コーデにアクセントをもたらすネックレスは、世界的に評価されているハイブランドのものを選べば、大人の品格をまとうのに最適だ。ここで選りすぐりの逸品たちをご紹介！

誰もが憧れるハイブランドのネックレス。さりげなく大人の品格が手に入る

人の装いは、大人になればなるほど、シンプルで落ち着きのある佇まいになっていく。そのなかで、いかに自分らしさやこだわりを表現するかが、歳を重ねてからのファッションの嗜みと言えるだろう。そこで頼りになるのがネックレスの存在だ。

出典：楽天市場

特にカットソーやTシャツなど襟のないアイテムを着る際は、首周りのラフさが否めないが、そんなときでも気品のあるネックレスを一点投入するだけで、一気にクラス感を漂わせられる。さらに、それが世界的なジュエラーやメゾンブランドのアイテムであれば、歴史に裏付けされた最高級の品質、そして特有のデザイン性がおのずとオーラを発揮してくれるだろう。ただし、“ガチガチのハイブランド志向になろう”ということを言いたいわけでは決してない。こだわって見出した自分らしい飾り方として、よいネックレスを身に着けることが大人の品格につながるということを、ぜひ覚えておいてほしいのだ。

ハイブランドのネックレス、シルバーとゴールドのどちらに頼るべきか？

レディースに比べてデザインが限られているメンズのネックレスにおいて、見た目に大きく作用するのがカラーだ。選ぶなら、王道のシルバーとエレガントなゴールドという2択が主軸になるだろう。それぞれカラーや素材で与える印象が異なるため、ブランド選定の前にまずはその特性について学んでおきたい。

カラー1：クールな雰囲気がまとえる、シルバーのネックレス

出典：楽天市場

ネックレスを着け慣れていなかったとしても、シルバー自体には親しみのある人は多いのではないだろうか。シルバーは洗練されたクールな雰囲気や知的さなどをアピールできる心強いカラー。コーディネートになじませやすいため、いつもの着こなしに難なく取り入れられる。 ハイブランドにおいては、「シルバー925」という高品質なシルバー素材を用いているものが多い。それらは加工が施しにくいため高価になりがちだが、一生モノとして愛用できるものが数多く取り揃えられている。

カラー2：ラグジュアリーな胸元を作る、ゴールドのネックレス

出典：楽天市場

ゴールドはその豪華な見た目から、なかなかハードルが高いと思われがちだがそんなことはない。ハイブランドであれば品格やラグジュアリー感を手に入れられるため、大人にこそおすすめできる。また、メンズではイエローゴールドが主流だが、この色合いはアジア人の肌色と非常に相性がよく、装いを一気にランクアップしてくれる。さらに、「18K」や「22K」など、素材の質にもこだわることで、華美な印象はさらに向上。ここぞ、というときに頼るなら、ゴールドのネックレスを選択肢に入れておきたい。

洒落感と品格を。大人にふさわしいハイブランドから18本のネックレスを厳選

ここからは、大人のスタイリングにこだわりとアクセントをもたらしてくれる、世界的なハイブランドのネックレスを紹介していこう。

▼ブランド1：エルメス

1837年にフランス・パリのランパール通りで高級馬具工房として創業したエルメス。ナポレオン3世時代に皇室御用達の馬具職人としてその名を広げ、馬具製作の技術を基にバッグなどを作り始めたことがきっかけで現在の形となった。馬具由来の革アイテムだけでなく、ジュエリーも世界的に人気を集めており、トップブランドのひとつとしてあげられる。

アイテム1：「シェーヌ・ダンクル PM」

出典：楽天市場

アイテム名にある「シェーヌ・ダンクル」は「錨の鎖」という意味で、船と陸を鎖でつないだ光景を表現した定番のモチーフ。エルメスの頭文字である「H」も感じさせるアイコニックなデザインとして知られている。このネックレスはチェーンパーツの形状が「シェーヌ・ダンクル」で、シンプルでありながら存在感も抜群。エレガントなムードで幅広いコーディネートにマッチする。「シルバー925」のきらめきがラグジュアリーな雰囲気を強調！

