベルトに本体をはめ込む形でしたが、このモデルから手軽にベルトが交換できるクイックリリース構造に変更。このため従来モデルまでのベルトが使えなくなっている点に注意が必要です。

小型サイズながら、長時間バッテリーを内蔵するのも魅力。通常使用モードで16日間、常時表示オンでも最大6日間使用できます。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:高精度6軸センサー・PPG心拍数センサー・環境光センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠・血中酸素飽和度※・ストレスのモニタリング、月経周期など
バッテリー駆動時間:最大16日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.0
「小さな約1.62インチのタッチディスプレイにさまざまな情報を表示できます。低価格ながら多機能で多彩な情報が得られるのが魅力。多彩なベルトが用意されているのもうれしい点です」

シャオミ「Xiaomi Smart Band 8 Active」
大画面になったエントリー向けバンド

1.47型ディスプレイを搭載したスマートバンド。エントリー向けとなっており、「Xiaomi Smart Band 8」から一部機能を省略することで3,000円台という安さを実現したモデルです。その代わり、ディスプレイサイズは「Xiaomi Smart Band 8 」よりも大きく、使い勝手や視認性は高まっています。

スポーツモードは50種類以上に対応し、50m防水機能を備えています。また、ヘルスケア機能にも対応。心拍数や血中酸素レベル、睡眠などを24時間モニタリングできます。

さらに通常利用で約14日間、1分間ごとの心拍数モニタリング、高精度睡眠モニタリングオンなどのヘビーユースでも約6日間使えるロングバッテリーを搭載しています。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:PPGセンサー・加速度計、
ヘルスケア機能:睡眠、心拍数、血中酸素レベル、24時間血中酸素レベル※、ストレスレベル管理、月経および排卵のトラッキング
バッテリー駆動時間:最大14日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.0
「3,000円台と非常に低価格ながら、スマートバンドに求められる機能をしっかり搭載。初めてスマートウォッチを使う人にも最適です」

シャオミ「Xiaomi Smart Band 7 Pro」
大きなディスプレイが見やすいスマートバンド最上位モデル

約1.64インチの有機ELディスプレイを採用した、「スマートバンド」シリーズの最上位モデル。長方形の画面にさまざまな情報を表示できます。また、日時が常に表示される常時オンモードも用意。GPSを内蔵しており、ワークアウトにも便利です。Alexa音声アシスタントでの操作も可能。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:心拍数センサー(血中酸素センサー含む)・加速度センサー・ジャイロスコープ・周囲光センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠・血中酸素濃度
バッテリー駆動時間:約12日間
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.0
「Xiaomi Smart Band 7との違いは、画面が大きいのとGPS(GNSS)が搭載されていることで、屋外でより正確にルートの記録や把握ができます。画面が大きいぶん、アプリ通知なども見やすくなっています」

Fitbit「Fitbit Inspire 3」
最大10日間付けっぱなしにできるスマートバンド

画像提供:Google

毎日の運動を手軽にセンサーが検知。運動時には光学式心拍センサーが検知した数値を元に、脂肪燃焼ゾーンや有酸素運動&ピークゾーンに入っているかを表示でき、手軽に運動の強度を調整できます。

また、身体にストレスの兆候が表れているかを確認できるストレスマネジメント機能や、装着して寝ることで睡眠の質を知ることができる睡眠マネジメント機能を搭載。最大10日間バッテリー駆動するので、つけっぱなしで睡眠記録ができます。

安静時の心拍数や血中酸素濃度などを計測し続け、変動が起きたときにチェックが可能。高/低心拍数の通知機能も搭載しています。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:3軸加速度計・環境光センサー・光学式心拍センサー・血中酸素ウェルネス測定用の赤色および赤外線センサー
ヘルスケア機能:血中酸素濃度※・推定睡眠時皮膚温※・心拍数・歩数・消費カロリー・月経周期など
バッテリー駆動時間:最大10日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:3、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価3.75
「バッテリー駆動時間が最大10日と長いのが魅力です。心拍数の変化時のアラート機能なども搭載し、健康状態のチェックにも安心。運動のトラッキング機能の信頼性が高いのもポイントです」

