ペスコフ大統領報道官、「プーチン氏の大統領選出馬望む」

プーチン氏、「不安定な世界情勢」についてG20で見解表明へ
ロシア大統領府は20日、プーチン大統領(写真)がオンライン形式で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議で演説し「非常に不安定な世界情勢」について見解を示すと述べた。カザフスタン・アスタナで9日撮影(2023年 ロイター/Turar Kazangapov)
[モスクワ 17日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は、プーチン大統領が2024年3月の大統領選挙に出馬することを望んでいると述べた。17日公表のインタビューで語った。
プーチン氏の在任期間はすでに最長となっている。選挙に勝てば少なくとも2030年まで権力の座にとどまることになる。
ロイターは今月、プーチン氏が大統領選出馬を決めたと報じた。 もっと見る
ペスコフ氏はモスクワ国際関係大学(MGIMO)の学生向け放送のインタビューで、次の大統領は誰かと聞かれ「同じ」と答えた。「プーチン氏はまだ出馬を表明していないが、そうすることを切に信じたい。彼が大統領であり続けることを疑っていない」と述べた。
ウクライナ侵攻でロシアは西側の厳しい非難と制裁を受け、プーチン氏自身も国際刑事裁判所から逮捕状が出ている。
ペスコフ氏は、西側が冷戦後の支配的地位の維持に苦戦し、世界は変革していると指摘した。
10年後にロシアがどうなっているか、との質問には「より強く、賢く、豊かになっている」との見方を示した。

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トムソン・ロイター

As Moscow bureau chief, Guy runs coverage of Russia and the Commonwealth of Independent States. Before Moscow, Guy ran Brexit coverage as London bureau chief (2012-2022). On the night of Brexit, his team delivered one of Reuters historic wins - reporting news of Brexit first to the world and the financial markets. Guy graduated from the London School of Economics and started his career as an intern at Bloomberg. He has spent over 14 years covering the former Soviet Union. He speaks fluent Russian.