Tシャツは春夏のワードローブの必需品。押さえておきたい30の人気ブランドについて解説しながら、各ブランドから厳選したおすすめの一枚を一挙にご紹介します！

春夏の基本アイテム、Tシャツ。ブランドを選ぶ前にチェックしたい3つのポイントとは？

春夏のコーデにおいて欠かせないアイテム、Tシャツ。せっかく選ぶのであれば、自分にぴったり合ったものをセレクトしたいところ。どのブランドをチョイスするかも大切ですが、その前に、何を基準に選べばよいか、という基本を押さえておくことで理想の1枚に出会えるはずです！

ポイント1：自分に合ったオンスの厚みを知る

出典：楽天市場

まず、Tシャツ選びで真っ先に気にしたいのがオンス。オンスとはいわゆる厚みのことで、薄手なのか厚手なのかで印象は思いのほか変わってきます。また、薄手であれば“透け”も意識しなければならず、レイヤードの必要性も発生するのでご注意を。ちなみに、一般的に5オンスを超えてくるとヘビーウェイトと言われます。自分がどれくらいの厚みがベストなのか、考えて購入するとおしゃれにより深みが出てくるでしょう。

ポイント2：好みのシルエットを見極める

出典：楽天市場

続いてチェックしたいのがTシャツのシルエット。今はビッグシルエットが主流ということもあり、手に取る人も多いでしょう。しかし、自身の体型に合っていなければ、どこか着せられているような印象や子どもっぽく見えてしまうおそれも。しっかりと自分の体型やほかのアイテムとのマッチングなどを理解したうえで購入するのがカギです。大人っぽさを重視するのであれば、ほどよくゆるいくらいのシルエットが現在はおすすめです。

デザインは控えめなものがベター

出典：楽天市場

特に暑いシーズンになると着用するアイテム数が減り、コーデがマンネリ化してしまうことも。だからといって、派手なプリントのものを選ぶのではなく、ワンポイントやボーダーのようなシンプルなものをセレクトするのがベターです。そうすることで、カジュアルな印象のTシャツも大人っぽさがキープでき、ほどよい洒落感が生まれます。まずは無地、そしてワンポイントやボーダーのアイテムを持っておけば間違いありません！

ファッションライターが選ぶ、見た目も品質もGOODなTシャツブランドとおすすめの1枚

メンズファッションシーンにおいて、Tシャツはあらゆるブランドがリリースしている定番。だからこそ、デザイン、シルエット、品質のすべてにこだわり抜いて選びたいものです。ここでは、筆者の独断と偏見により、おすすめのブランドとイチ押しTシャツをピックアップ！

▼カテゴリ1：毎日着ても飽きない定番ブランド

ブランド1：ヘインズ

出典：楽天市場

1901年にアメリカで生まれた老舗ブランド。コンフォートをコンセプトに掲げ、1947年に代表的なアイテム「3P-Tシャツ (3枚パックTシャツ)」 をリリースしました。“毎日着る身近なアイテムだからこそ、リーズナブルな価格でまとめ買いしたい”という要望に応えたことで、メンズアンダーウェアで揺るぎないポジションを獲得。1970年代には肉厚な「ビーフィーTシャツ」が、ヒッピースタイルを代表するプリントTのボディとして重宝され、ヘインズというブランドがいっそう広がりました。

出典：楽天市場

前述したコンセプトのとおり、ヘインズの大きな魅力は、快適な着心地のほか、圧倒的なコストパフォーマンスもあげられます。イチ押しは、象徴的なアイテムであるパックTの系譜を受け継ぎながら、日本人向けのサイズ設定で2014年に登場した「ジャパン フィット」。3枚ではなく2枚パックなのは、品質が向上しているからです。甘撚（よ）りのソフトな糸を用い、製品洗いを施すことで、初めて袖を通す瞬間からソフトな生地感＆ジャストなサイズ感を実現しています。ちなみに、厚さは2019年春夏から増え、5.3オンスです。

ブランド2：チャンピオン

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アメリカ・ニューヨーク州のロチェスターで1919年に設立されたチャンピオン。動きやすさと耐久性を兼備するスウェットシャツが、米軍の学校のトレーニングウェアとして採用されたのを契機として、大学生やプロのアスリートなどにも広く愛用され、人気を高めていきました。チャンピオンの信条は、常にアスリートの目線に立ち、新しいものを追求する精神「チャンピオン ファースト」。そのいっぽう、古きよき時代を感じさせるトラディショナルなデザインも大きな魅力です。セレクトショップなどとのコラボ品や別注アイテムが多く、名門のムードを感じさせながら、モダンにアレンジしたアイテムも狙い目です。

