話題のSteam Deckは「可能な限り迅速」に製造されるが地域やモデルにより出荷時期が異なることが判明

「可能な限り迅速に製造いたします」

※購入先へのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、そちらの購入先での販売や会員の成約などからの収益化を行う場合はあります。 詳しくはプライバシーポリシーを確認してください

Valveの携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」は対象地域で2021年12月に出荷予定だが、たとえ予約していても2021年中には手に入らないかもしれない。

Steam Deckの商品ページを見ると、予約ボタンの下に自分が予約したモデルが購入可能になる時期が表示されている(今のところ日本では予約ができないため表示されない)。IGNのスタッフ数人が「2022年第1四半期に出荷」と表示されていたと述べているが、「2022年第2四半期に出荷」と表示されていたスタッフもいた。予約開始と同時に自身のSteam Deckを確保したIGNの編集者によると「出荷時期について何も書かれていなかった」とのことで、こちらは2021年中に出荷されることを意味しているのかもしれない。

IGNが出荷時期についてValveに尋ねたところ、広報担当者から「可能な限り迅速に製造を進めていますが、出荷時期は予約された地域やモデルによって異なります」との回答があった。

なお、公式サイトによれば、アメリカ、カナダ、欧州連合、イギリス以外の地域では2022年の出荷になる予定

 
記事執筆の30分前に撮ったスクリーンショット。どのモデルも2022年第1四半期受注となっている。
Valve Making Steam Deck 'As Quickly As We Are Able' With Release Staggered By Region And Model
その後ページを更新すると256GBモデルは2022年第2四半期受注になった。

現在、世界的に半導体が不足し、ゲーム業界を含む多くの業界に影響を与えていることを考えると、出荷時期が2022年になる可能性があっても何ら驚くことではない。グラフィックカードや第9世代ゲーミングコンソールといった新しいゲーミングハードウェアは、需要の高まりなどに加え在庫不足により購入が困難になっている。

Steam Deckの需要も明らかで、現地時間7月17日10:00に予約が開始されたが、転売対策のために開発されたValveのキューシステムで予約をしようとした人たちの多くは、待ち時間が長くなったりエラー画面が表示されたりした。新規アカウントを作成できないようにするというのはおもしろいアイディアだったが、転売屋は何とかSteam Deckを確保して今ではeBayなどで高値を付けて販売している。

Steam Deckについては、IGN独占のハンズオンプレビューをチェック。IGNでは今後もSteam Deckの情報をお伝えしていく予定だ。


修正(21/07/17)

eBayでの出品について誤った記述があったため、修正いたしました。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

※購入先へのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、そちらの購入先での販売や会員の成約などからの収益化を行う場合はあります。 詳しくはプライバシーポリシーを確認してください
In This Article
More Like This
コメント