こんにちは、ペパーミントです。皆さんは魚肉ソーセージってお好きですか? ペパーミント、実は大好物なんです! もちろん普通のお肉のソーセージも好きですが、魚肉ソーセージにしかないあの独特の風味やチープ感、そして安価でありながら長期保存もきくところなど、すごく私の生活を潤わせてくれている食べ物です!
腹持ちもいいんですよね♪
時間のない朝や、小腹が空いたときなどに食べています。携帯にも便利なのが最高です!!
そんな魚肉ソーセージですが、最近はめちゃくちゃ種類がありますよね。ちゃんと比べたことがないので、どれがおいしいのか、どんな違いがあるのか気になります。そこで今回は、いろいろな魚肉ソーセージを食べ比べてみようと思います!
ラインアップはこちら。
どーん!
見たことあるものもあれば、見かけたことのないものもあるのではないでしょうか。今回はスーパーやコンビニなどで頻繁に見かけるものから、お取り寄せできる少し高級なものまで9種類をピックアップしてみました。
そして、それぞれの魚肉ソーセージをこんな項目で評価していこうかと思います。
●むきやすさ :☆☆☆☆☆
●味 :あっさり⇔こってり
●魚感 :強い⇔弱い
●メインの原材料(スケソウダラ、アジ、マグロなど)
●食感 :ざらざら⇔ツルツル
●柔らかさ :☆☆☆☆☆
●個人的な好み:☆☆☆☆☆
こんなふうにしっかりとギョニソちゃん(私は魚肉ソーセージのことを『ギョニソ』と略して呼んでいます!)を評価したことないので、ペパーミント的にもかなり楽しみ! ではさっそくいってみましょう。
●むきやすさ :★★☆☆☆
●味 :あっさり・⚫︎・・・こってり
●魚感 :強い・・⚫︎・・弱い
●メインの原材料(魚肉 ※種類不明)
●食感 :ざらざら・・・⚫︎・ツルツル
●柔らかさ :★★★★☆
●個人的な好み:★★★☆☆
マルちゃんでおなじみ東洋水産の魚肉ソーセージ。まずフィルム包装をむくところからスタートするのがギョニソですが、これは開けにくく、ハサミも使わなきゃいけなかったのが残念! 歯でかみちぎれる人もいるかもしれませんが、基本的にはハサミを使わないと食べられなさそうです……。食感はだいぶ柔らかめ。1本でカルシウムが牛乳290ml分取れるそう。こういった栄養価の付加価値があるものも多いのがギョニソのいいところですよね。食感は柔らかくてツルツルとしていて、「小さな子供が好きそう」という印象でした!
●むきやすさ :★★★★★
●味 :あっさり・・・⚫︎・こってり
●魚感 :強い・⚫︎・・・弱い
●メインの原材料(魚肉 ※種類不明)
●食感 :ざらざら・・⚫︎・・ツルツル
●柔らかさ :★★★☆☆
●個人的な好み:★★★★☆
ニッスイの魚肉ソーセージ。トマトのリコピンとくちなしで自然に着色しているのが特徴。結構味がしっかりガツンとしています! うまみがあって、今回食べ比べた魚肉ソーセージのなかでもだいぶ濃いめですね。四角い赤シール付きタイプなのでとにかくむきやすいのがいい! 1本で1日に必要なカルシウムの半分が摂取できるのもポイント。しっかり味が付いていて結構ペパーミント好みの味でした。
●むきやすさ :★★★★☆
●味 :あっさり・・・⚫︎・こってり
●魚感 :強い・・⚫︎・・弱い
●メインの原材料(魚肉 ※種類不明)
●食感 :ざらざら・・⚫︎・・ツルツル
●柔らかさ :★★★★★
●個人的な好み:★★★★★
「1秒オーブン」と堂々とうたっている、むきやすさも重視しているマルハニチロの魚肉ソーセージ。確かにむきやすい! ですが、正直1秒ではないかな?(汗) 味は、魚肉ソーセージらしいうまみがしっかり感じられます。さすが練り物製品に強いマルハニチロ! です。かなり柔らかめな食感なので、小さな子供からお年寄りまで安心して食べられそうな印象でGOOD! バランスがよく、好きです!
●むきやすさ :★★★★☆
●味 :あっさり・・・・⚫︎こってり
●魚感 :強い・・・・⚫︎弱い
●メインの原材料(豚肉、マトン、牛肉)
●食感 :ざらざら・⚫・・・ツルツル
●柔らかさ :★★★★☆
●個人的な好み:★★★★☆
やや番外編となりますが、今回唯一名称が「フィッシュソーセージ」ではないロイヤルポールウインナー。関西で大定番だという商品です。こちらは、魚肉も入っていますが、メイン材料は畜肉なんです。そのため、かなり肉肉しいうまみがあっておいしい! ザラとっした歯ごたえもまた食欲をそそりました。この商品は「ウインナーソーセージ」分類なので「要冷蔵」です。赤テープがついたタイプで、むきやすさもよかったです。すごくおいしいのですが、いわゆる魚肉ソーセージとは系統が違いますね。要冷蔵なので持ち歩きにくい点だけ残念!