オッポ「OPPO Band 2」
1万円以下ながら多彩なアクティビティに対応

低価格ながら、日常の散歩から100種類以上のワークアウトまでに対応。独自開発のプロテニスモードを搭載しており、ショットの数や種類、スイングスピードなどを記録できます。そのほか、睡眠や心拍数のモニタリング、ストレスレベルが上昇したときのリマインダー機能、座りすぎや水分補給のリマンダー機能も搭載。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:6軸モーションセンサー・光学式心拍数センサー・光学式血中酸素レベルセンサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠・血中酸素濃度※など
バッテリー駆動時間:約10日間(中程度の使用)
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:3、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:3、総合評価:3.5
「フィットネス、ヘルスケアなどスマートウォッチに求められる機能をしっかりと備えており、それでいて1万円以下で買えるコスパの高さが魅力。テニスに特化した機能が搭載されているのも面白いですね。 iPhoneでは使えない機能が多いため、Androidスマートフォンとの組み合わせがおすすめ」

グリーンハウス「GH-SMWB」
心拍数や睡眠モニター機能を備えたエントリーモデル

各種センサーを搭載し、心拍数、睡眠モニター、歩数、活動距離、消費カロリー、表皮温度、血中酸素飽和度の計測ができるスマートバンドです。「本製品からスマホを探す」「スマホから本製品を探す」機能を搭載しており、紛失時に見つけやすいのもうれしいところ。ディスプレイはタッチ操作対応ではなく、下部のタッチセンサー部で操作する仕組み。スマートウォッチを手軽に使ってみたいという入門者や、子どもにもおすすめです。

【基本スペック】
耐久性:IP67準拠
センサー:心拍数センサー・血中酸素レベルセンサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠・血中酸素濃度※など
バッテリー駆動時間:5〜10日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:3、フィットネス:1、コミュニケーション(通知):3、ライフログ:3、総合評価:2.5
「非常に低価格なモデルながら、歩数や心拍数、カロリー、睡眠などの基本的な計測ができます。決して多機能ではありませんが、最低限のライフログの取得ができることを考えれば十分に実用的です」

ファーウェイ「HUAWEI WATCH D 」
希少なスマートウォッチ兼ウェアラブル血圧計

本体内にポンプやエアバッグなどを内蔵しており、これらが手首に圧力をかけて血圧を測定します。本体側面のHEALTHボタンを押すと血圧の測定モードに入り、画面の指示に従って手軽に測定ができます。血圧測定リマインダー機能も搭載。スマートウォッチの機能としては、70種類以上のワークアウトに対応。GPSも備えているので、屋外ワークアウトのルート記録も可能です。

【基本スペック】
耐久性:IP68準拠
衛星測位:GPS
センサー:加速度センサー・ジャイロセンサー・光学式心拍センサー・環境光センサー・温度センサー・圧力センサー・ALSセンサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠レベル・血中酸素濃度・血圧(管理医療機器認証を取得)
バッテリー駆動時間:最大7日間
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:5、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価:4.25
「スマートウォッチとしての基本機能をしっかりと押さえながら、血圧の測定もできるという希少なモデル。バンド内部にカフが内蔵されており、そこにポンプが空気を送り込んで圧迫して血圧を計測するため、通常のスマートフォンよりも強めに固定する必要があることには注意が必要です」

ガーミン「Venu Sq 2」
最大約11日間のバッテリー駆動に対応

GPSを内蔵しており、ジョギングやマラソン、サイクリングなど、屋外アクティビティで詳細な位置情報を取得し、移動距離やスピードなどを計測できます。25種類以上のフィットネスに対応しており、独自のワークアウトを作成することも可能。

バッテリー駆動時間は、GPSモードでは26時間ですが、GPSをオフにしたスマートウォッチモードなら約11日間駆動します。また、睡眠スコアやフィットネス年齢、体のエネルギー状態を数値化する独自の指標により、体の状態を可視化できます。Suicaによるキャッシュレス決済にも対応。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:水中対応光学式心拍計、コンパス、加速度計、温度計、GPS/GLONASS
ヘルスケア機能:心拍数・血中酸素濃度※・フィットネス年齢・Body Battery・ストレススコア・睡眠スコア・月経周期など
バッテリー駆動時間:スマートウォッチモード約11日間、GPSモード26時間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価4.25
「多目的で使えるスマートウォッチとして非常に魅力的なモデル。ヘルスケアモニタリング機能が充実しており、体の状態をさまざまな面から計測、記録できるのが便利ですね」