出典：楽天市場

トレンドのビッグシルエットを意識するなら、ゆったりとしたサイズ感の定番モデル「T105」というセレクトが正解。力の抜けたスタイルながら、左袖にあしらわれたブランドロゴのワッペンがスポーティーなワンポイントとしてきいており、アクティブな印象を演出できます。7オンスのコットン素材を使い、肉厚でタフなボディに仕上げており、ゆるめのシルエットでもだらしなく見えないのが高ポイント。

ブランド3：ユナイテッドアスレ

出典：楽天市場

1930年創業、名古屋を拠点とするアパレルメーカーです。モノ作りに長い間こだわってきたため、安定感のある品質は折り紙付き。それでいて低価格を実現しているからスゴいんです。すべてのアイテムでプリント加工に対応しているため、他ブランドやユニフォーム用のアレンジも行っています。

出典：楽天市場

USコットン100％のざらっとした生地とタフな質感が特徴。よれやすい首回りには、ダブルステッチを施して丈夫な襟元に仕上げています。“よれない”“透けない”“長く着られる”を実現した一枚は、ワードローブで重宝すること間違いありません。

ブランド4：フルーツ オブ ザ ルーム

出典：楽天市場

160年以上の歴史を誇り、アメリカのアンダーウェア、ベーシックアパレルのブランドとしてトップクラスの地位を確立している名門。特徴的なブランド名とリンクする果実のアイコンがトレードマークです。アメリカ人のライフスタイルに深く溶け込んでいるブランドで、最初に紹介したヘインズと並ぶ人気ぶり。ベーシックなデザインのアイテムが多いため、ワードローブの名脇役として欠かせない存在です。

出典：楽天市場

スタンダードなデザインで長く使える2枚セットのパックTシャツ。素材はコットン100％で、肌触りがよく通気性にもすぐれています。夏コーデの主役としてはもちろん、インナーとしても活躍。ルームウェアやナイトウェアとして重宝します。

ブランド5：ギルダン

出典：楽天市場

1984年に誕生し、今では世界シェアNo.1のブランドとして支持されるギルダン。多くの方がご存じのとおり、その魅力は圧倒的なコストパフォーマンスです。また、サイズやカラーリングのバリエーションが豊富な点も強み。

出典：楽天市場

ブランド定番の「ウルトラコットンTシャツ」は、しっかりとした生地感でありながら厚すぎず、快適な着心地が持ち味。生地には、繊維の間に空気を含んだ「オープンエンド糸（空紡糸）」を使用しており、ざらっとした質感が特徴でこなれた雰囲気を演出できます。

▼カテゴリ2：ガシガシ着られるヘビーウェイトTシャツ

毎日のようにTシャツを着るなら、ガシガシ着回してもなかなかヘタれないヘビーウェイトなTシャツを活用するのがイチ押し。そんなTシャツを得意とする5ブランドを紹介します。長く使い込むほど実力が実感できるモデルが勢揃い！

ブランド6：グッドオン

出典：楽天市場

1997年に国内でスタートしたグッドオン。タフなボディ、という言葉では足りないほどにディテールにこだわり抜かれたTシャツに定評があります。特に、何度洗ってもサイズが変わらないのがポイント。「10年着られる」とも言われる丈夫な1枚は大人の日常着として打ってつけです。

出典：楽天市場

グッドオンで手に取るべきは、同ブランド定番のこちら。5.5オンスのジャージー素材を使用しており、丈夫でハリがありながら、肌になじむ厚みが特徴です。カラバリも豊富ですから、着こなしや気分に合わせて何枚でも欲しくなるはず。

ブランド7：グッドウェア

出典：楽天市場

出典：楽天市場

グッドウェアの看板アイテムある7.2オンスのヘビーウェイトコットンを使用した1枚。身幅、袖幅はゆとりがありながらも着丈はもたつかせないクラシックなアメリカンスタイルが特徴です。オーバーサイズのトレンドにもマッチするシルエットは、夏のシンプルなコーデにも好相性。普段より1サイズ大きめのモノを選んで袖をワンロールアップすると、着こなしにこなれ感もプラスできます。