●むきやすさ :★★☆☆☆
●味 :あっさり・⚫︎・・・こってり
●魚感 :強い・・・⚫︎・弱い
●メインの原材料(たら、ひめじ、まぐろ)
●食感 :ざらざら・・⚫︎・・ツルツル
●柔らかさ :★★☆☆☆
●個人的な好み:★★★☆☆
レトロなパッケージが愛らしい丸善のホモソーセージ。誕生は昭和29年と、かなり歴史ある商品なんです! 名称になっている“ホモ”は英単語の「homogenize」(ホモジナイズ)という言葉が由来だそう。「均等にする」という意味で、魚のすり身全体が均質になるようよく混ぜた生地を使用しているからだとか! 味は魚の素材の味を生かしたかなりさっぱりめな味付けです。結構太くて歯ごたえがあるので食べ応えありますよ。昔ながらのギョニソという感じで、パッケージに開け口がなかったり、つるっとむけずにギョニソの身がパッケージに付いてしまったりして、懐かしいです!
●むきやすさ :★★★★★
●味 :あっさり・・⚫︎・・こってり
●魚感 :強い・・・⚫︎・弱い
●メインの原材料(たら、ままかり、えそ)
●食感 :ざらざら・⚫︎・・・ツルツル
●柔らかさ :★★☆☆☆
●個人的な好み:★★★★☆
パッケージの大きな「消費者庁許可」の文字がまぶしいですね! 特定保健用食品としてご存じの方も多いのではないでしょうか。中性脂肪の値を下げる効果が期待できる魚肉ソーセージです。マジックカットを採用しており、むきやすさはピカイチでした。また味、食感、風味、全体のバランスがとってもいい印象。そのうえ、DHA、EPA、カルシウムも豊富にとれて栄養価もGOOD。1本が女性でも食べやすい量なのもうれしいですね。
●むきやすさ :★★★☆☆
●味 :あっさり・・⚫︎・・こってり
●魚感 :強い・・⚫︎・・弱い
●メインの原材料(魚肉 ※種類不明)
●食感 :ざらざら・・・・⚫︎ツルツル
●柔らかさ :★★★★☆
●個人的な好み:★★★☆☆
ウインナーなどの加工食品で有名な丸大食品の魚肉ソーセージ。ツルッとした食感でなかなか柔らかめ。魚感も味の濃さもちょうどよく、全体のバランスがいい印象。大人にも子供にも親しみやすそうな味です♪ 赤シールタイプなのでむきやすい……かと思ったのですが途中からむけにくくなりハサミも登場もしたので少しマイナスポイント。
●むきやすさ :★★★★☆
●味 :あっさり・・・⚫︎・こってり
●魚感 :強い・・・⚫︎・弱い
●メインの原材料(あじ)
●食感 :ざらざら・⚫︎・・・ツルツル
●柔らかさ :★★☆☆☆
●個人的な好み:★★★★☆
西南開発は、魚肉ソーセージの開発に日本で初めて成功した会社! 昭和25年の春「スモークミート」という名前で売り出されたのが始まりです。その当時の味を復刻したのがこの「元祖魚肉ソーセージ」。ほかのギョニソとの大きな違いは、原材料の魚が国産あじのみだということ。また、ほかのギョニソと比べて色もやや赤黒いです。味は、いわゆる魚肉ソーセージの味とは打って変わって、かなり魚のコクがあってうまみがすごい! ザラッとした食感でオトナなギョニソを感じました。通な1本!
●むきやすさ :★★★☆☆
●味 :あっさり・・⚫︎・・こってり
●魚感 :強い・⚫︎・・・弱い
●メインの原材料(たら、まぐろ)
●食感 :ざらざら・・⚫︎・・ツルツル
●柔らかさ :★★★☆☆
●個人的な好み:★★★★☆
ホモソーセージと同じ丸善の商品ですが、ワンランク上の魚肉ソーセージです。商品名にもあるように、別撰素材使用で「たら」と「まぐろ」が使われています。パッケージは金色でさらっとした和紙のような質感の袋入り。たたずまいがもうギョニソではありません(笑) 味は、口に入れた瞬間から、ほかのギョニソとはひと味違うリッチなうまみと食感をすぐに感じました。1本100gと、かなりの食べ応え!! その量のために太くややむきにくさはあるものの、また食べたいなと思わせる1本です。
以上、9本食べ比べでした。いやはや、人生でこんなに一気に魚肉ソーセージを食べることはそうそうないでしょう。貴重な経験でした。
では、今回食べ比べた9本の魚肉ソーセージの中から、一番ペパーミント的においしかった1本を発表!