Fitbit「Fitbit Sense 2」
より高度なストレスマネジメントに対応

画像提供:Google

40種類以上のエクササイズに対応し、GPSを搭載しているため屋外エクササイズの位置情報もしっかりと記録できます。新搭載のボディレスポンスセンサーが 皮膚電気活動(cEDA)を測定することで、ストレスのパターンを把握。センサーの情報に基づいたガイド付きの呼吸法やエクササイズ、瞑想などを提案してくれることで、ストレスに対処することができます。Suicaにも対応しており、移動時やコンビニなどでの決済も可能です。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:3 軸加速度計・環境光センサー・マルチパス光学式心拍センサー・皮膚コンダクタンスを測定する電気センサー(cEDA)・赤色および赤外線センサー、電気センサー、高度計、GPS搭載 + GLONASSなど
ヘルスケア機能:血中酸素濃度※・推定睡眠時皮膚温※・心拍数・歩数・消費カロリー・月経周期など
バッテリー駆動時間:6日間以上
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.0
「スマートウォッチとしての基本機能をしっかり備えたモデル。フィットネス向けのイメージですが、ストレスマネジメントや睡眠ケア機能も充実しています。Suicaに対応しているのも便利です」

本格的なワークアウトを行う人におすすめのスマートウォッチ5選

サムスン「Galaxy Watch6 Classic 47mm SM-R960NZ」
回転ベゼルで操作できるシンプルデザインの高性能モデル

37.3mm(47mmモデル) の大型ディスプレイを採用する大型モデル。画面が回転することでさまざまな操作ができるベゼルを装備。本体はステンレススチールを採用しており、ハイブリッドエコレザーバンドを組み合わせており、ビジネス、カジュアルのどちらでも使えるデザインです。

新たに決済サービスが使えるFeliCa機能に対応し、「iD」、「Suica」、「QuickPay」が利用できます。高度な睡眠トラッキング機能や心拍管理ができるフィットネス機能を備えており、多目的で利用可能。MIL規格に準拠するタフネス性能も備えています。フェイスサイズは43mmも選択可能。

【基本スペック】
耐久性:MIL-STD-810G準拠・耐水性能50m・IP68
センサー:サムスンバイオアクティブセンサー(光学式心拍数+電気心信号+生体電気インピーダンス分析)、温度センサー、加速度センサー・気圧センサー・ジャイロセンサー・地磁気センサー・光センサー
ヘルスケア機能:体組成計※・睡眠トラッキング・心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルなど
バッテリー駆動時間:最大約40時間
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:5、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):5、ライフログ:4、総合評価4.5
「シンプルながら回転ベゼルによる腕時計らしさをプラスしたデザインのバランスが秀逸。新たにFeliCa対応したことでスキがなくなり、よりマルチに使えるようになった。強力なヘルスケア機能を搭載するのも魅力」

ガーミン「Forerunner 265S」
位置情報が頼りになるランナーのためのスマートウォッチ

色鮮やかなAMOLEDディスプレイを採用したランナーのためのスマートウォッチ。GNSSマルチバンドGPSを搭載しており、位置情報を正確に測定。精度の高いランニングデータが取得できます。各種センサーが取得した体の状態からおすすめのトレーニングや負荷を案内する機能も搭載。コンディションにあったベストなトレーニングができます。また、電子決済や音楽再生にも対応。Androidスマートフォンと連携している場合はメッセージへの返信も可能です。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:気圧高度計・電子コンパス・ジャイロセンサー・加速度計・温度計・環境光センサー・血中酸素トラッキング※
ヘルスケア機能:心拍数・血中酸素濃度※・消費カロリー、睡眠、歩数計、移動距離
バッテリー駆動時間:スマートウォッチモード約15日間、GPSモード約24時間、SatIQ(衛星自動選択モード):約18時間、マルチGNSSマルチバンドモード約15時間、GPS+音楽再生モード約7.5時間、SatIQ(衛星自動選択モード)+音楽再生モード:約7時間、マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード:約6時間
※医療目的で使用されることを意図するものではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスの範囲で利用することを目的とするものです。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:5、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価4.5
「ランナー向けに特化したモデルとなっており、日々のトレーニングで重宝します。走ったコースなどを地図で正確に表示できる機能に定評あり。ランナーなら最有力候補にしたいモデルです」