ブランド8：キャンバー

出典：楽天市場

1948年誕生。タフさで知られるアメリカンブランドの中でも学生向けに作られてきたとあって、質実剛健な作りが魅力です。多くのアメリカンブランドが海外生産へと移行していますが、今もなおMADE IN USAを貫く稀有なブランドとして、不動の人気を誇ります。

出典：楽天市場

ポケットなしの定番「#301」と同様に、8オンスのマックスヘビーウェイトコットンを使用しつつ、ポケットTシャツに仕上げたのが「#302」。洗い込んだときにはポケット周りにパッカリング（縫い合わせ部分のシワ）が生まれ、ニュアンスが強くなります。そのアクセント効果により、1枚で着用してもしゃれっ気はたっぷり。

ブランド9：ヘビーウェイトコレクションズ

出典：楽天市場

1996年にカリフォルニアで立ち上げられ、今なおUSメイドを貫くTシャツブランド、ヘビーウェイトコレクションズ。なんと言っても肉厚な生地感が魅力で人気を博しています。

出典：楽天市場

西海岸カジュアル好きなら見逃せない、南カリフォルニアで織ったという高品質のコットン素材を使用。重厚感のあるしっかりとした生地ゆえに、1枚でも抜群の存在感を放ちます。やや詰まった首元と広めのアームホールが特徴。ほどよいフィット感によるゆったりとした着心地を楽しめるのも魅力です。

ブランド10：ロサンゼルスアパレル

出典：楽天市場

アメリカンアパレルの設立者であるダブ・チャーニー氏がCEOを務める、ロサンゼルスアパレル。2016年にスタートし、日本では2019年から本格的にリリースされています。現在では、国内の人気セレクトショップにて別注アイテムが豊富に展開されている要注目ブランドです。

出典：楽天市場

USコットンを100％使い、MADE IN Los Angelesにこだわった西海岸テイスト満載なTシャツ。6.5オンスの肉厚な生地で作ったクルーネックTを、ガーメントダイ（製品にしてから染める方法）でどこかニュアンスのある風合いに仕上げています。シンプルながらこなれた表情が出せるとあって、そのまま着るのはもちろん、ドレス感のあるジャケットのインナーに取り入れるのもおすすめ。カジュアルを大人っぽく着崩すのにぴったりです。

▼カテゴリ3：胸元にひとさじの遊び心を加えるワンポイントTシャツ

シンプルな無地と同じくらいスタンダードなTシャツのデザインといえば、胸にワンポイントのプリントなどが入ったタイプ。そんなTシャツで人気が高いブランドを厳選しました。個性が出しにくい大人のTシャツスタイルは、ワンポイント入りのTシャツで差をつけましょう！

ブランド11：アディダス

出典：楽天市場

言わずもがなの人気ブランドとして押さえたいのが、アディダス。トレフォイルを中央に配したデザインは、大人になった今でも手に取りたくなりますよね。ここにナイロン素材のショーツを合わせてスポーティーにまとめるもよし、スラックスを合わせて大人らしいスポーツMIXに仕上げるもよしの万能アイテムです。

出典：楽天市場

よりスポーティーな1枚でアクティブに攻めるなら、スリーストライプスのデザインが配されたこちらはいかがでしょうか。ボディはスリムですが、ラグランスリーブのため、肩周りの動きをじゃましないのも特徴です。

ブランド12：アニエスベー

出典：楽天市場

1975年にパリでスタートしたブランド。日本に上陸したのは1984年で、フレンチカジュアルを代表する存在として知られるようになりました。ちなみに立ち上げたデザイナーはアニエス・トゥルブレ氏で女性。ブランド名の「ベー」は最初の夫の「ブルゴワ」 という姓の頭文字を取ったものです。同ブランドのイメージといえば、モノトーンを基調にしたシックなデザイン。1990年代にボーダー柄のTシャツが爆発的なヒットを飛ばしましたが、最近はロゴTシャツがレディースを中心に注目されています。

出典：楽天市場

今、アニエスベーのTシャツを着るなら、やっぱりロゴ入りがイチ押し。オーソドックスなロゴを採用したプリントTシャツは、ミニマルなデザインながら幅広く使える優秀なアイテムとして、無地Tとは異なる個性が演出できます。