アイテム2：「オーケリーPM」

出典：楽天市場

ブランドを象徴するバッグ「ケリー」のカデナ（＝南京錠）をオマージュしたシリーズで、2019年秋冬から登場。レザーのカデナモチーフは、エルメスフリークからも話題になるほどで、次世代の人気作として名高いネックレスだ。ひと目でそれとわかるアイコニックなモチーフをミニマルに取り入れているため、首元で上品な空気感を醸してくれる。男女兼用できるデザインなので、パートナーとのシェア使いにもおすすめしたい逸品だ。

▼ブランド2：ルイ・ヴィトン

当時、世界初だった旅行カバンのアトリエとして、1854年に設立されたルイ・ヴィトン。現在では、世界中の老若男女から愛されるトップメゾンブランドとして君臨している。コピー商品対策として世界で初めて取り入れた“モノグラム柄”を筆頭に、ブランドを象徴するアイコンやデザイン、ロゴなどで唯一無二の存在感を放つ。

アイテム3「ロケットネックレス・モノグラム S00」

出典：楽天市場

ドッグタグを思わせるペンダントトップに浮かび上がる“モノグラム・パターン”で、さりげないブランドアピールがかなうネックレス。ドッグタグ自体がミリタリーテイストを感じさせるものなので、ネックレスを着け慣れていない男性がトライしやすいデザインとしてもおすすめしたい。開閉式のロケットペンダントなので、大切な写真などを入れておけば愛着を持って使えるはず。

アイテム4：「ネックレス・エセンシャルV」

出典：楽天市場

ブランド名のイニシャル「V」のシグネチャーを落とし込んだシンプルかつ高級感のある一品。華奢でミニマルなデザインゆえに、繊細なエレガントさと柔和なイメージを与えてくれる。タイムレスなデザイン性があらゆるスタイルにマッチし、カットソーやニットコーデのクラスアップに最適なのはもちろん、シャツを着た首元からちらっと覗かせるのも粋な着け方だ。

▼ブランド3：ティファニー

アメリカのニューヨークで1837年に誕生。ティファニーが用いるシルバーの純度基準92.5％、プラチナの純度基準95％が世界基準として採用されるなど、ジュエリー業界を引っ張る存在だ。美しく、華やかなジュエリーの数々は女性を中心に世界中に多くのファンを抱え、贈り物やマリッジ・エンゲージジュエリーとしても常に上位の人気を誇る。

アイテム5：「ティファニー1837 サークルペンダント」

出典：楽天市場

ティファニーの創業年が刻印された「ティファニー1837」シリーズから展開されているリングモチーフのペンダントネックレス。シンプルな刻印デザインが広い年代かつ男女問わずに人気のモチーフで、ネックレス以外にもリングやブレスレット、ウォッチでも展開されている。同ブランドらしい美しいシルバーの磨き上げやカッティングを堪能できるうえに、着こなしを格上げしてくれる頼もしい逸品だ。

アイテム6：「ティファニーT スマイル（ミニ）ペンダント」

出典：楽天市場

笑った口元のような造形が愛されている「スマイル」コレクションの本作は、シリーズ内でも最も小ぶりなペンダントトップを採用することで、より繊細な印象に。ポップなモチーフかと思いきや、計算されたアングルとラインでデザインされているため、洗練された美を首元から醸し出せる一品だ。ミニマムなのでさりげなくゴールドの華美なオーラをまとえることから、ほんのりと洒落感を携えたい大人の男性にぴったり。

▼ブランド4：ディオール

フランスのノルマンディー地方グランビル生まれのクリスチャン・ディオール氏により1946年に設立。2001年の秋冬シーズンには、エディ・スリマン氏をディレクターに迎えたディオール オムが誕生し、その後のメンズファッション界に大きく影響を与えることに。現在は東京ブランド、アンブッシュのユン・アン氏がジュエリーデザイナーを務め、モードとストリートを昇華させたアイテムが注目されている。

