米大統領選、テレビ討論会後にクリントン氏の予想勝率が上昇

米大統領選、テレビ討論会後にクリントン氏の予想勝率が上昇
 9月26日、米大統領選挙に向けた第1回テレビ討論会の後、世界中のオンライン賭けサイトでは民主党のヒラリー・クリントン候補が選ばれるとの予想確率が上昇した(2016年 ロイター/Rick Wilking)
[ニューヨーク 26日 ロイター] - 11月8日の米大統領選挙に向けた第1回テレビ討論会が26日行われ、世界中のオンライン賭けサイトでは民主党のヒラリー・クリントン候補が選ばれるとの予想確率が上昇した。
「プレディクトイット」では、クリントン候補への賭け金が前日時点から6セント上昇し、69セントに。一方、共和党のドナルド・トランプ候補への賭け金は7セント低下し31セントとなった。同サイトでは0─100セントの範囲で賭けが行われ、賭け金がそのまま予想確率に相当する。クリントン候補のリードは、約2週間ぶりの大きさとなった。
アイルランドの「パディー・パワー」では、クリントン候補の倍率が討論会中盤時点の1対2(1.5倍)から、終了時点には4対9(1.4倍)に低下し、予想確率としては上昇。一方、ドナルド・トランプ候補の倍率は中盤の9対4(3.25倍)から終了時には23対10(3.3倍)に上昇し、予想確率としては低下した。

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