117th KOGIRE-KAI AUCTION CATALOG by KOGIRE-KAI

入札オークション＜下見会＞

2021年3月16日火・17日水 16日 10：00～17：00 17日 10：00～16：00 ＜会場＞

京都市勧業館みやこめっせ＜予約下見会＞

2021年2月15日～2021年3月10日まで（日・祝日は除く）

古裂會本社京都市中京区亀屋町176（堺町通夷川下る） Tel . 0752548851 emai l :of f i ce@kogi r ekai . co. j p

新型コロナウィルス等の感染症の状況により、下見会や営業時間を変更・中止する場合がございます。お手数ですが、最新情報を弊社ホームページ・SNS・メール・電話等にてご確認下さい。

＜入札締切＞

2021年3月25日（木）必着カタログ掲載の全作品に経年損傷、実作品の色目等に多少の差異があり、下見会での実見確認を原則としております。下見会へのご来場が困難な場合には、コンディションレポートを受け付けます。お申し込み順での対応となりますので、お早めにお問い合わせください。真贋については未詳。 TEL:0752548851 FAX:0752548854 emai l:of f i ce@kogi r ekai . co. j p

目次特集佛家..........................................................................2～61 床の間遊びの提案.....................................62～71 公家..........................................................................................72～88 武家........................................................................................89～133 書畫家...............................................................................134～171 藝能香道茶道..................................................172～213 華道人形燈火器ほか................................214～218 堤物根付鼈甲・象牙ほか.......................219～227 陶磁器明治工藝..................................................228～246 帝室技藝員人間国宝......................................247～257 酒器漆藝木工金工................................258～273 宝石・貴石古銭.....................................................274～277 江戸の科学南蛮・紅毛ほか..................................278 考古硝子染織..................................................279～287 西洋骨董.........................................................................288～300 史料琉球秘画..................................................301～311 中国朝鮮...................................................................312～351 規約・参加方法.....................................................................巻末

凡例 □掲載については、出品物の多寡に応じて傾向別の分別を心掛けたが、結果的には同系統のものでありながら項目を隔てるような不統一も発生している。

□記事については、いずれも概略を示す程度である。錯誤も誤謬も予測されるが、現段での理解に基づいている。判断のつきかねるものには言及していない。

□時代判別については、日本及び舶載のものは通例の表記法を採用。外国は世紀で表記するよう努めた。判断のつきかねるものには表記を控えた。

□時代判別等において、特に出品者の意向に従ったものは、（出）をマークした。

□生産地について日本のものは、特に地域の特定されるもの以外はそれらの表記を除いた。また、日本（国名）の表記は省いた。諸外国については、採取地をもとにした出品者の申告を重視した。

□損傷についての記載は、微妙且つ煩雑なので、一部を除いて割愛した。

□本文中の敬称は、物故・現存にかかわらず全て略した。

□寸法の記載は、ヨコ×タテ×タカサ（ただし、硯はタテ×ヨコ×タカサ）とした。単位はセンチ。着物類のヨコは、袖口から袖口まで。タテは、肩口から裾端まで。袖は、その天地の長さ、筒袖は、袖口の寸法をヨコ、タテのあとに追記した。ものによってはその高、巾、長、だけを記したものもある。また不要と考えられるものは省いた。

□家紋の呼称は、『紋之泉』伊藤嘉市．洛東書院．大正十五年によった。

□記事に関する参考文献は、特例を除き、巻末に一括して表示した。

□子供着物の表記について子供の着物の表記については一ツ身のうち、背守り縫いのあるものを「祝い着」、ないものを「一ツ身」と表記した。一ツ身以上の大きさで、背縫いのあるものは、全てその大きさの差にかかわらず、これを「子供着物」とのみ表記した。

□打掛の表記について小袖、あるいは、振袖と、打掛の形態的変化は殆どない。ここでは、織物と、婚礼衣裳として着用されたものを打掛と表記した。

□屏風の表記について一対のものを一双とし、片双を一隻とした。風炉先などの場合、一隻のものについては特記していない。

□付属箱の表記について時代箱：古製のオリジナル箱。桐、杉樅、不明（無表記）／古箱：古製の代用箱／箱：上記に該当しない古箱／共箱：作者によって識字された箱識箱：何人かによって識字された箱／新箱：新造箱

□生没年の西暦表記について歴史大辞典等に記載されるものについてはこれを転載し、没年没年齢のみ判明している場合には西暦年から没年を単純に引いて表記した。

特集

佛家佛教美術

B001 紺紙金泥経一巻￥4,500,000.～付木箱（桐）太巻金軸端所載本コピー 896×25 表具923×25 銀界一行十七字詰『東山庵コレクション -近世・日本の心を求めて-書跡・絵画・漆工・陶磁器』所載大般若波羅密多経巻第五百三十二

B002 木彫吉祥天立像￥600, 000. ～像高88 足元切断

B003 如意輪観音画幅￥1, 200, 000. ～付二重箱（内時代識桐破損）絹本金軸端 50×83 表具68×188 大ヤケ道明寺旧蔵（享保十一・1726） ※P. 64にも掲載あり

B005 過去千体佛画幅￥1, 000, 000. ～付時代箱（桐）絹本金軸端 91×139 表具109×223 ヤケ表具スレ中尊阿弥陀佛

B006 涅槃画大幅￥1,200,000.～付木箱（桐貼札) 紙本金軸端 140×175 表具164×248 ヤケスレオレ栽桜軒折紙、貼札識描表装 ※P. 62にも掲載あり

B008 阿弥陀来迎画幅￥850, 000. ～付二重箱（内桐）太巻絹本金軸端 47×113 表具65×197 ヤケスレ

B009 木彫如来坐像￥600,000.～像高69 左第二指カケ

B011 巨勢金岡天部諸尊画三幅対￥680,000.～付二重箱（内時代識桐・破損外溜塗）絹本金軸端 41×101 表具59×195 大ヤケシミオレ十二天の内三幅松花堂箱識

1 0

B012 伊舎那天画幅￥550, 000. ～付時代箱（桐）絹本金軸端 49×120 表具69×203 ヤケスレオレ穴青い体躯に三眼二臂、髑髏の瓔珞を飾り、右手には三銛戟、左手には血を盛った劫波盃を持して立つ。伊舎那天は大自在天（シヴァ）の忿怒相とされ、東北方の護方神に列せられる。

1 1

B014 両界曼荼羅双幅￥900,000.～付黒塗箱（桐）紙本金軸端 95×111 表具116×200 スレ墨刷手彩色

1 2

B015 木彫彩色吉祥天半跏像￥450, 000. ～像高53 総高75

B016 孔雀文磬￥180,000.～ 19.5×12 鎌倉

B017 素文磬￥100,000.～ 21×13

1 3

B019 木彫十一面観音菩薩立像￥450,000.～像高82.5 総高124 虫喰補修

1 4

B020 木彫阿弥陀如来立像￥400,000.～付黒塗飾台像高59 総高73

B021 准胝観音曼荼羅画幅￥400,000.～付溜塗箱（桐貼札）太巻紙本金軸端 84×142 表具109×251 スレオレ

B022 愛染明王画幅￥300,000.～付二重箱（内桐外溜塗）太巻絹本唐木軸端 41×93 表具60×172 大シミ穴表具虫穴、ヤケ截金彩色 ※P. 65にも掲載あり

1 5

B024 涅槃画幅￥280, 000. ～付時代識箱（杉）紙本金軸端 82×122 表具103×211 ヤケシミスレ佛地院什物箱識

B025 佛画貼交屏風本間二曲一隻￥200,000.～絹本 47×114ほか表具188×172 ヤケ十三佛十二天（内六天）

1 6

B026 乾漆菩薩立像￥350,000.～像高50 総高63.5 剥離接合補修

B027 木芯乾漆童子像￥200,000.～像高41 台坐底に「天」刻字

1 7

B029 鉄造薬師三尊掛佛￥450,000.～ 33×42

B030 銅造釈迦如来掛佛￥150,000.～総高15.5

唐木縁弘仁四年（813）銘 ※P. 66にも掲載あり

B031 十三佛画幅￥280,000.～付識箱（桐）絹本金軸端 41×95 表具56×170 ヤケスレオレキレ

1 8

B032 釈迦十六善神画幅￥260,000.～付木箱（桐）絹本金軸端 58×109 表具71×206 アレ表具アレ

B033 銅造十一面観音掛佛￥100,000.～付合箱（桐）

B034 金造塔￥100,000.～付木箱（桐）総高6.5 計17g

飾台（17. 5×17. 5）総高12 ワレ

B035 三聖画額￥150,000.～絹本 48×108

無刻印

B036 不動明王二童子画幅￥135,000.～付二重箱（内桐外黒塗）絹本金軸端太巻 27×56 表具42×128 大ヤケスレオレ

額63×143 ヤケスレ ※P. 69にも掲載あり

1 9

B038 金銅火炎宝珠形舎利容器￥420,000.～舎利大小二粒 8×8×15

B039 金銅火炎宝珠形舎利容器￥320,000.～舎利十粒 7×6×12. 5

※P. 62にも掲載あり

B040 硝子舎利容器￥250,000.～舎利十九粒 5.5×5.5×9.5

B041 水晶五輪塔舎利容器￥50,000.～ 2.5×2.5×5 穴埋ワレ接合

2 0

B042 金銅塔形舎利容器￥150,000.～舎利六粒

B043 銅蓮形舎利容器￥150,000.～舎利二粒 5×5×10.5

3. 5×3. 5×9

B044 銅鍍金小掛佛￥80,000.～付木箱（桐）像高5 化佛

B045 銅鍍金観音掛佛￥80,000.～付木箱(桐）像高4.5 鏡板後代補修

B046 銅造千手観音掛佛￥70,000.～像高8

B047 銅金泥菩薩化佛￥30,000.～総高8 腹部穴

2 1

B049 銅造童子立像五￥200,000.～付木箱（桐）飾台像高17 総高20ほか ※P. 69にも掲載あり

B050 銅鍍金菩薩立像￥150, 000. ～付木箱（桐）像高16 総高21. 5

2 2

B051 銅造釈迦如来坐像￥100,000.～像高16

B052 銅造弥勒菩薩半跏半肉像￥100, 000. ～付時代識箱（杉）像高21

B053 装飾経断簡幅￥900, 000. ～付識箱（桐）紙本牙軸端 13×25 表具31×135 十七字詰五行妙法蓮華経田中塊堂箱識紺紙部は一具に非ず ※P. 67にも掲載あり

B054 釈迦三尊画幅￥150,000.～付合箱（杉）絹本金軸端 44×102 表具60×181 ヤケオレ表具アレ

B055 吉祥天画額￥130,000.～紙本 12×18 額26×32 ヤケ

2 3

B057 銅承盤￥100,000.～付識箱（桐） 20×20×5.5 小穴 ※P. 62にも掲載あり

B058 灌頂五智宝冠￥50,000.～ 19×21×21 灌頂儀式の受者が師からかぶせられる宝冠。五体の佛が象られる。 ※P. 69にも掲載あり

B059 十三佛墨刷両界種子曼荼羅三幅対￥150,000.～付二重箱（内識桐）紙本黒塗軸端 39×91 表具48×150 ヤケスレオレ剥離

2 4

B060 木彫聖天￥150,000.～像高24 ※P. 68にも掲載あり

B062 木彫観音二侍者像￥80, 000. ～付黒塗厨子像高13 厨子13×9×19

B061 銅造聖天￥120,000.～総高11 ※P. 68にも掲載あり

B063 木彫十一面千手観音立像￥60, 000. ～付素木厨子像高14 厨子21×14×28 腕接合

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B065 唐招提寺釘隠改香合￥450,000.～付木箱（桐） 10×10×4 焼印 ※P. 66にも掲載あり

B066 大蔵寺釘隠改香合￥85,000.～付識箱（桐） 10. 5×14×3

B067 紺紙金泥般若心経一巻￥300, 000. ～付木箱（桐）紙本錦包軸端 40×29 表具63×29. 5 ヤケカビスレ表具オレ、ヤケ、スレ、キレ十七字詰十五行

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B068 経帙額￥250, 000. ～ 48×43 額55×58

B069 銅輪宝蓮華文華鬘￥150, 000. ～ 32×30 ※P. 62にも掲載あり

B070 銅鍍金柄香炉￥50,000.～ 26×8×10 ※P. 64にも掲載あり

2 7

B072 金剛盤￥150,000.～ 24×18×5

B073 金剛盤￥120,000.～ 24×18×4

B074 金剛盤￥70,000.～ 26×18×5 鎌倉から南北朝

B075 金剛盤￥50,000.～ 24×19×5

B076 入峰斧￥70,000.～総長188

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B077 銅造誕生佛

B078 銅造誕生佛

￥70, 000. ～総高25 ※P. 62にも掲載あり

B081 銅鍍金華鬘￥50,000.～ 26×29

￥40, 000. ～総高11

B079 木彫誕生佛

B080 木彫小形誕生佛

￥40, 000. ～付合箱（杉）飾台像高14 総高18

B082 木彫彩色華鬘￥50,000.～

￥40, 000. ～付銅灌佛盤像高10. 5

B083 木彫彩色華鬘￥30,000.～

付時代識箱（桐蓋ワレ） 37. 5×39. 5 剥離 ※P. 63にも掲載あり

B084 鍍金華鬘￥35,000.～ 27×26

B085 銅鳳凰文磬￥50,000.～付合箱（桐身桟一欠） 20. 5×13. 5

22×27

B086 東大寺輪花台￥50,000.～付時代黒塗箱（桐） 14×14×11 高台内黒漆識 ※P. 65にも掲載あり

2 9

B088 木彫十一面観音立像

B089 木彫釈迦如来立像￥80,000.～

￥160, 000. ～付大谷光照添紙像高48 総高77

付厨子像高32 厨子24×20×53 厨子イタミ

B091 木彫釈迦如来立像￥80,000.～

B092 木彫如来立像￥70,000.～

像高36. 5 総高59 右手先欠

3 0

付飾台像高35

B090 木彫地蔵菩薩立像￥80,000.～付飾台像高33 台11

B093 木彫不動明王￥60,000.～像高37 総高54

B094 木彫箔押阿弥陀如来立像

B095 木彫合掌地蔵立像￥35, 000. ～総高42 大破

B097 制多迦童子立像￥35, 000. ～付飾台像高20. 5

￥50, 000. ～像高15 総高22 両手先欠金銅光背

B098 元興寺千体地蔵尊￥30, 000. ～付木箱（桐貼札）総高5. 5

B102 木彫如来立像￥50, 000. ～付合箱（桐）総高20. 5 台坐虫喰補木

B099 木彫地蔵￥30, 000. ～付飾台総高27. 5 台高4 虫喰

B103 木彫阿弥陀如来立像￥30,000.～像高23 総高45. 5 接合補修玉眼

B100 木彫如来立像￥30, 000. ～付飾台総高20 台高3. 5 虫喰

B104 木彫箔押釈迦如来坐像￥30, 000. ～像高16 総高35

B101 木彫神将立像￥30, 000. ～像高26 総高29 ※P. 66にも掲載あり

B105 木彫子安観音￥30, 000. ～付合箱（杉）総高17 虫喰

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B107 木彫十一面観音立像￥50, 000. ～付木箱（桐）黒塗厨子像高4 総高7 厨子4×2. 5×8. 5 金銅光背

B111 銅鍍金毘沙門天立像￥50, 000. ～像高9 総高13

B115 如来坐像￥35, 000. ～総高38

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B108 木彫箔押十一面観音立像

B109 木彫不動明王二童子像

￥50, 000. ～黒塗厨子像高21 総高47 厨子25×15×56

B112 銅造十一面観音菩薩

￥50, 000. ～付黒塗厨子像高8 厨子14×11×21

B113 銅造不動明王

B110 木彫毘沙門天立像￥40, 000. ～付黒塗吊厨子像高11 総高14. 5 厨子10×7×18 像、台坐カケ厨子剥離

B114 銅造三尊佛

￥30, 000. ～総高5

￥40, 000. ～総高5. 5

B116 木彫僧形坐像￥35,000.～像高25 ユルミ玉眼

B117 木彫阿弥陀如来坐像￥30, 000. ～像高15

￥30, 000. ～ 5. 5×9

B118 杮経片額￥50,000.～総長22ほか額21. 5×33

B121 泥塔宝篋印塔￥30,000.～

B119 常楽寺縁起一巻￥30,000.～付時代堅木箱紙本 519×31 表具536×31 軸端欠ヤケシミスレ

B122 泥佛￥30,000.～総高18 カケ

￥30, 000. ～紙本 9×27×5. 5 ヤケシミスレ虫穴洛陽書林伊藤次郎兵衛刊行貞享二年（1685）歳在乙丑正月慈海宗順校合

B123 泥造太子二才像￥30,000.～像高7 スレハクリ

4. 5×4. 5×5. 5 ヒビワレ

B124 石佛￥30,000.～像高51

B120 大般若理趣分経全

B125 石造不動明王￥30,000.～付厨子（破損）像高30

B126 灰練弁財天十五童子￥30, 000. ～総高24 厨子26×13×40 大破接合

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B128 鉄鍔口花入￥120,000.～付木箱（モミ） 22×20×6

B129 銅鰐口￥90,000.～ 21×16×6

天正十六年（1588）

B130 十六菊紋衝座鰐口￥45,000.～

B131 鍔口￥30,000.～付合箱（桐）

26×25×9 室町

B133 銅鐃￥30, 000. ～総長19. 5

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明応四年（1495）「武州多摩郡信高地所金剛山観泉禅寺内」

B134 磬子￥30,000.～ 43×43×33 明治二十六年（1893）

B132 伏鉦￥30,000.～ 21×21×5

25×22×9 ヒビ耳にクズレ天明八年（1788）銘

B135 木魚￥30,000.～ 38×36×34 剥離

スレ

B136 文化七年打鐘￥30, 000. ～ 38×23 太玄誌

B137 銅高野水瓶￥65,000.～付木箱（桐） 12×12×24 ※P. 64にも掲載あり

B140 銅佛華器￥50,000.～ 15×15×22 四花室町

B143 鋳鉄護摩炉￥40,000.～ 39×35×29

B138 銅布薩小形水瓶￥60,000.～付木箱（桐） 7. 5×11×17 蓋欠注ぎ口カケ、ヘコミ ※P. 67にも掲載あり

B141 西村宗春獣耳大佛華器￥30, 000. ～ 25×25×34 口辺小アタリ「治工京大佛之住人西村左近宗春」底刻銘 ※P. 62にも掲載あり

B144 木彫四橛￥50,000.～付木箱（桐蓋大破）総長37

B139 銅高野水瓶￥35,000.～付木箱（桐） 13×13×23. 5 小エクボ「平七」底銘

B142 銅佛華器￥30,000.～ 12×9×15. 5 牡丹耳

B145 銅瓔珞￥30,000.～付時代溜塗箱（杉） 28×40

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B147 銅鍍金六角吊燈籠￥100,000.～ 32×32×43 明暦四（1658）三月十八日泉州日根之郡信達一乗山金熊寺樽井講中（刻銘）

B148 銅鍍金六角吊燈籠￥100,000.～ 38×38×50 元和五年己未（1619）正月吉日和州郡山施主川村新八郎内敬白奉寄進猿□大明神（刻銘）

※P. 64にも掲載あり

B149 銅六角吊燈籠￥70,000.～ 47×47×55

B150 木彫明王坐像￥100,000.～像高26 玉眼 ※P. 65にも掲載あり

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B151 軒丸瓦￥30,000.～付木箱（桐） 14×12×4 朝鮮か

B154 三村山極楽寺瓦断片￥30, 000. ～付識箱（桐） 9×14. 5×3

B157 木彫佛手￥30,000.～付合箱（モミ）飾台総長8

B160 興福院藩札貼文箱￥30, 000. ～ 9. 5×40×6 革紐欠平野町一丁目錢屋四郎兵衛

B152 軒丸瓦￥30,000.～

B153 鬼瓦断片￥30,000.～

16. 5×12. 5×15

B155 唐草文宇瓦￥30,000.～ 24×31×10

B158 木彫佛手￥30,000.～付識箱（桐）総長23 虫喰

B161 銅塗金細筒￥35,000.～付時代合箱（杉）総高21 梵種字刻

付木箱（杉） 21×22×5

B156 梵字樽器￥30,000.～付合箱（杉） 13. 5×13. 5×22 ワレ

B159 木彫佛手￥30,000.～付合箱（桐）飾台総長11

B162 阿閦如来画額￥30,000.～絹本 13×16 額25×28 ヤケシミスレオレ

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B164 現世地獄画額四￥150,000.～紙本 81×28 額104×51 ヤケシミ

B165 浄瑠璃寺印佛額￥100,000.～紙本 32×45 額43×55 ヤケシミキレ

B168 墨刷帯 B166 聖衆来迎乱版幅￥30, 000. ～紙本黒塗軸端 30×54 表具38×122 大ヤケシミ

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B167 紙背観音摺佛写経幅￥30,000.～紙本黒塗軸端 49×29 表具60×114 ヤケ

￥30, 000. ～ 33×198

浄家

B170 時宗絵伝断簡幅￥200,000.～付時代合箱（桐虫喰）紙本金軸端 46×29 表具60×117 シミスレオレ穴

B171 音空金字六字名号幅

B169 二祖対面画幅￥300,000.～付識箱（桐虫喰）紙本

￥60, 000. ～付時代箱（桐蓋欠）紙本金軸端 30×114 表具43×169 ヤケオレ背面損傷表具カビ山本観純

金軸端 50×100 表具65×177 ヤケスレキレ堀尾貫務箱識截金彩色

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B173 方便法身阿弥陀如来額￥40, 000. ～絹本 19×40 額45×63

B176 三空日課念佛幅￥50,000.～紙本黒塗軸端 74×134 表具95×223 ヤケオレ

B174 阿弥陀来迎画幅￥30,000.～付時代箱（桐）紙本潤塗軸端 26×55 表具37×130 ヤケオレ穴

B177 石窓道鏗朱衣阿弥陀如来坐像画賛幅￥40,000.～紙本唐木軸端 56×118 表具74×198 ヤケシミスレオレキレ表具アレ

B175 木版当麻曼荼羅画額￥35, 000. ～紙本 44×49 額58×64 ヤケシミ

B178 蓮如名号幅￥30,000.～付木箱（桐）折紙紙本金軸端 16×39 表具28×76 ヤケシミスレオレ剥離表具アレ、ヤケ、スレ、穴

蜜家

B179 聖護院道澄漢詩幅￥50, 000. ～付木箱（桐貼札）紙本牙軸端 18×20 表具31×89

4 0

B180 豪潮寛海白衣観音画賛幅￥30, 000. ～付時代箱（桐貼札）紙本潤塗軸端 33×32 表具35×111 ヤケシミオレ表具大シミ八十一翁豪潮寛海（寛延二･ 1749～天保六･ 1835）は天台宗の僧。諱寛海、号八萬四千煩悩主人、無所得道人ほか。

B181 豪誉梵字文殊画幅￥50, 000. ～付時代箱（貼札桐）紙本黒塗軸端 29×50 表具39×133

B183 松花堂昭乗寿老画三幅対￥100,000.～付二重箱（内時代識桐虫喰）紙本角貼軸端 29×101 表具41×170 ヤケシミオレ藪内十一世竹窓箱書松花堂昭乗（天正十二･ 1584～寛永十六･ 1639）は学僧、書画家。堺の人。俗名中沼式部、号に惺々翁、空識、晩年に松花堂と号した。

B182 文覚上人文切幅￥200,000.～付時代溜塗箱（桐）大倉好斎、古筆了仲極札紙本骨軸端 8×27 表具38×140 ヤケスレ明雲上人聖教紙背文覚上人（保延五･ 1139～建仁三･ 1203）は真言宗の僧。もと北面の武士で遠藤盛遠と称した。神護寺再興を強訴して伊豆に配流され、源頼朝の知遇を得る。頼朝開府後に神護寺を復興。空海ゆかりの東寺･西寺･高野大塔などの復興にも尽力した。頼朝の没後は佐渡や対馬に配流され客死した。

B184 松花堂昭乗消息幅￥80, 000. ～付時代識箱（桐）紙本雑木軸端 42×31 表具45×97 ヤケシミスレオレ表具大アレ

B185 豪潮寛海滝画賛幅￥50,000.～

B186 豪潮寛海林間寺塔画賛幅

B187 豪潮寛海書幅￥30,000.～

付識箱（杉）紙本唐木軸端 39×126 表具42×213 ヤケシミオレ八十四翁

￥40, 付木箱（桐）紙本 000. ～唐木軸端 27×85 付時代識箱（桐）吉川弘道折紙紙本表具38×141 ヤケシミ黒塗軸端 24×91 スレオレ表具オレ、アレ、ヤケ、スレシミ、穴表具27×174 ヤケ豪潮寛海（寛延二･ 1749～天保六･ 1835）は天台宗の僧。諱寛海、号八萬四千煩悩主人、無所得道人ほか。肥後國玉名郡山下村の人。安養寺塔頭専光寺第二世貫通の二男として生まれる。宝暦五年寿福寺豪旭に従って出家。十六歳で比叡山に登り、正覚院探題豪恕に就いて修学。文政六年長栄寺を建立。

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B190 木彫羅漢壁飾￥120,000.～ 43×48×20 玉眼

B189 羅漢画幅￥280,000.～付木箱（桐）絹本骨軸端 49×95 表具60×187 ヤケ穴

B191 達磨画幅￥100,000.～付合箱（桐）紙本牙軸端 40×94 表具52×184 シミスレオレ無落款

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B192 松村呉春達磨画賛幅￥100, 000. ～付木箱（桐）紙本蒔絵軸端 29×105 表具32×185 ヤケシミ黄檗華頂賛乙丑初夏画中松村呉春（宝暦ニ･ 1752～文化八･ 1811）は四条派の開祖、京都の人。名豊昌、字伯望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。

B195 朱衣釈迦苦行画幅￥30, 000. ～付時代識箱（桐貼札）紙本骨軸端 38×72 表具49×146 ヤケシミスレオレ表具アレ、スレ

B193 周文達磨画幅￥60,000.～

B194 導生南海老師肖像画賛幅

付時代識箱（杉）紙本黒塗軸端 52×94 表具67×180 ヤケシミスレオレキレヨゴレ

B196 釈迦如来行山苦行画幅￥30, 000. ～付木箱（桐貼札）紙本唐木軸端 53×95 表具61×125 ヤケシミスレオレキレ表具アレ

￥50, 000. ～紙本朱塗軸端 15×37 表具27×105 ヤケシミスレオレ表具アレ、ウキ

B197 黄檗潮外置字幅￥30,000.～付木箱（桐）紙本黒塗軸端 46×28 表具53×107 ヤケシミスレオレ表具オレ、シミ、穴

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B199 良寛和歌色紙幅￥550,000.～付識箱（杉）紙本

B200 良寛書状幅￥150,000.～付識箱（杉）紙本

唐木軸端 22×17 表具33×114 ヤケ大シミスレ森哲四郎箱識良寛（宝暦八･ 1758～天保二･ 1831）は江戸後期の歌人で曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、大愚とも号した。

朱塗軸端 31×15 表具45×130 スレオレ睦月廿四日書中良寛（宝暦八･ 1758～天保二･ 1831）は江戸後期の歌人で曹洞宗の禅僧。越後出雲崎の人。安永四年頃出家、大愚とも号した。

B201 仙厓義梵裸浄瑠璃画賛幅￥220,000.～

B202 沢庵消息幅￥150,000.～付識箱（杉貼札）紙本

付識箱（桐）紙本骨軸端 44×36 表具54×119 ヤケスレオレ酒壺堂箱識仙厓義梵（寛延三･ 1750～天保八･ 1837）は画僧。臨済宗妙心寺派。美濃武儀郡の人。僧名は義梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持となる。飄逸な画風で知られる。三宅酒壺洞は博多の仙厓研究科、収集家。

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潤塗軸端 47×33 表具50×112 ヤケシミスレヨゴレ

B203 江月宗玩細字幅￥150,000.～付木箱（桐）紙本黒塗軸端 56×24 表具59×111 ヤケシミスレオレ

B204 江月宗玩消息幅￥80,000.～付識箱（桐）紙本唐木軸端 41×30 表具45×96 ヤケシミオレ

江月宗玩（天正二･ 1574～寛永二十･ 1643）は禅僧、大徳寺百五十六世。別号欠伸子ほか。津田宗及の子。笑嶺宗訢のち春屋宗園に師事。方丈再興等、大徳寺の復興に尽力。また龍光院内に茶室孤篷庵を開く。墨蹟の鑑定に長じ、『江月和尚墨蹟手写』がある。

B205 宙宝宗宇いろは歌屏風本間六曲一隻￥250,000.～紙本 52×134 屏風363×169 ヤケシミ穴オゼキレ背面損傷宙宝宗宇（宝暦十･ 1760～天保九･ 1838）は臨済宗の僧、大徳寺四百十八世。塔頭芳春院第十三世住職。号に洛陽人、松月老人、松月叟など。則道宗軌について法を嗣ぐ。芳春院内に松月庵を営む。詩偈、書に優れ、名筆と称された。また、茶の湯を能くし製陶にも長じた。天保七年、仁孝天皇より天光真照禅師の号を賜る。

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B207 仙厓義梵瀧見観音画賛幅￥380,000.～

B208 天祐紹杲一行書幅

￥350, 000. ～付時代識箱（桐貼札）紙本牙軸端 29×134 表具31×210 付木箱（桐）紙本黒塗軸端 31×134 ヤケシミオレ表具45×194 ヤケシミオレ天祐紹杲（天正十三･ 1585～寛文六･ 1666）仙厓義梵（寛延三･ 1750～天保八･ 1837）はは近江に生まれ、諱を紹杲、号を夢伴子、実画僧。臨済宗妙心寺派。美濃武儀郡の人。僧夢叟、柔兆子などとし、萬江宗程の法嗣で大名は義梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世徳寺百六十九世となった。本山に梅岩庵、大住持となる。飄逸な画風で知られる。和宇多に徳源寺を創始した。また明暦二（1656）に後西天皇より佛海祖燈禅師の号を賜った。

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B209 以心崇伝達磨画賛幅￥350,000.～付時代合識箱（桐）紙本骨軸端 42×103 表具55×184 ヤケシミスレキレ穴

B210 白隠法語幅￥60,000.～付識箱（杉）紙本牙軸端

B211 泰叟和尚詩切幅￥60,000.～付時代箱（杉貼札）

25×19 表具35×101 ヤケシミ虫穴白隠慧鶴（貞享二･ 1685～明和五･ 1768）は臨済宗の禅僧。駿河の人。多数の著作の他、若くして独特の作風を見せる書画を能くした。宝暦八（1758）年には三島に滝沢寺を開き開祖となった。

B212 清巌宗渭一行書幅￥290, 000. ～付二重箱（内時代識桐）紙本牙軸端 27×100 表具30×176 ヤケシミ藤井誡堂箱識清巌宗渭（天正十六･ 1588～寛文元･ 1661）は近江生まれの臨済宗の僧。大徳寺百七十世。諱は宗渭、号は弧陋、自笑。

神田道僖極札（虫喰）紙本骨軸端 15×23 表具39×99 ヤケシミスレ虫穴大徳寺真珠宗玄極書添

B213 玉室宗珀一行書幅

B214 萬輝宗旭一行書幅￥190, 000. ～付二重箱（内時代識桐）￥150, 000. ～付時代識箱（杉）紙本黒塗軸端古筆了意極札紙本牙軸端 22×103 28×118 表具30×188 シミオレ穴表具スレ表具24×175 ヤケシミスレオレ表具オレ、スレ古筆了員箱識平瀬露香旧蔵玉室宗珀（元亀三･ 1572～寛永十八･ 1641）は臨済宗の僧。春屋宗園の法嗣。大徳寺第百四十七世。

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B216 狩野安信禅宗五祖六祖画双幅￥100,000.～

B217 大綱宗彦瓢画賛幅

￥70, 000. ～付時代識箱（杉蔵印）紙本黒塗軸端 29×92 表具35×164 ヤケシミ付二重箱（内識桐）紙本牙軸端 27×85 スレオレ八十七翁書中表具39×164 ヤケシミオレ橋本雅邦箱識大綱宗彦（安永元･ 1772～安政七年･ 1860）は大五祖（弘忍）、六祖（慧能）徳寺第四百三十五世。同寺塔頭黄梅院第十四世。狩野安信（慶長十八･ 1613～貞享二･ 1685）は狩野家八代、中橋狩野家初代。

B219 狩野洞栄瓢箪小禽画賛幅￥50,000.～付木箱（桐貼札）紙本牙軸端 35×108 表具37×191 シミオレ表具シミ仙厓賛

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B218 大心義統置字幅￥50,000.～付時代箱（杉）紙本黒塗軸端 27×84 表具29×172 ヤケシミスレオレヨゴレ大心義統（明暦三･ 1657～享保十五･ 1730）は大徳寺二百七十三世。

B220 大徹宗斗一行書幅￥50,000.～

B221 雪村友梅一行書幅￥50,000.～

付時代識箱（桐）紙本彫漆軸端 26×85 表具28×159 ヤケシミオレキレ大徹宗斗（1765～1828）は臨済宗の僧。大徳寺四百三十世。

付時代溜塗箱（桐貼札）紙本黒塗軸端 19×98 表具21×168 スレオレ雪村友梅（正応三･ 1290～貞和二･ 1347）は臨済宗の僧。

B222 大綱宗彦一行書幅￥50,000.～付木箱（桐）紙本潤塗軸端 29×111 表具39×188 ヤケスレオレ八十七翁書中

B223 宙宝宗宇消息幅￥50,000.～

B224 大綱宗彦和歌幅￥30,000.～

付識箱（杉）紙本黒塗軸端 48×16 表具56×123 シミスレオレ六月十一日書中尾関宗園箱識宙宝宗宇（宝暦十･ 1760～天保九･ 1838）は臨済宗の僧、大徳寺四百十八世。塔頭芳春院第十三世住職。号に洛陽人、松月老人、松月叟など。則道宗軌について法を嗣ぐ。芳春院内に松月庵を営む。詩偈、書に優れ、名筆と称された。また、茶の湯を能くし製陶にも長じた。天保七年、仁孝天皇より天光真照禅師の号を賜る。

付木箱（杉）紙本黒塗軸端 43×31 表具45×116 ヤケシミ大綱宗彦（安永元･ 1772～安政七年･ 1860）は大徳寺第四百三十五世。同寺塔頭黄梅院第十四世。昨夢、空華室と号したのち、向春庵と称し、和歌や茶の湯をよくし書画に優れた。裏千家の玄々斎千宗室や表千家の吸江斎千宗左、武者小路千家の全道宗守らと親交し、茶道界の発展に尽力した。

B226 銅三重塔形舎利器￥250,000.～ 16×16×38 舎利容器不帯

B225 明道宗詮置字幅￥30,000.～付合箱（杉）紙本黒塗軸端 54×28 表具56×104 ヤケシミスレオレキレ表具オレ、スレ、穴、ウキ

B227 木彫黒漆塗蓮形舎利容器￥180,000.～付黒塗厨子舎利六粒総高8. 5 厨子8×7×15

※P. 63にも掲載あり

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新佛家

B229 山中梅園当麻曼荼羅画幅￥750,000.～付二重箱（内桐識外溜塗）点眼供養折紙絹本金軸端 96×105 表具125×214 ヤケ昭和五年（1930）画中

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B230 銅造菩薩立像￥160,000.～像高35.5 総高47

B231 畠山勲銀造観音立像￥80,000.～付合箱（桐）鍍金厨子像高9 総高15 厨子11×11×20 刻銘 285g

B232 雅山釈迦三尊十六善神画幅￥100,000.～

B233 銅造阿弥陀如来坐像￥50,000.～総高40

付共箱（桐）絹本金軸端 72×109 表具93×201

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南都系佛家ほか

B235 清水公照鶴画賛幅

B236 大西良慶一行書幅

￥50, 000. ～付共箱（桐）紙本潤塗軸端 34×138 表具48×221 シミ清水公照（明治四十四･ 1911～平成十一･ 1999）は東大寺長老。兵庫県の人。昭和四十九（1974）年東大寺別当、五十年華厳宗管長、五十六年東大寺長老。文人画､書、陶芸を能くした。

￥50, 000. ～付共箱（桐貼札）紙本黒塗軸端 22×108 表具25×185 ヤケシミ昭和四十三（1968）年六月箱識九十四才大西良慶（明治八･ 1875～昭和五十八･ 1983）は奈良県出身。号無隠。

B238 清水公照衝立￥50,000.～

B239 清水公照寿字幅

120×26×74

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￥50, 000. ～付二重箱（内共桐外溜塗）紙本牙軸端 55×44 表具58×139

B237 三田花農玄奘三蔵画幅￥50, 000. ～付識箱（桐）絹本黒塗軸端 48×133 表具63×216 ヤケシミ

B240 大西良慶書幅￥50,000.～付共箱（桐）紙本黒塗軸端 53×40 表具55×131 ヤケシミ昭和四十二年(1967)箱識九十三才

B243 東雲堂二月堂机ほか￥40,000.～ 91×45×27ほか天板ワレソゲ不宣庵什（比喜多松斎）二月堂食堂奈良東雲堂造内一朱銘比喜多松斎（生没年未詳）は江戸中期の茶人。号は不宣庵、松雨斎ほか。山本宗謙や北道逐の門下と言われる。

B241 線刻如来立像拓本幅￥60, 000. ～紙本唐木軸端 59×117 表具70×189 ヤケ地獄谷聖人密佛龕像左脇侍佛春日奥山の地獄谷聖人窟の三尊佛は、太田古朴の説に従えば、弥勒如来を中尊とし、左脇に吉祥薬師如来、右脇に十一面観音を配すが、左脇の如来の手印を視認がたいので如来立像と表記した。 ※P. 70にも掲載あり