アイテム7：「ペンダントネックレス ディオール オブリーク」

出典：楽天市場

「ディオール オブリーク」と呼ばれるロゴをペンダントトップに採用することで、モダンかつリュクスに仕上げた逸品。ロゴのエッジ部分にホワイトクリスタルのラインストーンを並べ、ラグジュアリーな輝きを上乗せしている。ディテールにも凝っていて、チェーンを結びつけたような仕様がさりげなく個性的。コーディネートをクラスアップしてくれるスパイスとして重宝する。

アイテム8：「CD ダイヤモンド ペンダントネックレス」

出典：楽天市場

ディオールの創業者、クリスチャン・ディオール氏の頭文字を取り入れたモチーフ「CD ダイヤモンド」をペンダントトップに採用したネックレス。シンプルかつモダンなムードながらインパクトもあり、胸元のさりげないアクセントとして打ってつけだ。チェーンの長さが調整可能で、どんなトップスにもベストマッチ。クラスプ（ネックレスの留め具）部分にも「CD アイコン」のシグネチャーが付属している。

▼ブランド5：グッチ

1921年にフィレンツェで創業したイタリアの名門グッチは、昨今のファッションシーンでも話題に事欠かない革新性のあるクリエイティビティーで随一の存在感を示す。誰が見てもそれとわかるアイコニックな意匠や、ハッと驚かせる個性的なアプローチが大きな魅力で、ネックレスからもその意気込みを感じられるはず。ワンポイントで取り入れたくなるラインアップは、ファッションフリークならずとも垂涎モノだ。

アイテム9：「GGロゴモチーフネックレス」

出典：楽天市場

再解釈によって新しい魅力をまとった“インターロッキングG”のエンブレムがペンダントになった、スターリングシルバー製ネックレス。反転して重なり合った“GG”は、創業者のグッチオ・グッチ氏のイニシャルをモチーフに、2代目のアルド・グッチ氏が考案した意匠として知られている。繊細にしてクセのない小豆チェーンを用いたユニセックスデザインなので、パートナーとのシェア使いにも打ってつけ。

アイテム10：「ホースビット ペンダント」

出典：楽天市場

名作ローファーなどをラインアップする、グッチを象徴する「ホースビット」シリーズ。その優雅でクラシックなモチーフをネックレスへと落とし込んだこちらは、丸みがあるやわらかいデザインが特徴だ。K18の上質なゴールドの高級感が合わさることで、首元を一気に華やかに印象付けてくれる。グッチが誇る伝統的な意匠を身につけたいのであれば、ぜひ。

▼ブランド6：サンローラン

1961年にオートクチュールのメゾンとして誕生したイヴ・サンローラン。2012年にクリエイティブディレクターとしてエディ・スリマン氏が就任したと同時に現在のサンローランへと改名。都会的でありつつロックな世界観をあわせ持つことから、海外セレブや国内のアーティスト、ファッショニスタから愛され、現在でもその勢いは止まることなくファンを集めている（ちなみに現在は、アンソニー・ヴァカレロ氏がデザイナーを務める）。

アイテム11：「モノグラム ツイスト ペンダントネックレス」

出典：楽天市場

創業者のデザイナーであるイヴ・サンローラン氏のイニシャル「YSL」を組み合わせたおなじみのモノグラムを、リング状に曲げたペンダントトップが独創的。シンプルなデザインのネックレスを得意とするサンローランらしく、全体としては落ち着いたムードに仕上がっている。実際に着けると、意外と小ぶりで軽量。何気なく個性をプラスしたいときにぴったりなジュエリーだ。

アイテム12：「コインパースネックレス」

出典：楽天市場

ネックレスでひと味違う個性を印象付けるなら、レザー製のコンパースをペンダントトップ代わりにあしらった本作を。見た目からも上質さが伝わるスムースレザーにサンローランのシグネチャーがよく映えるいっぽう、スナップボタン付きのコインパースには、実際に少量の小銭を入れておくことも可能。貴金属系ジュエリーに苦手意識がある男性にもおすすめだ。

▼ブランド7：クロムハーツ

世界中の有名人やシルバーアクセサリーファンを虜にするシルバー界のキング・オブ・キングス。力強いシルバーを扱いこなした男性的かつ無骨な意匠が持ち味ながら、その美しい造形と繊細な作りは誰もが思わず見入ってしまうほどの傑作ばかり。ゴールドも最高峰レベルの22Kを巧みに操るなど、その職人気質なクラフトマンシップは世界を魅了し続けるだけの理由がある。