ブランド13：ザ・ノース・フェイス

出典：楽天市場

現在のファッションシーンにおいて、アウトドア人気を牽引する存在と言えるザ・ノース・フェイス。山から街まで、さまざまなフィールドで役立つ機能性を軸に、プロダクトをスタイリッシュなデザインへと昇華する手腕は唯一無二と言えるでしょう。ダウンジャケットやマウンテンパーカーのイメージが強いですが、ブランドの“らしさ”はTシャツにもいかんなく発揮されています。

出典：楽天市場

アメリカ・ヨセミテ国立公園のハーフドームをモチーフにしたおなじみのロゴを左胸に配してアクセントに。さらに、ブランドを象徴する場所である背面の右肩付近にも同じロゴプリントをレイアウトしています。シンプルなのにバックスタイルでも個性が演出できるTシャツは、1枚で着用する季節こそ大活躍。ホワイトだけでなく、グレーやブラックも選べます。

ブランド14：カーハート

出典：楽天市場

130年以上の歴史を持つアメリカの老舗ワークウェアブランド。創業当時から変わることなく、ヘビーユースに耐えうる質実剛健なモノ作りを行ってきました。1990年代にヒップホップアーティストたちから支持を集めたことを契機に、ストリートシーンに欠かせないブランドとして確固たる地位を獲得。ワークとファッション、そしてカルチャーの垣根を越えたアイテムを発信し続けています。

出典：楽天市場

カーハートのTシャツといえば、“Cロゴ”のパッチを胸元にワンポイントで配したポケットT。肉厚な素材使いは健在ですが、こちらは今の空気感を反映してややルーズなシルエットに仕上げたアップデート版です。どんなコーデにも適合しつつ、さりげなく旬ムードを醸してくれる頼もしい一枚。カラー展開は、圧巻の13色です！

ブランド15：ラコステ

出典：楽天市場

テニスプレイヤーのルネ・ラコステ氏が創業した人気ブランド。スポーツウェアとしての伝統を守りつつ、エレガントなアイテムを展開しています。代表的なアイテムは、鹿の子素材のポロシャツ。左胸にあしらったワニのアイコンがトレードマークで、ひと目ですぐにラコステとわかるディテールです。Tシャツ類もスポーティーで爽やかなデザインが主流。

出典：楽天市場

おなじみのワニのロゴパッチをさりげなく左胸に配した定番モデルです。この小粋なワンポイントやスリムフィットのシルエットが、スポーティーな中にもフランスブランドならではのエレガントな雰囲気を演出。すっきりと着こなせるため、ジャケットのインナーにも重宝します。肌触りのよいコットン生地を使っており、素肌にやさしい着心地もうれしいポイントです。

▼カテゴリ4：上品な佇まいの欧米カットソーブランド

ミニマルなTシャツだからこそ、生地などのクオリティーにこだわることで、大人っぽい印象を演出できます。そんなときに頼りになるのが、高品位な生地を追求しているアメリカやヨーロッパのカットソーブランド。バスクシャツで有名なセントジェームス以外にも、信頼できるブランドはいろいろあります！

ブランド16：バンドール

出典：楽天市場

フランスに誕生したカットソーを専門に扱うファクトリーブランド。その名は現地で作られているワインの名に由来しています。1970年代からフランスメイドにこだわり、高品質のアイテムを市場に送り続けてきた実力は、これまでに有名メゾンブランドの生産も手掛けてきたことからも立証済み。

出典：楽天市場

袖口に見られる幅広の1×1リブが特徴。ビンテージのアンダーウェアなどに見られる独特なディテールを採用したことで、クラシックな佇まいを醸し出しています。袖のリブがフィットする感覚は安心感を生み、レイヤードするうえでも好都合。やや細身のバインダーネックもフランスメイドらしいディテールです。

ブランド17：スリードッツ

出典：楽天市場

カリフォルニアで1995年にスタートした人気ブランド。「ライフスタイルドレッシング」 をコンセプトに掲げ、素材の追求とフィッティングへのこだわりで上質な着心地を実現しました。その結果、ハリウッドのセレブたちも絶賛し、愛用者が少なくありません。シンプルで洗練されたピュアなデザイン、自然体でいられるエフォートレスな気持ちよさ、最高の素材がもたらすラグジュアリーな上質感という3つの意味を込めたネーミングが、ブランドの魅力をそのまま表現。ロゴマークも文字どおり3つのドットです。