B242 地蔵尊拓本幅￥35, 000. ～紙本雑木軸端 41×109 表具52×202 ヤケシミヨゴレ

B244 乾漆金剛盤￥30,000.～ 30×20.5×5

B245 白描大日如来画幅￥80, 000. ～紙本金軸端 118×127 表具143×201 シミ

B246 円空佛拓本幅

B247 円通寺羅漢梵鐘拓本二

￥35, 000. ～付識箱（桐）紙本 P軸端 30×46 表具41×126 ヤケシミ尾張観音寺木端佛箱識

B248 法隆寺金堂壁画写真二十四

B249 北村西望ブロンズ観音額￥30,000.～

￥30, 000. ～付紙帙（大破） 21×21 額32×36 台紙（大）57×74ほか北村西望（明治十七･ 1884～昭和（小）44×58ほか台紙ヤケ、シミ六十二･ 1987）は長崎県生の彫刻家。大二十小四

B250 廣谷黄楊彫白衣観音￥30,000.～

￥30, 000. ～付識箱（杉貼札）紙本潤塗軸端 49×37 表具55×126

B251 石造合掌菩薩坐像￥30, 000. ～像高47

像高23 指カケ、ヒビ彫銘

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浄家ほか

B256 大谷光沢和歌懐紙幅￥30,000.～付木箱（桐貼札）紙本黒塗軸端 50×35 表具53×117 シミ西本願寺二十世大谷光沢（寛政十･ 1798～明治四･ 1871）は浄土真宗の僧。西本願寺第二十代門主。

B253 山下現有六字名号幅￥50,000.～付識箱（桐）紙本黒塗軸端 29×125 表具41×201 シミオレ郁芳随円箱識山下現有（天保三･ 1832～昭和九･ 1934）は知恩寺六十二世、増上寺七十六世、知恩院七十九世。

B254 岸信宏一行書幅￥30, 000. ～付共箱（桐）紙本 P軸端 33×129 表具46×190 ヤケシミオレ表具アレ浄土宗僧。知恩院門跡。愛知県生。号は遊玄。全日本仏教会会長。昭和 54年（1979）寂、90才。

B255 暁烏敏二行書幅￥30, 000. ～紙本黒塗軸端 34×134 表具47×196 ヤケシミスレオレ

B260 大谷光勝短冊￥30, 000. ～紙本 5. 5×36 短冊掛9×58 東本願寺二十一代大谷光勝（文化十四･ 1817～明治二十七･ 1894年）は浄土真宗の僧。東本願寺第二十一世。真宗大谷派管長。伯爵。

B257 渡辺省亭文珠菩薩画幅￥50,000.～

B258 加藤英舟六斎念佛踊画幅￥30,000.～

付時代箱（桐）紙本牙軸端 36×94 表具47×180 ヤケシミスレオレ渡辺省亭（嘉永四･ 1851～大正七･ 1918）は江戸神田の人。菊池容斎の門人。

付共箱（杉）絹本唐木軸端 27×58 表具30×141 ヤケシミ表具アレ明治壬寅（1902）加藤英舟（明治六･ 1873～昭和十四･ 1939）は愛知県出身の日本画家。名栄之助。

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B259 普賢菩薩幅￥30, 000. ～付木箱（桐）絹本黒塗軸端 32×107 表具46×196 ヤケ大シミスレ絹布タワミ

B261 大谷句佛和歌懐紙幅￥30,000.～紙本黒塗軸端 47×34 表具50×126 ヤケシミオレ表具ヤケ、シミ大谷句佛（明治八･ 1875～昭和十八･ 1943）浄土真宗の僧･俳人。東本願寺第二十三代法主。

禅家ほか

B262 鹿子木孟郎達磨画幅￥50,000.～

B263 山田無文一行書幅￥30,000.～

B264 山田無文一行書幅￥30,000.～

付木箱（桐）紙本骨軸端 33×130 表具44×190 シミスレ鹿子木孟郎（明治七･ 1874 ～昭和十六･ 1941）は岡山県生まれの画家。号不倒。

付共箱（桐）紙本黒塗軸端 33×121 表具46×181 シミ

付木箱（杉）紙本唐木軸端 40×136 表具54×204 ヤケシミオレ山田無文（明治三十三･ 1900～昭和六十三･ 1988）は愛知県生。臨済宗妙心寺派の僧。妙心寺六百三十九世。道号素圭、号太室、通仙洞。

B267 朝比奈宗源一行書幅￥30,000.～

B268 藤森弘禅一行書幅￥30,000.～

付木箱（桐蓋裏桟欠）付木箱（桐）紙本紙本潤塗軸端 34×124 骨軸端 34×134 表具45×190 ヤケ大シミ表具50×201 オレ表具ヤケ、小シミヤケ小シミ朝比奈宗源（明治二十藤森弘禅（昭和元・四・1891～昭和五十四・ 1926～昭和五十九・ 1979）は、臨済宗の禅僧｡ 1984）は僧家。方広寺531 世。

B269 橘宗義一行書幅￥30,000.～付木箱（桐）紙本黒塗軸端 18×67 表具28×141

B265 古川大航楊柳観音画賛幅

B266 古川大航寿書幅￥30,000.～

￥30, 付共箱（杉）紙本 000. ～付共箱（桐）黒塗軸端 33×130 紙本黒塗軸端 34×128 表具40×210 ヤケシミ表具36×199 オレ表具ヤケ、シミ古川大航（明治四･ 1871～八十三叟画中昭和四十三･ 1968）は妙心寺元管長。埼玉県生。

B270 松岡喝山一行書幅￥30,000.～

B271 鈴木大拙一行書未装￥30,000.～

付木箱（桐）紙本黒塗軸端 30×122 表具31×192 ヤケ小シミオレ表具スレ、ウキ大徳寺495世

紙本 34×129 大シミ鈴木大拙（明治三年･ 1870～昭和四十一年･ 1966）は仏教哲学者。文化勲章。日本学士院会員。

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B273 鈴木大拙書色紙未装四￥50, 000. ～紙本 24. 5×27. 5ほかシミ

B274 鈴木大拙英字書

B275 菅原曇華画帳￥30,000.～

未装￥30, 000. ～紙本 52×57 オレ

付帙（留め具欠）紙本 18×24×2. 5 ヤケシミスレ

鈴木大拙（明治三年･ 1870～昭和四十一年･ 1966）は仏教哲学者。文化勲章。日本学士院会員。

B277 各派管長書画寄帖￥50,000.～付時代箱（桐）紙本帙 18×23 帖22×31×4 シミ

B276 三浦承天四幅￥30,000.～付共箱（桐）紙本黒塗軸端（剥離） 45×33 表具48×123 ヤケシミオレ表具オレ、ヤケ、スレ、ウキ夢富士和六祖之臼三浦承天（明治三・1870～昭和三十二・1957）は臨済宗の僧。妙心寺派管長。妙心寺624世。法諱は宗杲、室号を白雲洞。退官後は松島瑞巌寺僧堂師家を務めた。

B280 銅達磨立像￥30, 000. ～付木箱（杉） 10×6×22

B279 関精拙達磨画賛幅 B278 中原南天棒達磨画賛幅￥30, 000. ～付識箱（桐）紙本朱塗軸端 30×131 表具40×202 ヤケシミオレ

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￥30, 000. ～付共箱（桐）紙本唐木軸端 33×133 表具46×197 シミオレ穴関精拙（明治十･ 1877～昭和二十･ 1945）は天龍寺二百四十世元管長。諱を元浄、峨麓、青峨室、晩年は峨翁と号した。詩や書画に巧み。

B281 順真扁額￥30,000.～ 85×45 知恩院

福神

B282 仙厓義梵大黒画賛幅￥230,000.～付識箱（桐）紙本骨軸端 53×40 表具60×130 ヤケシミスレオレ仙厓義梵（寛延三･ 1750～天保八･ 1837）は画僧。臨済宗妙心寺派。美濃武儀郡の人。僧名は義梵。寛政元年筑前聖福寺第百二十三世住持となる。飄逸な画風で知られる。

B283 松花堂布袋画幅￥50,000.～付時代識箱（桐貼札）紙本雑木軸端 24×79 表具31×152 ヤケシミスレオレ虫穴表具虫穴松花堂昭乗（天正十二･ 1584～寛永十六･ 1639）は学僧、書画家。堺の人。男山岩清水八幡宮の瀧本坊に住した。

B284 六山夷画幅￥30,000.～付二重箱（内桐外黒塗）太巻紙本牙軸端 40×123 表具54×211 ヤケシミオレキレ

B285 木彫二福神￥40,000.～付厨子像高15ほかヒビ

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B287 木彫夷￥30, 000. ～総高23

B288 木彫夷￥30, 000. ～付飾台像高21

B289 酒井抱一旭日大黒幅￥250,000.～付時代箱（桐）文嶺極紙絹本牙軸端 32×76 表具43×155 ヤケシミ表具ヤケ酒井抱一（宝暦十一･ 1761～文政十一･ 1828）は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生まれ。

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B290 酒井抱一お福画幅￥80, 000. ～付二重箱（内桐外溜塗）絹本牙軸端 23×104 表具38×152 ヤケシミ

B291 木彫夷￥80,000.～総高52 一本彫成

B292 木彫彩色大黒天￥70,000.～付木箱（桐桟一欠）像高21 背面損傷剥離接合

B293 銅老体大黒立像￥30,000.～像高13 総高16. 5 俵台別鋳

B296 木彫笑み大黒夷￥30, 000. ～像高15ほか

B294 木彫大黒天立像￥30,000.～

B295 木彫夷￥30,000.～総高15.5

総高11. 5

B297 山中象堂一刀彫大黒天￥30, 000. ～像高15 底彫銘

B298 光白木彫大黒夷￥40,000.～全体40×17×39 大黒像高22 夷の竿欠彫銘

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道教 B300 小川義正木彫西王母￥150,000.～ 39×28×43 カケヒビ虫喰彫工小川國造義正行年四拾本（底彫銘）

B303 田中主水木彫福禄寿

B301 木彫十王坐像

￥50, 000. ～付共箱（桐）像高21 田中常慶は、京都美術工芸学校卒。初め滴水と号すが、大正三年に「日本大仏師定朝法印第三十三世」の称を父田中立慶より継いで主水を名乗った。

B302 十王断片￥30, 000. ～総高29

￥35, 000. ～総高32

B304 小川千甕八仙桃寿画幅￥50,000.～

B305 雲澤東方朔画賛幅

付共箱（桐）紙本唐木軸端 51×135 表具66×210 ヤケシミスレオレ小川千甕（明治十九･ 1886～昭和四十六･ 1971）は京都生まれ。名は多三郎。

￥35, 付二重箱（内共桐）絹本￥30, 000. ～付木箱（桐） 000. ～紙本唐木軸端 30×131 牙軸端 36×114 表具50×206 付木箱（桐）紙本根来塗軸端 17×43 表具40×181 ヤケシミヤケシミ表具ヨゴレスレオレキレ穴菅楯彦（明治十一･ 1878～昭表具39×161 ヤケ侗庵賛和三十八･シミスレオレ虫穴 1963）は鳥取県生の日本画家。号は盛虎、静湖。

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B306 菅楯彦寿老人画幅￥50,000.～

B307 福王雪岺牛乗寿老画幅

B308 青面金剛眷属画幅￥30, 000. ～紙本金軸端 28×83 表具39×159 ヤケシミ表具アレ、虫穴、ヤブレ不読白文印

儒教

B309 室鳩巣漢詩幅￥50,000.～付時代識箱（桐貼札）

B310 伊藤蘭嵎四箴幅￥50,000.～付木箱（桐）紙本

古筆家極札紙本黒塗軸端 40×26 表具49×107 ヤケシミスレオレ柴野栗山添文（寛政三）室鳩巣（万治元･ 1658～享保十九･ 1734）は江戸前期の儒学者。名直清、字師礼、通称新助。寛文十二（1672）に加賀藩主前田綱紀に仕え、京都に遊学時には木下順庵に入門。徳川家宣･家継･吉宗の三代の将軍に仕え、陽明学派や古学派を批判し官学としての朱子学を追求す。

骨軸端 63×26 表具75×114 表具アレ宝暦戊寅（1758）十一月程伊川先生視聴言動四箴序伊藤蘭嵎（元禄七･ 1694～安永七･ 1778）は江戸中期の儒学者。京都堀川に生まれ、名を長堅、字を才蔵、蘭嵎は号。享保十六年（1731）和歌山藩に仕えて藩儒となり、五経の研究をするなど新しい発展を目ざした。古学堀川学派。

B311 頼山陽二行書幅￥50, 000. ～付二重箱（内鏡識桐）紙本牙軸端 30×133 表具43×202 ヤケオレ頼潔内箱識

B312 頼山陽書幅￥50,000.～付木箱（桐）紙本牙軸端 60×135 表具77×216 ヤケ

頼山陽（安永九･ 1781～天保三･ 1832）は儒者。頼春水の息。大阪に生まれ､まもなく広島に移る。江戸に出て尾藤二洲に経学･国史を学ぶ。博識で詩文をよく好む。京都に書斎「山紫水明処」を構え、文人と交流。

B313 浮田一蕙二十四孝画幅￥50, 000. ～付合箱（桐）絹本雑木軸端 26×66 表具36×129 ヤケシミオレ表具アレ乙卯文月浮田一蕙（寛政七年･ 1795～安政六年･ 1859）は復古大和絵派の画家。京都の人。名は公信、のち可為、豊臣を称す。別号に昔男精舎。

B314 関口雪翁雪竹画幅￥50, 000. ～付合箱（杉）絹本唐木軸端 33×105 表具44×176 ヤケシミオレ

B315 頼春水 B316 頼支峰一行書幅三行書幅￥30,000.～￥30, 付時代識箱（桐貼札） 000. ～付識箱（桐貼札）絖本唐木軸端 51×155 紙本唐木軸端表具71×220 ヤケシミオレ表具虫穴 27×122 頼支峰（文政六･表具42×187 ヤケ 1823～明シミオレ巳末之治二十二･ 1889）は頼山陽の夏日頼潔箱識第二子。名復（あつし）、字頼春水（延享二･士剛。 1745～文化十三･ 1816）は儒者。頼山陽の父。名惟完、字千秋･伯栗、別号霞崖･和亭など。

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床の間遊びの提案特集( 佛教美術特集) に寄せて

B069 銅輪宝蓮華文華鬘￥150, 000. ～ B006 涅槃画大幅￥1, 200, 000. ～ B077 銅造誕生佛￥70, 000. ～ B057 銅承盤￥100, 000. ～

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B038 金銅火炎宝珠形舎利容器￥420, 000. ～ B141 西村宗春獣耳大佛華器￥30, 000. ～

長床、違棚、付書院を用い、釈迦尊崇の形を飾る。釈迦の生涯は、釈迦の八大事相として語られるが、ここでは誕生佛と涅槃画と舎利塔及び佛塔を選び、華鬘と供華のための佛花器で荘厳に勤めた。涅槃画は大幅のため不細工な室礼となったが寛容を願うほかない。

B082 木彫彩色華鬘￥50, 000. ～ B226 銅三重塔形舎利器￥250, 000. ～

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如意輪観音画を懸け、燈籠と水瓶と柄香炉を配し、火（燈籠）、水（高野水瓶）、香（柄香炉）による供養の形を整えた。 B147 銅鍍金六角吊燈籠￥100, 000. ～ B003 如意輪観音画幅￥1, 200, 000. ～ B137 銅高野水瓶￥65, 000. ～ B070 銅鍍金柄香炉￥50, 000. ～ P018 黒塗冠卓￥70, 000. ～

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愛染明王画を懸け、前に大破した愛染明王を戴き、輪花台を配した。 B022 愛染明王画幅￥300, 000. ～ B150 木彫明王坐像￥100, 000. ～ B086 東大寺輪花台￥50, 000. ～ P018 黒塗冠卓￥70, 000. ～

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弘仁四年（813）の鋳銘を持つ薬師三尊の鋳鉄掛佛を正面に懸け、薬師如来の眷属を心象させた神将を侍立させ、これに香炉と香合を配して、香供養の形とした。 B029 鉄造薬師三尊掛佛￥450, 000. ～ P013 蓮池蒔絵飾棚￥50, 000. ～ B101 木彫神将立像￥30, 000. ～ F 017 青貝阿古陀形香炉￥110, 000. ～ B065 唐招提寺釘隠改香合￥450, 000. ～

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写経の幅を懸け、経文を尊崇し、写経する作善を、補笠の彩絵板文庫に水瓶を配して意識した。 B053 装飾経断簡幅￥900, 000. ～ P036 豊斎桐書棚￥260, 000. ～ P037 補笠秋草月彩絵板文庫￥210, 000. ～ B138 銅布薩小形水瓶￥60, 000. ～

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木彫と銅造の聖天像を三階厨子棚に配し、右脇に東大寺の油壺の倣作を置き、棚に輪花盆を用いて生駒の聖天に供えられる清浄歓喜団（亀屋清永）を戴いた。油壺は、聖天の油供に因み、歓喜団は聖天の好物である。木彫は象頭一体式、銅像は象頭二体抱合式。 P011 牡丹唐草蒔絵三階棚￥250, 000. ～ B060 木彫聖天￥150, 000. ～ B061 銅造聖天￥120, 000. ～ P030 黒塗輪花盆￥50, 000. ～ P034 根来塗蛸足油壺￥80, 000. ～

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不動明王の独尊画像幅を懸け、不動明王の眷属である三十六童子の内の五体の童子像を並べ、前段に金剛界五佛を毛彫した五智宝冠を配した。不動明王の働きを助ける童子には、制多迦、矜羯羅の二童子から、八大童子、三十六童子を知るが、三十六童子の画像は寶光寺の画幅を知るぐらいで少なく、彫像の例は寡聞にして本例のほかを知らない。童子の背に毛彫された銘により以下を知る。獅子光童子、品請光童子、戒光恵童子、光網勝童子、妙一蔵童子。 B036 不動明王二童子画幅￥135, 000. ～ B049 銅造童子立像五￥200, 000. ～ B058 灌頂五智宝冠￥50, 000. ～ P019 黒塗鉋目冠卓￥50, 000. ～

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春日奥山の聖人屈から柳生までの柳生街道に沿って散在する石佛を一般に紹介したのは、在野の佛教美術の研究者であった太田古朴（大正三・1914～平成十二・2000）である。昭和43年（1968）、『石佛柳生街道』（太田古朴・総藝舎）を片手に、春日奥山（聖人屈）を起点に柳生街道を、三日をかけて走破した。最初の聖人屈では張り巡らされた林野庁の金網に、まともに尊像を拝すこともできず、朝日観音との遭遇にも失敗した。春日地獄谷の如来立像拓本幅を懸け、瀬戸の黒釉の大きな佛花器で花供養の形を整えた。 B241 線刻如来立像拓本幅￥60, 000. ～ O017 大佛花器￥50, 000. ～

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朝日観音に経筒形の花入を配した。 Z100 幸野直入春日山朝日観音画幅￥35, 000. ～付共箱（桐）絹本唐木軸端 36×102 表具45×170 ヤケシミ H006 銅筒花入￥50, 000. ～ Z101 置床￥30, 000. ～ 78. 5×36×14

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公家有職文華 A001 称光天皇宸翰幅￥300,000.～付時代識箱（桐）紙本骨軸端 53×30 表具57×120 ヤケシミスレ表具穴

A002 後光厳天皇宸翰幅￥150,000.～付二重箱（内時代識杉外溜塗）紙本黒塗軸端 12×32 表具28×137 ヤケシミオレ虫穴表具オレ、ヤケ、スレ石川馨箱識（明治己卯・1879）

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A003 伝亀山天皇宸翰松葉切幅￥95,000.～付二重箱（内識桐外溜塗）紙本潤塗軸端 20×26 表具64×134 ヤケシミオレ吉澤義則箱識源公忠歌賛

A004 八条宮智忠和歌小色紙幅￥90,000.～付識箱（桐）紙本牙軸端 6×6. 5 表具40×99

A005 近衛家熙和歌色紙幅￥90,000.～付木箱（桐貼札）紙本彫漆軸端 18×20 表具62×128 ヤケシミスレ近衛家熙（寛文七･ 1667～元文元･ 1736）は従一位関白内覧太政大臣近衛基熙の子。母は後水尾天皇の皇女常子内親王。関白（宝永四･ 1707～宝永六･ 1709）、摂政（宝永六･ 1709～正徳二･ 1712）、太政大臣（宝永七･ 1710 ～正徳元･ 1711）。

A006 八角貝行器一対￥100,000.～付黒塗箱（杉）二 38×38×48（台含）唐草蒔絵

A007 八木彦六蹴鞠￥80,000.～付時代共箱（杉） 18×18×18

雑感

色漆塗獅子頭総体を黄漆塗とし目、眉、鼻、歯を黒漆、瞼と鼻孔、唇に赤漆を施す。体部の布を取り付けた孔を残す。角のみ後代の補作。古製の外箱が添い、蓋甲と箱の前後二方に「御頭」の墨書をみる。蓋裏に以下の墨書をみる。 1726) 正月ニ求ム以後明治二十年迄百五十七年ヲ経過スルモノ「亨保十七年( ナリ猶将来大切ニ保存スベシ明治二十年一月記之」。さらに以下を記した紙片が付帯する。「森家相伝御頭此御頭は亨保十七年正月に求む。以後昭和五十三年正月迄二百四十五年を経過するものである。森家代々相伝の御頭として将来大切に保存すべきものとす。森彦兵衛—邦助沖之助—幹三郎昭和六〇( 1985) 」。なお、本年から数えれば二百九十五年前。

A028

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A009 後二条院和歌短冊幅

￥50, 000. ～付合箱（杉）奥西宗園極札紙本牙軸端 5×23 表具25×142 シミ

A010 尊証法親王歌散書未装￥50, 000. ～付木箱（杉）紙本 41×30 ヤケシミ

A011 近衛基前漢詩幅￥50,000.～付識箱（杉）紙本黒塗軸端 43×27 表具57×119 オレ虫穴表具ヤケ、虫穴

A012 風早実種消息幅￥50,000.～

A013 三条西季知和歌懐紙幅

A014 平田篤胤和歌散書幅

紙本黒塗軸端 38×29 表具40×111 ヤケシミオレ表具ヤブレ、オレ、大シミ風早実種（寛永九･ 1632～宝永七･ 1711）は姉小路公景の次男、通称三位。千宗旦に茶を学び、また烏丸光広に師事して香の奥義を極め、風早流をおこした。

￥50, 000. ～付識箱（桐桟一欠）紙本潤塗軸端 48×37 表具58×123 ヤケシミオレ春朝日三条西季知（文化八･ 1811～明治十三･ 1880）は幕末から明治時代の公卿。父三条西実勲。母三条実起の娘。嘉永三年参議。八月十八日の政変で長州に逃れる、いわゆる七卿落の一人。

￥50, 000. ～付時代合箱（杉貼札）紙本骨軸端 43×30 表具53×110 ヤケシミ穴平田篤胤（安永五･ 1776～天保十四･ 1843）は、国学者･神道家。佐竹藩士の子。幼名正吉。元服して胤行と名乗り、享和年間以降は篤胤と称した。別に気吹舎、家号を真菅乃屋とした。

A015 青貝装八足台￥180,000.～ 92×45×44 天板ウキ足一ワレ

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A016 梨子地三友蒔絵冠卓￥120,000.～付時代箱（桐ワレ） 51×31×26 足先金物一欠

A019 御正体鳥居￥50, 000. ～ 13×13. 5

A020 天拝土器￥50, 000. ～付時代識箱（杉十六菊紋入） 19×19×5 高台ソゲ長久天拝御土器一友田家所蔵箱識

A017 狩野元信渡唐天神画賛幅￥250, 000. ～付時代識箱（桐桟破損）大倉汲水極札紙本牙軸端 32×75 表具44×157 ヤケシミスレオレ足利義澄賛狩野元信（文明八･ 1476～永禄二･ 1599）は正信の息。狩野派の確立者。名四郎次郎、通称大炊助。後世古法眼と呼ばれた。京都生まれ。

A018 夏葉子怒天神画幅￥100, 000. ～付時代箱（桐貼札）絹本骨軸端 39×93 表具50×166 ヤケシミオレ表具シミ

A021 銅筒形籤箱￥50, 000. ～付木箱（桐） 7×9×15 正一位青木稲荷大明神安政二乙年（1855）嶋原わちがひ屋店

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A023 木彫男神像￥200, 000. ～総高50. 5 守護神佐々木家（背面墨識）

A024 木彫神像￥100, 000. ～像高33 虫喰

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A025 多臂神像￥80, 000. ～総高32 虫喰

A026 伝玉取祭礼木玉￥150,000.～付時代合箱（杉）

A027 庚申待石猿￥130,000.～像高29 三猿ノ内

21×21×21 六十日に一度めぐってくる庚申の日に眠った人間の体から三尸(さんし)が抜けだし、天帝にその人の罪過を告げに行かさぬため仲間で集まり徹夜をした庚申講。青面金剛に三猿「見ざる、言わざる、聞かざる」が添えられる例を多くみる。

A028 木彫色漆塗獅子頭￥100,000.～付時代識箱（杉）

A029 色漆塗獅子頭￥70,000.～ 37×35×24 剥離

30×25×14 P. 73雑記に記載あり

A030 獅子頭￥70,000.～ 47×24×24

A031 大和鞍鏡四緒手￥50,000.～直径8

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A033 近衛基平和漢朗詠巻物四￥350,000.～付二重箱（内時代溜塗桐外溜塗虫喰、ワレ）紙本牙軸端 685×34 表具755×34 ヤケシミスレオレ虫穴表具オレ、ヤケ近衛基平(寛元四･ 1246～文永五･ 1268)近衛兼経の子。母は九条道家の娘。号は深心院、西谷。

A034 古今和歌集巻（巻第一、第二）￥250, 000. ～付木箱（杉）紙本唐木軸端 471×25 表具531×25 古今和歌集巻第一春歌上、巻第二春歌下を、筆者不明ながら能筆が筆写する。

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A036 吉野大夫ほか連歌巻物￥100,000.～付木箱（桐）絹本唐木軸端 369×27 表具392×27 ヤケシミオレ吉野大夫は京都における太夫の名跡。二代目は和歌や連歌などの教養を備えた人物で、退廓後は灰屋紹益の妻となる。寛永二十年（1643）歿。

A037 近衛信尹和歌色紙添書巻物￥80,000.～付溜塗箱（桐）紙本骨軸端 78×21 105×21 ヤケシミスレ表具シミ寛政九（1797）極書近衛信尹（永禄八･ 1565～慶長十九･ 1614）は公卿。従一位関白太政大

A038 飛鳥井教定絵合幅￥70,000.～付識箱（桐）太巻紙本牙軸端 55×39 表具67×130 ヤケシミカビスレ穴ヨゴレ表具大シミ、カビ有馬賴底箱識

臣近衛前久の子。初名信基、信輔。号三藐院。天正五年（1577）に元服し正五位下、天正十二年（1584）左大臣。慶長五（1600）に赦免、慶長十（1605）関白に叙任。能書家として知られ、松花堂昭乗、本阿弥光悦らとともに寛永の三筆と称される。

A040 『後撰和歌集』上下￥80, 000. ～ 18×22

A039 冷泉為村和漢詩歌巻物￥50,000.～付木箱（桐）冷泉為理折紙紙本牙軸端 514×29 表具539×29 ヤケシミキレ大穴テープ補修冷泉為村（正徳二･ 1712～安永三･ 1774）は冷泉家十五代、和歌をよくし小沢芦庵をはじめ多くの門弟を輩出し冷泉家中興の祖と崇められる。

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A042 堀川具世新古今集切幅￥180,000.～付時代識箱（桐）朝倉茂入極札古筆極札紙本骨軸端 17×23 表具29×100 ヤケシミスレ堀江知彦箱識（昭和四十七・1972）堀川具世なる人物について、十五世紀頃に在世した堀川具雅の別名であるなどの情報をみるが確証を得るものではない。東京国立博物館所蔵「古筆手鑑」も参照されたい。

A043 金地三十六歌仙和歌色紙貼交屏風中形六曲一双￥150, 000. ～付時代箱（杉）紙本 16×19 屏風277×136 スレ背面オゼキレ

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A044 英一蝶大中臣能宣肖像画賛色紙幅￥70,000.～付識箱（桐）紙本牙軸端 15×16 表具56×127 ヤケシミスレ古賀健蔵箱識中山愛親賛無款英一蝶（承応元･ 1652～享保九･ 1724）は京都の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖･北窓翁など。寛文六年江戸に下り狩野安信に師事（後に破門）。松尾芭蕉に学び俳諧にも長じた。元禄十一年、将軍徳川綱吉を諷刺した罪で三宅島に流された。後、大赦で江戸に帰り、一蝶と名乗った。

A045 寂如和歌色紙幅￥50,000.～付時代識箱（桐）絹本蒔絵軸端 16×18 表具39×145 ヤケオレ大倉好斎箱識

A047 土佐光成歌仙歌賛三幅対￥50,000.～付二重箱（内桐外黒塗）紙本牙軸端 37×98 表具48×180 ヤケシミスレ土佐光成（正保三･ 1646～宝永七･ 1710）は土佐光起の長子。京都生。幼名藤満丸、法名常山。若年より名手と称せられ、宮廷の絵所預となった。精緻な筆致と華麗な色使いを得意とした。

A046 冷泉為章和歌色紙二￥50, 000. ～紙本古筆了信折紙 21×24 上冷泉為章（寛延二･ 1752～文政五･ 1822）は公卿。正二位前大納言。為泰の子。文化十四（1817）に古今伝授を開見、文政五（1822）の正月に御会始に参仕。

A048 冷泉為恭女房囲碁画賛短冊幅￥50, 000. ～付識箱（桐）紙本牙軸端 6×32 表具25×144 オレ

A049 冷泉為恭婦人画幅￥50,000.～付識箱（桐）絹本牙軸端 36×98 表具46×180 ヤケシミスレオレ表具オレ、ヤケ、スレ、キレ

冷泉為恭（1823～1863）は伊勢守永泰の子。狩野永岳の甥。後に姓を菅原に改む。正六位下式部大丞。勤皇家。復古大和絵の旗手。文久三年五月丹波にて浪士により殺害される。

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源氏物語ほか

A051 都築幸哉花散里蒔絵五段重硯箱￥500,000.～付共箱（桐）水滴、硯石、筆各五 11.5×17.5×14 内朱都築幸哉は工芸済々会同人。ほかに板谷波山、香取秀眞らがいる。工芸済々会は新進の工芸家が新しい工芸界樹立をめざして大正十四（1925）に結成した。

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A052 源氏物語蒔絵棗￥60,000.～付木箱（桐） 7×7×7. 5 内黒夕顔が巻き付く冠木門を挟んで女童と随身が向き合う。女童の手には源氏の意に従う、夕顔の花を載せた扇。源氏と市井に暮らす夕顔との初めての出会いの場面を描く。源氏と夕顔とは、夕顔の死によるあはれな別離を迎える。

A053 柴田是真五節供画三幅対￥100,000.～付識箱（桐）絹本牙軸端 41×183 ヤケシミオレ昭和四十六年渡辺南岳箱識描表具正月七日(人日・注連縄飾・高砂) 三月三日(上巳・立雛・犬張子) 五月五日(端午・兜飾) 七月七日(七夕・梶葉) 九月九日(重陽・菊花) 柴田是真（文化四･ 1807～明治二十四･ 1891）は画家、漆芸家。江戸両国の人。字は然、号は令哉、枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵ははじめ鈴木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十三年帝室技芸員。

A054 源氏物語屏風本間六曲一隻￥250,000.～紙本 362×151 表具377×165 ヤケシミ背面損傷

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A056 源氏絵屏風本間六曲一双￥150,000.～紙本 347×154 屏風364×171 ヤケシミスレ穴落款不読

月次風俗

A057 英一蝶月次風俗画巻物￥150,000.～付時代識箱（桐）絹本唐木軸端 553×32 表具655×35 ヤケシミ虫穴英一蝶（承応元･ 1652～享保九･ 1724）は京都の人。本姓藤原、多賀、のち英。別号朝湖･北窓翁など。寛文六年江戸に下り狩野安信に師事（後に破門）。松尾芭蕉に学び俳諧にも長じた。元禄十一年、将軍徳川綱吉を諷刺した罪で三宅島に流された。後、大赦で江戸に帰り、一蝶と名乗った。江戸の風俗を軽妙洒脱に描写し人気画家となった。

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A058 帆山唯念鶏合画幅￥50, 000. ～付時代識箱（桐）絹本牙軸端 30×93 表具36×180 ヤケシミ鶏合は三月三日(上巳の節供)の行事。唯念は、桑名の人で浄土真宗の僧侶、花洞、花乃舎と号し、渡辺清、浮田一蕙について大和絵を学び、安政の御所造営では障子画の作成に従事した。

A059 茅の輪潜り画幅￥50,000.～絹本黒塗軸端 50×39 表具56×130 ヤケシミ表具キレ熱田鈴宮祓図（画中）六月の夏越祓では茅で作った輪をくぐって身を祓う。本図は熱田鈴宮での祓を描く。

A060 狩野惟信相撲画幅￥50, 000. ～紙本唐木軸端 37×77 表具43×143 シミオレ寛政三年（1791）画中相撲の節会は、古くは七夕の節会に宮中で全国の力士を集めて催されたが中世には宮中行事としては途絶。狩野惟信（宝暦三･ 1753～文化五･ 1808）は木挽町狩野家七代。江戸の人。号養川院、玄止斎。

A061 三笘英之朝鮮島山合戦山車絵幅￥100,000.～付時代箱（桐）紙本黒塗軸端 56×130 表具66×177 ヤケシミオレ表具アレ博多どんたく山三苫英之(享和三・1803～明治九・1876)は、三苫家は、藩主黒田家から博多山笠絵の免状を受け、博多山笠絵を専門に描いて黒田家に献上するなどした。英之は三苫家の三代。

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A064 望月玉成五十鈴川画幅￥50,000.～付共箱（桐）絹本雑木軸端 52×42 表具67×133 ヤケ表具ウキ望月玉成（明治三十三･ 1900～昭和二十六･ 1951）京都生。名は重一。祖父は望月玉泉、父は玉渓。京都絵画専門学校卒。西山翠嶂、望月玉渓に師事。帝展、日本美術協会等各展入選。花鳥画を得意とした。

A063 木村金秋聖徳太子二王子画幅￥150,000.～付共箱（桐）絹本蒔絵軸端 57×114 表具69×209 ヤケオレ法隆寺に伝襲された聖徳太子遺物の一で、明治十一(1878)に帝室に献納された聖徳太子王子画の模作。木村金秋(天保三・1832～大正六・ 1917)は、尾張藩士橋本義俊の第四子で、土佐派を学び藤原信実・田中訥言に私淑した。

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A065 神宮玉串案￥100,000.～ 52×24×38.5 シミ

A066 森寛斎石清水雨中御幸双幅￥65, 000. ～付時代識箱（桐）紙本牙軸端 24×115 表具34×193 ヤケシミ森寛斎（文化十一･ 1814～明治二十七･ 1894）は萩生まれの画家。森徹山の養子。名公粛､字子容、別号桃渓など。幕末には国事に関係。明治二十三年帝室技芸員。

A067 神武天皇画三幅対￥50,000.～付識箱（桐）房飾絹本蒔絵軸端 39×122 表具54×186 シミ無款

A068 銀蒔絵菊紋三重盃￥50,000.～付木箱（桐）盃台盃台17×17×21 盃台内梨子地

A071 御下賜金彩菊紋盃五￥50, 000. ～付木箱（杉） 10×10×4

A069 梨子地菊紋蒔絵小筥盆￥50, 000. ～付木箱（桐） 14×11×5 銀縁内叢梨子地

A072 大和舞衣装二組￥50,000.～ 180×176×68ほか

A070 賜饌器四￥50,000.～付識箱（桐）徳利6. 5×6. 5×11ほか昭和天皇御成始饗席菊絵唐櫃御箸鳳凰文瓢形徳利賜饌盃（昭和三年刻印）

A073 木彫住吉踊一具￥50, 000. ～付時代識箱（桐貼札）像高9ほか団扇一欠傘飾欠住吉神社宮司副島知一（貼札）

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A076 伏見宮文秀和歌短冊幅￥50, 000. ～付木箱（桐）紙本黒塗軸端 6×36 表具35×172 ヤケシミスレ表具オレ、スレ、穴、ヨゴレ

A075 菊紋銀花瓶￥150,000.～ 11×11×24 梨本宮家紋 752g 無刻印

A078 革地舞楽彩絵額￥50,000.～

A077 梥本一洋讃秋画幅￥50, 000. ～付二重箱（内共桐外溜塗）絹本牙軸端 42×38 表具56×137 ヤケ梥本一洋（明治二十六･ 1893～昭和二十七･ 1952）は日本画家。京都の染織図案を営む家に生まれる。山本春挙、川村曼舟に師事。

A079 鉄地朱塗宝珠￥50,000.～

60×87 額79×106

A080 宮中屏風中形六曲一隻￥50,000.～紙本 278×93 屏風292×107 ヤケシミスレ

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88×121 豊川稲荷形宝珠

武家 C

C001 越中式具足￥780,000.～付網代箱飾り気を排除し機能性を重視した構造で、各所に越中からの影響を垣間見る。兜鉄地黒漆塗頭形兜。五枚の板で構成され、天辺を覆う矧板は眉庇板の上で留まる。四天鋲、響孔、笠印付鐶などの加飾はないが、脇立角本を備え木彫黒漆塗の脇立が添う。当世眉庇には素銅唐草彫覆輪を廻し、小さく一本角本を伸ばすが前立は欠失する。は当世形であり、鉄地に茶韋包とした板札五段を毛引に威す。肩摺板には韋覆輪を施す。の板札は面具の垂、胴に共通する。面具鉄地錆色漆塗烈勢頬。裏朱とし、耳部に六曜を透かす。胴縫延桶側腰取二枚胴。碁石頭板札を採用し、前後の立挙を三段、長側を五段とする。胸取、腰取とし、前立挙二段目までと長側三段目から毛引威、他を菱綴して漆で塗固める縫延桶側胴に仕立てる。胴各板は縁を折曲げて覆輪とするが、他の一切の加飾はない。亀甲金包の小鰭、満智羅は同工と見る。背には角合当理、待受を具える（受筒欠失）。草摺は練韋の七間五段。三具各家地、仕様の不一致から後代の寄せを想定する。金塗五本篠籠手、梅花金具佩楯、白檀塗七本篠臑当。附属網代長方櫃が添う。

