チリ議会、同性婚合法化法案を可決 大統領も署名の見通し

チリ議会、同性婚合法化法案を可決 大統領も署名の見通し
12月7日、 チリの上下両院は同性婚を合法化する法案を圧倒的多数で可決した。写真は議会会で法案可決を歓迎する人々(2021年 ロイター/Rodrigo Garrido)
[サンティアゴ 7日 ロイター] - チリの上下両院は7日、同性婚を合法化する法案を圧倒的多数で可決した。
チリは中南米の国の中では保守的な風土で知られており、同法案に対しては根強い反対があった。2017年に当時のバチェレ大統領の支持を得て法案が提出された。
ルビラル社会開発・家族相は投票後、「きょうは歴史的な日。わが国は同性婚を認めた。愛は愛だと認め、正義と平等に向けて一歩前進した」と述べた。
来年3月に任期を終えるピニェラ大統領は法案への支持を表明しており、署名する見通し。
同性婚は既に、中南米ではアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、ウルグアイなどで合法化されている。

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