出典：楽天市場

スリードッツの定番Tシャツである「ジェームス」を、ゆったりめのシルエットで今どきなスタイルにアップデートしたのがこちら。極上の肌触りと評判のサンドジャージー素材も、起毛感と滑らかな質感にさらにこだわって仕立てることでプレミアム感のある着心地を実現しています。上品な光沢のある質感もあって、どんなアイテムと合わせてもコーデに大人っぽさを漂わせられます。

ブランド18：ジチピ

出典：楽天市場

半世紀以上にわたりイタリアのカットソー産業を支えているジチピ。少人数制で1枚1枚ていねいに作られ、着用感も絶品ながらコスパにすぐれているところも支持される理由です。切りっ放しのロック仕上げや、フラットシーマ仕上げなど、細部にこだわる優秀なアイテムは、世界中の人気セレクトショップにも名を連ねています。

出典：楽天市場

高さのある首元のおかげで1枚でもキマるモックネックのカットソーです。ちょっとレトロな印象があるモックネックですが、こちらは肩幅と身幅にゆとりを出したシルエットに仕上げることでトレンド感をプラス。イタリアですべて作るというこだわりのカットソーブランドだけに、上質なコットンをていねいに編んだやわらかな質感も魅力です。裾やネック部分はリブ編みに切り替えられており、すっきりとした表情に仕上がっています。

ブランド19：ジェームス パース

出典：楽天市場

着心地のよいカットソーで知られるジェームス パースは、アメリカ・L.A.出身のデザイナーによるブランド。上質で洗練されたカリフォルニアらしいカジュアルウェアを展開しています。特にやわらかな肌触りのアイテムが多く、リラックスウェアやインナーとしても楽しめるものが多いのが特徴。

出典：楽天市場

ミニマルなコットン素材の半袖Tシャツでありながら、シルエットと着心地にこだわりハイクオリティーな一枚に仕上げたのがこちら。体のラインに沿ったデザインに加え、スエードタッチの滑らかな肌触りで見た目も着心地のよさもプレミアム感たっぷりです。薄手なのでインナーにも最適ですが、シンプルに1枚で着たときにも差がつくこと間違いなし！

ブランド20：セントジェームス

出典：楽天市場

1889年にスタートした名門。フランスの北部、ノルマンディー地方のセントジェームス市を拠点としたのがブランド名の起源です。象徴的なアイテムといえば、「バスクシャツ」と呼ばれるマリンボーダー柄のコットンシャツ。1世紀以上も伝統を守り続けている、名門としての信頼感が同ブランドの魅力です。また、耐久性の高い生地も特徴のひとつ。コットンシャツの生地も良質かつバリエーションが豊富で、主役になるTシャツが揃っています。

出典：楽天市場

定番のバスクシリーズとは違い、滑らかな天竺を使用したこちらの一枚は、暑い夏にもってこい。定番としては「ウェッソン」が有名ですが、それよりも薄手なのでさらりと着用できます。首周りがすっきりして見えるボートネックがセントジェームスを象徴。

▼カテゴリ5：素材などの細部まで追求している国内ブランド

Tシャツに定評があるジャパンブランドの中でも、素材を始めとするディテールまで作り込んでいるブランドはほかにはない魅力を秘めています。強いこだわりを知ったときには、そのTシャツが無性に欲しくなるはずです。独断と偏見でおすすめの5ブランドをセレクトしました。

ブランド21：ダイワ ライフスタイル

出典：楽天市場

歴史あるフィッシングブランドとしておなじみのダイワによるアパレルコレクション「ダイワ ライフスタイル」。フィッシングを起点に、アウトドアのさまざまなシーンをシームレスにつなぐウェアを提案しています。

出典：楽天市場

環境に配慮したリサイクルポリエステル糸と綿の混紡糸を使用して仕立てられた生地は、サラッとした肌触りと動きやすさが特徴。肩幅や身幅はややゆったりとしたボックスシルエットで、リラックス感のある着心地が楽しめます。左胸に配されたポリエステルリップストップ素材の圧着ポケットは、ちょっとした小物の収納になるほか、デザインのアクセントとしても機能。アウトドアシーンからタウンユースまでマルチに活躍すること請け合いです。