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C003 鍍金小星兜付二枚胴具足￥750,000.～付櫃（虫喰大破接合）等身兜鉄板二十七枚を後正中板から左に十二枚、右に十三枚矧重ねて前正中板で留め、黒漆塗を施す。各間に稍厘劣りの鍍金小星を各十五打つ。八幡座は銅四段で、四天鋲、響孔、笠印付鐶は設けない。眉庇は鉄黒漆塗の当世形。腰巻板同様に鍍金素文覆輪を廻し、一本角本を立て、丸に橘紋を据えた金工の鍬形前立を宿す。吹返は一段、三つ扇紋を据えて覆輪を廻す。折目に損傷を認める。同家紋は鉢付鋲、胴の胸板・背板に確認できる。は当世形、鉄切付板札五段を卯花絲で毛引に威す。面具鉄錆色漆塗半頬。裏朱とし、耳部に六曜を透かす。垂は四段、と同じ仕立とする。胴碁石頭札を卯花絲で菱綴し、脇板と長側一段目を紺絲毛引威で綴じる。前立挙三、後四、長側五段とし、采幣付鐶を付す。胸板、脇板、背板は雁木篠とし、金蒔絵覆輪を施す。肩上も雁木篠とし、小鰭を装着したと思しき蝶番を確認する。胴裏と草摺の裏には茶韋を張る。背には角合当理と待受を具えるが、受筒は塗を異にし、本来でない可能性もある。草摺は七間五段、前正中に鼻紙袋をみる。袖六段の当世袖。威替を想定する。三具家地は香色金襴、裏張の茶麻布を統一する。鉄七本篠籠手、練韋板佩楯、鉄六本篠臑当は立挙を亀甲韋包とする。附属溜塗櫃は損傷激しく補修される。

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C004 鉄地黒漆塗八間筋兜付横矧二枚胴具足￥220,000.～

C005 稚児鎧￥200,000.～櫃33×33×42

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C007 鉄錆地二方白覆輪兜￥580, 000. ～篠垂一欠失

鉄板三十枚を矧合わせて二十八間の二方白を形成し、各筋には鍍金覆輪を施す。前後正中には鍍金地雲彫の地板を敷いて篠を前に三（一本欠失）、後に二本垂らす。八幡座は鍍金魚々子地に唐草文の葵座から五段を数える。四天鋲、響孔は低めに、笠印付鐶は高めに打つ。眉庇は当世形、葵座に共通する金具で覆輪し、一本角本を立てて練韋白檀塗繰半月の前立を宿す。吹返は二段、雁木篠とした一段目に沢瀉紋を据え、二段目は啄木の畦目に緋絲の菱縫二段で飾る。は板札四段を紺絲で素懸威、饅頭形に開く。肩摺板は吹返二段目と同工。

C008 鉄地六十二間小星兜￥450, 000. ～付面頬兜櫃

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C009 六十二間小星兜￥300, 000. ～付面具長途銘

C010 鉄地朱漆塗六十二間筋兜￥300, 000. ～

ワレ補修

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C012 十八間星兜￥280,000.～付勝虫前立（後代作）

C014 三枚張頭形兜￥80,000.～ 22×26×16

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C013 練韋黒漆二十八間筋兜￥250,000.～付黒漆曲兜櫃

C015 鉄地錆色漆塗烈勢頬￥80, 000. ～顎先補修盛上板札四段紺絲毛引威裏朱

C016 黒漆塗烈勢頬￥75,000.～ヒビハクリ裏朱塗桃山

C C019 赤地四番旗￥150,000.～ 103×124

C017 溜塗紫絲威桶側胴￥110, 000. ～付具足櫃（大破）補彩草摺六間四段

平絹三巾を縫合し、赤地（紅染）に「四」字を白く染め抜き、力糸を施し、鉄色の染韋の乳（一部欠損）を取り付け、四半旗（経と緯の比率を2対3とする）とする。掲出で注目されるのは、「四」字を白に染めた「絞染」の技法である。旗指物の「絞染」は、筒描などの糊置染法に比べ古法と知られる。すなわち、染法からは江戸前期の制作を予感させることになる。数字をつけた旗には、掲出との関連は不明ながら徳川軍団の使番が専用した「五」がよく知られる。なお、「四」は韻が「死」に通じて不吉と嫌悪されることが少なくない。が、武人に限れば、戦場において「死」を恐れぬ覚悟、武家の本懐を明らかにした標識として機能したであろう。蛇足ながら、中国人は「四」を嫌悪しない。偶数を吉の数とする習慣に根差すと説明される。対して日本人は妙に奇数を好む。

C018 鉄地黒漆塗栴檀板鳩尾板￥50, 000. ～付時代合箱（杉）描菱

C020 鳳凰蒔絵鞍￥150,000.～裏に花押、焼印

C021 銀線象嵌鐙一双￥100,000.～波千鳥

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C023 武田信義刀付拵白鞘￥900,000.～付香色錦刀袋縞地刀袋特別保存刀剣鑑定書（日刀保）所載コピー長さ63.8 反り1.0 目くぎ穴1 鞘小アタリ表銘：洛陽武田源信義作之裏銘：元禄九年（1696）二月吉日『日本刀随感新刀編』所載（P. 195）東京都第142344号

C024 無銘「陀羅尼勝国」刀付拵白鞘￥630,000.～付黄地花文錦刀袋紫刀袋保存刀剣鑑定書（日刀保）保存刀装具鑑定書（日刀保）長さ69. 8 反り1. 7 目くぎ穴2 （内1埋）差裏鎬地鎺元鍛キズ白鞘ワレ下緒ホツレ長野県第17725号

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C026 無銘「手掻包俊」刀付拵白鞘￥600,000.～付錦刀袋紫刀袋保存刀剣鑑定書（日刀保）長さ二尺二寸八分反り六分二厘目くぎ穴○（不読）※現物は穴一、埋三差裏小肌アレ切先極小カケ柄鮫剥離拵に金板はめ込み登録証は無銘であるが「包永」と誤記大阪府第8791号

C027 備中守清宣刀付拵白鞘￥500,000.～付青刀袋紫刀袋特別保存刀剣鑑定書（日刀保）長さ69.5 反り1.4 目くぎ穴1 差裏鎺元小肌アレ、物打鍛ワレ合せ鞘（小アタリ）合せ繋ぎ白鞘ワレ表銘：備中守藤原清宣大阪府第130515号

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C029 青龍軒盛俊刀付拵￥480,000.～付鑑定書（銃砲刀剣研究会）鳳凰金襴刀袋長さ74.5 反り2.1 目くぎ穴1 差裏鎺元小炭ゴモリ切先極小刃コボレ表銘：防州岩国住青龍軒盛俊造之裏銘：文久三年癸亥（1863）二月日山口県第28313号

C030 無銘「心慶胤光」刀付拵白鞘￥450,000.～付黒地龍文刀袋紫刀袋貴重刀剣認定書（日刀保）長さ71. 8 反り1. 6 目くぎ穴1 差表物打鍛キズ差裏帽子小キズ拵ヒビ、ワレ東京都第129231号

1 0 0

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C032 無銘「薩州正良」脇差付拵白鞘￥630,000.～付孔雀文錦刀袋紫刀袋鑑定書（日本刀剣保存会）長さ42. 6 反り1. 3 目くぎ穴1 物打刃先小アタリ拵柄入り固い千葉県第040037号

C033 黄銅地七宝金具蛇革包太刀拵￥500,000.～付錦刀袋総長100

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C035 無銘刀付白鞘￥600,000.～付錦刀袋本阿弥光忠折紙（宝永五年・1708 時代識箱・桐）長さ69. 0 反り1. 8 目くぎ穴3 差裏鎬地小鍛キズ大阪府第27728号

C036 河内守祐定刀付白鞘￥500,000.～長さ76.1 反り2.4 目くぎ穴1 薄サビ差裏刃中ヒケキズ白鞘ワレ、シミ表銘：菊一河内守祐定裏銘：備前国長船住宝永二歳乙酉（1705）二月吉日香川ろ第11559号

C037 高橋長信刀付白鞘￥500,000.～付紫刀袋長さ75.6 反り1.9（登録証2.7）目くぎ穴生1 刃先小サビ切先薄サビ棟小サビ差表縞地小サビ銘の表裏が逆表銘：雲劦藩高橋長信作之於江府米花街裏銘：元治元年（1864）二月吉日鹿児島県第30015号

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C039 大和大掾正則刀付白鞘￥300,000.～付縞地刀袋保存刀剣鑑定書（日刀保）長さ69.2 反り0.8 目くぎ穴3 差表物打鍛キズ表銘：大和大掾藤原正則茨城県第48688号

C040 一竿子忠綱脇差付白鞘￥300,000.～長さ45.3 反り1.6 目くぎ穴1 サビ身白鞘ワレ切先小カケ表銘：一竿子忠綱彫同作裏銘：元禄十二年（1699）八月日神奈川県第57501号

C041 黒漆塗鞘太刀拵￥330,000.～付白刀袋保存刀装具鑑定書（日刀保）総長89 鞘小アタリ

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C043 三原正家短刀付拵白鞘￥350,000.～付白地錦刀袋紫刀袋長さ29. 7 反り0. 2 目くぎ穴2 差裏極小炭ゴモリ表銘：三原住正家作裏銘：元和六年（1620）二月日三重県第17605号

C044 吉光（土佐）短刀付拵￥300, 000. ～付錦刀袋保存刀剣鑑定書（日刀保）長さ19. 6 内反り目くぎ穴1 表銘：吉光東京都第166285号

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C C045 正秀脇差付拵￥220,000.～付車輪桜文錦刀袋長さ32.0 反り0.2 目くぎ穴1 拵イタミ表銘：正秀（花押）愛知県第61987号

C046 丹後寿命脇差付拵白鞘￥180,000.～付識箱（桐）錦刀袋（ヤブレ）紫刀袋（シミ）長さ54.2 反り1.6 目くぎ穴2 棟打ち込みキズ二表銘：丹後守藤原寿命大阪府第107778号

C047 江戸肥後打刀拵￥200, 000. ～付紺地錦刀袋刀苑社認定書（鍔）総長107 小道具金象嵌剥離

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C049 昭行刀付白鞘￥180,000.～長さ64.9 反り1.7 目くぎ穴1 切先極小カケ

表銘：昭行造裏銘：昭和十七年（1942）二月日群馬県第18118号

C050 肥後守國康刀付白鞘￥100,000.～付薄緑地鶴尽文錦刀袋濃緑地鶴文錦刀袋長さ66.7 反り1.5（登録証2.0）目くぎ穴3 薄サビ差表鎬地鎺元小サビ棟鍛ワレ刃先小サビ表銘：肥後守國康兵庫県第60235号

C051 南海太郎正尊短刀付白鞘￥180,000.～付紫刀袋長さ24.4 反りなし目くぎ穴1 表銘：南海太郎正尊裏銘：眸昭和六十二年（1987）八月八日千葉県第043035号南海太郎正尊（大正六・1917～没年未詳）は本名森岡俊雄。南海太郎朝尊（江戸後期）の曾孫。陸軍受命刀工。

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C052 青貝刷込打刀拵￥120,000.～付縞地刀袋（虫穴）総長105

C053 変塗鞘半太刀金具脇差拵￥100,000.～付香色刀袋（ヤブレ）総長70 鯉口ワレ裏瓦補修

C054 打刀拵￥85,000.～付茶地松鶴文錦刀袋総長95 鵐目一欠鞘小アタリ長鐺部塗イタミ

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C056 備前國住祐定刀付拵白鞘￥125,000.～付錦刀袋（ヤブレ、房一欠）、縞木綿刀袋長さ60.5 反り2.0 目くぎ穴1 切先小サビ鎬地鞘ズレ鯉口小アタリ表銘：備前國住長船祐定作裏銘：天正十二年（1584）八月日大阪府第40316号

C057 祐定脇差付拵白鞘￥110,000.～長さ43.3 反り1.0 目くぎ穴1 差裏刃先小サビ白鞘ワレ拵ウキ鍔象嵌剥離表銘：備州長船住祐定三重県第25621号

C058 長州住廣太郎脇差付拵￥100, 000. ～付朱地錦刀袋（房一欠）長さ32. 1 反り0. 7 目くぎ穴1 差裏棟寄り鍛ワレ、鎺元小キズ柄ガタツキ（合せ柄）表銘：長州住藤原廣太郎新潟県第071305号

C059 兼道（関）脇差付白鞘￥75,000.～付保存刀剣鑑定書（日刀保）長さ33.6 反り1.3 目くぎ穴2 切先カケ鎺元棟薄サビ樋中小キズ（表）兼道大阪府第66336号

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C060 尾州貞次脇差付拵￥100, 000. ～付茶地刀袋（大破）長さ51. 6 反り1. 0 目くぎ穴1 サビ身鯉口付近ヒビ表銘：尾州住藤原貞次岐阜県第030207号

C061 兼

短刀付拵￥160,000.～付小花文錦刀袋保存刀剣鑑定書（日刀保）長さ26. 8 内反り目くぎ穴2 差表鎺元鍛キズ差裏棟小サビ表銘：兼□ 東京都第288680号

C062 伊ヨ國貞間脇差付白鞘￥70,000.～付若草色刀袋（ヤブレ）長さ58.7 反り1.6 目くぎ穴1 差裏小炭ゴモリ表銘：昭和廿年（1945）二月日裏銘：伊ヨ國貞間作之東京都第249124号

C063 信國平四郎脇差付拵￥50,000.～付絞紫刀袋（ヤブレ）長さ50. 7 反り1. 5 目くぎ穴1 小サビ方々差表鎬地鍛キズ差裏小キズ拵スレ、剥離、小アタリ、一文字欠表銘：信國平四郎北海道第20346号

C064 無銘刀付革着せ拵￥50,000.～付茶地孔雀文刀袋長さ66. 2 反り1. 4 目くぎ穴2 焼刃不鮮明拵剥離鍔欠京都府第60153号

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C C066 鉄地宇治川合戦透大小鍔￥580, 000. ～付鍔箱（桐）特別保存刀装具鑑定書（日刀保）大7. 5×7. 9×0. 5 小7. 2×7. 7×0. 5 耳スレ無銘（伝宗典）

C067 鹿角大刀掛￥50,000.～ 55×73 （台除）

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C068 鹿角刀掛二￥50,000.～大39×61ほか（台除）

C069 鉄地落雁図鍔￥150,000.～付鍔箱（桐）保存刀装具鑑定書（日刀保） 8×8×0. 5 藻柄子入道宗典製江州彦根住銘

C070 山銅地七宝文鍔￥150,000.～付鍔箱（桐）保存刀装具鑑定書（日刀保） 7×7. 5×0. 4 無銘（武州）

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C072 羽箒団扇骨散図鍔

C073 鉄地信玄鍔￥78,000.～付鍔箱（桐）

￥100, 000. ～付鍔箱（桐）保存刀装具鑑定書（日刀保） 7. 7×7. 7×0. 4 播磨赤穂住正阿弥政員銘

C074 鉄地波櫂文透鍔￥85,000.～付鍔箱（桐） 7. 5×7. 5×0. 4 柳生鍔

C077 銅地変鍔￥65,000.～付鍔箱（桐） 8. 3×8. 3×0. 4

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特別貴重小道具認定書（日刀保） 8. 6×8. 6×0. 5 黄銅線欠落

C075 鉄地松文透鍔￥75,000.～付鍔箱（桐） 8×8×0. 4 肥後鍔

C078 鉄地浜辺松図鍔￥63,000.～付鍔箱（桐） 8×8. 1×0. 4 赤銅覆輪

C076 山銅地大江山鍔￥70,000.～付鍔箱（桐）保存刀装具鑑定書（日刀保） 6. 8×7. 2×0. 4

C079 鉄地菊透鍔￥50,000.～ 8. 1×8. 1×0. 5

C080 鉄地瓜透鍔￥50,000.～

C081 鉄地松文鍔￥50,000.～

8×8×0. 5

C082 成木一成老松鉄鍔

7. 6×8. 2×0. 4 宗政（花押）銘

￥50, 000. ～付共箱（桐） 8. 3×8. 5×0. 5 仲田兼秀鍛え一成造銘成木一成（昭和六・1931～）は高橋介州に師事。中津川市無形文化財保持者。

C083 鉄鍔三￥80,000.～政□ 鉄雁文鍔（7. 7×8. 5×0. 4）貞乾鉄秋草月中鍔（6. 7×7. 2×0. 4）和田一真鉄和歌波鳥中鍔（6. 5×7×0. 4）

C084 鉄鍔三￥70,000.～鉄桐紋透中鍔（6. 7×7×0. 6）鉄熊手透鍔（7. 7×7. 7×0. 4）鉄鷺透鍔（8. 5×8. 5×0. 4）

C085 鉄鍔二￥70,000.～鉄唐草透鍔（8.1×8.1×0.5）遊翁斎鉄瓢箪文鍔（7. 5×7. 7×0. 3）

C086 鍔四￥60,000.～鉄桜透中鍔（6. 6×7. 3×0. 3）鉄刀豆透中鍔（6. 7×7×0. 4）鉄中鍔（6. 7×7×0. 3）赤銅牛中鍔（6. 7×7×0. 3）

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C C088 金銀面目貫一対￥100,000.～付木箱（桐） 2×2ほか琥珀金7g 銀5g

C089 赤銅魚子地流水巻龍小柄￥50,000.～付小柄箱（杉）特別貴重小道具認定書（日刀保）総長10 光興（花押）銘

C090 時代笄￥50,000.～総長22.7

C091 時代笄￥50,000.～総長22

C092 □州近藤正明火縄式銃砲￥600,000.～全長164.0 銃身長129.8 口径1.3 尾栓開閉可銘：二重惣巻張 □州住近藤幾衛正明作香川ろ第26433号

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C093 無銘火縄式銃砲￥220,000.～付黒塗箱（杉）全長35.4 銃身長19.7 口径1.0 尾栓開閉確認不可兵庫県第105140号

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藤松六恐御給懐乍御御申昨又返大陸月惶返酔之法無馳候日進々学奥四謹答無至御用走へ者候御助守日言候正ニ酒ニも共始刀客様何躰候も候不卒而一振政様候昨能か申爾申両共人宗以而夕参し候ニ入度別（々面不預候く而御候た而花御御及御而御さへめ忝押中礼使本残し共し存）可者多候何見候政申候候事之宗候由ハ御

C095 伊達政宗消息幅￥750,000.～付識箱（桐）紙本牙軸端 53×36 表具60×125 ヤケシミスレ六月四日藤堂大学助宛『仙台市史』所載伊達政宗（永禄十･ 1567～寛永十三･ 1636）は独眼竜の異名で知られる奥羽の武将。十八歳で家督を継ぎ、はじめ豊臣秀吉に仕えて小田原攻めに参陣し、関ヶ原の戦いでは徳川家康につき伊達六十二万石を確定させ大名となった。また初の欧州派遣使節として支倉常長を送るなど世界に視野を広げ国際的な活動にも努めた。

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C097 片桐石州茶会記幅￥130,000.～付時代識箱（杉）紙本骨軸端 45×19 表具54×100 ヤケシミスレオレ虫穴表具大アレ、オレ、ヤケ、スレ、ウキ、虫穴風帯虫喰六月六日片桐石州（慶長十･ 1605～延宝元･ 1673）は江戸前期の大名。片桐且元の甥。幼名長三郎、長じて貞俊のち貞昌とす。小堀遠州の跡を継ぎ、将軍家茶道師範となり武家流茶道を完成させた。石州流茶道の祖。

C096 井伊直弼和歌短冊未装三￥400,000.～紙本 6×36 井伊直弼（文化十二･ 1815～万延元･ 1860）は幕末大老。彦根藩主。1853 年ペリー浦賀来航に際し、彦根藩として相洲警備の重責を果たした。その際、意見書に開国論を展開、徳川斉昭と対立。1858年に異例の出世で大老職就任すると、勅許を待たずに日米修好通商条約に調印し、尊攘派の反感を買った。将軍継嗣問題で南紀派の中心となり徳川慶福（家茂）を推薦した。水戸藩への密勅がきっかけとなった安政の大獄で志士らを弾圧し、1860年桜田門外の変で水戸･薩摩の浪士に暗殺された。

C098 細川越中守三斎消息幅￥160,000.～紙本雑木軸端 64×34 表具69×107 大ヤケシミオレ表具アレ、シミ松（平）丹波守宛五月十一日細川三斎〈忠興〉（永禄六･ 1563～正保二･ 1645）は安土桃山から江戸前期の武将、茶人。父の細川幽斎と共に信長に仕え、また広く芸道にも通じて茶湯、能、和歌、連歌などを好み、特に茶湯は利休の高弟として利休流の奥義を極め、利休七哲の一人に数えられる。夫人は明智光秀の娘玉（ガラシャ）。

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C100 加藤清正消息幅￥200,000.～付古筆了悦極札時代箱（桐）紙本 P軸端 46×32 表具57×109 スレ七月二日書中加藤清正（永禄五･ 1562～万暦十一･ 1611年）は安土桃山時代の武将、豊臣秀吉の家臣で賤ケ嶽七本槍の一人。関ヶ原の戦いでは家康方につき、戦後肥後七十四万石の領主となり築城･治水･干拓に力を注いだ。尾張の人。

C102 大石良雄消息幅￥80,000.～

C101 柳生宗矩消息幅￥100,000.～付識箱（桐）紙本黒塗軸端 42×28 表具52×111 ヤケシミスレオレ表具シミ但馬守様御書箱識

C103 大石良雄書状幅￥50,000.～付識箱（杉）紙本潤塗軸端表具アレ付識箱（桐）紙本唐木軸端 38×27 53×18 表具64×107 ヤケシミ道休宛表具62×111 ヤケシミスレ大石内蔵助良雄（万治二･ 1659～元禄十六･ 1703）は播磨国赤穂藩士。忠臣蔵のモデルとなった赤穂事件における浪士の中心的指導者。

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C104 松平定信和歌懐紙幅￥50, 000. ～付木箱（桐）紙本瑪瑙軸端 61×35 表具67×121 ヤケスレオレ松平定信（宝暦八･ 1758～文政十二･ 1829）は、陸奥白川藩松平家三代当主。天明七年老中首座につき、寛政の改革を断行。農政中心主義を唱え、風俗矯正に力を入れた。隠居後は楽翁と号し、『白川風土記』、『集古十種』を編んだ。

C105 足利義詮消息幅￥70,000.～付時代識箱（杉貼札）紙本雑木軸端 31×26 表具41×111 ヤケシミ大虫穴表具ヨゴレ延文二年（1357）八月一日書中

C108 島田元直肖像画賛幅￥130, 000. ～付木箱（桐）絹本唐木軸端 37×106 表具50×180 ヤケシミキレ平賀晋人賛

C106 大坂夏陣配陣図幅￥60,000.～付木箱（桐貼札）紙本唐木軸端 60×43 表具65×79 スレオレ穴戸田勝春蔵印

C107 日置流弓法伝書二￥50,000.～付黒塗合箱（杉）紙本 113×23ほかヤケシミ虫穴寛文九（1669）書中

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C110 武田二十四将画幅￥750,000.～付木箱（杉）絹本骨軸端 135×87 表具150×141 ヤケシミオレ表具ヤケ

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C112 木彫光秀坐像￥600,000.～像高70

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三ツ葉葵

C113 三ツ葉葵紋茶碗￥300,000.～付二重箱（内蒔絵合杉）仕覆 11. 5×11. 5×7 ソゲ磁貫

C114 古清水三ツ葉葵紋茶碗￥100,000.～付時代溜塗箱（杉） 13×13×7. 5 磁貫天保十一庚子（1840）九月拝領貼札識

C115 梨子地三ツ葉葵紋蒔絵小形食籠￥120,000.～付木箱（桐） 14×14×12 蓋小ソゲ内梨子地

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C117 三ツ葉葵紋入古材釣花入￥90,000.～

C118 三ツ葉葵紋装束箪笥￥90,000.～ 107×46×107 剥離

付時代溜塗箱（桐） 70×15×21 大虫喰

アタリ扉ユガミ素銅金具

維新

C119 藤田東湖三行書幅￥50, 000. ～付木箱（桐）紙本唐木軸端 31×131 表具43×197 ヤケシミオレ

C120 藤田東湖四行書幅

C121 梅田雲浜和歌短冊幅

￥50, 000. ～紙本唐木軸端 61×129 表具73×190 ヤケシミスレオレ

￥50, 000. ～付識箱（杉）紙本朱塗軸端 6×36 表具23×158 オレ梅田雲濱（文化十二･ 1815～安政六･ 1859）は儒者。小浜藩士矢部義比の次男。名は義質、定明、別号湖南。

藤田東湖（文化三･ 1806～安政二･ 1855）は幕末の水戸学者･水戸藩士。諱彪、字斌卿、号東湖。

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礼楽衣冠第文章孔孟家南山開寿域東海醸流霞副島種臣書

C122 副島種臣鄭成功詩句幅￥500,000.～付木箱（桐）紙本唐木軸端 90×146 表具106×210 ヤケシミウキ図録所載品（付図録）

C123 副島種臣贈大相國菅公之霊幅￥500, 000. ～付木箱（杉）紙本牙軸端 40×147 表具53×205 ヤケオレ図録所載品（付図録）明治二十年丁亥（1887）孟夏

副島種臣（文政十一･ 1828～明治三十八･ 1905）は政治家･能書家･漢詩人。号蒼海、一々学人等。明治三筆の一人。肥前佐賀出身。

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C125 西郷南洲三行書幅￥200, 000. ～付時代識箱（杉貼札）紙本唐木軸端 61×135 表具77×209 ヤケシミスレオレ

C126 西郷南洲三行書幅￥150, 000. ～付合箱（桐）紙本唐木軸端 62×132 表具69×194 ヤケシミオレ表具ヤケ、シミ、キレ、虫穴村上嘉一旧蔵（長州人）

C127 西郷南洲三行書幅￥100, 000. ～付木箱（杉）紙本黒塗軸端 53×133 表具65×193 ヤケシミオレ表具アレ

西郷隆盛（文政十･ 1827～明治十･ 1877）は薩摩藩士。通称を吉之助、号を南洲。薩長同盟の立役者で、戊辰戦争では江戸城の無血開城を実現させた。明治十年（1877）新政府軍に敗れて鹿児島で自刃。後、罪を許され、正三位を追贈された。

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C128 木戸孝允山水画幅￥100, 000. ～付時代識箱（杉）紙本唐木軸端 40×141 表具53×191 ヤケオレ乙亥

C129 木戸孝允三行書幅￥50, 000. ～付識箱（杉）紙本唐木軸端 48×137 表具61×197 大シミオレ

木戸孝允（天保四･ 1833～明治十･ 1877）は長州藩士、政治家。長州（萩）藩医和田昌景の次男。天保十一年（1840）、桂九郎兵衛の養子となり桂小五郎を名乗った。嘉永二年（1849）、吉田松陰に入門。西郷隆盛、大久保利通と並び維新の三傑とされ、明治国家成立の原動力となった。号は松菊。

C130 勝海舟二行書幅￥100, 000. ～付木箱（桐）紙本唐木軸端 38×141 表具52×201 ヤケシミ勝海舟（文政六･ 1823～明治三十二･ 1899）は政治家。名義邦、通称麟太郎、号海舟。

C131 山岡鉄舟三行書幅

C132 高橋泥舟二行書幅

C133 高杉晋作茸歌賛幅

￥50, 000. ～付木箱（桐破損）紙本骨軸端 57×134 表具73×180 ヤケシミスレオレ山岡銕舟（天保七･ 1836～明治二十一･ 1888）は剣客、政治家｡無刀流の創始者。江戸生まれ。通称鉄太郎、諱高歩、字曠野ほか、号銕舟、一楽斎。幕末の三舟のひとり。

￥50, 000. ～付合箱（桐）紙本骨軸端 39×132 表具50×200 ヤケオレ高橋泥舟（天保六･ 1835～明治三十六･ 1903）は幕臣、槍術家。山岡正業の二男、髙橋家の養子。名は政晃、通称は謙三郎、精一。号忍歳、晩年に泥舟を用いた。勝海舟、山岡銕舟とともに幕末の三舟として有名。伊勢守。

￥50, 000. ～付木箱（杉）紙本黒塗軸端 29×98 表具40×180 ヤケシミオレ高杉晋作（天保十･ 1839～慶応三･ 1867）は幕末の長州藩尊攘派の志士。号は東行。吉田松陰の松下村塾に入門、久坂玄瑞とともに松門の双璧と称された。

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C135 伊藤博文三行書幅￥50, 000. ～付二重箱（内識桐）共板（紹春博邦）絖本牙軸端 40×149 表具54×210 林田南太郎箱識伊藤博文（天保十二･ 1841～明治四十二･ 1909）は政治家、初代内閣総理大臣。維新の功臣。公爵。幼名利助、のち俊輔、維新後博文。号春畝、滄浪閣主人。国葬。

C136 松方正義一行書双幅

C137 松方正義三行書幅

￥50, 000. ～付木箱（桐）絖本錦包軸端￥50, 000. ～付木箱（桐）絖本牙軸端 35×127 表具38×164 ヤケシミオレ 43×144 表具56×217 ヤケシミオレ 1835～大正十三･ 1924）は明治の官僚、政治家。通称金次郎、正作、三之丞ほか、松方正義（天保六･号海東、芝竹、孤立。薩藩士松方正恭の四男として鹿児島城下に生まれた。幕末は討幕運動に参加、維新後は大蔵大臣、首相を歴任し国家財政の整備に尽力した。元老。

C138 西郷南洲三行書幅￥50,000.～

C139 西園寺公望三行書幅￥80,000.～

C140 秋月種樹三行書幅￥50,000.～

付木箱（桐）紙本唐木軸端 54×132 表具68×195 シミオレ西郷隆盛（文政十･ 1827～明治十･ 1877）は薩摩藩士。通称を吉之助、号を南洲。薩長同盟の立役者。

付木箱（桐）絖本牙軸端 34×147 表具50×209 シミオレ西園寺公望（嘉永二･ 1849～昭和十五･ 1940）は政治家、公爵。最後の元老。

付時代識箱（杉）紙本骨軸端 28×85 表具40×166 ヤケ秋月種樹（天保四･ 1833～明治三十七･ 1904）は政治家。貴族院議員、参与、明治天皇侍読。諱種樹、号古香。高鍋藩主秋月種任の三男。

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C141 下条正雄高士観瀑画賛幅￥50,000.～付共箱（杉）絹本牙軸端 41×127 表具56×201 シミ山県有朋賛（大正丙辰）

C142 乃木希典三行書幅

C143 東郷平八郎一行書幅

￥70, 000. ～付二重箱（内識桐外溜塗）紙本牙軸端 52×127 表具68×215 オレ乃木希典（嘉永二･ 1849～大正元･ 1912）は明治時代の軍人、陸軍大将。長州藩出身。号静堂、秀顕ほか。明治天皇大葬当日、妻静子と共に自殺。日露戦後の姿は、戦争の悲運の象徴として国民の敬慕を集めた。

￥50, 000. ～付木箱（桐）絖本牙軸端 36×120 表具50×199 ヤケ癸丑

C144 東郷平八郎一行書幅￥50, 000. ～付識箱（桐）絹本牙貼軸端 42×127 表具55×214 ヤケシミヨゴレ町田素水折紙

東郷平八郎（弘化四･ 1847～昭和九･ 1934）は海軍軍人、海軍大将、元帥。薩摩国鹿児島郡の人。十七歳で薩英戦争に参加。維新戦争には鹿児島藩の軍艦春日乗組として参戦、幕府海軍と戦う。日露戦争で連合艦隊司令長官に就任、日本海海戦にバルチック艦隊を破り、名声を博した。海軍軍令部長。東宮御学問所総裁。国葬。

C145 棚田暁山豊臣秀吉詣白旗宮肖像幅￥100,000.～付共箱（桐）絹本唐木軸端自筆考証巻物 100×178 表具120×257 ヤケシミ

C146 海軍大礼服正帽正肩章￥70,000.～付ブリキケース鳥居大路刻銘

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書畫家

D001 玉畹梵芳蘭画賛幅￥700,000.～付二重箱（内時代識桐外溜塗桟一欠）紙本牙軸端 32×88 表具45×169 ヤケシミスレオレ玉畹梵芳は南北朝から室町期にかけて活躍した臨済宗の画僧。建仁寺、南禅寺住職を務め、足利義持の恩恵を受け仕えるが後に決別。近江に隠棲する。

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D002 藤原正吉松上鷹画幅￥580,000.～付時代箱（桐）紙本雑木軸端 41×88 表具45×168 ヤケシミオレ「佐渡掾藤原正吉」の朱文重廓方印と、「御授鷹」の朱文重廓長方印をみる。筆者藤原正吉については殆ど資料が残っておらず、谷文晁が「佐渡掾姓藤原諱正吉履歴を知らず或いは云う土佐光成の二男」と述べるにとどまっている。現在、この印を持つ作品は十点ほど伝わっている。

D003 伝明兆蓮弁踏観音画幅￥200,000.～付目録コピー時代識箱（桐貼札）絹本牙軸端 42×134 表具56×226 大ヤケスレオレキレ表具虫穴『松平侯爵家御蔵品入札目録』所載吉山明兆（正平七・1352～永享三・1431）は臨済宗の画僧。

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D005 狩野常信蝦蟇鉄拐画双幅￥1,200,000.～付時代識箱（桐貼札）目録絹本牙軸端 69×152 表具84×243 ヤケシミ『高松定一氏所蔵品入札売立目録』所載狩野常信（寛永十三･ 1636～正徳三･ 1713）は尚信の長男、京都の人。木挽町狩野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか、通称右近。宝永元（1704）年に法眼、六（1709）年法印に叙せられる。探幽様式をより装飾化した画風で知られる。

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D006 狩野常信楼閣山水画幅￥90,000.～

D007 融女寛好富士清見寺画幅￥60,000.～

付時代箱（桐貼札）紙本牙軸端 39×27 表具52×109 ヤケシミヨゴレ狩野常信（寛永十三･ 1636～正徳三･ 1713）は尚信の長男、京都の人。木挽町狩野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか、通称右近。宝永元（1704）年に法眼、六（1709）年法印に叙せられる。探幽様式をより装飾化した画風で知られる。

付木箱（杉貼札）絹本骨軸端 56×36 表具65×120 ヤケシミ表具アレ、スレ、虫穴狩野寛好（寛政六・1793～没年未詳）は狩野派の女性絵師。町田昌豊の妻。初名榮子。板谷桂意に学び、狩野融川寛信に入門。名を寛好に改め、号を融女とした。

D008 狩野永納双虎屏風本間六曲一隻￥150,000.～紙本 360×153 屏風374×170 ヤケシミスレ背面損傷桟一欠狩野永納（嘉永八･ 1631～元禄十･ 1697）は京都生まれの画家。字伯受、別に山静･一陽斎、梅岳、素絢。通称縫殿助。父山雪と安信に師事した。著書『本朝画史』。

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D010 狩野幸信柏遊鳥画幅

D011 狩野直信雄鶏画幅 D012 狩野探幽山水画賛幅￥50,000.～￥50, ￥50, 紙本牙軸端 57×30 表具70×112 ヤケシミオレ 000. ～付木箱（桐）紙本 000. ～付識箱（桐）絹本唐木軸端竹軸端（ヒビ） 54×35 表具58×120 ヤケ 34×26 表具54×120 ヤケシミスレ虫穴表具大アレ、スレ、虫穴沢庵賛狩野探幽（慶長七･シミスレオレ表具ヤケ、スレ、シミオレ 1602～延宝二･ 1674）は永徳を祖父狩野幸信(享保二･狩野松栄（永正十六～天正二十･ 1717～明和七･ 1770)江戸 1519～92）に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。元和三年秀忠に召され、時代中期の画家。狩野随川の次男。名は幸信。は元信の三男、中橋狩野四代。京都生まれ。後に鍛冶橋狩野家を興す。大坂城、二条城、名古屋城、京別号に随柳斎。名直信。都御所、日光東照宮などの作事造営に参加。

D013 狩野探幽鶴屏風本間六曲一双￥200,000.～紙本 354×154 屏風370×169 ヤケシミスレ背面損傷狩野探幽（慶長七･ 1602～延宝二･ 1674）は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。京都の人、狩野派中興の祖。元和三年秀忠に召され、後に鍛冶橋狩野家を興す。大坂城、二条城、名古屋城、京都御所、日光東照宮などの作事造営に参加。瀟洒、淡白な画風で知られる。古画を縮写した『探幽縮図』を遺した。

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D014 鴻門会画幅￥150,000.～付時代識箱（杉）絹本骨軸端 52×118 表具67×206 ヤケスレオレ無落款

D015 虎画幅￥120,000.～付合箱（桐）紙本骨軸端 52×121 表具64×212 シミキレ朝鮮画とも

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D D017 孔雀屏風本間六曲一隻￥200,000.～紙本 353×153 屏風370×170 ヤケシミスレ穴

D018 洛中洛外屏風本間六曲一隻￥160,000.～紙本 294×145 屏風354×174 ヤケシミ裂剥離表具ウキ、アレ

D019 孝敬金地風景屏風本間六曲一隻￥80,000.～紙本 365×152 屏風382×170 ヤケシミスレ穴背面損傷

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D020 狩野探幽琴高仙人画三幅対￥50,000.～

D021 狩野常信福禄寿画三幅対￥50,000.～

付黒塗箱（桐）清水了因極札絹本牙軸端 46×100 表具60×198 ヤケシミ穴雲龍狩野探幽（慶長七･ 1602～延宝二･ 1674）は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。諱は守信。

