フィリピン大統領、任期中に最大8%の経済成長目指す=財務相

フィリピン大統領、任期中に最大8%の経済成長目指す=財務相
フィリピンのジョクノ財務相は6日、マルコス大統領は6年間の任期中に最大8.0%の経済成長を目指していると明らかにした。写真は2022年6月、フィリピンのパシッグで撮影(2022年 ロイター/Adrian Portugal)
[マニラ 6日 ロイター] - フィリピンのジョクノ財務相は6日、マルコス大統領は6年間の任期中に最大8.0%の経済成長を目指していると明らかにした。アジア最大最速の成長ペースを維持する狙いという。
財務相は新政権の中期財政・成長目標を発表し、今年の成長目標とした6.5─7.5%は「保守的」と説明。前政権が示した今年の目標は、これよりやや高い7.0─8.0%だった。
また2023─28年の政府の成長目標は6.5─8.0%で、前政権の6.0─7.0%を上回ったとした。
ドゥテルテ前大統領任期中の成長率は平均3.8%。新型コロナウイルスのパンデミック(感染の世界的大流行)に伴い、20年は統計開始以来最悪のマイナス9.5%を記録し、平均を押し下げた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab