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6月14日、心不全のため亡くなった女優の白川由美さん(享年79)。風呂場で倒れているところを発見され病院に搬送されたが、すでに心肺停止の状態だったという。

 

白川さんが亡くなったのは、長女・二谷友里恵さんが暮らす都内の豪邸。近所の住民によると、半年ほど前からここで同居を始めたという。

 

「夫の二谷英明さん(享年81)が12年に亡くなってからも、白川さんは都内の自宅で暮らしていました。ただお手伝いさんもいたのですが、その方も高齢になってきた。そのため友里恵さんが白川さんに同居をもちかけ、一緒に暮らすことになったみたいです」(スポーツ紙記者)

 

二谷英明さんが亡くなってから4年、長女宅での同居はことのほか嬉しかったようだ。同居先のベランダにはたびたび笑顔の白川さんが目撃されていた。そんな彼女が喜びを伝えていた相手。それは同じ事務所で“親友”と呼び合う松嶋菜々子(42)だった。

 

「松嶋さんと夫の反町隆さん(42)は98年のドラマ『GTO』(フジテレビ系)で白川さんと共演。以来、家族ぐるみで交流していました。つい最近も会ったばかりで、白川さんは娘の友里恵さんたちとの幸せな同居について近況報告したようです」(スポーツ紙記者)

 

そして松嶋にとって、白川さんは“親友”以上の存在でもあった。

 

「松嶋さんにとって白川さんは憧れの女優であり、人生の指針を示してくれる先輩。そして二谷英明さんとのおしどり夫婦ぶりまで、すべてが理想の存在でした。10年に松嶋さんの長女が小学校受験をした際も、松嶋さんは白川さんから効果的な習いごとなどを指南してもらっていました。つい最近もPTAやママ友との付き合い方、そして母としての心得など、細かなことまでアドバイスをもらっていたといいます」

 

17日の通夜では目を潤ませながら一礼していた松嶋。その胸には、白川さんが最後に遺した“賢母の教え”が去来していたことだろう――。

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