付時代合箱（桐）絹本牙軸端 35×94 表具46×173 ヤケシミスレ表具アレ、虫穴狩野常信（寛永十三･ 1636～正徳三･ 1713）は尚信の長男、京都の人。木挽町狩野家二代。徳川幕府の奥絵師、禁裏の御用絵師。号養朴、古川叟ほか、通称右近。宝永元（1704）年に法眼、六（1709）年法印に叙せられる。探幽様式をより装飾化した画風で知られる。

D022 杉山杉風茶の木句賛幅￥60,000.～

D023 野々口立圃二歌聖画賛幅￥60,000.～

付木箱（杉）紙本唐木軸端 28×88 表具32×161 ヤケシミオレ虫穴ヨゴレ杉山杉風（正保四･ 1647～享保十七･ 1732）は江戸生の俳人。別号採荼庵･荼舎･蓑翁･五雲亭など。

付時代識箱（桐）紙本牙軸端 27×87 表具39×171 ヤケシミオレ頓阿兼好雛屋立圃（慶長三･ 1598～寛文九･ 1669）は狩野派の絵師、俳人。姓は野々口。名は親重。号に立圃、立甫、甫、松翁、日祐、風狂子など。

D024 祇園南海梅画幅￥60, 000. ～付識箱（杉）紙本唐木軸端 39×135 表具52×185 ヤケシミオレ壬子祇園南海（延宝四･ 1676～宝暦元･ 1751）は文人画家、儒学者。和歌山藩医の祇園順庵の長男。名玩瑜、字伯玉、号南海･湘雲居など。

D025 柴田義董雪中梅画幅￥50,000.～付識箱（杉）絹本骨軸端 34×99 表具36×175 ヤケシミオレ柴田義董（安永九･ 1780～文政二･ 1819）は岡山出身の四条派の画家。字は威仲。琴緒、琴海と号す。通称喜太郎。

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D D027 花鳥画貼交屏風本間六曲一隻￥80,000.～紙本 324×153 屏風342×173 アレヤブレ補修

D028 三宅呉暁樹下群馬屏風中形六曲一隻￥80,000.～紙本 266×122 屏風280×137 ヤケシミ穴背面損傷オゼ脆弱三宅呉暁（元治元･ 1864～大正八･ 1919）は、四条派画家。京都に生まれる。名は守広、通称清三郎。別号に水月庵、心遠斎など。森川曾文の門に学ぶ。文展にて褒状を受けるなど各展覧会にて入選、京都美術工芸学校で教鞭をとり、花鳥画、動物画を得意とした。

D029 農耕屏風本間六曲一隻￥60, 000. ～紙本 336×154 屏風 384×170 ヤケシミスレ無款

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D D030 円山応挙瀑布画大幅￥300, 000. ～付時代識箱（桐蓋、身桟一欠）森徹山折紙雨森善四郎添状紙本牙軸端 136×164 表具155×240 ヤケ大シミスレオレ表具大シミ、ヤケ円山応瑞箱識壬辰（1772）初夏画中円山応挙（享保十八･ 1733 ～寛政七･ 1795）は諱は、のち応挙。号は一嘯･夏雲･仙嶺･僊斎。

D031 狩野探幽楊貴妃画幅￥100,000.～付二重箱（内時代黒塗桐貼札）絹本牙軸端 46×103 表具 56×202 ヤケシミ表具ヤケ狩野探幽（慶長七･ 1602～延宝二･ 1674）は永徳を祖父に、孝信を父にもつ江戸幕府を代表する御用絵師。

D032 狩野春賀百鶴百猿画双幅￥100,000.～付時代識箱（桐）絹本骨軸端 56×113 表具69×195 ヤケシミ狩野春賀は江戸中期の絵師。狩野春湖の息。名は理信（一説に卓信）。寛延二年の日光東照宮修復事業に参加。

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D034 松村呉春扇句賛幅￥50,000.～付時代識箱（桐）

D035 梅小禽画額￥50,000.～紙本 55×33 額75×55 ヤケ

絹本雑木軸端 45×33 表具57×119 ヤケシミ蕪村筆写松村呉春（宝暦ニ･ 1752～文化八･ 1811）は四条派の開祖、京都の人。名豊昌、字伯望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与謝蕪村に師事。天明元年摂津池田に住み、同地の古名呉服の里に因み呉春と称した。天明末頃、應挙風の写実的画風に転換。軽妙洒脱な新様式を作りだした。

D036 円山応挙昔語画幅

D037 円山応挙卓父君画幅

￥280, 000. ～付合箱（桐）絹本潤塗軸端 40×108 表具52×194 ヤケシミオレ表具アレ大正八年（1919）売立中村軍蔵氏旧蔵仙嶺の落款を認めるが、これは明和二年から三年、即ち応挙三十三、四歳時の使用とされる。

￥100, 000. ～付時代識箱（桐貼札身桟一欠）絹本朱塗沈金軸端 44×114 表具56×200 ヤケシミオレ表具虫穴

スレオレ

D038 円山応挙雪月花画賛双幅￥100, 000. ～付古筆了悦折紙時代識箱（桐）絹本牙軸端 36×92 表具43×176 ヤケシミオレ冷泉家賛

円山応挙（享保十八･ 1733～寛政七･ 1795）は諱は、のち応挙。号は一嘯･夏雲･仙嶺･僊斎。通称主水、字仲選。京都に出、石田幽汀につき狩野派を学ぶ。また眼鏡絵制作に関わり透視図法を習得。写生に立脚した平明で情緒的な様式を確立。門下に長澤蘆雪ほか多数。

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D D039 太田蜀山人萬歳画賛幅￥60,000.～

D040 尾形光琳山水画幅￥50,000.～付識箱（桐）

付時代識箱（杉）絹本骨軸端 49×34 表具59×115 ヤケシミ太田南畝（寛延二･ 1749～文政六･ 1823）は戯作者･文人。名覃、号蜀山人･四方山人･杏花園･遠櫻山人･四方赤良･寝惚先生･山手馬鹿人など二十余りの号を持つ。特に儒学･狂歌･狂詩･狂文に長じた。

昭和十九年公爵徳川家折紙（ヤブレ）紙本牙軸端 24×18 表具33×102 ヤケシミスレオレ表具ヤブレ、ヤケ、シミ尾形光琳（万治元･ 1658～正徳六･ 1716）は画家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器の絵付けも携わった。

D041 与謝蕪村柳下賢人画幅

D042 松村呉春風雪三候画幅

D043 西山芳園春景画双幅

￥130, 000. ～付時代識箱（杉）絹本唐木軸端 59×131 表具75×215 ヤケオレ安永辛丑（1781）画中与謝蕪村（享保元･ 1716～天明三･ 1783）は俳人･画家。摂津国東成郡毛馬村の人。旧姓谷口。名信章、寅、字春星、雅号四明、長庚、謝寅ほか。俳号宰鳥、夜半翁、蕪村。作風は幅広く、独自の様式を創造。池大雅と並ぶ日本南画の大成者。

￥90, 000. ～付時代識箱（桐）絹本牙軸端 58×127 表具74×201 ヤケシミ横山清暉箱識松村呉春（宝暦ニ･ 1752～文化八･ 1811）は四条派の開祖、京都の人。名豊昌、字伯望、号月渓ほか、通称嘉右衛門。はじめ大西酔月、次いで与謝蕪村に師事。

￥80, 000. ～付時代識箱（桐）絹本牙軸端 41×107 表具53×191 ヤケオレ表具ウキ北畠布静箱識西山芳園（享和三･ 1803～慶応三･ 1867）は四条派の画家。名成章、字子達。松村景文に師事。人物花鳥をよくした。大坂に住した。

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D045 本阿弥光悦和歌色紙貼交幅￥200,000.～付二重箱（内識桐外溜塗）紙本

牙軸端 17×24 表具47×121 スレオレ俵屋宗達木版下絵本阿弥光悦（永禄元･ 1558～寛永十四･ 1637）は芸術家。京都生まれ。号徳友斎、大虚庵ほか。本阿弥家の分家に生まれる。寛永の三筆のひとり。角倉素庵と嵯峨本を制作。家康から鷹峰を賜り、芸術家村を作り上げた。陶芸では「不ニ山」などが著名。蒔絵では意匠を与えるなど、指導的役割を果たしたと推測される。

D046 尾形光琳寄貼扇面画幅￥100, 000. ～付時代合箱（桐）紙本竹軸端 48×15 表具58×147 ヤケシミスレオレ白鷺紅楓尾形光琳（万治元･ 1658～正徳六･ 1716）は画家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器の絵付けも携わった。

夜老のが思よいはの（あ濃は）れよ末が野（の与か可れ）草月にの空

D048 伝本阿弥光悦和歌短冊幅 D047 酒井抱一花鳥画三幅対￥200,000.～付識箱（桐）絹本牙軸端 32×100 表具46×191 ヤケシミ池田孤邨箱識酒井抱一（宝暦十一･ 1761～文政十一･ 1828）は琳派の画家。姫路藩主酒井忠以の弟、江戸生まれ。三十七歳の時、西本願寺の文如上人の弟子となる。書、俳諧も能くした。尾形光琳に私淑し、『光琳百図』等を出版した。

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￥100, 000. ～付木箱（桐）太巻紙本牙軸端 6×36 表具27×143 スレオレ穴ヨゴレ小袖裂表装

D049 柴田泰山竹虎屏風中形四曲一隻￥90, 000. ～紙本 212×127 屏風228×143 ヤケシミスレ柴田泰山は江戸後期から明治期の画家。岸岱に師事。

D050 曽我蕭白寒山拾得画幅

D051 長沢芦雪柿烏画幅

D052 岸連山巌上獅子画幅￥85,000.～

￥100, 000. ～付時代識箱（桐）紙本骨軸端 41×99 表具55×190 ヤケシミオレキレ表具穴曾我蕭白（享保十五･ 1730～安永十･ 1781）は本姓三浦、名は暉雄。字師龍、別号蛇足軒、鬼神斎など。初め高田敬輔に画を学んだとされ、後に独創の力強い筆致の奇想天外な作風を確立した。円山應挙に劣らぬ名声があり、池大雅とも交友があった

￥85, 000. ～付識箱（桐）絹本彫漆軸端 49×120 表具63×216 ヤケシミオレ長沢芦雪（宝暦四･ 1754～寛政十一･ 1799）は京都の人。名は政勝、魚、字は氷計。円山應挙に入門、写生画法を学ぶ。機知に富んだ題材の扱いや奔放な筆墨による個性的作風で著名。紀州の無量寺･草堂寺などに大作あり。

付時代木箱（杉貼札）絹本骨軸端 71×136 表具87×201 ヤケシミスレオレ表具オレ、ヤケ岸連山（享和三･ 1803～安政六･ 1859）は京都生まれの画家。本姓は青木。名は徳。字は士道。幼名は徳次郎。別号に文進、萬象楼。岸駒に師事し、婿養子となった。山水･花鳥画をよくした。平安四名家の一。

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D054 広渡湖秀松親子鶴画幅￥300,000.～付木箱（桐）

D055 片山楊谷桃園結義画幅￥200,000.～絹本

紙本朱塗軸端 47×120 表具52×187 ヤケシミオレ『かわいい江戸絵画』（府中美術館平成25）所載広渡湖秀に二人あり、本作は江戸に没した方の湖秀（明和三～文政三･ 1766～1820）か。通称多惣太、名湖秀、号厳斐。詳細は不明だが唐絵目利であったと推測される。後年江戸や京都に移住。

唐木軸端 71×145 表具88×212 ヤケシミオレ片山楊谷（宝暦十･ 1760～享和元･ 1801）は肥前長崎の人。通称宗馬、名を貞雄、号を楊谷、畫禪窟。初め洞観と称し、父は清人、母は日本人、早くに父母を亡くした。画風は沈南蘋の画を学んで花鳥画をよくし、人物や動物を描く際にその体毛を一本一本を一筆一筆によって描く「楊谷の毛描き」と称された技法が特徴的である。諸国を游歴して姓名を改めること数回、一に稲葉も名乗った。鳥取に住し、片山家の養子に出た。伝説的なことが多い人物と知られ、気性が激しく、髪を紫糸によって束ね、大道を闊歩していたと伝えられる。

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D056 高橋草坪山水画額￥60,000.～紙本 115×29 額148×44 ヤケシミオレ癸巳秋七月高橋草坪（天明元･ 1801～天保五･ 1834）は豊後杵築生まれ、名は雨あるいは高雨とされる。字元吉。初め長谷部柳園に、後田能村竹田が杵築を訪れた際に竹田に弟子入した。また竹田のすすめで大坂に遊学、浦上春琴などの文人と交友を深めたが、大坂天王寺の修学中に病没した。

D057 土佐光起高士画幅￥150, 000. ～付時代箱（桐）絹本牙軸端 33×94 表具43×172 ヤケシミ小穴補修表具ヤケ、スレ、キレ高士は雲龍の上衣をまとい、龍頭の煙管を持す土佐光起（元和三･ 1617～元禄四･ 1691）は光則の子。土佐派中興の祖。堺の人。承応三年宮廷の絵所預となり、内裏造営に参加。延宝九年剃髪、法名常昭、法橋に叙せられた。鶉図をよくした。

D058 森雪亭猿画幅￥80,000.～付識箱（桐）紙本蒔絵軸端 30×73 表具43×160 ヤケシミオレ穴画風から森派を想定するが仔細未詳。

D059 岡田半江山水画幅￥80, 000. ～付二重箱（内識桐）紙本唐木軸端 26×116 表具40×201 シミ鉄硯道人箱識岡田半江（天明二･ 1782～弘化三･ 1846）は文人画家、岡田米山人の子。大坂の人。名粛、字子羽、別号寒山ほか。通称は宇左衛門、父没後彦兵衛を襲名。父米山人に学び、伊勢津藩藤堂侯に仕えたが辞し、大坂に移り、田能村竹田、篠崎小竹ら文人と交友。大坂文人画壇で活躍した。

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D061 伊東崖龍虎屏風本間六曲一双￥120,000.～紙本 360×155 屏風378×173 ヤケ穴背面損傷

D062 琵琶湖名所屏風中形六曲一双￥90,000.～紙本 260×106 屏風274×120 ヤケシミスレ

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D063 狩野周信梅下鴛鴦画幅￥50,000.～

D064 久隅守景馬上孝養太子画幅

D065 谷文晁牡丹蝶画幅￥50,000.～

付時代識箱（桐）絹本牙軸端 40×94 表具52×149 ヤケシミ狩野周信（万治三･ 1660～享保十三･ 1728）は木挽町狩野家三代。常信の長男、江戸生まれ。通称右近、号如川、泰寓堂ほか。

￥50, 000. ～付識箱（桐）紙本牙軸端 27×93 表具29×167 シミスレオレ表具ヤケ、虫穴久隅守景（生没年未詳）は通称半兵衛、無礙斎、無下斎、号一陳翁。

付時代識箱（桐）絹本牙軸端 32×80 表具45×165 ヤケシミ谷文晁（宝暦十三･ 1763～天保十一･ 1840）は画家、江戸の人。田安家の家臣で漢詩人の谷麓谷の子。名正安、初号文朝、師陵、別号に写山楼、画学斎、無二、一恕。

D067 英一蝶横谷宗珉時鳥画幅

D068 柳沢棋園紺紙竹画幅￥50,000.～

D069 柳沢淇園花鳥画幅￥50,000.～

D066 椿椿山鐘馗画賛幅￥50, 000. ～付時代箱（桐）紙本唐木軸端 70×144 表具90×211 シミオレ椿椿山（享和元･ 1801～嘉永七･ 1854）は文人画家、江戸の人。名弼、字篤甫、通称忠太、別号琢華堂ほか。

D070 中林竹洞枝牡丹画賛幅￥50,000.～

付木箱（桐）絹本牙軸端付識箱（桐）紙本牙軸端付木箱（桐）絹本唐木軸端￥50, 000. ～付時代箱（桐貼札）紙本唐木軸端 44×119 27×93 表具39×172 39×88 表具55×184 ヤケシミ 34×109 表具47×180 ヤケシミスレ表具ヤケ、オレ、キレオレ嘉永壬子（1852）表具50×200 ヤケシミスレスレオレ宝暦乙亥（1755）画中オレキレ七十七翁英一蝶（承応元･中林竹洞（安永五･ 1652～享保九･ 1776～嘉永六･柳沢淇園（宝永元･ 1704～宝暦八･ 1758）、字は公美、通称を柳里恭、大和 1724）は京都の人。本姓藤原、多賀、郡山の家老の次男に生まれ、藩主の柳沢吉保･吉里に仕えた文武両道の達人。 1853）は南画家。名古屋の医家に生のち英。別号朝湖･北窓翁など。まれる。名成昌、字伯明、別号筆樵、東山隠士、沖澹ほか。通称中林泰蔵。

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D072 田能村竹田看山聞水画賛幅￥1, 100, 000. ～付二重箱（内識桐）紙本牙軸端 26×125 表具40×195 オレ『大分県先哲叢書』所載『竹田先生百二十年祭記念画譜』所載甲斐虎山箱識田能村竹田（安永六･ 1777～天保六･ 1835）は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めたが、谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書画三絶の清雅な作風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。

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D073 田能村竹田老柏竹石画賛幅￥700,000.～付時代箱（桐）紙本牙軸端 29×98 表具43×195 シミオレ『大分県先哲叢書』所載

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D076 貫名海屋菊梅画賛幅￥50, 000. ～付木箱（桐桟一欠）紙本牙軸端 27×127 表具40×197 ヤケシミオレ貫名海屋（安永七･ 1778 ～文久三･ 1863）は儒者、書家、文人画家。幕末三筆の一人。別号菘翁。徳島県の人。儒学を中井竹山に学び、京都に須静堂塾を開く。長崎の日高鉄翁に文人画を学ぶ。名苞（しげる）。字君茂、子善。通称政三郎、のちに省吾、泰次郎と改める。号に海仙、海客、海屋、海叟、摘菘人、摘菘翁、菘翁ほか。別に方竹山人、須静主人、三緘主人などとも称した。

D075 横井金谷山水画賛貼交屏風本間二曲一隻￥65,000.～紙本 53×128 屏風176×167 ヤケシミスレ古稀老人金谷賛横井金谷（宝暦十一･ 1761～天保三･ 1832）は画家、陶芸家。大津の人。名妙憧、別号蝙蝠道人。初め僧となるが京都に出て修験者となり諸国を行脚。画は与謝蕪村に学ぶ。山水･人物を能くした。中年の頃名古屋に居住、時折瀬戸に赴き焼物を製作、金谷焼と呼ばれる。

D077 田能村竹田書巻物￥150,000.～付木箱（桐貼札）紙本牙軸端 58×14 表具119×16 ヤケシミスレオレ田能村竹田（安永六･ 1777～天保六･ 1835）は文人画家。豊後竹田の人。名孝憲、通称行蔵、字君彜、別号田舎児ほか多数。初め儒学を修めたが、谷文晁の教育を受けるなど、画や詩も学ぶ。詩書画三絶の清雅な作風を確立。頼山陽ほか多くの文人と交流した。

D078 襖絵額￥50,000.～絹本 37×50 額85×57 ヤケシミスレ染付引手筆者未詳

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D079 森一鳳月次画十二幅対￥60,000.～付二重箱（内桐十二）紙本牙軸端 42×107 表具55×199 ヤケシミ穴表具アレ森一鳳（寛政十一･ 1799～明治四･ 1871）は大坂生まれの円山派画家。森徹山の養子。名は敬之、字は子交、通称は文平。人物、花鳥画を能くした。

D080 金地誰が袖屏風中形六曲一隻￥80,000.～絹本 282×133 屏風286×137 シミ虫穴オゼキレ

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D082 広田多津舞妓画額￥200,000.～付共シール紙本 44×31 額65×52 広田多津（明治三十七･ 1904～平成二･ 1990）は西山翠嶂に師事、創画会会員、昭和五十三（1978）の京都市文化功労者。

D084 金地四季草花屏風中形六曲一双￥500,000.～付時代黒塗箱（杉）紙本 275×108 屏風288×121

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D D083 広田多津少女画額￥100, 000. ～付共箱蓋（桐）紙本 42×53 額55×76 「春装」原題

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D086 福田平八郎秋日画幅￥1,000,000.～付二重箱（内共桐外溜塗）東京美術倶楽部鑑定証書紙本牙軸端 53×41 表具68×144 福田平八郎（明治二十五･ 1892～昭和四十九･ 1974）は大分生まれ。京都市立美工芸校、同絵画専門校卒。初め九州、素僊のち平八郎を雅号とした。写実を元に簡潔な構図と清澄な色彩で表現し、近代日本画の新境地を開いた。帝展審査委員。昭和三十六年（1961）文化勲章授章ほか。

D087 大野俶嵩鶏頭画額￥200,000.～紙本 44×52 額64×71 大野俶嵩（1922～2002）は日本画家。京都市立芸術大学名誉教授。

D088 伊東深水桜扇面画幅￥100,000.～付木箱（桐）紙本 P軸端 51×16 表具59×118 伊東深水（明治三十一･ 1898～昭和四十七･ 1972）は東京の人。鏑木清方の門人。此君亭と号す。昭和三十三（1958）年日本芸術院会員。昭和四十四（1969）年日展顧問。昭和四十五（1970）年勲三等旭日中綬章を受章。

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D089 松林桂月滝山水画賛幅￥250,000.～付共箱（桐）

D090 三輪晃勢夏汀画幅￥70,000.～

絹本牙軸端太巻 58×50 表具74×149 シミ「蒼崖飛泉」原題松林桂月（明治九･ 1876～昭和三十八･ 1963）は萩市生まれ。本名は伊藤篤、字は子敬。別号に香外、玉江漁人。文晁派の野口幽谷に師事、小室翠雲とともに日本南画界の双璧とされる。帝室技芸員、日展顧問、芸術院会員、南画院長など。弟子には西野新川らがいる。

付二重箱（内共桐外溜塗）絹本 P軸端太巻 51×42 表具66×145 ヤケシミ三輪晃勢（明治三十四･ 1901～昭和五十八･ 1983）は新潟生まれ、堂本印象に師事。

D091 伝小倉遊亀素描薊画幅￥100,000.～付木箱（桐）

D092 伝小倉遊亀素描李朝面取瓶画幅￥80,000.～

紙本漆塗軸端 56×78 表具71×175 シミスレ虫喰

付木箱（桐）紙本 P軸端 24×39 表具37×112 シミ大正十一年（1922）六月二十五日画中 1895～平成十二･ 2000）は、滋賀県生まれ。水木要太郎と横山常五郎に学ぶ。大正九年に安田靫彦に入門。昭和七年には女性とし小倉遊亀（明治二十八･て初の日本美術院同人となる。芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞など受賞。四十八年勲三等瑞宝章受章。五十三年文化功労者、五十五年女性三人目の文化勲章受章。生涯現役作家であり続けた。

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D094 山口吉旺舞妓画額

￥50, 000. ～紙本 33×48 額51×65 山口吉旺（1912～没年未詳）大阪生まれ。

D095 広田多津南天画幅￥50, 000. ～付二重箱（内共桐外溜塗）紙本牙軸端 24×26 表具42×122 ヤケ大シミ表具シミ太巻欠失広田多津（明治三十七･ 1904～平成二･ 1990）。

D096 金島桂華雛鳥画賛幅￥50, 000. ～付木箱（桐）紙本潤塗軸端 39×33 表具52×123 オレ金島桂華（明治二十五･ 1892～昭和四十九･ 1974）は広島県生まれの日本画家。

D097 野原鳥聖双鯉画幅

D098 小杉放庵春水画幅

D099 田中以知庵秋草栗鼠画幅

￥50, 000. ～付二重箱（内共桐外溜塗）絹本牙軸端 51×43 表具66×138 表具シミ野原鳥聖（1897～1971）日本画家。西山翠嶂に師事。帝展･日展等で活躍。

￥50, 000. ～付共箱（桐ヨゴレ、破損、雨濡れ）紙本牙軸端 53×45 表具65×133 ヤケシミスレ表具ヤケ、スレ

￥50, 000. ～付二重箱（内共桐外溜塗）紙本牙軸端 52×45 表具66×144 「清秋」原題田中以知庵（明治二十六･ 1893～昭和三十三･ 1958）は東京生。名兼次郎、別号咄哉州、一庵等。

D100 金島桂華柿画扇面幅

D101 青崖物語絵幅￥50,000.～

￥50, 000. ～付二重箱（内共桐・シミ外溜塗）紙本牙軸端 49×19 表具67×119 金島桂華（明治二十五･ 1892～昭和四十九･ 1974）は広島県生まれの日本画家。本名政太。

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付識箱（桐）絹本 P軸端 70×48 表具85×150 ヤケスレ

D103 不染鉄風俗画三幅対￥500,000.～付合箱（桐）紙本骨軸端 30×131 表具41×186 シミスレカビ丁巳（1917）夏日画中不染鉄（明治二十四･ 1891～昭和五十一･ 1976）は日本画家。東京小石川生まれ。本名哲治のち哲爾。号鉄二。伊豆大島、式根島に写生旅行に行き、漁師をして暮らす。大正七年京都市立絵画専門学校入学、上村松篁と親交を結ぶ。帝展･日本美術展で活躍。戦後は正教高等学校校長などを歴任。画壇から距離をおいて制作した。

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D105 金地花鳥洋犬屏風小形四曲一隻￥50, 000. ～紙本 157×78 屏風170×92

D106 中村不折山水画双幅￥150,000.～付木箱（桐） D107 上野雪岳富士草花句賛三幅対￥130,000.～絹本牙軸端 51×130 表具65×217 ヤケシミオレ付識箱（杉貼札）紙本黒塗軸端 28×113 表具38×185 シミオレ表具ヤケ三好赤甫賛中村不折（慶応二･上野雪岳（文政二･ 1866～昭和十八･ 1943）は洋画家、書家。小山正 1819～明治二十七･ 1894）は越中国生まれ。山本梅逸に師事。太郎、浅井忠に画を学び、明治三十四年（1901）渡仏して、ジャン＝名は恭。字は克譲。別号に北陸道人、菜成、雪崋山椎など。ポ－ル･ロ－ランスに師事。三十八年帰国し太平洋画会会員として活躍した後、太平洋美術学校（太平洋画会研究所の後身）校長となった。書家としても有名で、六朝風の書法を学び、独特の個性的な書を書く傍ら、書道に関する資料も収集し、東京根岸の自邸に書道博物館を設立した。

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D108 華堂草花小禽屏風中形四曲一隻￥60, 000. ～紙本 234×122 屏風248×137 ヤケシミスレ

D109 森一鳳旭日瑞松画幅￥120,000.～

D110 福田平八郎蔬菜画幅

D111 奥村土牛一字色紙幅

付木箱（桐）絹本牙軸端 99×151 表具117×233 ヤケウキスレオレ表具ヤケ森一鳳（寛政十一･ 1799～明治四･ 1871）は大坂生まれの円山派画家。森徹山の養子。名は敬之、字は子交、通称は文平。人物、花鳥画を能くした。

￥80, 000. ～付二重箱（内共桐外黒塗）紙本白塗木軸端 30×129 表具43×215 ヤケシミオレ福田平八郎（明治二十五･ 1892～昭和四十九･ 1974）は大分生まれ。京都市立美工芸校、同絵画専門校卒。帝展審査委員。昭和三十六年（1961）文化勲章授章ほか。

￥70, 000. ～付二重箱（内共桐外溜塗）紙本牙軸端 25×27 表具49×168 「翁」九十二翁奥村土牛（明治二十二･ 1889～平成二･ 1990）は東京生まれの日本画家。梶田半古、小林古径に師事。昭和二年（1927）院展初入選。日本芸術院会員。文化勲章受章。

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D113 春城春秋屏風中形六曲一双￥50, 000. ～紙本 278×123 屏風295×140 ヤケシミオレ背面損傷

D114 騎馬賢人屏風本間六曲一隻￥90, 000. ～紙本 348×151 屏風364×175 ヤケシミスレキレ穴背面損傷無款

D115 草花屏風本間六曲一隻￥50, 000. ～紙本 330×153 屏風346×171 ヤケシミスレ背面損傷

D116 唐人風俗屏風中形六曲一隻￥50, 000. ～紙本 267×114 屏風278×124 ヤケシミスレ

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D D117 若狭成業郭子儀画賛屏風

D118 鈴木松年万寿無彊屏風本間二曲一隻

本間二曲一隻￥80, 000. ～紙本 160×157 屏風174×174 ヤケシミ背面損傷若狭成業は秋田の南画家。名忠太郎、号如岳、物外。寺崎広業門下。王一亭、呉昌碩らと親交。

D119 中村左洲美人画幅￥80, 000. ～付共箱（桐）絹本黒塗軸端 41×113 表具52×190 ヤケシミオレ「少女愛猫」原題中村左洲（明治六･ 1873～昭和二十八･ 1953）は伊勢生まれの画家。本名は作十。四條派の画家磯部百鱗に師事。鯛の絵を能くした。巽画会会員。

￥50, 000. ～紙本 180×170 ヤケシミ百僊は鈴木松年の初号。

D120 狗巻松寿大正美人画幅￥50, 000. ～付識箱（桐）絹本 P軸端 41×120 表具52×197 大ヤケシミスレオレ表具キレ

D121 芸妓酒宴画幅￥50,000.～付時代識箱（桐）紙本唐木軸端 48×115 表具61×197 ヤケシミスレ虫穴表具オレ、ヤケ、スレ

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D123 鈴木百年楠公画賛幅￥50,000.～紙本

D124 真野暁亭仙境山水画賛幅￥50,000.～

D125 中村不折東方朔画賛幅￥50,000.～

D126 世良八花卉画賛幅￥50,000.～

牙軸端 30×100 表具41×180 ヤケシミオレ鈴木百年（文政八･ 1825～明治二十四･ 1891）は京都生まれの画家。

付共箱（桐）絹本唐木軸端 36×125 表具51×191 ヤケシミ真野暁亭（明治七･ 1874～昭和九･ 1934）は画家。

付共箱（桐）絹本骨軸端 35×126 表具48×218 ヤケシミスレ中村不折（慶応二･ 1866～昭和十八･ 1943）は洋画家、書家。

付時代識箱（杉）紙本唐木軸端 38×123 表具53×184 ヤケシミオレ表具大シミ明治十八年（1885）画中世良八は大阪の画家。南宋画をよくした。慶応頃。

D127 中西耕石蓬莱山寿老人画賛幅

D128 花乃舎唯念波千鳥画幅￥50,000.～

D129 渡辺省亭花鳥画幅￥50,000.～

D130 酒井道一葛屋画幅￥50,000.～紙本

￥50, 000. ～付識箱（桐）絹本唐木軸端 50×133 表具61×191 ヤケシミウキ明治二己巳歳（1869）画中中西耕石（文化四･ 1807～明治十七･ 1884）は筑前生まれの日本画家。

付木箱（桐）絹本骨軸端 40×107 表具53×209 ヤケシミオレ花乃舎唯念は幕末明治期の画僧。桑名生。渡辺清、浮田一蕙に学ぶ。

付木箱（桐）紙本牙軸端 33×135 表具36×202 ヤケシミオレ表具オレ、ヤケ渡辺省亭（嘉永四･ 1851～大正七･ 1918）は江戸神田の人。菊池容斎の門人。花鳥画を能くす。

骨軸端 35×109 表具40×183 ヤケシミオレ表具アレ酒井道一（弘化元･ 1844～大正二･ 1913）。

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D131 平尾竹霞南海逸趣画賛幅￥50,000.～

D132 森川曽文鹿山水画幅￥50,000.～

D133 今尾景年梅小禽画幅￥50,000.～

D134 松本楓湖姫達磨画賛幅￥50,000.～

付共箱（杉）紙本黒塗軸端 31×90 表具33×165 ヤケシミオレ表具オレスレウキ平尾竹霞（安政二･ 1855～昭和十四･ 1939）は南画家。

付識箱（桐）絹本牙軸端 42×114 表具56×191 シミ表具シミ森川曽文（弘化四･ 1847～明治三十五･ 1902）、名英絢、字士倩、曽文は号。

付識箱（桐）紙本牙軸端 31×138 表具44×224 シミオレ今尾景祥箱識㐂寿叟今尾景年（弘化二･ 1845～大正十三･ 1924）。

付識箱（桐）紙本黒塗軸端 29×95 表具34×178 シミオレ表具シミ松本楓湖（天保十一･ 1840～大正十二･ 1923）は常陸国生まれ。

D135 藤井達吉漆絵山景画幅￥50,000.～

D136 三木翠山五月雨美人画団扇幅

D137 小野竹喬神戸港画幅￥50,000.～

D138 柄沢茂樵石橋画幅￥50,000.～紙本

付識箱（桐桟一欠）紙本陶磁軸端 29×77 表具41×164 オレ表具オレ鈴木八郎箱識藤井達吉（明治十四･ 1881～昭和三十九･ 1964）は愛知県生まれ。

￥50, 付二重箱（内共桐外溜塗）絹本 000. ～付木箱（杉小口欠）Ｐ軸端 51×117 表具64×191 紙本朱塗軸端 24×24 表具30×121 ヤケオレヤケシミスレキレ穴表具アレ「春喧」原題三木翠山（明治二十･小野竹喬（明治二十二･ 1887～昭和 1889～昭三十二･和五十四･ 1957）は、名は齋一郎。 1979）は岡山県生まれ。

唐木軸端 88×174 表具106×251 ヤケシミ甲辰杏華山人柄沢茂樵は長野県生まれの日本画家。

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D141 田能村直入山水画賛幅￥50, 000. ～付二重箱（内識桐外溜塗）絖本牙軸端 44×138 表具57×210 ヤケシミオレ田中柏陰箱識 (大正十五年）田能村直入（文化十一･ 1814～明治四十年･ 1907）豊後生まれの南画家。字は顧絶、初め小虎と号し、のち直入と称する。

D140 高士画三幅対￥60,000.～紙本骨軸端 63×138 表具75×209 ヤケシミオレ帰去来高士観瀑湖上弾琴筆者未詳

D144 木賊屏風小形二曲一隻￥70,000.～紙本 184×70 屏風188×73 キレ背面損傷無款

D142 尾関圭舟勿来関画幅￥50,000.～付共箱（桐）絹本骨軸端 36×118 表具49×201 ヤケシミ尾関圭舟（明治十六･ 1883～没年未詳）は、名古屋生まれ。

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D143 晴々其月旭日松画幅￥50,000.～絹本骨軸端 35×113 表具48×207 ヤケシミスレオレキレ表具オレ、ヤケ、シミ鈴木其一門下。

D145 鈴木華邨猿鹿画貼交屏風本間二曲一隻￥50, 000. ～紙本 66×135 屏風170×174 ヤケシミ鈴木華邨（安政七･ 1860～大正八･ 1919）は本名惣太郎。華村、忍青とも号す。中島亨斎に師事。

D D146 秋草鶏屏風本間六曲一隻￥80,000.～紙本 327×151 屏風349×173 銀砂子

D147 白無地屏風小形六曲一隻￥50,000.～紙本 195×50 屏風208×63

D148 無地金風炉先屏風￥50,000.～紙本 174×60 屏風178×64

D150 無地銀屏風本間六曲一隻￥50,000.～紙本 374×172 背面損傷

D149 白無地風炉先屏風二￥50,000.～紙本 182×59 屏風186×63ほか

D151 白無地屏風利休二曲二種￥50,000.～紙本 148×149 屏風152×153ほか

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D153 木村忠太油彩瓶花画額￥250, 000. ～ 36×45 額51×58 カンバス木村忠太（大正六･ 1917～昭和六十二･ 1987）は香川出身の洋画家。独立賞受賞、独立美術協会会員。パリに定住し、独自の画風を作り上げ「魂の印象派」と称された。五十九年にはフランス芸術文化賞を受賞した。

D154 中村正義パステル風景画額

D155 鈴木千久馬油彩画額

D156 中畑艸人油彩焦土夕照画額

￥60, 000. ～紙本 44×33 額67×56 中村正義（大正十三･ 1924年～昭和五十二･ 1977年）は画家。愛知県豊橋生まれ。

￥50, 000. ～ 38×28 額62×51 板絵鈴木千久馬（明治二十七･ 1894～昭和五十五･ 1980）は福井市生。

￥50, 000. ～ 44×26 額69×49. 5 カンバス中畑艸人（明治四十五･ 1912～平成十一･ 1999）は和歌山県生まれの画家。本名は幸夫。

D157 二宮文雄油彩桜島画額

D158 中島晃次油彩モンマルトル風景画額￥50,000.～

￥50, 000. ～ 15×22 額34×41 板絵

15×23 額31×39 カンバス中島晃次（昭和二十二・1947～）は、岐阜県生まれの画家。

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D D160 初代広重江戸名所四季の眺三枚繋￥180,000.～紙本 76×39 ヤケシミ御殿山花見之図初代廣重（寛政九･ 1797～安政五･ 1858）は歌川豊広の門人。号は一遊斎、一幽斎、一立斎ほか。はじめは役者絵や美人画を描いていたが「東海道五十三次」で一躍風景画家として名を高めた。

D161 小林清親道真配所三枚繋￥150,000.～紙本 69.5×35 裏打小林清親（弘化四･ 1847～大正四･ 1915）は江戸生れ。河鍋暁斎、柴田是真に師事。明治の廣重といわれた。光と影を強調した西洋画的な作風で独自の風景画を追求した。清親は弘化四年（1847）に幕府の御蔵方組頭の末子として江戸に生まれた。十六歳で家督を継ぎ、幕臣として維新の動乱にまきこまれた。明治七年（1874）上京、下岡蓮杖に写真術を、英人ワ－グマンに油絵を学んだ。また柴田是真、河鍋暁斎、淡島椿岳について日本画も習得した。清親の錦絵に見られる強調された光と影や色彩の変化をこまかく捉えた独特の画風は光線画といわれ、写真、洋画、日本画の三つの手法をうまく取り入れた清親ならではのものである。