アイテム13：「1ボール タイニー CHクロス チャーム」

出典：楽天市場

クロムハーツを代表する「クロスボール」と「CHクロス」を大胆に連ねたアイコニックなモチーフに、シンプルなボールチェーンを組み合わせたモデル。こだわればこだわるほどに意匠が細かくなったり、モチーフの力強さが増したりするため、同ブランドのよさを感じるための導入的な一本と言える。ワイルドなイメージをもたらしたいのであれば、ぜひ手にしたい。

アイテム14：「ロールチェーン チャーム BSフレア」

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欧州の貴族の紋章を出自とし、ボーイスカウトが用いるようになったユリの意匠をクロムハーツ流に解釈した「BSフレア」チャームのネックレス。チャーム自体は縦2.4cm、横1.6cmと小ぶりなので気負いなくまとえ、“ファースト・クロムハーツ”としても打ってつけの選択肢に。ロールチェーンは、長すぎず短すぎもしない約60cmというレングスが絶妙だ。

▼ブランド8：ドルチェ＆ガッバーナ

ドメニコ・ドルチェ氏とステファノ・ガッバーナ氏が1985年に設立したイタリアンブランド。いわゆる“伊達男”と形容される男性的で色気を持つ力強いイメージを彷彿とさせるデザインは、海外セレブやアスリートを筆頭に根強く支持を獲得し続けている。日本でも憧れを持つ人は絶えることはなく、ブランドのアイデンティティーを感じられるネックレスは、気軽に“らしさ”を取り入れられることからも人気だ。

アイテム15：シルバーロザリオネックレス

出典：楽天市場

ロザリオネックレスを始めとしたクロスモチーフは、ドルチェ＆ガッバーナの代表作。こちらはシルバーとブラウン系グラデーションのストーンがちりばめられており、アンティークな風情がたっぷりと感じられるこだわりの一品だ。デニムやミリタリーといった無骨なコーデとの相性のよさは言うまでもなく、ロングネックレスなので昨今のゆるいスタイルとも好相性だ。

アイテム16：「D＆Gロゴ 3ドッグタグ＆プレート ネックレス」

出典：楽天市場

ミリタリー感の強いドッグタグの重ね付けも、ドルチェ＆ガッバーナの手にかかればご覧のとおり、ラグジュアリーにして遊び心を感じさせる佇まいに。重なり合う2枚のドッグタグ型チャームは、それぞれ印象が異なる装飾性を楽しめるデザインで、その間に挟み込まれたチャームが時折チラリと見えることで、“D＆G”シグネチャーの主張もかなう。

▼ブランド9：ブルガリ

1884年にイタリアのローマで誕生したブルガリ。高級感を堪能しながらも色気をもたらしてくれる同ブランドのジュエリーの数々は、ワールドワイドな存在だ。またここ数年、“ストリートファッションのカリスマ”と言われる藤原ヒロシ氏率いるフラグメントデザインとのコラボレーションにより注目度は急上昇中ということもあり、話題性も申し分なし。

アイテム17：「ビー・ゼロワン ネックレス」

出典：楽天市場

コロッセオからインスピレーションを得た「ビー・ゼロワン」。その特徴的な螺旋は過去、現在、そして未来の調和を表すシンボルとされ、ブルガリを最も象徴するアイコンモチーフとしても有名だ。本作は「セーブ・ザ・チルドレン」のためのコレクションで、美しく磨き上げられたスターリングシルバーに挟まれたブラックのセラミックが、クールな面持ちへとうながしてくれる。

アイテム18：「ブルガリ・ブルガリ ネックレス」

出典：楽天市場

ペンダントトップにトレードマークのダブルロゴを配した「ブルガリ・ブルガリ」コレクションからの一本。古代のコインに施された曲線的な文字から着想を得たクラシカルな意匠の中央に、オニキスを配してスタイリッシュなイメージをプラス。色鮮やかで美しい18Kイエローゴールドで構築したことでエレガントな印象をまとえるため、コーデの格上げに最適だ。