ガーミン「Forerunner 955 Dual Power」
アスリートにも支持されるハイスペックランニングウォッチ

ガーミンが誇るGPS搭載ランニングウォッチのフラッグシップモデル。日々のトレーニングからレース本番まで、さまざまなスポーツをサポートするアプリを多数搭載しています。コースのナビゲーションも可能な内蔵地図を確認しながら、GPSでルートやペースを記録することが可能。そのほか、健康管理機能や電子決済機能なども充実しています。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:気圧高度計・電子コンパス・ジャイロセンサー・加速度計・温度計・血中酸素トラッキング※
ヘルスケア機能:心拍数・血中酸素濃度※・フィットネス年齢・Body Battery・ストレススコア・睡眠スコア・月経周期など
バッテリー駆動時間:スマートウォッチモード約15日間+5日間(ソーラー充電時)/GPSモード42時間+7時間(ソーラー充電時)
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:5、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価4.5
「ソーラー充電機能を備えたスポーツモデル。30以上のアクティビティに対応していますが、特にランニング向けの機能が充実。日々のトレーニングからレースまで対応できます。さらに睡眠モニタリングなどの健康管理のための機能やSuicaによる決済機能なども兼ね備えています」

ガーミン「Forerunner 965」
ナビ機能が充実した本格的なランナー向けモデル

フルマラソンなどを走る本格的なランナーにぴったりのモデル。GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号)に対応し、1.4型AMOLEDディスプレイにフルカラーマップを表示することが可能。強い日差しの下でも画面が見やすく、各種情報の確認がしやすいです。キャッシュレス決済に対応しており、トレーニング時に財布を持ち出す必要もありません。そのほか、トレーニング負荷による疲労を数値化する「負荷比」の表示や、ランニングパワーの計測にも対応しています。

耐久性:50m防水
衛星測位:GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号)
センサー:光学式心拍センサー・電子コンパス・気圧高度計・加速度計など
ヘルスケア機能:心拍数・呼吸数・Body Battery・睡眠スコア・フィットネス年齢・ストレススコア・消費カロリー・週間運動量・血中酸素トラッキング※など
バッテリー駆動時間:スマートウォッチモード約23日間・GPSモード+光学式心拍計約31時間・マルチGNSSマルチバンドモード+音楽モード約8.5時間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:5、フィットネス:5、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価:4.75
「単にランニングをサポートするだけでなく、より効率的なトレーニングができるのが魅力。スマートウォッチとしての基本機能も非常に高いハイスペックモデルです」

サムスン「Galaxy Watch4 Classic」
体組成測定※やいびき検出※など日常生活で便利な機能が満載

「Galaxy Watch」シリーズの第4世代モデル。米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」に準拠したボディに、「Galaxy」シリーズとの連携に便利な「Wear OS Powered by Samsung」を搭載。血中酸素濃度※のほか、体組成(骨格筋、基礎代謝量、体内水分量、体脂肪率など)※の測定機能、睡眠中のいびきの検出機能※などを備え、ヘルスケア機能が充実しています。
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。

【基本スペック】
耐久性: MIL-STD-810G準拠・耐水性能50m・IP68
センサー:光学式心拍センサー・加速度センサー・ジャイロセンサー・気圧センサー・環境光センサー・磁気センサー・生体電気インピーダンス分析
ヘルスケア機能:血中酸素濃度※・体組成※・月経周期・心拍数・VO2 Max・エクササイズ・ストレス・睡眠計測など、バッテリー駆動時間:最大約40時間
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:5、コミュニケーション(通知):5、ライフログ:4、総合評価4.25
「フラットなデザインでフィットネス機能が充実したスマートウォッチ。ウォッチフェイスは46mmと大画面。バイオアクティブセンサーを搭載し、水分量や体脂肪、筋肉量など、体組成の計測ができるのが特徴です。ベゼルを回転させて操作できるのが便利。LTEモデルも選べます」