D162 錦絵下絵帖￥50,000.～紙本帖28×42 ヤケシミ歌川芳員芳虎三枚繋三点分

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藝能 E001 痩女￥1,500,000.～ 14×21 面裏に「七大夫写長能（花押）」の二行の金泥書をみる。長能（天正十四・1586～承応二・1653）は、喜多流の初代。七歳で能を舞い、七つ大夫と呼ばれ、金春安照の娘を娶った。金剛大夫弥一の養子となり、慶長十年（1605）には金剛大夫を継いだ。大坂夏の陣（慶長二十・1615）で西軍に加担して身を隠すが、元和四年（1618）、二代将軍徳川秀忠に召し出され、喜多流の創流を許された。江戸前期の伝説の名人として知られる。

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E002 羽生光善平太￥80,000.～付共箱（桐）面袋 14×20.5

E003 鬼面￥50,000.～ 16.5×25

焼印昭和五十八年（1983）十月羽生光善（大正六･ 1917～平成二十八・2016）は東京生まれの能面師。羽生光長（本名長四郎）の三男。日本能雅院展会員。「羽生光善能面集」を創刊。

E005 猿田彦面

E006 異形白面

￥50, 000. ～ 15×19. 5 虫喰顎接合カケ埋補修新面（面裏墨書）

￥50, 000. ～ 20×21

E007 羯鼓台￥50, 000. ～ 52×31×31 黒漆一部剥離

E004 南蛮光芒刻銅鑼￥250,000.～付時代箱（桐貼札）桒架台撥銅鑼38×38×10

E008 龍笛￥80,000.～筒43 笛36 笛イタミ筒大ヒビ、接合補修、蓋ヤケ

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香道

F001 菊紅葉蒔絵香箪笥￥2,200,000.～付時代溜塗箱（桐貼札）香盆 16×24×17 内梨子地扉裏風車唐子蒔絵津軽土佐守旧蔵貼札識

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F003 沈香木￥400,000.～付識箱（桐） 7×6×10.5 230g

F004 銅蝙蝠形吊香炉￥250,000.～付時代識箱（杉蓋欠） 38×10×4 唐国では蝙蝠を、韻に重ねて「福を呼ぶ生き物」と尊ぶが、本朝では必ずしも吉祥の図形として受入れたわけではない。不気味にも見える姿のためだろうか。蝙蝠の背の香煙孔を「源氏香図」の「花散里」の形に貫く。光源氏が詠んだ「橘の香をなつかしみほととぎす花散る里をたづねてぞとふ」の不如帰を蝙蝠に代え、橘の香に因むか。

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F005 源氏香図蒔絵伏籠￥400, 000. ～付木箱（桐） 72×57×55 伏香は、籠の内に香炉を据え、上に着物を載せ、着物に薫香を焚きしめる道具。

F007 黄銅獅子香炉￥50, 000. ～ 18×7×11 巻物鈕

F006 古清水太鼓唐子香炉￥160,000.～付時代黒塗箱（桐貼札） 12×9×12 磁貫窯キレ蓋極小ソゲ

F009 唐物青貝水鳥香合￥50, 000. ～付時代識箱（桐） 6×6×5 内朱

F008 銅獅子香炉￥65, 000. ～ 13×6×16 一閑人蓋

F010 黒狸香合￥50, 000. ～付時代識箱（桐） 5. 5×7×5 ソゲ無印

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F012 飯塚桃葉銅胎青貝蒔絵香合￥150,000.～

F013 六歌仙蒔絵錫縁香合￥100,000.～付時代箱（桐）

付時代識箱（桐） 7×7×3 蓋裏菊花蒔絵底銘飯塚桃葉は江戸中期から後期にかけての蒔絵師。名秀久、別号観松斎、通称源六。阿波藩十代藩主・蜂須賀重喜の下で蒔絵作品を制作、以降飯塚家は代々阿波藩の付き人として仕える。

F014 唐草蒔絵扇形香合￥60, 000. ～ 7×4×2 蓋小ヒビソゲ内梨子地

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10×10×11 内梨子地二葉葵

F015 鈴虫蒔絵香合￥50,000.～ 7×7×1

F016 水仙鶯蒔絵銀縁香合￥60, 000. ～付時代合箱（桐）緞子仕覆 7×7×3 小アタリ内梨子地

F017 青貝阿古陀形香炉￥110,000.～付木箱（桐貼札）

F018 純銀獅子鈕糸巻香炉￥100,000.～付識箱（桐）

銅火舎 11×11×9

9×9×13 銀900刻印 852 ｇ

※P. 66にも掲載あり

F019 仁阿弥道八白釉蝙蝠香合￥80, 000. ～付二重箱（内識桐） 9×4×2. 5 窯印道八は京都清水焼の陶工、高橋氏代々の通名。

F020 影青香合￥70,000.～付木箱（桐） 8×8×4 規方カケ

F021 南京染付唐人文香合￥50, 000. ～付時代箱（杉貼札）更紗風呂敷 4. 5×7×3

F024 金城一国斎水葵高盛絵竹香筒

F022 偕楽園六角香炉￥50,000.～付木箱（桐貼札） 13×11×12

F023 藤岡研斎目高青貝蒔絵方香合￥50,000.～付共箱（桐） 6×6×2 内金箔押藤岡研斎（明治四十三～･ 1910～平成二十七・ 2015）は漆芸作家。高松市出身。日展会友。奥村霞城に師事。日本新工芸名誉会員。文部大臣賞ほか。

￥50, 000. ～付共箱（桐）総長31 金城一国斎は広島県で七代続く高盛蒔絵の大家。初代は尾張徳川藩のお抱え塗師。現在は七代。初代（1777）、二代（生誕未詳）、三代（1828）、四代（1876）、五代（1906）、六代（1937）、七代（1965）。＊（）内は生誕年

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茶道

G001 旦入赤茶碗￥500,000.～付二重箱（内時代共桐、識桐） 11×11×8.5 磁貫共箱：文政十（1827）丁亥拝領御文字識箱：鵬雲斎箱書（銘寿松）、樂当代箱識旦入（寛政七･ 1795～嘉永七･ 1854）は樂家十代。了入の次男、文化八年に十代吉左衛門を襲名。弘化二年に剃髪隠居して号を旦入とした。

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G002 旦入赤茶碗￥400,000.～付二重箱（内時代共桐、識桐）仕覆 11.5×11.5×7 磁貫ホツ共色補修而妙斎箱書（銘寿山）樂十五代直入箱識

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G004 了入黒茶碗￥500,000.～付二重箱（内共桐、識桐） 13×13×8 覚入箱識小堀宗完箱書銘大黒

了入（宝暦六･ 1756～天保五･ 1834）は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事するなど樂家中興と称えられる。

G005 大樋黒茶碗￥250,000.～付時代識箱（桐） 11×11×10 一啜斎箱書銘寒雲

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G006 弘入芦鶺鴒文赤茶碗￥180,000.～付共箱（桐）

G007 弘入赤茶碗￥100,000.～付共箱（桐） 13×13×8 12×12×7. 5 磁貫磁貫弘入（安政四･ 1857～昭和七･ 1932）は樂家十二代。十一代慶入の長男。幼名を小三郎のち惣次郎。諱喜長、別号に翫土軒、雪鳥。十五歳で家督を継ぐ。明治四年襲名。大正八年に剃髪し弘入と号し、石山に隠居。

G008 了入木守写赤茶碗￥150,000.～付時代共箱（桐）

G009 惺入大福茶碗￥100,000.～付共箱（桐）

仕覆 13×13×7. 5 ヒビ金補修了入（宝暦六･ 1756～天保五･ 1834）は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。文化八年に近江に隠居。紀州御庭焼に従事するなど樂家中興と称えられる。

10. 5×10. 5×8. 5 磁貫惺入（明治三･ 1887～昭和十九･ 1944）は樂家十三代。十二代弘入の長男として生まれ、初め惣吉、諱は喜英、号を惺入とし、大正八年に十三代樂吉左衛門を襲名した。

1 8 3

G011 志野織部練上茶碗￥250,000.～付時代箱（桐） 13.5×13.5×8.5 磁貫

G012 釘彫伊羅保茶碗￥250,000.～付時代識箱（桐貼札） 16.5×16×8 口辺ヒビ

1 8 4

G013 伝陳元贇色絵龍虎文茶碗￥65,000.～付時代箱（杉） 11×11×8 磁貫ヒビ高台カケ陶好髪箱識

G014 瀬戸助灰釉茶碗￥50,000.～ 12.5×11.5×8 高台ソゲ窯印瀬戸助は江戸時代前期の陶工といわれる。伊予松山藩主松平定行が明暦四年（1658）隠退し、別荘に築窯した際に尾張瀬戸より招かれた。また、天保四年（1833）の「武鑑」に徳川家茶碗師として記されている。ほかに京都、伊勢、越前、加賀などにも名がつたわる。全てが同一人物･同系統であるかは不明。

G015 人形手茶碗￥50,000.～付識箱（桐） 14×14×7 磁貫ヒビ銘□鷲薮内十一世竹窓箱書

G017 三星一文字紋雨漏茶碗￥50,000.～付時代識箱（桐） 11×11×8 磁貫ヒビ金補修

G016 明石焼三島写茶碗￥50,000.～付時代識箱（桐） 12. 5×12. 5×7 磁貫窯印

G018 雲文御本茶碗￥50,000.～付木箱（桐） 13.5×13.5×8 口辺ヒビワレ

1 8 5

G020 高麗青磁平茶碗￥50,000.～付木箱（桐） 15. 5×15. 5×5 磁貫

G021 高麗一文字平茶碗￥50,000.～付木箱（桐） 17×17×5. 5 磁貫クッツキ

G022 高麗平茶碗￥80,000.～付識箱（桐）仕覆 16. 5×16. 5×5. 5 磁貫小堀宗慶箱書

G024 李朝刷毛目平茶碗￥50,000.～付木箱（桐） 19×19×5 口辺金補修磁貫ヒビ

1 8 6

G023 三島手網笠茶碗￥65,000.～付時代箱（桐貼札） 20×11×10 磁貫ワレ金補修

G025 粉引平茶碗￥50,000.～付木箱（桐） 16×16×5 磁貫ヒビ

G026 金海茶碗￥80,000.～付時代識箱（桐） 13.5×13.5×9.5

G027 呉須唐草文茶碗￥50,000.～付木箱（杉） 15×15×6 磁貫ヒビ金補修金塗覆輪

G028 永楽正全國光茶碗￥50,000.～付共箱（桐） 11. 5×11. 5×7 縁釉キレ戊寅

G030 小川長楽黒茶碗￥70,000.～付共識箱（桐）

G029 永楽即全乾山写茶碗￥50,000.～付共識箱（桐） 13×13×8 薄ヒビ磁貫鵬雲斎箱書永樂即全（大正六･ 1917～平成十･ 1998）は永樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内に城山窯築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。

G031 道年黒茶碗￥50,000.～付識箱（桐） 12×12×9

11×11×7 淡々斎箱書長樂家は樂十一代慶入に仕え、十二代弘入代に別家した大治郎を初代とする。建仁寺黙雷に「長樂号」を賜わった。

1 8 7

G033 真葛香斎玉繋文茶碗￥80,000.～付共識箱（桐） 13×13×7. 5 磁貫即中斎箱書

G034 加藤民吉葛屋山水染付茶碗￥50,000.～ 13×13×7 尾張丸印加藤民吉（明和九･ 1772～文政七･ 1824）は瀬戸生まれの陶工。派遣された九州で染付磁器製法をまなぶ。持ち帰った技術により、瀬戸窯業に隆盛をもたらした。

G035 加藤光右衛門志野茶碗￥70,000.～

G036 藤原恭助備前志野茶碗￥50,000.～

付共識箱（桐） 13×13×8. 5 磁貫鵬雲斎箱書加藤光右衛門（1937～2018）は美濃の陶芸家。名は光男。父である加藤十右衛門に師事。笠原に山十窯を開く。

付共識箱（桐） 13×13×8 磁貫鵬雲斎箱書藤原恭助（敬介）（昭和十四･ 1939～）岡山県備前生。藤原啓の二男。昭和四十年（1965）独立し開窯。昭和五十三年（1978）日本工芸会正会員に認定され、金重陶陽賞を受賞。翌五十四年（1979）岡山県文化奨励賞を受賞。

G037 出口尚江赤絵茶碗￥50,000.～付共箱（桐） 15×15×5. 5 出口尚江（大正四･ 1915～昭和五十二･ 1977）は京都生まれの陶芸家。出口王仁三郎の五女。石黒宗麿、金重陶陽らにまなび、東白窯を築窯。日本伝統工芸会正会員。大本教祭教院斎司。

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G038 栄齋金更紗鳥獣文袱紗￥80,000.～付共箱（桐） 27×25 ヤケ市川銕琅下絵

G039 瀬戸翁手茶入￥600, 000. ～付二重箱（内識桐）仕覆二牙蓋 7×7×7 口辺共色補修川上不白箱書銘千歳

G040 備前胴紐茶入￥300, 000. ～付二重箱（内時代黒塗識桐外溜塗）牙蓋替仕覆二 7×7×9 銘松風

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G042 無印仁清七宝繋文茶器￥300, 000. ～付時代識箱（桐）仕覆（大破）牙蓋挽家 9×9×8. 5 「御室焼」挽家識

G043 瀬戸尻張茶入￥90,000.～付時代箱（桐）仕覆牙蓋 6×6×9

1 9 0

G044 瀬戸肩衝大茶入￥50,000.～付識箱（桐）仕覆唐木蓋 11×11×13

G045 瀬戸尻張茶入￥50,000.～付桑製挽家緞子仕覆牙蓋 6×6×6. 5

G046 丹波肩衝茶入￥50,000.～付木箱（桐）仕覆牙蓋挽家 6×6×8

G047 高取肩衝茶入￥50,000.～付時代箱（桐）仕覆牙蓋 6×6×9. 5

G048 如

焼茶入￥50,000.～付識箱（桐）格子裂仕覆（内張大破）牙蓋 7×7×6. 5 松浦心月庵箱書

G051 千抱雲錦蒔絵茶器￥50, 000. ～付合箱（モミ） 6×6×9 千抱（花押）蒔絵銘内黒

G049 了入黒平茶入￥50,000.～付木箱（桐）仕覆牙蓋 10. 5×10. 5×5 窯印了入（宝暦六･ 1756～天保五･ 1834）は樂家九代。七代長入の二男。明和七年に家督を継いだ。

G052 三砂良哉桑雪吹￥50,000.～付共識箱（桐） 7×7×7. 5 有隣斎箱書、在判内黒三砂良哉（1887～1975）は漆芸家。

G050 黒田正玄竹中次￥50,000.～

付共識箱（桐） 5×5×7 啄斎好惺斎箱書、在判

G053 高台寺蒔絵棗￥50,000.～付木箱（桐貼札）菊桐金襴仕覆 6. 5×6. 5×7 スレ

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G055 高台寺蒔絵中棗￥200,000.～付時代識箱（桐貼札）片身替仕覆 7×7×7. 5 内黒

G056 粉溜宇治橋蒔絵平棗￥120,000.～付識箱（桐） 9×9×5 内梨子地

G057 桐文散棗￥100,000.～付時代識箱（桐）仕覆 7×7×7 内黒覚々斎直判

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G058 黒塗大棗￥100,000.～付二重箱（内識桐外黒塗） 7×7×7 一翁在判直斎内箱識内黒

G059 柳文嵯峨雪吹￥90,000.～付木箱（杉） 7×7×7.5

G060 豊平翠正桐菊蒔絵雪吹￥80,000.～

内黒

付二重箱（内共識桐）仕覆 7×7×7. 5 蒔絵銘川上関雪箱書、在判内黒

G061 中村宗哲溜雪吹￥70,000.～

G062 四代中村宗哲黒塗小棗

付時代識共箱（桐） 8×8×8 内黒描銘即中斎箱書、在判中村宗哲は千家十職の一、塗師。初代（元和三･ 1617～･元禄八･ 1695）は一翁宗守の息女と家業を迎えて塗師となる。当代は十三代。

￥60, 000. ～付時代共識箱（桐）つぼつぼ錦仕覆替蓋 6×6×5. 5 針銘覚々斎好碌々斎箱書、在判内黒四代中村宗哲（享保十一･ 1726～寛政三･ 1791）は三代婿養子。通称為安、八郎兵衛、号深斎。安永三年、従六位下主殿少属兼左生火官人。

G063 花鳥蒔絵棗￥50,000.～付木箱（桐） 7. 5×7. 5×7. 5 内銀溜塗

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G065 美濃伊賀水指￥800,000.～付時代箱（杉）黒塗蓋（不具合） 24×21×20 底ソゲ、カケ内底ヒビ

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G066 備前曲物水指￥300, 000. ～付時代溜塗箱（桐破損）古備前鑑定委員会鑑定書時代塗蓋（メクレ補修） 21×20×17 胴共色補修

G067 左入赤矢筈口水指￥250, 000. ～付時代識箱（桐）黒塗蓋 18×18×17 底水止補修覚々斎在判如心斎箱書銘竜田川

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G069 備前水指￥200,000.～付時代識箱（桐）時代黒塗蓋 13×11×18 口辺カケ、補修

G071 丹波掛釉水指￥150, 000. ～付二重箱（内曲物箱） 18. 5×18. 5×13

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G070 野々村仁清鉄絵耳付水指￥200,000.～付時代識箱（杉）黒塗蓋 22×18×13. 5 磁貫ヒビ川上宗寿箱書銘秋野野々村仁清（慶長元･ 1596～万治三･ 1660）は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛･清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。

G072 備前榧壺耳付水指￥120, 000. ～付識箱（桐）黒塗蓋 22×22×13 耳部口縁補修岡田宗叡箱識

G073 九代中村宗哲紹鴎好溜曲水指￥100,000.～

G074 丹波赤土部双耳水指￥100,000.～

付二重箱（内共識杉外識） 17×17×17. 5 蓋小アタリ内黒十二代宗哲内箱識而妙斎外箱書九代中村宗哲（安政三･ 1856～明治四十四･ 1911）は八代宗哲の婿養子。美術工芸学校漆工科創設委員。

G075 高取八山水指￥60,000.～付共識箱（桐）黒塗蓋 18. 5×18. 5×15 而妙斎箱書、在判銘清閑

G076 信楽細水指￥50,000.～付時代箱（桐）黒塗蓋（時代補修） 13×13×19 口辺共色補修榧寺（箱焼印）

付時代箱（桐貼札）新黒塗蓋 17×17×19

G077 南蛮壺形水指￥50,000.～付時代識箱（桐蓋桟欠）時代黒塗蓋 15×15×19 肥前唐津系か

1 9 7

G079 丹波耳付水指￥80,000.～付時代識箱（杉破損）

G080 高取鍔口水指￥80,000.～付時代箱（杉）黒塗蓋

黒塗蓋 18×18×17. 5 堀内不識斎箱書、在判銘太郎坊

18×18×16

G081 志戸呂銹釉芋頭水指￥70,000.～付時代箱（桐）

G082 瀬戸耳付歪水指￥60,000.～付時代識箱（桐）

黒塗蓋 18×18×17 文化十一年（1814）晴湖刻銘遠州志戸呂焼釜（窯）元㐂左ェ門

G083 高取一重口水指￥50,000.～付木箱（杉）黒塗蓋 16×15×14

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G084 膳所飴釉水指￥50,000.～付時代識箱（杉蓋桟欠）黒塗蓋（補修） 14×13×16 無印

黒塗蓋 21×16×11

G085 嶋物花文水指￥50,000.～付木箱（杉）黒塗蓋（時代補修） 19×19×14 底ヒビ

G086 練上桶形水指￥50,000.～付二重箱（内時代識杉外黒塗）黒塗蓋 15×14×12 ソゲ加藤卓男内箱識吉田平左衛門良承詩文

G087 佐藤和子赤織部桜川文水指￥50,000.～付識箱（桐）黒塗蓋 23×23×10 不徹斎箱書

G088 四代清水六兵衛水指￥50,000.～付識箱（桐）共蓋 16×16×17 富岡鉄斎山水詩賛彫窯印満岡忠成箱識

G090 川端近左朱手桶水指￥70,000.～付共識箱（桐） 22×22. 5×23. 5 蓋漆補修内黒即中斎箱書、在判

G089 六代清水六兵衛草花文水指￥50,000.～付識箱（桐）黒塗蓋 21×20×9 磁貫七代六兵衛箱識六代清水六兵衛（明治三十四･ 1901～昭和五十五･ 1980）は本名正太郎。父から陶芸を学ぶ。昭和二十年六代六兵衛を襲名。金銀彩色を生かした「玄窯」を生み出す。代表作の「玄窯叢花瓶」は日本芸術院賞受賞。五十一年文化功労者。

G091 鈴木睦美五郎塗魚文水指￥60,000.～付共箱（桐） 28×28×12 「大昭和年間京都睦美製」（高台内）鈴木睦美（昭和十七･ 1942～平成二十一･ 2009）は京都の漆工家。父は二代鈴木表朔。独創性あふれる作風で一代をなした。

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G093 西村道也亀地文阿弥陀堂釜￥250,000.～

G094 西村道仁蛇籠地文肩衝釜￥190,000.～

付時代共箱（桐）銅蓋 23×23×21 三代西村道也（弥三右衛門）西村家は京都三条釜座に栄えた京釜師の家。道仁にはじまり、代々道弥（道也、道爺）と号した。二代道弥（生年未詳～寛文十二･ 1672）のころから千家出入りの釜師となる。

付時代識箱（桐）銅蓋大西浄中折紙 27×23×22 薮内休々斎箱書西村道仁は京都三条釜座の釜師で、安土桃山から江戸初期にかけ武野紹鴎の釜師として活躍した。

G095 十二代宮崎寒稚繰口釜￥150,000.～付識箱（桐）

G096 唐銅切合風炉￥120,000.～付時代識箱（杉）

銅蓋 28×25×21 十三代箱識群馬地文

2 0 0

35×31×19

G097 二代辻与次郎繰口丸釜￥90, 000. ～付識箱（杉）銅蓋 27×24×19. 5 大西浄寿箱識慶長年時代

G098 天猫姥口釜￥70,000.～付二重箱（内時代識桐）銅蓋 24×22×18 西村道也内箱識大西浄心外箱識竹節付

G099 古浄味阿弥陀堂釜￥50, 000. ～付時代識箱（杉）銅蓋 25×24×21 水漏れ大西清右衛門（十四代）箱識元禄年時代名越浄味は京釜師。京都名越初代名越三昌が「浄味」と号し、俗に「古浄味」と称される。与右衛門、浄林。寛永十五年（1638）没七十余歳。

G100 天猫釜￥50,000.～付識箱（モミ）銅蓋 25×25×22 大西浄心箱識丸紋地文遠山耳

G103 木越三右衛門阿弥陀堂釜￥50, 000. ～付時代共箱（桐）銅蓋 24×24×17

G101 肩衝釜￥50,000.～付時代合箱（桐）共蓋 28×28×17 雷文耳

G104 大西浄清四方釜￥50,000.～

G102 瓢形釜￥50,000.～付時代識箱（杉貼札）銅蓋 21×21×22 青海波地文

G105 大西浄久

付木箱（杉）銅蓋 22×19×24 松林波日之出地文富士形釜￥50, 000. ～大西浄長箱識蕨付付識箱（杉） 23×23×19 且座喫茶鋳銘寛文年時代大西浄長箱識寛文年時代大西浄清（文禄三･ 1594～天和二･ 1682）は釜大西浄久（生年未詳～貞享三･ 1686）は京都の師大西家二代。名は村長、通称は五郎左衛門。釜師。大西家二代浄清の弟。名は記壽。浄久は号。古田織部、小堀遠州らの愛顧を受けた。後に子の名手といわれた。定林とともに江戸に出て、幕府御用釜師となった。

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G107 大西浄林唐銅切合風炉￥50, 000. ～付時代識箱（杉貼札）十三代宮崎寒雉折紙 40×34×21 大西浄林（天正十八･ 1590～寛文三･ 1663）は、釜師大西家初代。山城の国･南山城広瀬村の出身。当時の草庵風の京作とは異なる書院風の独自の作風を確立した。

G108 古天明鉄欠風炉￥60,000.～付時代箱（杉貼札）大西浄寿折紙 41×37×23 足接合補修底部大破補修

G109 名越弥五郎唐銅風炉￥50, 000. ～付時代共箱（桐） 34×34×20 六代枇杷色銅宗徧流文化午年箱識名越弥五郎は京都の釜師。名越家十一代善正の二男弥五郎家昌が幕府に召され江戸へ行き、小堀遠州、片倉石州などの好みものを作った。家昌に始まる家系を江戸名越家といい、代々弥五郎を通称とする。

G110 大垣昌訓置霜塗面取土風炉￥50, 000. ～付共箱（桐） 38×36×22 底ヒビ大樋窯印

G111 大西定林糸目桜地文燗鍋

G112 西村道也四方燗鍋

￥50, 000. ～付識箱（モミ）鍍銀蓋 17×12×9 大西浄心箱識素銅把手大西定林は江戸時代に活躍した釜師。千家十職大西家二代浄清の子で江戸大西家の初代。

￥50, 000. ～付識箱（桐）共蓋 13×11×16 十三代宮崎寒雉箱識西村家は京都三条釜座に栄えた京釜師の家。道仁にはじまり、代々道弥（道也、道爺）と号した。二代道弥（生年未詳～寛文十二･ 1672）のころから千家出入りの釜師となる。

G113 川瀬表完古材炉縁￥50,000.～付共箱（杉） 42×42×7 建仁寺山内大中院川瀬表完は、木村表斉を祖とする表派の技法を継承する京漆師。二代から｢表完｣と号す。現四代当主は三代表完。

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G114 織部敷瓦￥50,000.～ 28×28×3 小カケ

G115 中川浄益鉄地雑宝象嵌蓋置￥110,000.～

G116 十一代中川浄益牡丹象嵌蓋置￥90,000.～

付共識箱（桐） 5. 5×5. 5×5 即中斎箱書中川浄益は千家十職の金物師。代々武具を鋳造する家であったが、初代紹益（永禄二･ 1559～元和八･ 1622）が京都に出て利休の茶道具を作り始めた。以後は浄益を名乗り皆具、水指、建水、水次薬鑵などを製作。

付共箱（桐） 5. 5×5. 5×5 口縁ソゲ十一代浄益（大正九･ 1920～平成二十･ 2008）は、十代の長男として生まれ、京都市立第二工業高校金属工芸科卒業。父死去の後、昭和十五年に十一代清右衛門を襲名。紹真。

G117 七官青磁夜学蓋置￥80,000.～

G118 唐銅甕割童子蓋置￥50,000.～付木箱（杉）

付時代識箱（桐貼札） 8×8×6 磁貫天龍寺青磁貼札

G119 中川浄益唐銅餌畚建水￥50,000.～

5×6×4. 5

G120 青鸞羽箒￥50,000.～付木箱（桐）総長34

付共箱（杉） 14. 5×14. 5×9. 5 浄益（花押）刻銘

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G G124 速水宗達竹三重切花入￥70,000.～付時代識箱（桐） 11×11×47 銘鱗形速水宗達（元文四･ 1739～文化六･ 1809）は京都生まれの茶人。速水流開祖。幼名は亀治郎。字は希棟。号は養寿院･滌源居。裏千家又玄斎にまなぶ。聖護院宮、岡山藩主などの茶道指南をつとめた。

G122 不見斎竹一重切花入￥300,000.～付二重箱（内時代共桐） 15×13×48 鵬雲斎外箱書銘千秋

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G123 小堀遠州竹二重切花入￥150, 000. ～付二重箱（内時代識杉外溜塗） 11×11×45 鎹補修ワレによる拡大に伴い箱に収納できず小堀仁右衛門内箱書歌銘藤浪小堀遠州（天正七・1579～正保四・1647）は茶人、武将。本名政一。号狐篷庵･宗甫。遠州は通称。古田織部のもとで茶の湯を学んだ。茶の湯、造庭に優れ、その茶風は洗練され「綺麗さび」と言われる。

G125 中川浄益銅細口花入￥50,000.～付時代共箱（桐） 6×6×31 中川浄益は千家十職の金物師。

G126 瀬田掃部竹茶杓￥300,000.～付時代識箱（杉）共筒（補修、ヒビ、虫喰）識筒（覚々斎）総長17

G127 瀬田掃部竹茶杓￥190, 000. ～付時代識箱（桐）共筒総長18 一啜斎箱書銘野太刀

1548～文禄四･ 1595）は武士、茶人。名は正忠、伊繁。豊臣秀吉に仕え、関白就任に伴い瀬田掃部（天文十七･従五位下掃部頭に叙任。千利休の高弟で、利休七哲の一。大ぶりの平高麗茶碗や掃部形と呼ばれる茶杓を愛用した。豊臣秀次事件に連座した。

G128 玄々斎竹茶杓￥350, 000. ～付二重箱（内共桐）共筒総長18 円能斎外箱書鎧通し写玄々斎（文化七･ 1810～明治十･ 1877）は裏千家十一世。号虚白斎、不忘斎、精中など。茶箱点前、立礼式を取り入れた。

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G130 永楽即全露芝文鉢￥50,000.～付共箱（桐）

G131 永楽即全仁清写八橋醤油皿九￥50,000.～付共箱（桐） 7×6×2 観世波剥離

20×20×10 乾山写

1917～平成十･ 1998）は永樂善五郎十六代。京都市生まれ。十五代正全の息。昭和九年襲名。十一年三井高棟の大磯城山荘内に城山窯永樂即全（大正六･築窯。京都伝統陶芸協会初代会長。

G132 惺斎竹茶杓

G133 淡々斎竹茶杓

￥130, 000. ～付共箱（桐）共筒総長18 銘桜鯛惺斎宗左（慶応元･ 1865～昭和十二･ 1937）は表千家十二代。十一代碌々斎の長男。幼名は与太郎、名は宗員のち宗左。号は惺斎、敬翁。

￥100, 000. ～付共箱（桐）共筒総長18 ワレ銘太平淡々斎宗室（明治二十六･ 1893～昭和三十九･ 1964）は裏千家十四世。十三世円能斎の長男。幼名政之輔。号碩叟。大徳寺円山伝衣老師について得度、無限斎の号を授与。

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G134 円能斎竹茶杓

G135 一翁竹茶杓￥50, ￥130, 000. ～付共筒（五角） 000. ～付時代識箱（桐）総長18 識筒総長19 櫂先補修休翁筒書直斎箱書円能斎宗室（明治五･ 1872～大正一翁宗守（慶長十・1605～延宝十三･ 1924）は裏千家十三世。又玅斎の長男。別号に対流軒、寒雲、鉄四・1676）武者小路千家四代家元。中など。幼名は駒吉。

G136 永楽保全金襴手蓋物￥50,000.～

G137 古染付草花文鉢六￥50,000.～付時代箱（杉貼札）

付識箱（杉） 9×9×9 永楽即全箱識

14×14×4. 5 虫喰窯キズ

G138 伝片桐石州竹茶杓￥50,000.～付識箱（桐）識筒総長18. 5 大河原可敬箱識

G139 鷹司輔信竹茶杓

G140 本多猗蘭竹茶杓 G141 尋牛斎竹茶杓￥50, ￥90, 000. ～付時代識箱（桐）￥60, 000. ～付時代識箱（桐） 000. ～付共箱（桐）共筒共筒（ワレ鎹補修）椎軒筒書総長18 追銘羽衣総長19 銘松虫総長18. 小堀宗明箱書尋牛斎は久田家十二代家元。無適 5 古筆了仲箱識銘若竹本多猗蘭（元禄四・1691～宝暦斎の長子。鷹司輔信（延宝八･ 1680～寛保･七・1757）は近江生まれの大名。伊 1741)関白鷹司房輔の三男。慈胤法親王に学ぶ。号は有隣軒。勢神戸藩初代藩主。名は忠統。字は大乾。猗蘭は号。

2 0 7

G142 十一代中川浄益南鐐糸目皆具￥750,000.～付二重箱（内共識桐外溜塗）水指22×18×22ほか淡々斎箱書十一代浄益（大正九･ 1920～平成二十･ 2008）は、十代の長男として生まれ、京都市立第二工業高校金属工芸科卒業。父死去の後、昭和十五年に十一代清右衛門を襲名。紹真。

2 0 8

G143 南鐐毛織飾火箸￥50,000.～付木箱（桐）総長26

G144 近藤道恵網目漆絵懐石椀￥80,000.～付時代共箱（杉） 15×15×8ほか薄ヤケ飯椀、汁椀、坪椀、平椀各五近藤道恵は江戸時代から続く塗師の家。初代道恵は前田利長の知遇を受けた。当代は十一代。

G145 龍善堂銀茶籠￥50,000.～付木箱（杉）茶箱12×12×13 茶箱茶筅茶筅筒茶巾茶巾筒棗半月蓋物龍善堂刻印

G146 黒塗椀揃￥70,000.～付木箱（杉貼札）大13×13×9 ほか飯椀、汁椀、坪椀、平椀各五

G148 黒塗懐石揃￥50,000.～付木箱（杉）飯器23×23×10ほかカビ

G147 宗和好糸目飯器￥50,000.～付時代識箱（杉）杓文字 25×20×16

G149 朱塗有明盆￥50,000.～付識箱（桐） 20×20×1.5 即中斎箱書、在判

2 0 9

G152 玄々斎竹画賛幅￥50, 000. ～付時代箱（杉）紙本雑木軸端 28×119 表具31×180 ヤケシミオレ

G153 玄々斎松樹流水画賛幅￥50,000.～付木箱（杉）紙本黒塗軸端 25×104 表具28×185 ヤケシミスレオレ

1810～明治十･ 1877）は裏千家十一世。号虚白斎、不忘斎、精中な玄々斎（文化七･ど。茶箱点前、立礼式を取り入れた。

G151 而妙斎七字一行書幅￥150, 000. ～付共箱（桐）紙本潤塗軸端 28×106 表具31×182 薄シミ而妙斎宗左（昭和十三･ 1938～）は茶道表千家十四代。幼名岑一郎。即中斎の長男。中央大学文学部卒業。大徳寺方谷浩明和尚より斎号を受け、四十二歳で家督を継ぐ。

2 1 0

G154 三宅亡羊漢詩短冊幅￥90,000.～

G155 松平不昧和歌短冊幅￥50,000.～

付識箱（桐）絹本黒塗軸端 6×36 付時代識箱（桐貼札）紙本唐木軸端 5×33 表具26×146 オレ表具26×136 ヤケ「梅」三宅亡羊（天正八･松平不昧（宝暦元･ 1580～慶安二･ 1751～文政元･ 1649）は、名を島、寄斎、江南、野水翁と 1818）は出雲松江七代藩主。茶人大名と号した。亡羊は晩年に用いた字。して有名で、自ら不昧流を創った。

G156 千少庵消息幅￥190,000.～付木箱（桐）紙本角軸端 48×16

G157 久田宗栄書簡幅￥100,000.～

表具52×108 ヤケシミスレオレ穴孟春十五日付千少庵（天文十五･ 1546～慶長十九･ 1614）は茶人。利休の後妻宗恩の子、妻は利休の娘お亀、宗旦の父。義兄道安とは同年。初名宗淳。利休切腹後は会津の蒲生氏郷のもとに蟄居、茶室指月庵（麟閣）を造営した。文禄三（1594）年赦されて京に戻り、不審庵を再興し千家第二世となる。道安の剛、少庵の柔と譬えられる。

付時代箱（杉）紙本潤塗軸端 47×32 表具52×109 ヤケシミスレ表具オレ、ヤケ、スレ、シミ久田宗栄（永禄二･ 1559～寛永元･ 1624）は茶人。茶道表千家の久田家初代。名は房政、別号に宗玄･生々斎。父は千利休門下の久田刑部、母は利休の妹。近江佐々木氏につかえ、のち隠退して利休に茶の湯を習う。

G159 翠光椿画賛幅

G158 玄々斎二字書幅￥200,000.～付識箱（桐）紙本黒塗軸端 50×35 表具53×121 ヤケオレ鵬雲斎箱書玄々斎（文化七･ 1810～明治十･ 1877）は裏千家十一世。号虚白斎、不忘斎、精中など。茶箱点前、立礼式を取り入れた。

￥60, 000. ～付共箱（桐）紙本牙軸端 31×92 表具34×163 シミオレ即中斎賛

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G161 尾形光琳菊盛上風炉先屏風￥150,000.～紙本 168×53 屏風172×57 ヤケシミスレ穴尾形光琳（万治元･ 1658～正徳六･ 1716）は画家、工芸家。琳派の大成者。京の呉服商雁金屋に生まれる。名惟富、別号積翠、惟亮、伊亮、青々、澗声、方祝、寂明ほか。乾山は弟。独自の装飾的大和絵画風を確立。陶器の絵付けも携わった。

G163 永楽妙全赤達磨香合￥50,000.～付共箱（桐） 5×5×5 織田信憑公手捏写永楽妙全（1852～1927）は女性陶芸家。十四代善五郎（得全）の妻。

G162 三浦竹軒仁清写藤文茶壺￥90,000.～付二重箱（内共桐） 24×24×29 磁貫三浦竹軒（明治三十三･ 1900～平成二･ 1990）は初代三浦竹泉の三男。三代竹泉を継ぐ。昭和九年竹軒と改号。政府認定技術保存資格者。仁清、乾山風の作品を主に金襴手が得意で、茶道具、花器等を作る。

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G164 平安象福野点茶具赤杉茶棚￥70,000.～付時代識箱（杉） 40×37×57