ブランド22：フィルメランジェ

出典：楽天市場

2007年春に東京で誕生した人気ブランド。最高品質のカットソーを生み出す貴重な存在として根強い支持を集めています。ブランド名は、「Melange (混色の)」「Fil (糸)」 という意味で、昔ながらのTシャツやスウェットシャツに見られる杢柄（もくがら）のグレーのような、美しく混ざりあった色を指しています。衣服を着ることの意味や喜びを追求し、糸や縫製などの細部にまでこだわり抜いたアイテムは圧巻の完成度。奇をてらう必要はないので、長く着られるきちんとしたアイテムが欲しい……そんな期待に応えてくれるベーシックなブランドと言えます。

出典：楽天市場

フィルメランジェのよさがストレートに表現されている永久定番のTシャツ「ディジー」。上質なオーガニックコットンを用い、別格の触感を実現しています。また、生地のメランジ感を楽しむなら、グレーを選ぶのが正解。シルエットはコンパクトで、MADE IN JAPANの品質が1枚でもインナー使いでも堪能できます。

ブランド23：レミ レリーフ

出典：楽天市場

2008年に生まれたレミ レリーフの根底には、古きよき時代のアメリカを表現したいという想いがありました。糸のレシピから染料の成分にまでこだわり、ハンドメイドで丹念に仕上げるプロダクトは、まさにブランド名の 「REMI RELIEF (気持ちを込めた作品)」を体現しています。デザイナーは加工のスペシャリストとして知られる後藤 豊氏。ということで、絶妙なビンテージ加工の仕上がりは圧巻です。言わば、“古着よりも古着っぽい風合い”が最大の魅力。こなれたニュアンスをコーディネートに加味する際は、一番手にあげるべきブランドと言えます。

出典：楽天市場

着心地のよさに定評のあるレミ レリーフのTシャツの中でも、定番人気のポケットTをやや広めのシルエットにアップデートした別注モデル。ニュアンスたっぷりな風合いは、ムラのあるスラブ糸をブレンドした生地に、職人の手作業によるウォッシュ加工を施すことで実現しています。ちなみに、この生地の素材はオーガニックコットンの落ち綿を集めて作られたもの。通常は捨てられてしまう部分を使うという、サステナブルな姿勢もすばらしいですね。

ブランド24：エイチアイピー バイ ソリード

出典：楽天市場

セットアップを中心に、現代的なワークウェアをテーマにしたアイテムを提案するブランド。ブランド名のエイチアイピー（H.I.P.）はダブルミーニングで、「ヒップ」と「ハイパフォーマンス」という意味を含んでいます。その名のとおり、トレンドを反映しながら機能面ですぐれたラインアップを展開。オンからオフまでシームレスに着用できるシンプルでユーティリティーなデザインを得意としています。

出典：楽天市場

セットアップを中心に、現代的なワークウェアをテーマにしたアイテムを提案するブランド。ブランド名のエイチアイピー（H.I.P.）はダブルミーニングで、「ヒップ」と「ハイパフォーマンス」という意味を含んでいます。その名のとおり、トレンドを反映しながら機能面ですぐれたラインアップを展開。オンからオフまでシームレスに着用できるシンプルでユーティリティーなデザインを得意としています。

ブランド25：ホワイトマウンテニアリング

出典：楽天市場

コム デ ギャルソン出身のデザイナー、相澤陽介氏が2006年にスタートしたファッションブランド。ブランド名はアウトドアへの思いとメインフィールドである都会のコンクリート（＝ホワイト）を組み合わせて名付けられたものです。アウトドアウェアの機能性をファッションに取り入れたアイテムを展開しています。

出典：楽天市場

7.4オンスのヘビーウェイトな生地を、ほどよくゆとりのあるフィッティングに仕立てたクルーネックT。こちらは「ホワイトマウンテニアリング ブリューイングCo.」というプリントシリーズのひとつで、胸元のワンポイントはビールグラスのイラストをワッペン刺繍で表現したものです。バックにもビールがテーマのロゴプリントをあしらっていて、カジュアルに大人の遊び心を漂わせるにはぴったりです。

▼カテゴリ6：機能とデザインが両得できるセレクトショップオリジナル

セレクトショップのオリジナルアイテムは、コストパフォーマンスにすぐれつつ、トレンドを取り入れたデザインが秀逸。最近はデザイン性だけでなく、機能性を追求したアイテムも増えています。もちろん、Tシャツも逸品揃い。才色兼備なTシャツを選りすぐったので、おしゃれで快適な1枚が欲しいならこの5ブランドから！