アウトドアでハードに使う人におすすめのスマートウォッチ3選

ガーミン「Instinct 2X Dual Power」
MILスペックでソーラー充電ができるタフネスモデル

米国防省が定めた軍用品の調達規格である「MIL-STD-810」(耐熱、耐衝撃、耐水)をクリア。ソーラー充電機能を搭載しており、1日中着用し、野外の50,000ルクスの条件下で1日3時間置いた場合、バッテリーが切れることなく無制限で使えるスタミナを備えているのが特徴です。

また、GPS機能はGNSSマルチバンドに対応しているため、高層ビルなどの遮蔽物の多い場所でも正確にスマートウォッチの位置情報を取得できます。30種類以上のスポーツに対応しており、シーンを選ぶことなくタフに活躍できるのも魅力。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能100m
センサー:光学式心拍計、電子コンパス、気圧高度計、加速度計、温度計、血中酸素トラッキング
ヘルスケア機能:心拍数・血中酸素濃度※・Body Battery・ストレスレベル・睡眠スコア・生理周期など
バッテリー駆動時間:スマートウォッチモード約40日間+無制限、バッテリー節約ウォッチモード約100日間+無制限、GPS+光学心拍計モード約60時間+85時間、バッテリー最長GPSモード…約150時間+無制限(無制限は条件以上に太陽光充電ができた場合)
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:5、フィットネス:5、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価4.75
「高い耐衝撃性能や防水性能を備えたタフネスウォッチです。ディスプレイ表示がモノクロですが情報量は豊富。ソーラー充電ができるため、屋外での使用ならバッテリー切れを心配することがほとんどありません」

ガーミン「MARQ Athlete (Gen 2) 010-02648-E2」
プレミアムなGPSウォッチが進化した第二世代モデル

ドーム型サファイアレンズとケース、ベゼルにグレード5のチタンを使用したプレミアムシリーズのGPSウォッチ。シリーズにはパイロット向けやゴルファー向け、船舶操縦向けなどがラインアップされており、そのうちこのAthleteは、トップアスリートのための機能を備えたモデルです。さまざまなスポーツ、トレーニングに対応する機能を満載しており、体の状態によってトレーニングを頑張るべきか休むべきかを教えてくれる「トレーニングレディネス」や、モーニングレポート機能などが使えます。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能100m
センサー:気圧高度計・電子コンパス・ジャイロセンサー・加速度計・温度計・環境光センサー・血中酸素トラッキング※
ヘルスケア機能:心拍数・血中酸素濃度※・消費カロリー、睡眠、歩数計、移動距離
バッテリー駆動時間:スマートウォッチモード:約16日間、バッテリー節約ウォッチモード:約21日間、GPSモード:約42時間、マルチGNSSモード:約32時間など
※医療目的で使用されることを意図するものではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスの範囲で利用することを目的とするものです。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:5、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価4.5
「ガーミンのフラッグシップシリーズの1台。アウトドア向けスマートウォッチとしての機能はもとより、デザインも上質で、フォーマルなシーンにもマッチします」

ガーミン「Instinct 2 Dual Power」
ソーラー充電の進化でスタミナアップ。普段使いからアウトドアまで

「Instinct」シリーズの第2世代モデル。「MIL-STD-810G」準拠のボディに、ソーラー充電機能を搭載。GPSを使用しない「スマートウォッチモード」で最大28日間駆動するほか、ソーラー充電でさらに無制限駆動(5万ルクスの条件下で1日3時間置いた場合)が可能。ガーミンならではのすぐれた位置捕捉機能を備え、アウトドアアクティビティでも頼りになります。