煎茶

G167 売茶翁白衣観音画幅

G165 青木木米秋景山水画幅

G166 武田物外売茶翁肖像画賛幅

￥180, 000. ～付二重箱（内識桐）紙本￥100, 000. ～付識箱（桐）絹本潤塗軸端唐木軸端 27×122 表具39×193 ヤケシミ 27×111 表具30×171 シミオレ田能村直入、真清水蔵六箱識黄檗義道賛暁庵箱識青木木米（明和四･ 1767～天保四･ 1833）は陶工、武田物外（寛政七･ 1795～慶応三･南画家。通称木屋佐兵衛、八十八。号青来、百六 1867）は曹洞宗の僧侶、武術家。法諱不散人、聾米ほか。京都の料理茶屋に生まれる。製遷、号物外･泥仏庵。「拳骨和尚」とも呼陶に従事したのは寛政八年前後、陶器を宝山に、ばれた。不遷流柔術の開祖。磁器を奥田穎川に学んだとされる。紀伊の瑞芝焼、加賀の春日山窯等にも関与。多彩な技法で、名品名器の模造再現に巧みでありながら、独自の作風を見せる。

￥50, 000. ～付合箱（桐）絹本潤塗軸端 18×18 表具29×139 ヤケオレ表具アレ宝暦五（1755）画中柴山元昭（延宝三･ 1675～宝暦十三･ 1763）は煎茶道の始祖。肥前蓮池生まれ、十一歳の時、黄檗宗龍津寺の創建者化霖禅師のもとに学び、後に宇治の黄檗山に入る。僧名月海元昭禅師、別名高遊外、自称売茶翁。茶の知識は長崎遊学中に清人から学んだ。当時の文人たちを自由な形式の煎茶道で魅了した。著書『梅山種茶譜略』など。

G169 大田垣蓮月手捻和歌彫水次

G168 瓜形茶盆￥50,000.～ 87×18×1 ヒビワレ

￥50, 000. ～ 17. 5×12×16 注口補修大田垣蓮月（寛政三･ 1791～明治八･ 1875）は女流歌人。名は誠（のぶ）。京都出身。夫の死後、剃髪して法名蓮月と号す。手作りの陶器に自詠の歌をつけて生活の糧とした。孤高で閑雅･清新な歌風で知られる。

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華道

H001 銅宝袋形花器￥120,000.～付木箱（杉蓋桟欠） 25×25×28

H002 銅双耳立華瓶￥70,000.～付時代箱（杉） 29×29×33

H003 銅雨龍文立華瓶￥60,000.～付時代箱（杉） 19×19×20 ヒビ

H004 銅輪花口花入￥80,000.～付時代合箱 21×19×27

H007 黄銅鶴首鬼面飾花入￥50, 000. ～ 8×8×30 アタリ

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H005 銅双耳遊環花入￥50,000.～ 10×10×25. 5 大明宣徳年製底銘

H006 銅筒花入￥50,000.～付識箱（杉） 11×11×19 掛鐶埋補修 ※P. 71にも掲載あり

H008 竹一重切花入￥70,000.～付時代識箱（桐） 11×11×36. 5 ワレ冷泉家和歌銘

人形 i 001 伊豆蔵人形￥450,000.～付識箱（杉）像高47 顔面補彩

2 1 5

i 003 大江美之助文楽人形￥300, 000. ～付ガラスケース像高114 剥離衣装大破大江美之助は阿波の文楽人形師「大江巳之助」の初代。1817年生。

2 1 6

i 004 清雲文楽人形￥150,000.～付飾台総高124（台含）お染新版歌祭文「清雲」の銘をみるが、この人形師に関する情報を持たない。

i 005 木彫花咲爺￥80,000.～総高30

燈火器 i

K001 黒漆塗燭台一対￥80,000.～付識箱（杉）総高77 小メクレ明治四十年（1907）箱識

K002 箔押菊燭台一対￥65,000.～付時代識箱（杉）総高82

K003 木彫布袋燭台￥50,000.～総高56 ワレ頭と体部は材を異にする

2 1 7

K005 銅懐中燭台二￥60,000.～

K006 宣徳銅燭台一対￥50,000.～

9×8×8ほか

付合識箱（桐） 15×15×32

K007 寄掛燭台十￥50,000.～ 6×14×46ほか火皿グラツキ

K008 黄銅柄香炉形手燭￥100, 000. ～付溜塗合箱（杉） 11×27×11

文房

L001 岡本豊彦蟹彫硯￥50,000.～付識箱（桐）唐木蓋

L002 十一代雨宮静軒雨端硯￥50,000.～付共箱（桐）

19. 5×10×2 天保壬辰（1832）春日刻銘岡本豊彦（安永二･ 1773～弘化二･ 1845）は備中生まれの画家。字は子彦、号に鯉喬など。黒田綾山、のち京都に出て呉春に師事。山水画に長じた。松村景文と共に四条派の双璧。門下に塩川文麟、柴田是真ほか。

唐木蓋 18. 5×12×3 富士鷹彫十一世雨宮静軒（明治二十五･ 1892～昭和四十八･ 1973）は硯師、山梨県出身。東京美術学校修了後、竹内栖鳳に図案を学んだ。また、昭和十二（1937）には文部省芸術保存資格者となり、その後は日本美術展覧会や日本伝統工芸展に出品した。日本工芸会正会員。日本伝統工芸会鑑査員歴任。

2 1 8

提物

M001 大津絵蒔絵四段印籠￥300, 000. ～付印籠箱（桐） 7×2×9 瑪瑙緒締銅鏡蓋根付（仁王、遊女）内梨子地

M002 梨子地蔦細道蒔絵五段印籠￥230, 000. ～ 4. 5×2. 5×9. 5 象牙緒締象牙人物根付内梨子地

M003 吉野山蒔絵四段印籠￥180, 000. ～付印籠箱（桐） 6×2. 5×9 内梨子地象牙雀根付（片眼欠）象牙緒締

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M005 一ツ提煙草入￥550,000.～付木箱（桐） 12×7 谷斎銘鹿角根付鹿角和銅銭緒締変織袋（金工秋草小禽前金具）尾崎谷斎は幕末明治期の根付師。本名惣蔵。武田谷斎とも名乗る。

M006 煙草入一口￥100,000.～ 22×11ほかヤブレスレ金具欠

M007 煙草入二￥50,000.～付銀煙管二

①ビロード袋（赤銅象嵌前金具） ②金唐革（金工水盤小禽） ③不織布（銀桔梗家紋） ④黒革（銀胡蝶舞） ⑤籐編相良刺繍（金工おたふく） ⑥印伝革（黄銅龍虎） ⑦印伝革（金工蝉）

革10×7×2 相良刺繍13×8×2 革煙草入（金工団扇前金具鍍金緒締網代煙管筒）相良刺繍煙草入（赤銅地色絵前金具緒締籐編煙管筒）

2 2 0

M008 松流軒政輝菊蝶文煙管￥120,000.～付共箱（桐）総長33 竹ラオ火皿、吸口鍍金

M009 葡萄蒔絵長煙管￥50,000.～総長48

M010 稲雀蒔絵長煙管￥50,000.～総長48 銀金具

葡萄鳥彫銀金具

M011 喧嘩煙管ほか四￥50,000.～総長37ほか

M012 銀長煙管一対￥50,000.～付木箱（桐）総長40 草花鶴彫計125g

雑感古器物の中で目にする機会も多い籐（トウ）だが、その素材としての強さは古来より注目されており、正倉院に籐製の籠が納められているほか、重籐弓（滋籐弓）は『蒙古襲来絵詞』にも確認できる。籐は分布北限が台湾であるため日本に自生しておらず、専ら輸入に頼ったので高級品であったが、江戸期に入ると生活用品として流通するようになり、煙草入や煙管筒が作られるようになる。現代においてはラタンあるいはロタンの名で知られ、椅子などの家具として利用される。

ちなみに籐は広義にはヤシの仲間（ヤシ科トウ属）であって、マメ科の藤（フジ）とは何の関係もない。

M007

2 2 1

中川忠峰中川忠峰は現代の根付師。伊勢出身。1980年代に海外に作品が紹介されて以降、欧米からも高い評価を得ている。 2008年三重県文化功労章受章。

M014 中川忠峰木彫鼠根付￥130, 000. ～付共箱（桐） 4×3×2

M015 中川忠峰木彫唐獅子根付￥130, 000. ～付共箱（桐） 4×3×3

M016 中川忠峰木彫虎根付￥130, 000. ～付共箱（桐） 4. 5×4×3

M017 中川忠峰面（陰陽）根付￥130, 000. ～付共箱（桐） 3×4. 5×2

M018 中川忠峰木彫居眠小坊主根付￥100,000.～付共箱（桐） 4×3. 5×3. 5

2 2 2

M019 中川忠峰木彫和合生萬福根付￥100,000.～付共箱（桐） 6×5×3

藤川光斎イラストレーターの傍ら、2007年頃以前から興味のあった根付の制作を開始。2009年第二回現代木彫根付公募展に初出品し、初入選。 2010年の第三回も連続入選。日本根付研究会会員。現代の根付作家を代表する一人である。

M020 光斎象牙大黒天達磨根付￥100,000.～付共箱（桐）布袋 5. 5×2. 5×4 銘福くらべ

M021 光斎象牙琴高仙人根付￥100, 000. ～付共箱（桐） 5×3×5

M022 光斎木彫人物兎根付￥100, 000. ～付共箱（桐） 4×3×5

M023 光斎木彫獅子根付￥100, 000. ～付共箱（桐） 3. 5×4×4. 5

M024 光斎木彫桃猿根付￥100, 000. ～付共箱（桐） 4. 5×4×4

M025 光斎木彫兎亀根付￥100, 000. ～付共箱（桐） 4×3×3. 5

M026 光斎木彫犬と野晒し根付￥100, 000. ～付共箱（桐） 5×3. 5×5

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根付掌上の美

M028 象牙唐子雪遊根付￥70,000.～ 4. 5×4. 5×2. 5

M029 象牙幽霊根付￥60,000.～像高5

M030 旭軒楽山宇治茶摘人形根付￥60, 000. ～付共箱（桐） 3×4×3

M031 象牙蝦蟇仙人根付￥50,000.～像高6. 2

M032 象牙双狗根付￥50,000.～ 6×3. 5×2. 5

M033 象牙甕割根付￥40,000.～ 3×2. 5×4

M034 象牙双唐子根付￥30,000.～ 4. 5×2×4

2 2 4

M035 蒔絵薬入￥30,000.～ 3×2.5×2

M036 自在袖香炉￥35,000.～ 6×6×6

M037 八坂神社神輿古鈴￥50,000.～

M038 平戸三番叟￥30,000.～

M039 豆人形四十一￥30,000.～ 0.7×0.5×1.8

付識箱（桐） 3. 5×5ほか鍍金神輿修理記念昭和七年（1932）六月七日箱識

2×2. 5×5. 5 舌欠ヒビ

スレ

M040 玦状耳飾￥30,000.～

M041 金工小槌口臭薬入￥30,000.～

付木箱（桐） 3. 7×3 カケ

M042 方位磁石三￥30,000.～

3×5×1 「カオール」

2×2. 5×0. 5ほか

景道

M043 豆カメラ￥30,000.～ 5×3×4 革ケース破損 SANWA MYCRO PATENTS

M044 銅波龍雲鳳四方水盤￥50,000.～ 59×31×13 波涛耳

2 2 5

象牙・鼈甲

M046 鼈甲硯箱￥490,000.～付溜塗箱（桐）銀葛屋水滴硯石筆二錘刀子墨はさみ 20×25×4 スレカケ蛇籠に千鳥

M047 孤舟染象牙柿飾￥80,000.～付ガラスケース 27×14×17

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M048 雅生象牙装金工二福神￥80,000.～付ガラスケースケース42×29×38

M049 象牙寿老￥70,000.～

M050 象牙美人￥50,000.～

付合箱（桐）像高26

M052 象牙二福神￥60,000.～

M051 象牙高砂￥50,000.～

付合箱（モミ）像高19

M053 象牙二福神￥50,000.～

像高11ほか

付木箱（桐）像高11ほか

M054 象牙槌乗三福神￥70,000.～

付木箱（桐）像高11ほか

M055 象牙七福神￥50,000.～像高8ほか

付ガラスケースケース27×17×17

M056 象牙象二￥50,000.～唐木台 9×7×10ほか大673 ｇ

M057 象牙天球二￥50, 000. ～総高20ほか各九層

M058 玉粋象牙帯留三￥50, 000. ～付共箱（桐）三 5×4×2ほか

M059 象牙撥五￥50,000.～総高20ほかヒビ

M060 象牙風鎮二組￥50,000.～付共箱（桐）二 3. 5×3. 5×4ほか作者不詳

2 2 7

陶磁器 O001 常滑大壺￥1,000,000.～ 45×45×51 口辺カケ

2 2 8

O002 信楽大壺￥500,000.～ 38×38×46

2 2 9

O004 信楽大壺￥430, 000. ～ 40×40×53 『時代別古信楽名品図録』（桂又三郎）所載

O005 信楽壺￥280, 000. ～ 32×32×38

2 3 0

O006 珠州壺￥350, 000. ～付木箱（桐貼札） 28×28×33 口縁接合補修

O007 備前緋襷蕪徳利￥300, 000. ～付識箱（桐）古蓋 22×22×23 頸部共色補修

2 3 1

O009 備前粟鶉飾￥50,000.～

O010 備前陶板片￥50,000.～

8. 5×9×12

O012 備前小蕪徳利￥50,000.～付時代識箱（桐） 17×17×21 古備前鑑定委員会箱識

O011 備前陶板￥50,000.～ 36×36×6

48×39×4

O013 信楽壺￥50,000.～ 18×17×19 口辺ソゲ補修

窯道具

O014 高取耳付瓶￥50,000.～付時代黒塗箱（桐） 14×14×15

O O015 灰釉四耳壺￥50,000.～ 23×23×27 大ヒビ磁貫

O016 灰釉四耳壺￥50,000.～

O017 大佛花器￥50,000.～

付木箱（桐） 25×25×27 耳一欠ヒビ

41×41×39 口縁カケ ※P. 70にも掲載あり

2 3 2

O018 黄瀬戸双耳花入￥50,000.～付溜塗箱（杉貼札） 9. 5×9. 5×20. 5 磁貫

O019 肥前吸坂手山水文徳利￥50, 000. ～付木箱（桐貼札） 15×15×28 口辺小カケ

O021 絵唐津呼継鉢￥50,000.～ 17×15×6 金補修

O020 梅林焼茄子徳利￥50,000.～ 12×12×18 口縁補修

O022 呉須赤絵小鉢￥50,000.～付木箱（桐） 15×15×7 見込福字

O023 織部四方火入￥100, 000. ～付時代識箱（桐） 12×12×7. 5 満岡忠成箱識

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O025 瑠璃赤絵五寸皿五￥150,000.～

O026 古九谷手五彩皿￥130,000.～付木箱（桐）

付時代識箱（杉貼札） 15. 5×15. 5×2 磁貫古九谷手

O027 VOC紋芙蓉手染付皿￥100,000.～

14×11×2. 5

O028 草花文徳利￥80,000.～

付木箱（桐） 21×21×3 ヒビ

付合箱（モミ貼札） 12×12×20 口辺カケ補修初期伊万里

O029 色絵菊唐草文瓶￥60, 000. ～ 15×15×23

O030 染付三友文向付五￥50,000.～付木箱（モミ） 10. 5×10. 5×7 窯キレ伊万里

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O031 染付草花文七寸皿五￥60,000.～ 20.5×20.5×3ほかフリモノ

O032 九州地図皿￥60,000.～

O033 獅子牡丹文大皿￥50,000.～

付木箱（杉） 27×27×2. 5 口辺カケ補修

O035 染付くらわんか鱠皿五￥50,000.～

50×50×8 伊万里

O034 青磁草花陰刻文大鉢￥70, 000. ～ 42×42×10 口辺ヒビ

O036 瓔珞文蓋物八￥50,000.～ 12×12×7 伊万里

付木箱（桐） 13. 5×13. 5×3. 5

O O037 色絵粟鶉文蓋付碗二十￥50,000.～付時代識箱（杉） 12×12×9 伊万里

O038 赤絵大黒水滴￥50,000.～付木箱(桐) 6.5×5×9.5 伊万里

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O040 尾形乾山雲錦鉢￥280,000.～付二重箱（内桐貼札・虫喰） 19. 5×18. 5×9. 5

O041 尾形乾山椿文型刷四方向附五￥200,000.～付識箱（桐） 11. 5×11. 5×4. 5 ソゲヒビ

尾形乾山（寛文三･ 1663～寛保三･ 1743）は江戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

O042 野々村仁清青磁写杓立￥190,000.～

O043 青木木米青磁二段食籠￥200,000.～

付時代識箱（桐） 11×11×17 環ワレ補修野々村仁清（慶長元･ 1596～万治三･ 1660）は陶工。丹波国桑田郡野々村出身。通称清兵衛･清右衛門。色絵陶器の創始者。作風は清純優雅で蒔絵風のものがある。京焼の巨匠である仁清だが、わずかに画作もある。

付二重箱（内識桐） 16×16×17 下段大破接合上段ソゲ蓋金補修三世竹泉箱識青木木米（明和四･ 1767～天保四･ 1833）は陶工、南画家。通称木屋佐兵衛、八十八。号青来、百六散人、聾米ほか。

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O044 尾形乾山梅画賛四方皿額

O045 尾形乾山紅梅画賛陶板額

￥50, 000. ～ 18×18 額45×45 共色補修

￥60, 000. ～ 22×27 額39×44 三ツ割接合加茂社奉献 1663～寛保三･ 1743）は江戸中期の陶工、画家。光琳の弟。軟質の雅味あふれる作尾形乾山（寛文三･風で、阿蘭陀焼の影響が窺える。二代伊八、三代呉介といった風に代々乾山を名乗ったが、弟子師匠というより、私淑するような形が多かったようである。六代乾山たる三浦乾也は著名。

O046 仁清印水指￥54,000.～付木箱（桐）共蓋 17×16×19 蓋小ヒビ鈕接合補修磁貫瓢印

O047 明玉薩摩秋草文大水注￥150, 000. ～付合箱（桐） 33×18×28 磁貫大日本薩摩明玉銘

O O048 平沢九朗志野梅形菓子鉢￥70, 000. ～付時代共箱（杉） 21×21×6 磁貫平沢九朗（安永元･ 1772～天保十一･ 1840）は尾張名古屋藩士。名は一貞。通称は清九朗。茶道を嗜み茶室を今昔庵と号す。茶器を作陶、九朗焼といわれた。

O049 奥田穎川倣呉須赤絵火入￥50,000.～付識箱（桐虫喰） 11×11×11 三浦竹軒箱識

O050 珉平倣呉須大皿￥70,000.～付木箱（杉）虫喰 50×50×10 釉縮み輪花縁

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O052 源内焼牛耳飾壺￥150,000.～付木箱（杉） 24×18×25. 5 舜民印

O053 源内焼華紋大皿￥90,000.～付木箱（桐） 30. 5×30. 5×5 縁極小ソゲ

天保ここで言う「天保」は、実年代の天保年作は当然ながら、志向するのは「天保様式」と呼ぶべき、天保年頃に澎湃する桃山回帰の意思を感じさせる作品群の紹介である。

O055 黒織部茶碗￥50, 000. ～付時代箱（桐） 14×14×8 ヒビ補修

O O056 黄瀬戸鳥形水滴 O054 織部四方蓋物￥100,000.～付時代箱（桐破損） 18×18×12 金補修

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￥50, 000. ～付識箱（桐） 15×10×8 磁貫

新陶磁

O057 北大路魯山人備前茶碗￥400,000.～付識箱（桐）仕覆 13×12×7 口辺窯キレ黒田陶々庵箱識北大路魯山人（明治十六･ 1883～昭和三十四･ 1959）は陶芸家。本名房次郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正十四年超高級料亭星岡茶寮顧問として料理･食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野･織部･備前･信楽から染付･赤絵と多岐にわたった。

O O058 北小路魯山人釉変木葉文皿五￥200,000.～付識箱（桐） 19. 5×19. 5×3 金補修四黒田陶々庵箱識

O059 北大路魯山人赤志野草文彫四方鉢￥190,000.～付識箱（桐） 21×20×4 黒田陶々庵箱識

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O061 北大路魯山人魚形箸置五￥150,000.～ 6×4×2

O062 河井寛次郎白釉四脚扁壺￥200,000.～

窯印「魯」印北大路魯山人（明治十六･ 1883～昭和三十四･ 1959）は陶芸家。本名房次郎。京都生まれ、北鎌倉で没。書画、篆刻、漆芸にもすぐれる。大正十四年超高級料亭星岡茶寮顧問として料理･食器など指導。北鎌倉に星岡窯を築き、独特の雅陶を製作。陶技は志野･織部･備前･信楽から染付･赤絵と多岐にわたった。

付識箱（桐） 15. 5×11. 5×26 河井敏孝箱識河井寛次郎（明治二十三･ 1890～昭和四十一･ 1966）は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

O063 初代徳田八十吉古九谷手飾皿

￥500, 000. ～付共箱（桐） 32×33×5 徳田八十吉は九谷焼の陶工。初代八十吉（明治六･ 1873～昭和三十一･ 1956）は号鬼仏。昭和二十八年、九谷焼の無形文化財に認定される。

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O064 加藤静允李朝写草花文花瓶￥250,000.～付共箱（桐） 14×14×19. 5 窯キレ加藤静允（昭和十一･ 1936～）は京都の江戸時代より代々医者の家に生まれる。小児科医であり陶芸家。

O065 十三代柿右衛門花文大壺￥150,000.～付共箱（桐） 30×30×39 十三代酒井田柿右衛門（明治三十九･ 1906～昭和五十七･ 1982）本名酒井田渋雄は、父である十二代とともに江戸中期から途絶えていた濁し手地の復元に成功。昭和三十八（1963）に十三代を襲名。昭和四十六（1971）柿右衛門製陶技術保存会の「柿右衛門（濁手）」技法が重要無形文化財の総合指定を受け、昭和五十一（1976）には重要無形文化財保持団体に認定。昭和四十七（1972）に紫綬褒章、昭和五十三（1978）に勲四等旭日小綬章を受章。

O O066 辻清明信楽壺￥90,000.～付共箱（杉） 18×18×22 辻清明（昭和二･ 1927～平成二十･ 2008）は東京都出身。信楽、伊賀、無釉、焼きしめに取り組んだ。多摩丘陵に築窯。

O067 横浜香山獅子鈕青磁香炉￥135,000.～付識箱（桐） 11×11×14 真葛香斎箱識

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O069 川喜田半泥子志野盃

O070 岡部嶺男粉青六角盃

￥120, 000. ～付識箱（桐） 5. 5×5. 5×5 坪島土平箱識川喜田半泥子（明治十一･ 1878～昭和三十八･ 1963）は陶芸家、実業家。三重県の素封家の十六代、伊勢木綿問屋のほか電力、銀行などの実業に関係したが、はやくから趣味生活に入る。自宅に楽窯を築いた後、大登窯を築窯。

￥100, 000. ～付共箱（桐） 6×5. 5×4 岡部嶺男（大正八･ 1919～平成二･ 1990）は瀬戸市生まれ、加藤唐九郎の長男。織部、志野、黄瀬戸、灰釉、鉄釉などの技法をもとに創作。また、青瓷の研究をし独特の釉調を持つ作品を創出した。

O071 八木一夫志野盃一対￥60,000.～

O072 初代三浦竹泉倣古盃洗￥50,000.～付共箱（桐）

付共箱（桐ヨゴレ） 6. 5×6. 5×4 磁貫八木一夫（大正七・1918～昭和五十四・1979）は京都生まれの陶芸家。京都市立美術工芸学校卒。沼田一雄に師事。前衛陶芸団体「走泥社」を結成。従来の陶芸の実用性を全く無視したオブジェ作品を発表し、その後アンフォルメル、抽象表現主義など新思潮に対応しながら独創的な創作活動を行い、陶芸に新分野を確立した。

12. 5×12. 5×8. 5 初代三浦竹泉（嘉永六･ 1853～大正四･ 1915）は京都生まれの陶工。本名は渡辺政吉。別号に有声居、篩月庵。三代高橋道八に師事。明治十六年独立。種々の技法を創出。中国青磁の写しを得意とした。

O073 河井武一湯呑六￥50,000.～付共箱（モミ）

O074 矢口永寿日出鶴大皿￥70,000.～付共箱（桐）

O 9×9×9ほか磁貫

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31×24×6 磁貫初代矢口永寿（明治三･ 1870～昭和二十七･ 1952）は九谷の陶工。石川県生まれ。名岩吉、号清々軒。山中町に永寿窯を築窯。

O075 小山一草細工備前置物￥80,000.～付共箱（桐）

O076 九谷金彩色絵食籠￥50,000.～付木箱（桐）

26×23×25 両耳、尻尾別造

O077 内田鋼一白と黒のボウルニ￥80,000.～

22×22×14 九谷上山口銘槌鈕

O078 内田鋼一白小碗陶板大小￥70,000.～ 9×9×6ほか

14×14×9ほか

内田鋼一（昭和四十四･ 1969～）は愛知県生まれの陶芸家。瀬戸窯業高校陶芸専攻科卒。製陶工場で勤務、のち世界各地の窯業所を巡り、現地で制作し研究を重ね独立。平成二十七年（2015）四日市市にBANKO ar chi vedesi gnmuseumを私設。

O O079 内田鋼一白小碗ニ￥50, 000. ～ 8. 5×8. 5×6ほか

O080 内田鋼一銀小碗ニ￥50, 000. ～ 9×9×6ほか

O081 内田鋼一輪花碗鉄膳￥50, 000. ～膳30×30×14 碗12×12×7

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O083 バーナード・リーチ水注￥200,000.～

O084 バーナード・リーチ青釉小盃￥130,000.～付共箱（桐） 18×16×28 1954 付共箱（桐） 5×5×3. 5 磁貫 1954 バーナード･リーチ（明治二十･ 1887～昭和五十四･ 1979）はイギリスの陶芸家。香港生まれ。ロンドン美術学校でエッチングを学んだ後、明治四十二年来日。六世尾形乾山に師事。富本憲吉、柳宗悦、濱田庄司らと交流。大正九年帰国、セント･アイヴスに築窯。東洋陶磁の特質にイギリスの技法を適用、独自の作風を展開した。

O086 ジャネット・リーチ花生

O085 ハンス・コパー茶碗￥80,000.～付合箱（桐） 13. 5×13. 5×9 磁貫窯印ハンス･コパー（1920～1981）はドイツ生まれの陶芸家。第二次世界大戦時イギリスに亡命、戦後ルーシー･リーの工房で作陶。共同制作も行った。

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￥72, 000. ～付共箱（桐） 11×9×32 1969 ジャネット･リーチ（1918～1997）は、アメリカ、テキサス生まれ。アルフレッド大学卒、インウッド陶房にて学んだ。バーナード･リーチの妻。1954年に来日し、濱田庄司の陶房に滞在後、丹波で日本式の轆轤の技術を学ぶ。轆轤と手形成を組み合わせた独自のスタイルを確立した。1956年イギリス帰国後は、リーチ陶房を運営しつつ、作陶に励んだ。

明治工藝

O087 加賀雨龍象嵌香炉￥200,000.～ 28×26×15

O088 七宝花瓶￥80,000.～ 10×9×26 底部太田刻銘

O089 加賀象嵌銅花瓶￥150,000.～ 21×17×33 花鳥

O090 帯山京薩摩四方花入￥75,000.～付木箱（桐） 9. 5×9. 5×25 磁貫帯山印

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O092 錦光山薩摩花蝶尽文鉢￥80,000.～付木箱（桐） 15×15×6 磁貫大日本光山造底銘

O094 泰山薩摩富士花見文香炉￥70,000.～付時代識箱（桐） 9×9×9 磁貫底銘

O093 神陶舎ティーセット￥70,000.～カップ10×8×5ほか磁貫ソーサー金補修二ポットシュガークリーマーカップ＆ソーサー五客プレート五

O095 伴山薩摩花蝶文鉢￥55,000.～ 23×23×8 ワレ磁貫底銘

O O096 錦光山京薩摩風俗文皿￥50,000.～付合箱（桐） 18×18×2. 5 錦光山印錦光山家は京都粟田口を代表する陶家。

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O097 羅漢供養者象嵌飾皿￥100,000.～付識箱（桐） 30×30×2. 5

帝室技藝員

明治二十三年（1890）

O098 柴田是真風炉先屏風￥300, 000. ～ 188×46 扇面48×14 屏風192×50 庄司竹真下絵に是真漆絵扇面画を貼る柴田是真（文化四･ 1807～明治二十四･ 1891）は画家、漆芸家。江戸両国の人。字は然、号は令哉、枕流亭、対柳居。蒔絵を古満寛哉に、絵ははじめ鈴木南嶺に、のち京都の岡本豊彦に学んだ。明治二十三年帝室技芸員。

O099 加納夏雄鉄打出荷葉蛙香合￥150,000.～付識箱（桐） 6. 5×5. 5×2 六十五叟加納秋雄箱識（昭和丙子）加納夏雄（文政十一･ 1828～明治三十一･ 1898）は彫金家。京都の人。大月派の池田孝寿に入門。安政元年（1854）江戸に移る｡精緻な刀装具他を製作。明治二年（1869）から十年（1877）新貨幣の原型を製作。帝室技芸員、東京美術学校教授。

O100 橋本雅邦破墨山水画幅￥50,000.～

O101 森寛斎狐狸画双幅￥50,000.～

付木箱（桐）紙本骨軸端 33×102 表具37×192 ヤケオレ表具シミ橋本雅邦（天保六･ 1835～明治四十一･ 1908）は江戸木挽町生まれ。狩野雅信に師事、狩野派の伝統を守りつつ、フェノロサ、岡倉天心らの鑑画会で日本画の革新に努めた。明治画壇の巨匠。

付識箱（杉）紙本牙軸端 27×91 表具29×169 シミオレ高徳箱識森寛斎（文化十一･ 1814～明治二十七･ 1894）は萩生まれの画家。森徹山の養子。名公粛､字子容、別号桃渓など。幕末には国事に関係。維新後は円山派の重鎮として活躍。京都府画学校創設に尽力。明治二十三年帝室技芸員。

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大正二年（1913）

O103 竹内栖鳳南風盛夏画幅￥130,000.～付二重箱（内識桐外溜塗）紙本牙軸端 50×46 表具65×146 大シミ竹内四郎箱識竹内栖鳳（元治元･ 1864～昭和十七･ 1942）は京都生まれの日本画家。本名恒吉。初めは棲鳳と号した。土田英林、幸野楳嶺に師事。西洋の画法などを意欲的に取入れ、近代日本画の先駆者としての地位を築いた。画塾竹杖会を主宰、西山翠嶂、上村松園、土田麦僊、小野竹喬など多くの逸材を輩出した。昭和十二年（1937）文化勲章受章。大正二年（1913）帝室技芸員任命。

O O104 竹内栖鳳烏賊扇面幅￥80,000.～付識箱（桐）紙本陶磁軸端 44×24 表具55×114 ヤケシミオレ表具ヨゴレ

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O105 竹内栖鳳雀画幅￥100,000.～付二重箱（内共桐）紙本牙軸端 30×120 表具33×190 シミオレ「春暖」原題

楢青ふ和のされ可も利庵紅尓葉見つ耳ゆも盤流利津多雪利

O106 川合玉堂短歌幅

O107 川合玉堂松下鯉画短冊幅

O108 富岡鉄斎胡蝶夢画賛幅

￥150, 000. ～付二重箱（内共桐外溜塗）紙本牙軸端 41×28 表具55×119 シミ初雪

￥50, 000. ～付識箱（桐）紙本骨軸端 9×24 表具26×138 シミ川合修二箱識

￥85, 000. ～付木箱（桐）紙本牙軸端 33×134 表具45×184 ヤケシミウキオレ富岡鐡斎（天保七･ 1836～大正十三･ 1924）は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技芸員、帝国美術院会員。幼時に国学･漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社･大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

川合玉堂（明治五･ 1873～昭和三十二･ 1957）は通称芳三郎。初め京都に出て望月玉泉、幸野楳嶺に学び、後東京に移り橋本雅邦に学ぶ。帝国美術院会員、帝国技藝院、東京美術学校教授。昭和十五年文化勲章受章。

O O109 富岡鉄斎寿老画賛幅￥75,000.～付共箱（桐）絹本牙軸端 43×146 表具59×221 ヤケシミオレ

O110 富岡鉄斎如意画賛幅￥50,000.～付木箱（桐）紙本唐木軸端 33×135 表具44×199 シミオレ

O111 富岡鉄斎日章旗画幅￥50,000.～紙本唐木軸端 30×130 表具42×193 ヤケシミウキオレ表具オレ、ヨゴレ、ヤケ、スレ百錬明治十一年（1878）十一月

O112 富岡鉄斎寿老画色紙幅￥50,000.～付木箱（杉）紙本潤塗軸端 23×17 表具34×179 シミオレ

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昭和六年（1931）

O114 寒山拾得染付徳利￥350,000.～付識箱（桐） 6. 5×6. 5×21 横山大観染付横山大観の養子である大玄の箱書は絵付を極めるものながら、本品には窯印の類はなく、磁胎も大観本人の作である可能性も指摘される。

昭和九年（1934）

昭和十九年（1944）

O O115 橋本関雪春山渓遊画賛幅￥50, 000. ～付共箱（桐）絹本牙軸端 41×123 表具52×192 ヤケシミ表具ヤケ、シミ雅宗巻止識橋本関雪（明治十六･ 1883～昭和二十･ 1945）は神戸生まれの日本画家。片岡公曠、竹内栖鳳に師事、四条派を学ぶ。

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O116 小林古径蜜柑画幅￥250,000.～付二重箱（内共桐外溜塗）太巻絹本牙軸端 50×43 表具67×141 ヤケシミオレ小林古径（明治十六･ 1883～昭和三十二･ 1957）は新潟県生まれの日本画家。本名茂。梶田半古に師事。

人間国宝昭和三十年（1944）

O117 堂本印象春色画幅￥150,000.～

O118 富本憲吉赤絵方飾皿額￥350,000.～

付二重箱（内共桐外溜塗）紙本牙軸端 45×38 表具59×135 オレ堂本印象（明治二十四･ 1891～昭和五十･ 1975）は京都市生まれ、京都市立絵画専門学校に学び、西山翠嶂の青甲社に入門し、主に帝展で活躍した。昭和三十六年（1961）文化勲章受章。文化功労者。

11×11 額68×25 富本憲吉（明治十九･ 1886～昭和三十八･ 1963）は陶芸家。奈良県出身。東京美術学校図案科卒。英国に留学し工芸に対する知見を広める。帰国後はバーナード･リーチと親交を結び、故郷で楽焼を試み大正四年（1925）本窯を築く。昭和元年（1926）、東京祖師谷に移窯。昭和三十年（1955）重要無形文化財｢色絵磁器｣保持者認定。三十六年（1961）文化勲章受賞。

雑感人か技術か小欄は「人間国宝」という呼称にいささか違和感を覚え、隔月発行の本図録でそう紹介することを躊躇い続けている。芸術家各個に庇護と栄誉を与えた「帝室技芸員」とは違い、今の国が補助金を出して守ろうとしているものはあくまで「重要無形文化財」に該当する技術そのものである。だからこそ文化庁はその認定に「各個認定」「総合認定」「保持団体認定」の三方式を採用しているのである。とはいえ、体現された作品を技術という側面だけで評価することはできない。まして小誌のように作品を評価し紹介する場において、技術のみを切り取ることは適切ではないだろう。「一芸は道に通ず」という言葉を想起する。ひとつの芸に邁進しそれを極めた者は、他の芸にも通じる道理を身につけており応用が効くというものだ。なるほど確かに「人間国宝」に認定された芸術家の中には、「重要無形文化財」には該当しないものの、余技の域を超えた価値ある作品を多く残した作家もいる。俗称ながらも「国宝」に認定された人間が持つ道理から生まれた作品であることに変わりなかろう。重要無形文化財保持者に認定されるほどの技術を体得した者の心のありようや思想は、むしろこうした指定範囲外の作品にこそ顕れてくるように思う次第である。

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O120 荒川豊蔵粉引茶碗￥350,000.～付二重箱（内識桐外黒塗）仕覆 12.5×12.5×8 荒川武志箱識荒川豊蔵（明治二十七･ 1894～昭和六十･ 1985）は岐阜県多治見生まれ、雅号は斗出庵。京都に移り宮永東山（1868～1941）に作陶を学んだ。昭和五（1930）に美濃大萱の古窯跡で桃山時代の志野の陶片を発見、これまで志野･瀬戸黒･黄瀬戸が愛知県瀬戸市で焼かれていたという通説を覆した。またその陶片を手がかりに桃山陶器の再現に尽力し、昭和三十（1955）に志野･黄瀬戸で重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定された。昭和四十六（1971）文化勲章受章。

O O121 石黒宗麿絵高麗写茶碗￥150,000.～付共箱（桐）仕覆 12. 5×12. 5×7

O122 石黒宗麿緑釉茶碗￥100,000.～付共箱（桐） 12. 5×12×7. 5 磁貫

1893～昭和四十三･ 1968）は富山県出身の陶芸家。中国宋時代の天目･鉄釉の再現に尽力。昭和三十（1955）「鉄釉陶器」で重要無石黒宗麿（明治二十六･形文化財保持者認定された。木の葉天目の再現に成功している。

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O123 富本憲吉野葡萄文皿五￥125,000.～

O124 富本憲吉竹林月夜画額￥75,000.～付画集紙本

付共段箱（桐） 15×15×3. 5

17×10 額38×29 ヤケ

1886～昭和三十八･ 1963）は陶芸家。奈良県出身。東京美術学校図案科卒。英国に留学し工芸に対する知見を広める。帰国後はバー富本憲吉（明治十九･ナード･リーチと親交を結び、故郷で楽焼を試み大正四年（1925）本窯を築く。昭和元年（1926）、東京祖師谷に移窯。昭和三十年（1955）重要無形文化財｢色絵磁器｣保持者認定。三十六年（1961）文化勲章受賞。