それは「マルハニチロ 1秒OPENおさかなソーセージ」です!
今回の9種の中ではピカイチの柔らかさで、全体的なバランスもよく、ペパーミント的な「ザ・フィッシュソーセージ」はこれ! といった味で、とってもおいしくいただけました。
さてさて、ここまでは魚肉ソーセージをそのまま食べてきましたが、常温保存できるということもあり、実は食材としてもとても優秀なのです。ペパーミントがよく作っている “ギョニソおつまみ”をいくつか紹介させてください!
少し前にSNSでも話題になった、その名も「ギョニソジャーキー」。魚肉ソーセージをジャーキーにしてしまうというものです。作り方は本当に簡単で、ピーラーでギョニソをスライスしてレンジで温めるだけ。
■材料
魚肉ソーセージ 1本
ブラックペッパー 適量
材料はたったこれだけ!
ですが、今日はせっかくなのでブラックペッパー以外にも、ハーブソルトやカレー粉でも試してみたいと思います。
1:ピーラーでギョニソを削ります。
コツは、↑のようにギョニソを手で持つのではなく、
こんな感じに、ギョニソをまな板やお皿の上などに置くと削りやすいです!
削れました
2:調味料をまぶします。
まずはブラックペッパー。がっつりかけちゃうのがおいしいです!
3:クッキングシートの上になるべく重ならないように並べ、500wのレンジで4〜5分程度温めます。
多少は重なってもOK!
できました!!!
かなり香ばしい香りが部屋中に……
見た目もかなりおいしそうですよね。お味はというと……う、うまい!! 水分が飛んで魚肉ソーセージのうまみだけがギュギュっと凝縮されていて、つまみにピッタリです! しかもカリカリサクサク。分厚さが均等ではないので微妙にジューシーさが残ったところもあり、それがまたいい。
レモン汁もかけてみました。これがまた最高。うますぎて手が止まらずだいぶキケン……
そして同じ要領でハーブソルト、カレー粉でも作ってみました!
どちらもめっちゃくちゃいいです。ハーブソルトのほうは、魚介のうまみとハーブと岩塩が相まって高級感ある味になります!
カレー味はおそらく子供のおやつにもピッタリ。お菓子がないときにサッとできて本格的なサクサクスナックになるのでめちゃくちゃおすすめです!
これもほんっとうに簡単です!
■材料
魚肉ソーセージ 1本
ブロッコリー 適量
マヨネーズ 適量
柚子胡椒 適量
1:マヨネーズと柚子胡椒を混ぜます。
マヨ:柚子胡椒=5:1ぐらいの割合がベスト!
2:ブロッコリーを茹でる、もしくはレンジで温めて火を通します。
3:ブロッコリーの粗熱がとれたら、軽く水分を取り、輪切りにしたギョニソと一緒に1で作ったマヨ柚子胡椒にあえて混ぜます。
できあがり!
柚子胡椒マヨはたっぷりめがおいしいです!
ギョニソのうまみと柚子胡椒マヨのピリ辛で、ついついお酒が進む簡単サラダおつまみですよ♪
最後はトースターを使ったおつまみです。
■材料
魚肉ソーセージ 1本
とろけるチーズ 1枚
焼き海苔 適量
1:ギョニソを縦半分に切り、さらに3cmぐらいの輪切りにします。
縦に切った半量をアルミホイルの上に並べます。
2:その上に、ギョニソサイズにカットしたとろけるチーズをのせます。
3:残しておいた半量のギョニソを上にのせて蓋をします。
4:温めたオーブントースターで3〜5分程度、チーズがとろける程度に焼きます。
5:やけどに注意しながら、焼き海苔でくるっと巻いてピンを挿したらできあがり!
チーズは入れすぎると溶けだしてアルミホイルにくっついてしまうので注意です! ピンに挿して出せばオードブル感もありますね。お弁当のおかずにもよさそう♪ 韓国海苔や味付け海苔を使うのもおいしいですよ!
いかがでしたでしょうか? ペパーミントが大大大好きな魚肉ソーセージの魅力が少しでも伝わっていたらめちゃくちゃうれしいです! おいしいだけじゃなく、お肉に比べて低カロリー・低脂肪ながらもカルシウム、EPA、DHAなどの栄養素が含まれていて、常温保存もできて……私はスーパーフードだと思っています!(糖質はやや高めですが)
こうして食べ比べてみると、似ているようでどれも全然違う味であることに今回は改めて驚きました。今やスーパーやコンビニではどこでも魚肉ソーセージが売られていて、食卓に欠かせない食品となっています。最近ではほかにも、まぐろを使ったものや、パリッとした皮が付いていて見た目は普通のウインナーと変わらない“シーセージ”タイプのものなど、まだまだご紹介しきれないぐらいいろんなタイプがあります! ぜひあなた好みの“ギョニソ”を見つけてみてください!