【基本スペック】
耐久性:MIL-STD-810G準拠・耐水性能100m
センサー:光学式心拍センサー・電子コンパス・気圧高度計・加速度計・温度計
ヘルスケア機能:ステップ数・スリープモニタリング・睡眠スコア・消費カロリー・ストレススコア、Body Battery、転倒検出、血中酸素濃度※など
バッテリー駆動時間:スマートウォッチモード最大28日間+無制限(ソーラー充電時)/GPSモード最大70時間+300時間(ソーラー充電時)
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:4、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価4.25
「モノクロディスプレイを採用することで、約28日間のバッテリー駆動に対応。ソーラー充電を併用すれば無制限に使えます。ヘルスケア機能や電子決済機能も充実しており、アウトドアにも普段使いにも便利です」

普段使いでおしゃれに決めたい人におすすめのスマートウォッチ4選

ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 4 46mm [ブラック]」
よりスリムでエレガントになったGTシリーズの進化形

4世代目となったGTシリーズのスマートウォッチ。ディスプレイは1.43型のAMOLEDカラースクリーン(466×466ドット、326ppi)を採用。常時点灯の場合、バッテリー駆動時間は約4日間とスタミナたっぷりです。

100種類以上のワークアウトモードを搭載するほか、健康管理機能「HUAWEI TruSeen 5.5+」が心拍数やストレスレベルなどを常時計測できます。8つの光電センサーにより、より正確な心拍数がモニタリングできます。また、より質の良い睡眠の管理ができる「HUAWEI TruSleep 3.0」も搭載しています。

フェイスサイズは46mmと41mmをラインナップ。46mmではブラック、ブラウン、グレーを用意し、それぞれにマッチしたバンドが付属しています。ケース素材はステンレススチールです。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、光学式心拍センサー、気圧センサー、温度センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・距離・睡眠計測・ストレスモニタリング・呼吸エクササイズ・血中酸素濃度※・生理周期など
バッテリー駆動時間:通常使用約14日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4.5、フィットネス:4.5、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.25
「ビジネスからプライベート、フィットネまで、幅広いシーンで使えるマルチなモデル。最新モデルながら約3万円と、コストパフォーマンスが非常に高いのがポイントです」

シャオミ「Xiaomi Watch S1」
スタイリッシュなボディに常時表示対応の高精細ディスプレイを搭載

職人の手によって研磨されたステンレススチールの丸型ボディに、サファイヤコーティングのガラスを組み合わせたスタイリッシュなモデル。側面の「SPORTボタン」を押すと素早くエクササイズモードへ移行し、トレッドミルや屋外ランニング、ウォーキングを自動で検出してくれます。アルゴリズムの改良により、ヘルスケア機能の計測精度も向上しました。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:心拍数センサー(血中酸素センサー付属)・加速度センサー・ジャイロスコープ・地磁気センサー・大気センサー・環境光センサー
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・距離・睡眠計測・ストレスモニタリング・呼吸エクササイズ・血中酸素濃度※など
バッテリー駆動時間:通常使用約12日間
※医療機器として設計されていないため、病気などの診断、治療、予防目的には使用できません。
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:5、フィットネス:5、コミュニケーション(通知):5、ライフログ:5、総合評価5.0
「フォーマルなデザインを採用し、ビジネスシーンでも違和感なく使えるモデル。それでいて117種類のワークアウトに対応するほか、常時心拍数や血中酸素測定ができるなど、ヘルスケア機能も充実しています。 通常利用で12日間バッテリーが持つのも便利です」

Google「Pixel Watch 2 Wi-Fiモデル」
デザインはそのままに使い勝手がアップした第二世代モデル

初代モデルを継承するデザインながら、性能と機能使い勝手を大幅に進化させた第二世代モデル。フェイスサイズは直径41mmで前モデルと共通ですが、リューズが大きくなっており、使いやすくなっています。また、カバーガラスはより耐久性がアップ。

新型プロセッサを搭載し、パフォーマンスも向上しています。「Gmail」「Google カレンダー」「Google ウォレット」などのGoogleアプリが専用に設計されており、すばやく操作できます。