ブランド26：ナノ・ユニバース

出典：楽天市場

1999年に渋谷で生まれたナノ・ユニバース。常に時代の1歩先を見つめ、進化を続けているセレクトショップですが、オリジナルのアイテムも人気を集めています。オリジナルでは、トレンドをとらえたクールでスタイリッシュなデザインに、機能を搭載したバランスの取れたアイテムが豊富に揃っています。

出典：楽天市場

ナノ・ユニバースで人気を集めているTシャツ「ジャケT」です。ジャケット専用Tシャツとして登場して以降、マイナーチェンジをしながら使いやすさを向上させ続けています。最大のポイントはネックデザイン。クルーネックの後襟を高く設定することで、ジャケットの襟裏に皮脂汚れが付くのを防いでいます。生地はコットン100％ですが、光沢の出るシルケット加工を施すことでエレガントな印象に。

ブランド27：アーバンリサーチ

出典：楽天市場

ジーンズショップから始まり、1997年には大阪のアメリカ村に第1号店となるアーバンリサーチを出店。「DESIGN YOUR LIFE STYLE」をテーマに、さまざまな都市をリサーチ（＝URBAN RESEARCH）し、都会的で洗練されたカジュアルスタイルを提案しています。アーバンリサーチは、オリジナルアイテムも豊富。ドレスからカジュアルまで、デイリーで使えて着回し力抜群のアイテムを揃えています。もちろん、トレンド感も申し分ないので、ぜひ活用したいところです。

出典：楽天市場

アーバンリサーチが独自開発した、急激な温度変化をやわらげる調温機能のある素材を使用した「URTECH」の1枚は、快適かつソフトな肌触りがウリ。ややゆったりとした大人っぽいフォルムゆえに、1枚で着てもカジュアルになりすぎずサマになります。

ブランド28：アダム エ ロペ

出典：楽天市場

アダム エ ロペのコンセプトは、「ORDINARY NEWNESS, ORDINARY COMFORT（毎日に、洗練された心地よさと新しさを）」。ミニマル、スタイリッシュ、温もりが共存するスタイルを提案しています。たとえば同じアメカジテイストでも、どこか洗練されていて上品な印象のデザインが魅力です。

出典：楽天市場

ニュアンスのあるライトグリーンが美しいTシャツは、汗染み防止加工が施された春夏シーズンの強い味方。汗をかいても素早く吸収して水分を拡散するため、ドライな着心地をキープしてくれます。シルエットは旬なビッグシルエット。これ1枚で洒落感漂うスタイリングがかないます。

ブランド29：ビームス

出典：楽天市場

日本を代表するセレクトショップであり、幅広いフィールドからトレンドを巧みに取り入れているビームス。たくさんのレーベルを展開していて、Tシャツがメインの「ビームスT」も人気です。総じてデザイン性が魅力のTシャツが多く、おしゃれなプリントも得意とするところ。人気ブランドとのコラボTシャツも豊富にリリースしています。メンズカジュアルレーベルの象徴的なビームスは、アメカジを中心とする心地よいデイリーウェアを展開していて、Tシャツもそんなコーディネートにハマる逸品が揃っています。

出典：楽天市場

毎シーズン、定番人気アイテムとしてリピーターも多いロゴTの新作。着心地がよくガシガシ洗えるコットン素材を使い、タイトすぎずゆるすぎない絶妙なフィット感に仕上げた王道Tシャツです。普段のカジュアルにちょっとアクセントを添えたい場合にも、ジャケットやカーディガンのインナーにメリハリを出したいときにも重宝すること請け合い。

ブランド30：グリーンレーベル リラクシング

出典：楽天市場

大人でも安心して選べるアイテムを取り揃えているセレクトショップ、グリーンレーベル リラクシング。コンセプトは「Be happy」で「ココロにいいおしゃれな毎日」が過ごせるアイテムを提案しています。シンプルなデザインをベースにしつつ、トレンド感をほどよく取り入れたデザインが真骨頂。オリジナルのTシャツもそんな仕上がりのモノが主流です。

出典：楽天市場

セットでも単品でも着用できるTシャツとタンクトップのレイヤードTシャツ。裾からインナーを少し覗かせるだけで単調なTシャツコーデが、グッとおしゃれに仕上がります。ウールライクなポリエステル素材で上品な見た目なので、イージーパンツからきれいめのパンツまで幅広く合わせられ、汎用性も抜群です。