O125 浜田庄司塩釉鉄砂茶碗￥80,000.～付共箱（桐）

O126 浜田庄司黒釉面取花入￥60,000.～付共箱（桐）

12×12×11. 5

11. 5×11. 5×17

濱田庄司（明治二十七･ 1894～昭和五十三･ 1978）は神奈川県生まれ。本名象二。東京高等学校（現在の東京工業大学）窯業科で板谷波山に師事した。卒業後京都市立陶磁器試験場で研究を重ね、大正九年（1920）バーナード･リーチと渡英、帰国後は益子に移住して制作に励んだ。柳宗悦、河井寛次郎、芹沢銈介とともに民芸運動の中心人物として活躍。昭和三十年（1955）重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認定。文化勲章受章。

昭和三十一年（1956）

O O127 芹澤銈介色紙額ほか六￥70, 000. ～ 24×26ほか色紙額二板絵額一未装色紙三（付合箱）

O128 芹澤銈介型絵染幅￥50, 000. ～付木箱（桐）木綿潤塗軸端 43×30 表具57×89 山水

O129 芹澤銈介額パネル￥50, 000. ～麻地：35×42 42×54 紙本：24×31 44×57

芹澤銈介（明治二十八･ 1895～昭和五十九･ 1984）は染織工芸作家。静岡市生まれ、東京で没。雑誌『工芸』の表紙装幀を契機に民芸運動に参加。重要無形文化財｢型染絵｣保持者。登呂遺跡のなかに静岡県立芹澤銈介美術館がある。

2 5 3

昭和四十六年（1971）

O131 十代三輪休雪萩鉢￥50,000.～

O132 十三代柿右衛門濁手蓋物￥250,000.～付共箱（桐）

付共箱（杉） 19×17×6 磁貫釉縮ミ十代三輪休雪（明治二十八･ 1895～昭和五十六･ 1981）は本名邦廣。八代雪山､九代雪堂に学び､昭和二（1927）に萩藩御用窯である三輪窯第十代休雪を襲名。同三十一（1956）山口県の指定無形文化財保持者に認定。同四十二（1967）に弟の節夫に十一代休雪を譲り｢休和｣と名乗る。萩焼の伝統技術を研究し｢休雪白｣と称される独自の美しい白釉を完成。昭和四十五（1970）重要無形文化財「萩焼」保持者に認定。山口県文化賞受賞。萩市名誉市民。紫綬褒章受章。

24×24×16 十三代酒井田柿右衛門（明治三十九･ 1906～昭和五十七･ 1982）本名酒井田渋雄は、父である十二代とともに江戸中期から途絶えていた濁し手地の復元に成功。昭和三十八（1963）に十三代を襲名。昭和四十六（1971）柿右衛門製陶技術保存会の「柿右衛門（濁手）」技法が重要無形文化財の総合指定を受け、昭和五十一（1976）には重要無形文化財保持団体に認定。昭和四十七（1972）に紫綬褒章、昭和五十三（1978）に勲四等旭日小綬章を受章。

昭和五十二年（1977）

昭和五十八年（1983）

O133 近藤悠三辰砂染付湯呑五￥85,000.～

O134 十一代三輪休雪萩茶碗￥100,000.～付共箱（桐）

付共箱（桐） 8×8×5. 5 近藤悠三（明治三十五･ 1902～昭和六十･ 1985）は京都市生まれの陶芸家。本名は雄三。京都市立陶磁器試験場附属伝修所卒業。日本工芸会発足と同時に参加した。京都市立芸術大学学長、名誉教授。京都市文化功労者。京都市名誉市民。昭和五十二年（1977）染付技法の重要無形文化財保持者に認定された。

13×13×8. 5 十一代三輪休雪（明治四十三･ 1910～平成二十四･ 2012）は萩市生まれ。三輪雪堂の三男。本名節夫、初号休、隠居号寿雪。兄の十代休雪に師事。一時期川喜田半泥子に師事。昭和四十二年長兄の十代休雪が隠居して休和となったため十一代を継ぐ。茶陶酒器を中心に焼き、休雪白と称さる釉に特徴がある。昭和五十八年重要無形文化財「萩焼」保持者に認定される。平成十五（2003）年家督を長男龍作に譲り隠居する。

2 5 4

昭和六十年（1985）

O135 吉田文之撥鏤帯留￥100,000.～付共箱（桐）

O136 吉田文之撥鏤カフスボタン一対￥100,000.～付共箱（桐） 2×2×3 紺地 5×2×1 緑地吉田文之（大正四・1915～平成十六・2004）は漆芸家。奈良県出身。正倉院宝物の復元修理に携わっていた父・立斎に師事して漆芸を学ぶ。第二次大戦終戦後に独立、撥鏤の制作、研究に専念。「紅牙撥鏤尺」「紅牙撥鏤撥」の復元に成功する。昭和六十年（1985）、重要無形文化財「撥鏤」保持者に認定。

O137 吉田文之撥鏤六角帯留￥100, 000. ～付共箱（桐） 3. 5×4×1 紫地

O138 吉田文之撥鏤帯留￥100, 000. ～付共箱（桐） 4×4×1 赤地

O139 清水卯一蓬莱釉鉄絵茶碗￥50, 000. ～付共箱（桐） 12. 5×12. 5×8 清水卯一（大正十五･ 1926～平成十六･ 2004）は京都五条坂生まれ。石黒宗麿に学ぶ。昭和六十（1985）には重要無形文化財｢鉄釉陶器｣保持者認定。青磁･白磁も手掛ける。

撥鏤とは象牙を染めて表面を彫刻することで、象牙の白い素地を露出させて文様を表現する技法であり、「撥ね彫り」とも呼称される。紀元は不明ながら、唐代（日本では奈良時代）に隆盛をみせ、尺や賽子など、紅や紺に染めた撥鏤作品が正倉院宝物として伝世している。然しながら以降制作は途絶えたとみられ、撥鏤技法は千年以上も忘れ去られる。明治期に入り、正倉院宝物を元に撥鏤の復元が進められ、本項紹介の吉田文之氏は重要無形文化財保持者に認定されるに至った。

2 5 5

平成七年（1995）

O142 加藤卓男鼠志野花入￥50, 000. ～付共箱（桐） 10×10×22

平成八年（1996）

O143 島岡達三象嵌赤絵茶碗￥50, 000. ～付共箱（桐） 13. 5×13. 5×8 島岡達三（大正八･ 1919～平成十九･ 2007）は益子焼の作家。東京の人。濱田庄司に師事。朝鮮半島の象嵌に縄文の技法を融合した「縄文象嵌」を創作。日本民芸協会所属。日本陶芸協会賞金賞。平成八年重要無形文化財｢民芸陶器｣保持者に認定。

O141 加藤卓男藍彩貼花文水瓶￥350,000.～付共箱（桐） 16×13×33 正倉院復元加藤卓男（大正六･ 1916～平成十七･ 2005）は陶芸家。岐阜県多治見の幸兵衛窯、丸幸陶苑の家に生まれる。ペルシャ古窯発掘調査に参加、多年の古代オリエント研究の成果を実らせ、ラスター彩、三彩などの復元に成功する。日展特選北斗賞、紫綬褒章など受賞。多治見市無形文化財、岐阜県無形文化財保持者。平成七年（1995）重要無形文化財保持者認定。

2 5 6

O144 藤原雄備前茶碗￥50,000.～付共箱（桐） 14×13×7 藤原雄（昭和七･ 1932～平成十三･ 2001）は岡山県生まれの陶芸家。藤原啓の長男。明治大学卒。昭和五十五年（1980）岡山県重要無形文化財保持者、平成八年（1996）「備前焼」重要無形文化財保持者に認定。

平成九年（1997）

平成十八年（2006）

O145 三代徳田八十吉彩釉花瓶￥150,000.～

O146 小森邦衛朱塗片口￥100,000.～付共箱（桐）

付共箱（桐） 22×22×29 三代徳田八十吉（昭和八･ 1933～平成二十一･ 2009）は石川県小松市生まれ。本名正彦。初代、二代に師事。昭和六十三年に三代を襲名。平成五年紫緩褒章受賞。平成九年に重要無形文化財「彩釉磁器」の保持者に認定される。伝統的な九谷上絵釉薬の技法をもとに研究を重ね、色釉のグラデーションとコントラストの美しさを表現する、斬新な独自の様式を確立した。

33×26×17 小森邦衛（1945～）は漆芸家。石川県輪島市出身。1970年に独立後、籃胎や張貫といった技法による漆芸品を制作。2006年、重要無形文化財「髹漆」保持者に認定される。

平成十四年（2002）

O O147 江里佐代子截金兜香合￥600,000.～付二重箱（内共識桐） 11×9×9 鵬雲斎箱書江里佐代子（昭和二十･ 1945～平成十九･ 2007）は、截金工芸家。京都私立成安女子短期大学意匠科卒業。京都の仏像彫刻師に嫁ぎ、仏像への金箔張りの伝統技法である截金をはじめる。平成十四年重要無形文化財に認定される。

2 5 7

酒器 O148 金城次郎魚文徳利￥30,000.～ 8×8×18 底窯キズ金城次郎（大正元･ 1912～平成十六･ 2004）は沖縄県生まれの陶芸家。壺屋に築窯。濱田庄司･柳宗悦らの支持を得て、戦後数々の陶芸展に出展。昭和六十年重要無形文化財「琉球陶器」保持者に認定。

O149 河井寛次郎呉須酒盃￥60,000.～付識箱（桐）共箱蓋 6×6×3. 5 河井武一箱識河井寛次郎（明治二十三･ 1890～昭和四十一･ 1966）は陶芸家。島根県安来生まれ。東京高等工業学校窯業科卒業後、京都市立陶磁器試験所にて研究と制作に従事。大正九年京都五条坂に鐘渓窯を開窯。大正末期より民芸運動に参画。重厚な形態と釉法に、素朴な美しさの宿る作品をつくった。昭和四十八年自宅に河井寛次郎記念館が開設された。

O150 色漆塗三脚丸盆￥30,000.～ 31×31×6

小山冨士夫（明治三十三･ 1900～昭和五十･ 1975）は岡山県玉島町に生まれ、瀬戸や京都で作陶を学んだのち、大正十四年、京都で独立した。昭和五年東洋陶磁研究所所員となり、中国古窯趾調査など古陶磁の研究に専念。また昭和二十二年には東京国立博物館、文化財保護委員会で技官としての任に就いた。著書に｢東洋古陶磁｣など。号を古山子とす。

O151 小山冨士夫南蛮徳利￥70, 000. ～付共箱（桐） 10×10×15

O152 小山冨士夫赤絵盃￥70, 000. ～付共箱（桐） 8. 5×8. 5×3. 5 1962 鎌倉初窯

O153 小山冨士夫南蛮酒盃￥50, 000. ～付共箱（桐） 9. 5×9. 5×3. 5

O154 色漆塗丸盆￥30,000.～ 30. 5×29×2 アタリヒビ

O155 備前陶板￥30,000.～ 24×23×2

O156 李朝徳利￥85,000.～付木箱（桐） 8×8×13 高台ソゲ磁貫口縁金補修

O157 岡部嶺男青織部盃￥150,000.～

付共箱（桐） 8×8×5 岡部嶺男（大正八･ 1919～平成二･ 1990）は瀬戸市生まれ、加藤唐九郎の長男。織部、志野、黄瀬戸、灰釉、鉄釉などの技法をもとに創作。また、青瓷の研究をし独特の釉調を持つ作品を創出した。

O158 漆絵盆二￥30,000.～海老36×35×5ほかスレヒビ小アタリ

2 5 8

O159 鉄八角銚子一対￥30,000.～付時代識箱(杉貼札） 18×13×15 把手不具合黄銅蓋、把手近江八景地文 O160 清水六兵衛盃￥30,000.～付共箱（杉） 7×7×3 磁貫 O161 大田垣蓮月手捻狸絵和歌盃￥30,000.～ 5.5×5.5×2 磁貫ソゲ高台内（屋嶌）小判印 O162 富岡鉄斎盃二￥30,000.～付木箱（桐） 5.2×5.2×4.5ほか磁貫富岡鐡斎（天保七･ 1836～大正十三･ 1924）は南画家。京都の人。名は百錬、字は無僊、別号に鐡荘、鐡崖、鐡史がある。帝室技芸員、帝国美術院会員。幼時に国学･漢学を学び、十八歳頃から絵を学ぶ。幕末、国事に奔走。維新後は石上神社･大鳥神社の宮司となる。明治十五年京都に転居、「万巻の書を読み、万里の路を往く」という理想を実践した。

O163 色漆塗大丸盆￥35,000.～ 53×50.5×3.5 剥離ソゲユレ O164 清水六兵衛染付蓮華形向付七￥30,000.～付木箱（杉蓋欠） 12×9.5×5 磁貫仁清染付銘清水六兵衛は京都清水焼陶工の名跡。当代は八代。

O165 酒樽￥30,000.～付時代識箱（杉） 15×15×22

O166 瀬戸染付筒猪口十￥30, 000. ～付木箱（杉） 4×4×5

O167 矢部盆￥50,000.～ 56×56×13

O168 三田青磁四方豆皿五￥30, 000. ～付木箱（桐） 7. 5×7. 5×1. 5 縁カケ

O O169 富久娘看板￥30,000.～ 133×66 ワレ

O170 卵胎蔦蒔絵盃￥40, 000. ～ 5. 5×5. 5×4 ヒビ内朱

O156 漆絵盆二￥30,000.～海老36×35×5ほかスレヒビ小アタリ

2 5 9

漆藝

P001 柳流水蒔絵隅赤手箱￥580,000.～付時代識箱（桐貼札「御能面箱」） 26×32×23 内梨子地

P002 桜蒔絵鼓箱￥100,000.～ 31×40×32 鈕金具欠アタリスレハクリ隅キレ蒔絵補修内黒

2 6 0

P003 黒塗隅丸硯箱￥250,000.～付時代識箱（桐）菊花葉水滴、硯石（小カケ） 22×24×4 蓋裏梨子地農耕図蒔絵

P004 三友蒔絵錫縁鏡笥￥120,000.～ 13×13×3

P005 秋草蒔絵鏡笥￥80,000.～付木箱（桐） 14×14×6 蒔絵補修内黒

P006 黒塗莨盆￥140,000.～付時代箱（桐貼札） 17×10×15 鍍金梅竹透火舎硯石水滴墨筆火箸化粧具

P008 黒塗提箪笥￥80,000.～ 40×23×36 梅鉢紋唐草金具

P007 沈金団扇蒔絵硯箱￥70,000.～付時代合識箱（桐）銅水滴硯 20. 5×23×4 スレ蓋裏牡丹身芒琉球か

P009 波蒔絵野弁当￥70,000.～付時代黒塗箱（桐） 34×19×32 全段隅キレ柱ヒビ補修銀金具内同蒔絵

2 6 1

P011 牡丹唐草蒔絵三段棚￥250,000.～ 80×41×72 丸に六つ日足紋 ※P. 68にも掲載あり

P012 黒塗菊桐蒔絵棚￥90,000.～ 85×39×108 スレ剥離アタリ

2 6 2

P013 蓮池蒔絵飾棚￥50,000.～ 66×38×57 ※P. 66にも掲載あり

P014 扇面蒔絵大火鉢￥150,000.～付木箱（杉）

P015 柳蒔絵火鉢￥150,000.～ 33×33×25

59×59×27 ハクリ

P016 丸行器一対￥50,000.～付黒塗箱（杉）二 48×48×48

P017 家紋散牡丹唐草蒔絵文庫￥50,000.～付木箱（桐） 40×33×15 内黒

違鷹羽紋鉄線蒔絵

P018 黒塗冠卓￥70,000.～付時代箱（杉貼札） 56×28×19

P019 黒塗鉋目冠卓￥50,000.～付時代識箱（杉）

小ヒビ ※P. 64、65にも掲載あり

46×24×24 スレ享和二年（1802）箱識 ※P. 69にも掲載あり

2 6 3

P021 扇散蒔絵文箱￥50,000.～付木箱（桐） 23×7×5 ソゲ内黒

P024 黒塗三友蒔絵高杯￥50,000.～付時代識箱（桐） 29×29×23

P027 朱地漆絵折敷五￥70,000.～付時代識箱（桐） 28×28×2 青海波に亀

P030 黒塗輪花盆￥50,000.～

付時代黒塗箱（桐） 26×27×4 メクレ ※P. 68にも掲載あり

2 6 4

P022 亀蒔絵手付莨盆￥50,000.～付識箱（杉）煙管 29×17×29

P025 蝸牛蟷螂蒔絵葉盆￥50,000.～ 30×30×2. 5

P028 黒塗丸盆五￥50,000.～付時代識箱（杉） 24×24×3 黒根来盆箱識

P023 桐唐草蒔絵野弁当￥50,000.～付時代溜塗箱（桐虫喰）錫徳利一対（ヘコミ） 32×18×32 内朱貝藻蒔絵

P026 木地青貝蒔絵火鉢一対￥50, 000. ～付木箱（杉） 41×41×23

P029 絵替蒔絵朱盃五￥50,000.～付時代識箱（桐大破） 9×9×3 法橋白桃森祖仙ほか画寛政三（1791）箱識

P031 黒塗桐唐草蒔絵衣桁￥50,000.～付時代黒塗箱（杉） 181×40×164 スレアタリ剥離

P032 蘭谷堆朱香合￥300, 000. ～付共箱（桐） 8. 5×8. 5×3. 5 大正壬戌（1922）内黒芙蓉刻

P034 根来塗蛸足油壺￥80, 000. ～付識箱（杉貼札破損） 22×22×27 元徳二年（1330）刻銘大関堂箱識 ※P. 68にも掲載あり

P033 玉楮蔵谷讃岐彫百事如意図食籠￥90,000.～

付共識箱（桐） 17×17×8 ソゲ隅キレ石井磬堂箱識内黒

2 6 5

木工

P036 福井豊斎桐書棚￥260,000.～付共箱（杉） 76×37×61 ※P. 67にも掲載あり

P037 補笠秋草月彩絵板文庫￥210,000.～付木箱（モミ貼札） 21×28×1 ※P. 67にも掲載あり

P 2 6 6

P038 駕籠￥200,000.～駕籠125×74×95 担ぎ棒総長420

2 6 7

P040 倹飩箪笥￥90, 000. ～ 96×45×58

P041 唐櫃￥50,000.～ 47×26×20 隅アタリ内桐外網代

P042 舟箪笥￥50,000.～ 36×45×42

P043 薬箪笥￥50,000.～ 89×19×90

虫喰

P045 木彫自在魚形横木￥50,000.～総長26

P044 桑菓子箪笥￥50,000.～付木箱（桐） 15×15×19 銅把手

P046 木彫波兎欄間￥60,000.～ 78×22×10

P047 田能村竹田木彫大小掛額￥50, 000. ～付時代識箱（桐） 17×17 文化丁卯（1807）刻銘田能村竹田（安永六･ 1777～天保六･ 1835）は文人画家。

P048 旭軒楽山宇治茶摘人形￥90, 000. ～付共箱（桐）像高7. 5

P049 御簾大小各二￥50,000.～付溜塗箱（モミ貼札）大69×171ほか

2 6 8

古材 P050 古材花入二￥50, 000. ～法隆寺古材：付木箱（モミ貼札） 7×4×24 東洋美術館渡辺充枝貼札法隆寺焼印朱塗：11×10×20

P051 興隆寺古材￥50,000.～ 30×29. 5×4. 5 興隆寺文中四年（1375）之古材（焼印）

P052 東大寺古材桝形￥50,000.～

P053 東大寺古材￥50,000.～

31×35×22 焼印

P055 新薬師寺古材茶杓￥50,000.～付共箱（杉）共筒

53×16×14 焼印

P054 法華寺古材丸柱￥50,000.～ 35×35×4. 5 虫喰

P056 不動剣鞘￥50,000.～総長117 カケメクレ剥離

総長18. 3 オレ銀補修銘千季昭和三十四年（1959）秋

P058 塔二

P057 百萬塔￥50,000.～付時代箱（桐）総高22

￥50, 000. ～木製塔鋺： 7. 5×7. 5×14. 5 身部内縁カケ五重塔：付陀羅尼 9×9×26. 5 カケ東大寺三味堂古材永嶺底墨識百萬塔に倣って作された五重塔

2 6 9

金工

Q001 双鳥紅葉文円鏡￥300,000.～付二重箱（内桐外溜塗） 11.5×11.5

Q002 銅円鏡二￥50, 000. ～付木箱（桐） 11. 5×11. 5×1. 5ほか

Q003 唐銅饕餮文水注￥50,000.～付識箱（桐補材） 27×20×23

2 7 0

Q004 南蛮砂張杓子￥50, 000. ～付時代識箱（桐）総長30 「廣」字刻

Q005 金工蓋付小物入￥80,000.～付木箱（桐） 7.5×8×5

Q006 花虫象嵌台鍋二組￥65,000.～付時代識箱（杉） 42×42×22 黒漆懸盤アタリ三部式

Q007 鍵三十一本￥50,000.～ 30×6×3ほか錠二含

Q008 銅丸紋火鉢三￥50,000.～付時代箱（杉） 33×33×25

Q009 元成金工獅子鈕香炉￥50,000.～ 9.5×6×14.5

Q010 矢立五￥50,000.～ 18.5ほか銅四黄銅一

底銘

2 7 1

Q012 金工鷁首舟￥1, 500, 000. ～付木箱（桐貼札）青貝象嵌唐木台（付桐箱） 22×24×50

2 7 2

Q013 大島如雲銀蛙相撲￥100,000.～付共箱（杉） 13×7×9 418g 大島如雲（1858～1940）は鋳金家。江戸生。父に就いて蝋型、鋳浚を学ぶ。内国勧業博覧会、万国博覧会などに出品、評価を得る。東京美術大学の教授に就任、後進の育成に当たった。

Q014 菊池一雄ブロンズ天使￥50,000.～総高58 菊池一雄（明治四十一･ 1908～昭和六十･ 1985）は京都生まれの彫刻家。菊池契月の長男。東京大学卒。藤川勇造に彫刻を、二科技塾で塑像を、パリでシャルル･デスピオ、ロベール･ブレリックに師事。新制作協会会員。東京芸術大学名誉教授。本郷新賞の運営･選考委員。

Q015 帖佐美行コースター五

Q016 大須賀喬金工双魚額 Q017 大須賀喬金工灰皿小筥￥50, ￥50, ￥50, 000. ～付共箱（桐） 10×9 000. ～ 38×28 額58×50 000. ～付共箱（桐）二 13×13×4ほか帖佐美行（大正四･ 1915～平成十四･ 2002）は金工家。鹿児島県生まれ。本名は良行。小林照雲、 1901～昭和二･ 1987）は香川県出身の彫金家。東京美術学校卒。昭和二年大須賀喬（明治三十四･海野清に師事。文展･日展で受賞を重ねる。昭和（1927）工人社を設立。日展評議員。芸術院賞受賞。六十一年（1986）勲三等旭日中授章、文化勲章授章。日本芸術院会員。日展顧問ほか。

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宝石・貴石 R

R001 翡翠指輪￥200,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL)

R002 ルビー指輪￥160,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL)

16. 7×12. 8×測定不可mm 17号有色樹脂含浸 17. 53ct メレー 1. 78ct Pt 900

R003 翡翠指輪￥90,000.～付ケース宝石鑑別書・分析報告書（CGL) 10. 4×8. 1×3. 8mm 12号 27ct メレー 0. 80ct Pt 900

R006 ブルースターサファイア指輪￥80, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 11. 0×8. 7×測定不可mm 10号 6. 06ct メレー 0. 58ct Pt 900

2 7 4

15. 4×10. 3×4. 5mm 14-15号加熱鉛ガラス含浸 7. 77ct メレー 0. 21ct K18

R004 珊瑚指輪￥90,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL) 15. 0×11. 6×測定不可mm 11号 6537刻印メレー 0. 52ct Pt 900

R007 イエローサファイア指輪￥75, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 11号加熱 0. 64ct メレー 0. 67ct K18

R005 パープルスターサファイア指輪￥85, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) ソーティングメモ（GRJ) 15. 3×12. 9×9. 4mm 11-12号 21. 010ct メレー 0. 76ct Pt 900

R008 南洋真珠指輪￥75,000.～付ケース真珠鑑別書（CGL) 直径11. 7-11. 8mm 12号メレー 0. 53ct K18

R009 スターサファイア指輪￥60, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 12. 0×8. 9×測定不可mm 12号 6. 21ct メレー 0. 35ct Pm900

R012 南洋真珠指輪￥50,000.～付ケース真珠鑑別書（CGL) 直径13. 5-13. 6mm 11号 K18WG

R015 真珠マルチネックレス￥50,000.～付ケースソーティングメモ（CGL) 宝石鑑別書（NGL）直径8. 0-11. 3mm 42粒留具SI LVER925

R010 ファイアオパール指輪￥55, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 11. 5×7. 6×7. 0mm 12号 3. 50ct メレー 0. 30ct Pm850

R013 珊瑚ネックレス￥100,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL) 8. 6-8. 7×測定不可mm 総長54 留具K14

R016 珊瑚ネックレス￥65, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) プレートK18WG

R011 ルビー指輪￥50,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL) 重量表示なし 12号加熱 K18

R014 花珠真珠ネックレス￥90, 000. ～付ケース真珠鑑別書（CGL) 真珠鑑別鑑定書（真珠科学研究所）直径8. 0-8. 5mm 50粒留具SI LVER

R017 彫刻珊瑚ペンダントトップ￥50,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL) K18

R018 珊瑚ペンダント￥55, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 8. 36ct トップK18 プレート750刻印

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R020 ボルダーオパールペンダント￥105,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL) 重量表示なし K18

R024 マルチペンダント￥55, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 2. 6-測定不可×1. 5mm メレー 0. 49ct K18WG ツァボライトほか

R021 タンザナイトペンダント￥75,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL) 1. 29ct メレー 0. 27ct トップK18WG プレートPt 850

R025 トルマリンペンダント￥50,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL) 測定不可×7. 1×3. 7mm 1. 93ct ルビー 0. 47ct メレー 0. 08ct トップPt 900 プレートPt 850

R028 ダイヤモンドピアス￥50, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 各0. 24ct K18

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R022 ピンクサファイアペンダント￥55,000.～

R023 珊瑚ペンダント

R026 南洋真珠ペンダント￥50,000.～

R027 ダイヤモンドピアス

￥55, 000. ～付ケース 0-5. 0mm 付ケース宝石鑑別書（CGL) 宝石鑑別書（CGL) 直径5. メレー 0. 12ct トップPt 900 加熱メレー 0. 40ct K18WG プレートPt 850

付ケース真珠鑑別書（CGL) 直径12. 6-12. 6mm メレー 0. 08ct K18

R029 ダイヤモンドピアス￥50, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 各0. 27ct Pt 900

￥50, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 各0. 09ct K18

R030 翡翠ピアス￥50,000.～付ケース宝石鑑別書（CGL) 樹脂含浸 2. 542ct 、2. 108ct WGK14

R031 ダイヤモンドピアス￥50, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 各025ct Pt 900

R032 ダイヤモンドブレスレット￥80, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 2. 2-測定不可×1. 3mm 総長19. 5 1. 04ct K18WG

R034 翡翠小物五￥100,000.～帯留3.5×2ほか

R033 ダイヤモンドブレスレット￥70, 000. ～付ケース宝石鑑別書（CGL) 総長22 1. 00ct K18WG

R035 瑪瑙瓢駒飾￥50,000.～ 4×1×5

帯留三印材簪

古銭

R036 水晶風鎮二組￥50,000.～付木箱二（内一大破） 3×3×4

R037 信門木地古銭嵌入鉢￥70,000.～付時代識箱（桐） 22×22×6 信門底銘

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江戸の科学

S002 針口天秤￥90,000.～分銅 71×26×74 中堀吉兵衛刻印

S001 櫓時計￥120,000.～ 22×23×69 漆部後代塗補天頂飾後補

南蛮･紅毛ほか S003 針口天秤￥100,000.～付分銅十八揃 75×27×78 台虫喰

S004 文明開化文大皿￥150, 000. ～ 54×54×7. 5 磁貫東京各所吾妻橋向島真景辰砂（釉裏紅）色絵

S005 銅紅毛人燭台￥50,000.～総高14 火皿補修

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考古地中海東岸のガラス器ローマングラスとは、ローマ帝政が始まった紀元前一世紀から帝国分裂までの約五世紀の間に帝国内で生産されたガラス器のことをいう。ヘレニズム期の主要なガラス生産地であるシリアやエジプトは帝政開始時点で既にローマ帝国支配下にあり、ローマングラスはローマ帝国という強大な基盤の上に発展した。帝政開始から少なくとも二百年間は政治的に安定した時代（パックスロマーナ）であったことも、文化を成熟させる点で大きな要素であり、吹き技法や型吹き技法などの技術革新により生産能力は大幅に向上し、従来の高級品だけでなく、日用品にもその裾野を広げることになる。

本項では、ローマ帝国全盛の地中海東岸で制作されたガラス器を中心に、神話に取材した高級品から日用品までを網羅する。

T001 ローマングラス紺色瓶￥150,000.～付木箱（桐） 3. 5×3. 5×7. 5 型吹レバノン（出土地）一般にローマングラスと呼称される作品群の中でも、古代フェニキアの都市国家シドン（現在のレバノンに位置）で制作されたものは透明度が高く、型吹きの技術も高い品質を誇った。本品もその一で、古代ガラスの研究者であるGust avasA.Ei senによって「神殿シリーズ」と銘打たれている。本品表面には神殿への奉物である壺形の浮文があり、その間の柱状の文様と上部の輪線が神殿を具象したものであることに由来する。紀元後１世紀頃の作。

T002 ローマングラス壺￥120,000.～付木箱（桐）

T003 銀化ガラス杯￥60,000.～付木箱(桐) 8×8×10

8. 5×8. 5×12 イラン（出土地）

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T005 銀化ガラス瓶￥70,000.～付木箱(モミ) 8×8×10

T007 銀化ガラス長頸瓶￥70, 000. ～ 5×5×18

T011 銀化ガラス丸底小瓶￥50,000.～ 5×5×10

2 8 0

T008 銀化ガラス小瓶￥55, 000. ～付木箱(桐) 4×4×14

T012 銀化ガラス小瓶￥50, 000. ～付木箱(桐) 4×4×8

T006 銀化ガラス瓶￥60,000.～付木箱(モミ) 9×9×9

T009 銀化ガラス小瓶￥50, 000. ～付木箱(桐) 2×2×7. 5

T013 ガラス涙壺二￥50, 000. ～付木箱(桐) 1×1×1

T010 銀化ガラス小瓶￥50, 000. ～付木箱(桐) 4×4×10

T014 ローマングラス鉢￥100,000.～付木箱（杉）

T015 ルリスタン青銅器￥120,000.～ 10.5×0.7×13.5

9. 5×9. 5×4. 5 ヒビイラン（出土地）作期を９～11世紀に比定される本品は、厳密には「ローマングラス」に分類されるものではない。然しながら、クウェート国立博物館の「アル・サバコレクション」やコーニングガラス美術館所蔵の類例作品との比較により、型吹きによるリブ装飾を施したガラス作品がローマ帝国期より連綿と受け継がれてきたと知れる。

T016 ペルシャ青釉杯￥50,000.～ 11×11×9 共色補修

T017 ペルシャ彩文手付壺￥50, 000. ～付木箱(桐) 14×12×12

T018 ペルシャ彩陶皿￥50,000.～ 15. 5×15. 5×4 ソゲ

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T020 トルコ緑釉鉢￥100,000.～ 30×30×9.5 ヒビソゲ

T021 エジプトモザイクガラス装身具四￥100,000.～ペンダント、ペンダントトップ、イヤリング、ブローチ、K18

T022 石製容器￥60,000.～ 7.5×7.5×4

T023 西アジアサドルバックほか七￥70,000.～ 53×55ほか

T024 緑色ガラス鉢￥60,000.～ 13×13×5

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T025 テラコッタ騎馬人物￥50, 000. ～付木箱（桐）所載本コピー 21×9×19 頸接合補修手先欠失パキスタン『動物意匠-西から東へ』（古代オリエント博物館）所載

T026 ギリシャ手付瓶￥60,000.～付合箱（桐） 9. 5×9. 5×19. 5 スレ剥離高台部補修エキトス

中南米

T027 石造コスタリカ戦士像￥200,000.～付飾台

T028 石造コスタリカ戦士像￥250,000.～付飾台

像高53 首から下げる首は戦勝の印。

T029 メターテ￥250,000.～ 46×23×21.5 コスタリカメターテ（Met at e）とは本来石皿のことを指すが、特にコスタリカでは石皿本来の用途を超え、儀式に使用する供物台や埋葬品に昇華している。通常は火成岩から彫成する。

像高74 左手に持つ首は勝利の印。

T030 金工コロンビア戦士￥100, 000. ～付ケース 3. 5×2. 5×1. 5

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T T032 メキシコ石像￥60,000.～像高10 小カケメキシコ西部グレーロ州

T033 メキシコ石像￥50,000.～像高13 メキシコ西部グレーロ州

T034 メキシコ古扉一対￥50,000.～ 62×199×6ほか

T035 地母神頭部五￥50,000.～飾台像高5ほか

アフリカ

T036 ドゴン族降神梯子￥100, 000. ～付飾台総高165

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T037 ドゴン族降神梯子￥70, 000. ～付飾台総高191

T038 蜻蛉玉五￥180,000.～ 2.5×2.5×2

T039 蒟醤硯箱￥100,000.～付識箱（桐） 16×31×15 漆ヒビウキ補修内黒唐物硯箱箱識

T041 木彫彩色女神飾￥50, 000. ～総長31. 5

T040 蜻蛉玉五￥60,000.～ 3.5×3.5×3

T042 黒曜石尖頭器四十四￥50, 000. ～大4. 5×8ほか

2 8 5

T045 木彫窓飾￥50, 000. ～ 72×85 インド

T044 インドネシア石臼￥50,000.～ 70×30×15ほか

T046 アメリカインディアン瓢水玉器

T047 安南染付盤￥50,000.～ 22×22×2. 5 磁貫

￥50, 000. ～ 23×23×27

T048 須恵台脚付壺￥50, 000. ～付識箱（桐） 13×13×20 脚部底小ソゲ

T049 須恵長頸瓶￥50,000.～

T050 筒形埴輪￥120,000.～ 39×38×66 接合補修

付黒塗箱 17×17×25 頸部接合補修

硝子 U001 金縁切子深鉢￥110, 000. ～付時代箱（桐） 23×23×12 口辺金彩一部剥離

U002 赤ガラス蓋物￥50, 000. ～ 16×16×15

U003 岩田久利硝子手付瓶￥80, 000. ～付共箱（桐） 19×19×38 「白い砂丘」原題岩田久利（大正十四･ 1925～平成六･ 1994）は東京生まれのガラス工芸家。岩田藤七の長男。

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染織

V001 龍村平蔵名物裂帖￥200,000.～付時代溜塗箱（桐） 14×14ほか帖24×18×11 「織寳記」初代龍村平蔵（明治九･ 1866～昭和三十七･ 1962）は明治三十八年に龍村製織所を設立、高浪織、ゴブラン織り、綾浪織など美術織物を制作し、古代織物も研究、特に正倉院を中心に古代の染織品を積極的に模織して龍村調と呼ぶべき独自の分野を確立した。二代（明治三十八･ 1905～昭和五十三･ 1978）は次男、三代（大正十二･ 1923～平成十七･ 2005）は六男。当代は四代。

V002 古裂帖￥95,000.～付木箱（桐） 20×23 表裏68点貼古金襴古更紗キレイタミ多

V003 唐織打敷￥60,000.～ 160×101 袈裟を打敷に改変

V006 赤穂剣先文緞通 V004 紅地能道具文中裁￥50,000.～

￥50, 000. ～ 188×95

V005 野良着￥50,000.～ 150×160×48

126×123×50 染刺繍五ツ紋（桐）

V007 鯰幕￥50,000.～ 178×105

V008 花鳥刺繍壁飾￥50,000.～ 152×171

V009 縮緬子供衣五￥50, 000. ～ 70×69×55ほか

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西洋骨董

W002 バカラ酸化腐食彫フクシア文花瓶￥200, 000. ～ 11×11×25 1900年頃

W003 バカラ手付鉢￥80,000.～ 20×17.5×25 W001 バカラグラヴュール菖蒲文大花瓶￥350, 000. ～ 13×13×40 1900年頃菖蒲はアールヌーヴォー様式による。

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底部陽刻銘 1890年頃ロゼシーと題されたシリーズで、薔薇の花を図案化し装飾文様とする。掲出は金工の把手が付属し手付鉢となる。ガラス部は本来蓋物だったであろうが蓋部は欠失する。

W004 クリスタル・ド・セーヴル花瓶￥50, 000. ～ 14×14×23 底部サイン 1930年頃白黒の対比と近代的な花文はアールデコ様式の典型である。制作したクリスタル・ド・セーヴルは1686年のシャイヨー宮に起源をもつフランスのガラスメーカー。

W005 フリッツ・ヘッケルトエマイユ彩ワイングラス￥50,000.～ 7. 5×7. 5×17 底部金彩サイン 20世紀初頭

W007 ラリック葡萄洗￥100,000.～ 14.5×14.5×13 底銘マルシャック著のカタログレゾネに紹介される。作品名「リクヴィール」はフランス・アルザス地方の都市で、リースリング（白ワイン）の産地。器腹の葡萄文はパチネとする。1938年のモデル。

W006 ガレフクシア文花瓶￥80, 000. ～ 5. 5×5. 5×16. 5 器腹部署名 20世紀初頭

W008 ラリック花器￥50,000.～ 13×13×15

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W011 ドーム風景文リキュールグラス一対￥120, 000. ～ 3. 5×3. 5×5

W010 ドーム花文蓋物

￥180, 000. ～付ケース銀蓋（無刻印） 10. 5×10. 5×5 菫

W012 ドームナイフレスト十二￥50,000.～付オリジナルケース 9. 5×2×2 側面サインミッドセンチュリー期

W013 Sal vi at i ヴェネチアングラス花文双耳壺￥100, 000. ～ 13×14×25

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W014 ガレ山葡萄文茶入￥65,000.～付牙蓋 6. 5×6. 5×7 器腹部署名 20世紀初頭