さらに、新たに心拍数、皮膚温、ストレスを計測できるマルチパスセンサーを搭載し、各種データの計測精度が向上。使い勝手がアップしたFitbitアプリにも注目です。バッテリーは常時点灯で24時間駆動に対応します。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:コンパス、高度計、酸素飽和度(血中酸素ウェルネス)モニタリング用の赤色および赤外線センサー、心電図アプリに対応する多目的電気センサー、マルチパス光学式心拍数センサー、3 軸加速度計、ジャイロスコープ、周囲光センサー、皮膚コンダクタンスを測定する電気センサー(cEDA)が身体反応を計測、皮膚温センサー、気圧計、磁力計
ヘルスケア機能:心拍数・歩数・消費カロリー・睡眠・血中酸素濃度・ストレス
バッテリー駆動時間:最大24時間
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:5、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:4、総合評価4.25
「Fitbitアプリによる健康管理機能が進化し、さらに使いやすくなっています。また、新たにストレスモニタリング機能も搭載。センサーが常時身体反応を計測してストレスをマネジメントしてくれます。より使いやすく進化しています」

ガーミン「Lily 2 Classic レザーバンド」
よりエレガントなデザインとなった 女性向けスマートウォッチ

フェイス幅35.4mm、バンド幅14mmのフェミニンなシルエットを採用したスマートウォッチ。フィットネス機能にはウォーキングや自転車などのほか、カーディオ、ヨガ、ピラティスなどを搭載。さらにブレスワーク(呼吸法)や、ダンスフィットネス、瞑想などを新搭載しています。

ヘルスケア機能としては心拍数や血中酸素濃度、睡眠スコアなどの定番機能に加えて、Garmin独自の指標「Body Battery」にも対応。体のエネルギー残量を数値化し、休息のタイミングなどを教えてくれます。また、女性向けの機能として、生理周期トラッキングや妊娠トラッキング機能も搭載しています。

スマート機能としては、各種通知機能や音楽のコントロール機能、Suicaによるタッチ決済に対応。女性の生活をさまざまな面で支えてくれるスマートウォッチです。

【基本スペック】
耐久性:耐水性能50m
センサー:光学式心拍センサー・加速度計・環境光センサー
ヘルスケア機能:心拍数・フィットネス年齢・Body Battery・ストレスレベル・睡眠・月経周期など
バッテリー駆動時間:約5日間
【コヤマタカヒロ氏の評価】
ヘルスケア:4、フィットネス:3、コミュニケーション(通知):4、ライフログ:5、総合評価4.0
「35.4mmの小型フェイスとスリムバンドは女性の腕にピッタリ。フォーマル、カジュアルのどちらのシーンでも着用できます。ヨガやピラティスといった女性に人気のアクティビティが用意されているのもうれしい点。新機能のブレスワークでは仕事の合間などにストレスを和らげて集中力を高めることができます」

まとめ ウェアラブル端末は使いこなすことが重要。過不足のない機能のものを選ぶ

アップルのApple Watchが市場を切り開いたスマートウォッチですが、最近は他メーカーモデルも機能が向上しており、群雄割拠の様相を呈しています。ただ裏を返せば、さまざまな使い方に合わせて製品を選べる楽しさが増しているともいえます。

時刻表示やアプリ通知に加えて、日頃の健康管理ができればいい程度なら、価格が1万円以下の安いモデルでも十分です。3万円程度のモデルならよりマルチに使えて、5万円以上のモデルなら、ハードなスポーツでも重宝することでしょう。

スマートウォッチ選びで大切なことは、自分が必要とする機能を備えた製品を選ぶこと。ウェアラブル端末は、デバイスの中でも常用することが多いものなので、使いこなしてこそその真価を発揮します。機能が少なすぎると物足りず、逆に機能が多すぎると持て余すことになりかねません。

どんな目的に使用したいか、さらにそれに対応する機能は搭載されているかを確認し、ライフスタイルにマッチするモデルを見つけていただきたいものです。

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価格.comマガジン編集部
Writer
価格.comマガジン編集部
パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!
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宮澤保生(編集部)
Editor
宮澤保生(編集部)
学生時代から価格.comのヘビーユーザーで、外資系金融機関、出版社、新聞社を経て念願のカカクコムへ。趣味はドライブ、JAZZ鑑賞、映画鑑賞。ユーザー目線に立った記事の作成を心掛けています。
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