現在韓国は世界唯一の分断国家だ。板門店(パンムンジョム)には、分断という悲劇の歴史が、そのまま残っている。1953年7月27日、休戦協定が結ばれた場所である板門店は、ソウルから統一路に沿って北側に50キロメートル、開城(ケソン)から東に10キロメートルの地点に位置する。板門店会談場を取り囲む直径800メートルの空間が共同警備区域(JSA)だ。休戦線内唯一の国連と北韓の共同警備区域で、南北間の行政管轄外だ。板門店を見学するには国家情報院から許可を受けなければならない。30~45人単位で1日3回見学が可能だ。統一大橋検問所で身分証を確認し、板門店に行って、安保展示館を見た後、JSA見学バスに乗って観光するコースだ。自由の家、平和の家、共同警備区域、第3地下トンネルと都羅(トラ)展望台などを見学する。都羅展望台からは北韓の開城(ケソン)公団が見える。
* 上記の内容は2022年11月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。