W015 ヴィクトリアン水彩肖像画額二￥200,000.～紙本 24×29 額41×47 シミイギリス 1880～1900年頃イギリス美術史上肖像画は重要な位置を占めるが、特に後期ヴィクトリアン朝（19世紀）に出現したラファエル前派による作品は、肖像という本来の目的を離れ、象徴主義的思想との結びつきにより、一種の哲学的表現手法を確立していた。それは当時隆盛を見せたフランス印象派絵画とは対照的な運動である。掲出二作品には作者署名こそないが象徴主義の表出を窺わせる肖像画で、「若い女性」という概念が内包する一種の儚さを主題にするものである。

W016 オールドノリタケ野薔薇文花瓶一対￥50,000.～ 11×11×22. 5 M-NI PPONグリーン窯印 1911～1921年

W017 オールドノリタケ花文花瓶二￥50,000.～ 15×13×17ほか M-NI PPONグリーン窯印 1911～1921年

W018 オールドノリタケ花瓶二￥50, 000. ～ 14×11×19ほか M-NI PPONグリーン窯印 1911～1921年

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W020 ロイヤルウースタージャポニズム花瓶

W021 ロイヤルコペンハーゲン陶製ライオン人形

￥80, 000. ～ 11×4. 5×13 窯印 1879年ロイヤルウースターはイギリス最古の陶磁器メーカーにして、英国陶磁器業界において初のロイヤルの称号を得た名窯である。

￥80, 000. ～ 32×14×15 窯印ローリッツ・ジェンセン作 1969～1974年製（1907年モデル）

W022 ロイヤルウースターカップ＆ソーサー二

W023 ロイヤルウースター木葉文皿六￥50,000.～

￥60, 000. ～カップ8. 5×8. 5×4 窯印 1783～1792年把手のないカップは日本ないし中国の茶碗に影響されたものである。窯印はウースター最初期の作品であることを示す。

W024 オールドノリタケ白梅文鉢￥50,000.～ 17×15×6.5 M-NI PPONグリーン窯印 1911～1921年

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W025 コープランド薔薇文カップ＆ソーサー九￥50, 000. ～カップ7. 5×6×6. 5 窯印 20世紀初頭

23×23×2. 5 窯印 1877年

W026 ロイヤルコペンハーゲン陶製人形二￥50,000.～蛙4×3.5×4ほか窯印 1962年ほか

小特集ユーゲントシュティールユーゲントシュティールとはドイツ語で「青春の様式」という意味合いであり、アールヌーヴォーと同義の芸術様式を指す。然しながらその作品群はフランス・アールヌーヴォー作品と比べ直線性や単純性が強調される。同時期のイギリスでは産業革命の反動で手仕事への回帰を目指した「アーツ＆クラフツ運動」が起きていたが、ユーゲントシュティールは寧ろこの様式に近く、1919年に設立されたバウハウスでの芸術運動を予感させるものであった。 VMF は1853年、ドイツ南部で創業した金工会社。1884年から1914年までの間、銀や銅、合金を用いたユーゲントシュティールとしての芸術性の高い作品を生み出した会社の一つである。

W027 WMF 金工花蜻蛉文鉢￥200,000.～ 40.5×23.5×6

W028 WMF 銀センターピース￥150,000.～

把手裏刻印 1909～1914年フランス・アールヌーヴォーを意識した曲線主体の作りとし、ジャポニズムにおける重要主題の蜻蛉文を配す。刻印はフランスへの輸出用であることを示すが、作域からも首肯できよう。

付ガラス鉢（ライナー） 42×19×13. 5 脚部裏刻印 1880～1918年四つの脚部には薊の花がレリーフされ、ユーゲントシュティールの様式を色濃くする。

W029 WMF スピリットケトル￥80,000.～

W030 WMF ピッチャー￥50,000.～

20×16×14 底部刻印 1900～1918年イギリス市場への輸出用。魔法瓶が登場するまでは、英国上流階層のアフタヌーンティーにおける必需品であった。

10×7. 5×23 底部刻印 1900～1918年器腹部下方には本様式で図案化されたヤドリギをあしらう。

W031 WMF 銀レモン皿六￥40,000.～ 12×12×1. 5 刻印 1909～1914年掲出には駝鳥の刻印を確認でき、フランス輸出用に制作されたと知る。

2 9 3

小特集スリップウェアスリップウェアは近世以前のイギリスを中心に欧州全土で作られていた陶器で、日用の食器として用いられた。その名は粘土釉（スリップ）で文様を描くことに由来する。 1920年、濱田庄司とバーナード・リーチが渡英してスリップウェアの発掘調査及び作品収集を行ったことで、世界の陶芸・民芸運動に注目され、河井寛次郎ら日本の民芸家にも大きな影響を与ることになった。先述の通りスリップウェアは日用品であったため、完品は稀である。

W033 スリップウェア大皿￥200,000.～ 33. 5×33. 5×6 ヒビ口縁ソゲイギリス 18世紀

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W034 スリップウェア平鉢二￥80,000.～

W035 スリップウェア平鉢二￥80,000.～

20×20×4. 5ほかヒビ補修カケソゲイギリス赤茶色釉

18×18×4ほかヒビ口縁小ソゲイギリス焦茶色釉

W036 スリップウェア鉢￥70,000.～ 18×18×3. 5 イギリス

W037 スリップウェア幾何学文深鉢￥50, 000. ～ 24×24×9. 5 ソゲ南ドイツ

W039 スリップウェア鉢￥35,000.～

W040 スリップウェアピッチャー

13×13×6 口縁ソゲ

￥30, 000. ～ 15×11×11 磁貫イギリス 20世紀

W038 スリップウェア植物文平鉢￥50, 000. ～ 27. 5×27. 5×6 ヒビソゲイギリス

W041 スリップウェア陶片一口￥30, 000. ～ 6×3. 5×1ほかイギリス運河地方に産出するものは赤土ではなく白色胎土を使用し、「カナルウェア」とも呼ばれる。

2 9 5

W043 ペルシャ絨毯￥1,000,000.～ 200×311 シルククム産 Baghermanesh工房

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W044 ペルシャ絨毯￥600,000.～ 132×205 シルククム産 Amirkabirmohamab shogafard工房

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W046 ペルシャ絨毯￥200, 000. ～ 211×328 シルク＆ウールナイン産サイン有

W048 絨毯￥60,000.～ 99×182 ウールメダリオン

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W047 ペルシャ絨毯￥200,000.～ 198×297 シルクマラゲ産サイン有

W049 絨毯￥50,000.～ 68×112 シルクメダリオン

W050 絨毯￥60,000.～ 87×140 黄土地

W051 絨毯￥60,000.～ 115×170

W052 絨毯￥50,000.～ 89×123

W053 油彩イコン￥50,000.～ 34×45 額39×51 スレヒビ剥離

W054 イコン￥250,000.～ 51×134

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W057 大理石天板飾台 W056 サイドテーブルニ￥100,000.～ 59×40×68ほか

￥70, 000. ～ 32. 5×32. 5×120 大理石カケ台座部縁カケ

大理石天板

W058 ガラス天板机￥70,000.～ 94×49×76 スレキズ

W059 椅子四￥60,000.～ 45×43×92 イギリス

W060 サンタフェダイニングテーブル付椅子

W061 船時計￥50,000.～付鍵 21×8.5×24 SEIKOSHA

￥50, 000. ～ 86×43×59

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史料 Z001 亀井南冥漢詩貼交屏風本間六曲一双￥160,000.～紙本 48×133 屏風260×179 ヤケシミ虫穴背面損傷オゼ弱り亀井南冥（寛保三･ 1743～文化十一･ 1814）は儒者、医者。筑前国生まれ。名魯、字道載、通称主水。僧大潮や永富朝陽に学ぶ。福岡藩校の教授に登用。詩才は西海第一と称された。著『論語語由』ほか。

Z002 比田井天来漢詩貼交屏風本間六曲一双￥120,000.～紙本 54×140 屏風384×175 シミ比田井天来（明治五･ 1872～昭和十四･ 1939）は書道家。長野県生まれ。明治三十年上京し、日下部鳴鶴に師事。古典の研究を元に俯仰法等の技術を解明する。門下に上田桑鳩ら現代書に指導的役割を担った作家を輩出している。昭和十二年帝室芸術院会員に就任。

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Z004 歌仙色紙短冊貼交屏風中形六曲一隻

Z005 奈良絵扇面貼交屏風本間六曲一隻￥50,000.～

￥50, 000. ～紙本色紙22×22 屏風274×121 ヤケシミスレ背面損傷

紙本扇面50×18 屏風380×171 背面損傷二十四図

Z006 書画貼交屏風本間二曲一隻￥50, 000. ～紙本 34×133ほか屏風 176×174 シミスレ背面損傷中林梧竹ほか

Z007 宮本三陽梅庭苑画巻物￥50,000.～付時代箱（桐貼札）絹本牙軸端絵108×22 全体272×25 ヤケシミ野村素軒跋識

Z008 物語絵巻物￥200,000.～付木箱（桐）紙本唐木軸端 227×43 表具293×50 ヤケシミスレ穴奈良絵

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Z009 加藤清正消息二通巻物￥200,000.～付木箱（桐）紙本骨軸端一通100×18 表具233×20 ヤケシミ虫穴朝鮮からの消息肥後本妙寺折紙加藤清正（永禄五･ 1562～万暦十一･ 1611年）は安土桃山時代の武将、豊臣秀吉の家臣で賤ケ嶽七本槍の一人。関ヶ原の戦いでは家康方につき、戦後肥後七十四万石の領主となり築城･治水･干拓に力を注いだ。尾張の人。

Z Z010 寛政七年鹿狩絵巻上下￥50,000.～付時代合箱（桐）紙本唐木軸端 119×40 表具151×43 ヤケシミスレオレ

Z012 毛利業廣書状未装￥50,000.～紙本 54×22 シミ穴明治元年（1868）書中

Z011 伊香保温泉文書巻物￥50,000.～付黒塗箱（杉）紙本 503×25 表具509×25 ヤケスレ文政六（1823）巻末

Z013 長田紅霞顔見世画貼交巻物￥50,000.～付共箱（桐）紙本朱塗軸端 35×18ほか表具502×22 ヤケシミ紀元二千六百年十八図

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Z015 浮田一蕙

鳥獣戯画幅￥450,000.～付識箱（桐）紙本雑木軸端 57×32 表具71×125

ヤケシミオレ神坂雪佳箱識浮田一蕙（寛政七年･ 1795～安政六年･ 1859）は復古大和絵派の画家。京都の人。名は公信、のち可為、豊臣を称す。別号に昔男精舎。画を土佐光孚、田中訥言に学ぶ。勤皇の志士としても活動、安政の大獄に連座し釈放後、病没。

Z016 日本興地路程幅￥100, 000. ～紙本 P端 182×100 表具188×143 ヤケシミ虫穴嘉永壬子（1852）

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Z017 山東京伝燕子花画賛幅￥50,000.～

Z018 山東京伝美人画賛幅￥50,000.～

付時代識箱（桐蓋桟一欠）紙本牙軸端 26×71 表具28×163 ヤケシミオレ穴

Z019 英一珪超世院殿肖像画幅

Z020 松浦鎮信肖像画賛幅

付木箱（桐）紙本朱塗軸端（剥離） 26×105 表具28×185 ヤケ小シミ表具ヤケ、シミ 1761～文化十三･ 1816）は江戸後期の戯作者。江戸深山東京伝（宝暦十一･川木場町の質屋伊勢屋に生まれ、本名岩瀬醒、幼名甚太郎、十五歳で浮世絵師の北尾重政に入門し、画号北尾政演（まさのぶ）を名乗った。また戯作者山東京伝として第一線で活躍した。

￥50, 000. ～付時代識箱（桐）絹本骨軸端 35×96 表具48×172 ヤケシミウキオレ英一珪（宝暦元･ 1751～天保十四･ 1843）は英派の画家。一舟の息の養子にあたる。高嵩谷に師事。名信重、号友松庵。

Z021 御獄権現画幅

Z023 大橋太夫和歌短冊幅￥100,000.～

￥50, 000. ～紙本雑木軸端 26×63 表具38×130 ヤケシミ

Z022 浄弁法師和歌短冊幅￥50,000.～付時代箱（桐貼札）古筆家極札紙本牙軸端 5×34 表具30×146 ヤケシミ表具スレ

￥70, 000. ～付時代識箱（桐）絹本雑木軸端 36×90 表具46×176 ヤケシミヨゴレ東嶺賛

Z024 庄内藩酒井家歴代貼交書幅

付時代黒塗箱（桐貼札）紙本￥50, 000. ～付木箱（桐）紙本牙軸端 6×36 表具30×144 潤塗軸端 43×15ほか表具63×212 「月見に罷りける比」ヤケシミスレオレキレ杏圃貼札識表具オレ、ヤケ、スレ四代（忠當）六代（忠真）九代（忠徳）十代（忠器）十一代（忠撥）十三代（忠篤）

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Z026 松永耳庵詩幅

Z027 三井高福書幅￥50,000.～

￥60, 000. ～付共箱（桐）紙本陶磁軸端 27×23 表具30×112 ヤケシミ松永耳庵･松永安左ェ門（明治八･ 1875～昭和四十六･ 1971）は電力事業家、数寄者。壱岐島生まれ。東邦電力社長。還暦以後茶の湯に傾倒、号を耳庵とし、益田鈍翁、原三渓らと交流。昭和三四年、小田原市に松永記念館を開設。

付合箱（杉）紙本黒塗軸端 48×27 ￥70, 000. ～付識箱（杉）紙本陶磁軸端表具50×106 ヤケシミオレ 68×35 表具71×123 ヤケシミオレ表具オレ三井高福（文化五･柳原白蓮（明治十八･ 1808～明治十八･ 1885）は実 1885～昭和四十二･ 1967）は、業家、茶人。第十三代三井八郎右衛門。字子成、歌人。名は燁子。佐々木信綱に師事し、歌集『踏絵』号孩之、聴泉。新政府金穀出納所御用達拝命。三などを発表。歌誌「ことだま」を主宰した。井銀行、三井物産を創立、幕末維新の動乱期に三井財閥の基礎をつくった。書画、詩歌をよくした。

Z029 野々口立圃俳諧幅￥50,000.～付識箱（桐貼札）紙本黒塗軸端 57×24 表具59×111 ヤケシミオレ

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Z028 柳原白蓮置字短歌幅

Z030 崇福寺住職消息幅￥50, 000. ～紙本雑木軸端 44×29 表具56×120 ヤケシミスレ穴ヨゴレ崇福寺某鴻池又右衛門宛襖下張

Z031 紫野閑歩子初夢画賛幅￥50, 000. ～付時代識箱（杉）紙本黒塗軸端 50×30 表具53×113 ヤケシミ表具スレ

Z032 坪内逍遥梅画幅￥50, 000. ～付木箱（桐）紙本潤塗軸端 29×122 表具42×178 シミオレ坪内逍遥（安政六･ 1859～昭和十･ 1935）は美濃太田村出身の小説家、劇作家、評論家、翻訳家。本名勇蔵のち雄蔵。別号春の屋おぼろ。

Z033 野口雨情歌幅￥50, 000. ～付時代箱（杉）雨情添書紙本雑木軸端 29×131 表具42×184 ヤケシミオレ表具アレ

Z034 野口雨情歌幅￥50, 000. ～付木箱（桐）紙本 P軸端 33×131 表具46×203 シミオレ

野口雨情（明治十五･ 1882～昭和二十･ 1945）は歌謡詩人。代表作に「船頭小唄」「波浮の港」「七つの子」「赤い靴」など。

Z035 石田茂作書幅￥50, 000. ～付共箱（桐）紙本陶磁軸端 42×33 表具46×118 ヤケシミ表具ヤケ八十一歳石田茂作（明治二十七･ 1894～昭和五十二･ 1977）は愛知県生まれの仏教考古学者。奈良国立博物館館長、文化功労者。

Z036 伝小林かいち原画五￥500,000.～紙本 11×17 台紙20×27 ヤケシミ

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Z039 若冲下絵伏見人形彫竹筒￥50, 000. ～付木箱（桐蓋欠） 2×2. 5×23

Z038 馬飾一具￥120,000.～付時代識箱（杉）－文政十二丑（1829）六月四分市村箱識

Z040 ガラス絵役者奉納絵馬￥50, 000. ～ 43. 5×59 額52×67

Z041 照皇亭廣兼ガラス絵役者奉納絵馬￥50,000.～ 44×59 額52. 5×67. 5 明治三十七年辰（1904）五月吉日願主子之年男（額縁識）照皇亭廣兼（天保九・1838～明治四十三・ 1910）は大坂の人。本名は三谷又三郎。

Z043 日銀銭箱￥50,000.～ 50×28×20 日本銀行大坂支店焼印

Z042 鳥羽画上下ほか六冊￥50, 000. ～ 16×22 落書鳥羽絵扇之的鳥羽絵三国志鳥羽絵欠び留鳥羽車

Z044 エレキテル鉱石ラヂオ医療器具￥50,000.～エレキテル21×16×22. 5ほかワレ Di alSol di er

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Z045 徳化窯白磁マリア観音￥50, 000. ～像高21 赤子首、両手欠

琉球

Z046 「8時だョ！全員集合」台本

Z047 琉球沈金八角二段食籠￥300,000.～付木箱（桐） 29×27×32 隅キレ内朱

￥50, 000. ～ 17. 5×25

Z048 琉球青貝楼閣人物文小箱￥200,000.～付木箱（桐） 13×13×14.5 泰山作朱漆銘内黒

Z049 唐物朱地青貝箔絵高卓￥75, 000. ～付時代箱（杉蓋欠破損） 42×34×48 天板ヒビ

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秘画

Z051 田中訥言肉筆秘画帖￥100,000.～絹本 21×15 帖24×9×2 十二図 1767～文政六･ 1823）は復古大和絵派の祖。名古屋の人。名痴、字虎頭、別号に大孝斉、痴翁、痴斎、得田中訥言（明和四･中、過不及子。門人に浮田一蕙、渡辺清など。

Z052 池大雅春宮画巻￥100,000.～付時代識箱（桐）紙本牙軸端 382×21 表具578×24 ヤケシミスレオレ平野五岳序文十二図池大雅（享保八･ 1723～安永五･ 1776）は画家、書家、京都の人。与謝蕪村とともに「日本南画の祖」と呼ばれる。姓は池野、名勤、無名。字公敏、貸成。号大雅堂、霞樵、九霞山樵ほか。画を祇園南海、柳沢淇園、土佐光芳に学び、また明･清の筆意を研究し、独自の南画を構築。書、篆刻もよくした。妻池玉瀾も画家･歌人として著名。

Z053 肉筆秘画巻物￥70,000.～絹本骨軸端 417×21 表具447×27 ヤケ表具スレ、キレ十二図

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Z054 肉筆秘画帖￥50,000.～絹本 35×24 帖40×28×2.5 ヤケシミ十図

Z055 肉筆大図秘画六￥60,000.～付識箱（桐桟破損）

Z056 秘画帖￥50,000.～紙本 27×20 帖33×28 シミ

絹本 53×42 ヤケシミ春衾抄

十二図

Z057 版本秘画帖三￥50,000.～ 13×9 帖15×21ほか

Z058 鳥羽絵秘画巻物￥50,000.～紙本水晶軸端 333×24. 5 表具363×26. 5 ヤケシミスレオレ十五図

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中国美術

CN001 亭林朱竹鳳凰画賛幅￥500,000.～絹本唐木軸端 56×105 表具68×199 ヤケオレ

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CN002 銭維城山水画幅￥300,000.～絹本唐木軸端 48×98 表具62×191 ヤケオレ表具キレ、オレ

CN003 伝可翁瀧見観音画幅￥145, 000. ～付時代識箱（桐）紙本金軸端 40×104 表具55×165 ヤケシミスレスレオレ表具ウキ

CN004 隠元一行書幅￥100,000.～

CN005 孫家鼐五行書幅￥150,000.～紙本唐木軸端 66×137 表具82×235 ヤケ 1827年～1909年

付二重箱（内時代識杉）唐木軸端 28×124 表具31×201 柏樹曄森箱識

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CN007 呉冠中風景画額￥400,000.～紙本 61×60 額82×81 留具カケ 1988

CN008 劉永年春景山水画幅￥200,000.～付合箱（桐）絹本水牛軸端 42×52 表具61×195 ヤケスレキレ

CN009 啓功書未装仮巻￥200, 000. ～紙本 69×137 啓功は民国元年（1912）に生まれ、長く北京師範大学にて詩書画を教授した。号を堅浄翁。書道界の重鎮、中国書法家協会名誉理事。

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CN010 伝李迪瓜蟋蟀画幅￥100,000.～付時代溜塗識箱（桐蓋ワレ、漆補修、虫喰）紙本牙軸端 34×25 表具47×108 ヤケスレオレ表具ヤケ、スレ、シミ無款

CN011 伝白良玉関羽画幅￥100, 000. ～付識箱（桐貼札）絹本牙軸端 37×73 表具47×179 ヤケシミスレオレ穴表具アレ、穴

CN012 于右任四行書額

CN013 八大山人諸画貼交幅

￥100, 000. ～紙本 31×85 額46×102 ヤケ于右任（1879～1964）政治家･書家。陝西省三原生。名は伯循、右任は字。日本に留学中、孫文と会い、以後中国民主革命の先駆者として活躍した。民国成立後、交通部次長･陜西省靖国軍総指令･国民政府委員を経て、審計院院長･監察院院長を歴任。民国38年国民政府と共に台湾に移った。

￥100, 000. ～付合箱（桐）紙本唐木軸端 32×26ほか表具52×144 ヤケシミオレ八大山人（天啓六･ 1626～康煕四十四･ 1705）は清初期に活躍した遺民画家。明の寧藩の王族として南昌に生まれる。寧藩滅亡後山中に隠遁、出家。耕香庵の法嗣となる。のち南昌に帰り、還俗。水墨画の松、蓮図をよくし、また小幅の鳥魚蔬果に独特の画風を完成。

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CN015 西蔵タンカ幅￥180,000.～付木箱（桐）雑木白塗軸端 44×60 表具51×153 ヤケシミスレオレ

CN017 羅漢画額￥50,000.～絹本 42×129 額57×148 大ヤケスレオレ

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CN018 寿老人刺繍額￥50,000.～絖本 35×61 額51×75

CN016 白徳福二行書幅￥50, 000. ～付木箱（桐）紙本骨軸端 34×130 表具47×202 シミオレ

CN019 東皐心越書幅￥50,000.～紙本骨軸端 52×34 表具63×103 ヤケシミスレオレ表具アレ、オレ、虫穴

CN020 董可亭漢詩巻物￥80,000.～付木箱（桐）紙本骨軸端 262×29 表具376×32 ヤケシミオレ虫穴 CN021 女官上衣￥150,000.～ 135×109×50 刺繍

CN022 刺繍飾布十￥50,000.～ 24×37ほかシミ

CN023 刺繍飾布十￥100,000.～ 33×64ほかシミ

CN024 刺繍飾布十￥100,000.～ 38×56ほか小シミ一枚大シミ

CN025 刺繍飾布五￥50,000.～ 39×67ほかシミホツレ

CN026 刺繍飾布五￥50,000.～ 39×72ほかシミ一枚大シミウキ

CN027 刺繍飾布五￥50,000.～ 41×61ほかシミ

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CN028 銅金箔押観音菩薩坐像￥350, 000. ～像高23 台坐後代和作

CN029 石叟銅造銀線象嵌普賢菩薩￥300, 000. ～付時代箱（桐貼札）像高22 象嵌銘石叟〔明〕僧。明末人。未詳其姓氏里居、善製嵌銀銅器、所作多文人几案間物、精雅絶倫。款石叟二字多在底、體兼篆隷、亦朴拙無俗韻。（『中国美術家人名辞典』上海人民美術出版社）

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CN030 銅鍍金女神坐像￥150,000.～付台 9×3.5×7

CN031 銅鍍金ロケーシャ神像￥150,000.～総高9

CN CN032 銅鍍金男女神像￥150, 000. ～付木箱（桐）像高8

CN033 銅獅子香炉￥120,000.～ 18×13×19 角、尾先カケ

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CN CN035 玉獣脚遊環香炉￥120,000.～ 18×13×16

CN036 翠玉飾香炉￥100,000.～付木箱（桐）飾台 8×4. 5×11. 5

CN037 青磁三脚香炉￥80,000.～付木箱（桐）銀火舎（無刻印） 7×7×7

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CN038 瑪瑙遊環香炉￥50, 000. ～付木箱（モミ） 22×22×28

CN039 黄銅手焙￥50,000.～付時代識箱（杉） 30×23×14

CN040 昌化石大山子￥350, 000. ～ 32×17×45 二部式

CN041 寿山石達磨

CN042 軟玉遊環花入￥50,000.～ 20×7×24

￥100, 000. ～付台 8×7×12 カケヒビ二部式

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CN045 天龍寺青磁布袋浮文硯屏￥180,000.～付時代識箱（桐） 15×5×14 磁貫

CN044 翠玉筆筒￥500,000.～付識箱（杉）唐木台 12×6×18

3 2 2

CN046 珊瑚釉筆洗￥100,000.～付木箱（桐） 11×11×7 大清乾隆年製底銘（染付）

CN048 文房具一口￥100,000.～硯17×12×2.5ほか端渓硯二白珊瑚筆架（付唐木台）墨二銅筆架銅ペン立て

CN047 竹彫柘榴筆洗￥200,000.～付木箱（桐蓋桟一欠）透彫飾台筆洗10×9×8 台10×9×3

CN049 端渓硯五￥70,000.～付唐木ケース五 20. 5×13. 5×3. 5ほか

CN050 雲龍端渓硯￥100,000.～付唐木蓋（ワレ接合）、台 18×11×5 極小ソゲ

CN051 端渓硯四￥50,000.～付唐木ケース三 26. 5×23. 5×4ほか

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CN053 端渓板硯￥50,000.～付唐木ケース 25. 5×16. 5×3

CN054 竹根水滴￥50,000.～付木箱（桐） 8. 5×8. 5×2. 5

CN055 漢ガラス印二￥80,000.～ 2×2×1. 5ほか

CN056 白磁双耳花瓶￥100,000.～付時代箱（桐）唐木飾台 20×20×30

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CN057 南京染付雲龍文瓶￥100, 000. ～ 19×19×35

CN058 銅唐風俗線刻花瓶￥150, 000. ～付木箱（桐） 10×10×19

CN059 銅饕餮文觚￥400,000.～付時代箱（桐）

CN060 銅獣耳花入￥200,000.～付黒塗箱（杉） 16×11×27

14×14×25 小ユガミ

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CN062 赤地金彩獣耳花入一対￥350,000.～付布仕込箱 15×12×26 乾隆年製印五彩窓絵

CN063 窓絵大花瓶￥50,000.～ 32×31×36

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CN064 辰砂瓢形花瓶￥50,000.～ 20×20×33 雍正年製彫印

CN065 乾隆黄地花鳥ガラス瓶￥50, 000. ～ 13×13×27

CN CN066 青華唐人風俗大盤￥200,000.～付識箱（桐）

CN067 青呉須唐人絵大盤￥150,000.～付木箱（杉）

48. 5×48. 5×9 虫喰

CN068 呉須赤絵花鳥文盤￥50, 000. ～付木箱（杉） 25. 5×25. 5×5 口縁漆補修、ソゲ大極手

CN069 呉須赤絵天下一七寸皿￥50, 000. ～ 20. 5×20. 5×3. 5 口縁漆補修

40×40×9 釉剥離

CN070 呉須染付面取蓋物￥50, 000. ～付識箱（桐） 9×9×7 磁貫八角小山冨士夫（古山子）箱識

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CN072 定窯浮文小盤￥100,000.～付木箱（杉） 11×11×2 ソゲ

CN073 白釉鉢￥50,000.～付識箱（杉） 21×21×7 窯キレ磁貫

CN074 麦色青磁三足香炉￥50, 000. ～付木箱（桐） 13×13×7 磁貫

CN077 青磁蓮弁文茶碗￥50,000.～付時代箱（桐蓋桟欠） 17×17×7 磁貫

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CN075 唐物青釉擂座末広花入￥50, 000. ～付識箱（桐）唐木台 17×17×18 交趾窯尊式華瓶箱識

CN078 南京染付分銅形香合￥50, 000. ～ 12×7. 5×4 釉縮ミソゲ

CN076 唐物辰砂染付香炉￥50, 000. ～付識箱（桐） 8×8×11 三耳四脚

CN079 広東染付八掛文香合￥50, 000. ～付木箱（桐貼札） 12×12×3. 5 磁貫ヒビ

CN080 色絵銅象台水晶飾￥180,000.～付水晶（大中小）

CN081 笑緑染象牙自在海老￥125,000.～付合箱（杉）

水晶大直径6. 1ほか 23×15×17 水晶中にキズ

胴長12 総長28 （触角含）触角曲がり笑緑銘

CN082 水晶合子￥50,000.～付木箱（桐） CN083 貴石象嵌盃￥50,000.～ 6. 5×6. 5×3. 5

付木箱（桐） 10×6×5

CN084 象牙京劇人形￥60, 000. ～総高35. 5

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CN086 宜興黒泥急須一対￥120,000.～付時代識箱（桐）

CN087 霰銀瓶￥100,000.～付識箱（桐） 18×16×21 739ｇ

6. 5×10. 5×8

純銀刻印

CN088 純銀茶托十￥100,000.～付黒塗合箱（桐）

CN089 錫鍍金花文透籠￥100,000.～付木箱（桐）

13×8. 5×2 無刻印 780g 南鐐

CN090 錫七宝透茶托五￥50,000.～付識箱（桐） 12×7. 5×3 サビ張毘玉造銘

3 3 0

30. 5×30. 5×1. 5

CN091 帯鉤三￥50,000.～総長15ほか

CN092 総鍍金霊獣頭金具一対￥60, 000. ～ 4×4

CN093 唐物青貝唐人物遊楽四方盆￥400,000.～付時代溜塗箱（桐貼札） 20×20×2

CN CN094 唐物青貝農耕図輪花大盆￥190, 000. ～付時代箱（桐） 58×58×3 ユガミアタリ

CN095 松樹漢詩彫香筒￥100, 000. ～総長32 象牙蓋

CN096 斑竹香筒￥50, 000. ～総長36 木彫大黒栓

3 3 1

CN098 青貝漆絵花果文輪花盆

CN099 唐物青貝仙人香合

￥80, 000. ～付木箱（杉） 28×28×3

CN100 堆朱菊花香合￥50,000.～

￥50, 000. ～付時代識箱（桐） 8. 5×8. 5×3 内氷裂

付木箱（桐） 8. 5×8. 5×2. 5

CN101 唐木卓￥120,000.～ 40×28×55 梅鶯透

CN103 唐木机￥50,000.～ 150×73×33

3 3 2

CN102 唐物青貝楼閣高卓￥80,000.～ 43×32×41 剥離

CN104 唐木雲石花台￥50,000.～ 43×31×12

CN105 唐木花台二￥50,000.～大51×33×14ほか破損

CN106 直刀黒漆塗鞘￥200,000.～総長87 抜刀不可サビヒビ

CN107 青銅剣￥150,000.～総長65

CN CN108 十錦獅子舞火鉢￥250, 000. ～ 45×45×34

CN109 青銅倣古鴟

尊￥100, 000. ～付溜塗箱（杉） 24×18×32

CN110 アンダーソン彩絵壺￥60, 000. ～付木箱（桐） 42×38×40

3 3 3

朝鮮美術

KR001 銅鍍金新羅釈迦如来立像￥5,000,000.～付時代識箱（杉）唐木台像高22 総高25.5 広瀬都巽箱識

3 3 4

3 3 5

KR003 佛盒￥350, 000. ～ 55×36×97 スレ剥離ワレ洪武十三年（1380）背面識

KR004 李朝石人￥120, 000. ～地上38×33×110 文官

3 3 6

KR005 李朝石人￥100, 000. ～地上像高80

KR006 三島花瓶￥450,000.～付合箱（桐） 18×18×32 磁貫

3 3 7

KR008 三島俵壺￥350,000.～付識箱（桐） 17×14×17 口辺銀補修

KR009 高麗三島鉢￥140,000.～付識箱（桐） 19×19×8.5 大破接合補修北大路魯山人箱識

3 3 8

KR010 高麗青磁白黒象嵌盃盃台￥350, 000. ～付合箱（杉） 7×7×7 磁貫金補修

KR011 絵高麗魚文鉢￥100, 000. ～付木箱（桐） 19×19×8 窯キレ

3 3 9

KR014 高麗青磁鉢￥50,000.～付識箱（桐） 18×17×7. 5 磁貫見込鳳凰陰刻

KR KR013 高麗青磁鉢￥100,000.～付溜塗箱（桐） 19.5×19.5×6 草花浮文

KR015 高麗青磁牡丹刻鉢￥50, 000. ～付木箱（桐） 18×17. 5×7 磁貫

KR016 高麗青磁菓子鉢￥50,000.～付木箱（桐貼札） 21×21×8. 5 磁貫底窯ヒビ

3 4 0

KR017 高麗堅手小鉢￥50,000.～付時代合識箱（杉） 18×18×10 磁貫

KR018 高麗花三島鉢￥50,000.～付合箱（桐）仕覆 19×19×7 口辺金補修磁貫

KR019 高麗青磁象嵌徳利

KR020 高麗響銅水瓶￥50,000.～付木箱（桐） 16×16×28. 5 大ヒビワレヘコミ穴

￥70, 000. ～付木箱（モミ） 11×11×19 磁貫ヒビ

KR022 高麗青磁盃￥50,000.～付時代箱（杉貼札） 8. 5×8. 5×6 磁貫金補修

KR025 高麗紺紙金泥法華経断簡額￥50, 000. ～紙本 6×30 額37×45 十七字詰三行

KR023 三島平鉢￥50,000.～付時代黒塗識箱（杉） 19×18×5. 5 磁貫呼継金補修

KR021 黒高麗花入￥50,000.～付時代溜塗合箱（杉） 11×11×20 口縁ソゲ

KR024 高麗八稜鏡￥50,000.～ 22×22

KR026 高麗銀泥経断簡額￥50, 000. ～紙本 3×27 額31×41 虫穴紫紙または茶紙十七字詰二行

3 4 1

KR028 李朝龍文大壺￥750,000.～ 32×32×49 口辺ソゲ

3 4 2

KR029 李朝白磁扁壺￥280,000.～付木箱（桐） 20×13×24

KR030 李朝寿字染付面取瓶￥150,000.～ 13×13×24 口辺銀補修

高台直し窯キレ

KR031 李朝墨壺四￥150,000.～ 21×9×7

KR032 李朝飴釉瓶￥100,000.～付木箱（桐貼札） 12×12×17

3 4 3

KR034 李朝山水染付水滴￥100, 000. ～付木箱（桐） 9×8×4

KR035 李朝石彫煙草入￥50,000.～ 12.5×10×6

KR036 李朝滑石猿把手薬研￥50,000.～付木箱（杉） 17×13×11. 5

KR037 李朝鎬文片口￥55,000.～ 24×20×10 ヒビ

3 4 4

KR038 李朝青貝虫香合￥80,000.～付識箱（桐貼札）仕覆 7×7×4 縁小ソゲ唐物箱識内黒

KR039 李朝雲龍彫佛鉢￥50,000.～付木箱（桐）仕覆 17×17×7. 5 内溜塗

KR041 新羅印花文平壺￥50,000.～付木箱（桐貼札） 17. 5×17. 5×8

KR040 新羅台脚壺￥100,000.～ 21×21×28 高台小ソゲ

KR042 鬼瓦￥60,000.～付木箱（杉） 21×20.5×4 ヒビ

須恵器箱識

KR043 李王家美術工場銅三耳小壺

朝鮮

KR044 李朝白磁壺￥50,000.～ 24×24×19 ヒビ磁貫

KR045 李朝飾棚￥50, 000. ～ 52×37×160

￥50, 000. ～付時代合箱（桐） 7×7×8

3 4 5

KR047 楊柳観音画幅￥600, 000. ～付時代識箱（杉）絹本金軸端 52×103 表具75×195 ヤケシミスレオレ穴表具アレ、ウキ青龍山大雲禅寺常什箱識

3 4 6

KR049 雨森芳洲漢詩草稿幅￥100,000.～付時代箱（桐貼札）紙本唐木軸端 39×29 表具45×146 ヤケオレ随翁

KR048 雨森芳洲三行書幅￥300,000.～付識箱（杉貼札）紙本潤塗軸端 28×98 表具38×155 ヤケシミオレ表具穴、ヤブレ七言絶句山中信天翁旧蔵巻止に静逸印書中に洛西適斎の識字をみる雨森芳洲（寛文八･ 1668～宝暦五･ 1755）は儒学者。高月町雨森の医師の子として生まれ、十八歳で江戸に出て木下順庵に師事した。また対馬藩に仕え、二度の朝鮮使節来日の際に真文役（応接と外交を担う）として活躍し朝鮮外交に尽力した。

KR050 黄昌倍油彩抽象画額￥150, 000. ～紙本 68×75 額87×91 黄昌培は1947年生、韓国の芸術家。ソウル大学大学院絵画科修了後、現代芸術家として活躍。

3 4 7

KR053 楊石然竹梅画賛幅￥100,000.～絹本雑木軸端 35×127 表具45×178 ヤケシミスレオレ表具ヤケ、スレ、シミ、穴楊石然（1843～1906）は朝鮮の画家。中和生。名基薫、字穉南。別号上漁人。蘆雁で有名。

KR052 鷲画幅￥170,000.～付時代識箱（桐）絹本牙軸端 45×108 表具57×188 ヤケシミオレ表具ヤケ、スレ印不読

KR054 朝鮮五羽鶴毛綴￥150,000.～ 130×158 小穴シミ

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KR055 朝鮮毛綴￥250,000.～ 130×166 裏に麻布を付す

KR056 朝鮮毛綴￥250,000.～ 133×172 裏に麻布を付す

雑感文化財としての金銅佛に科学的メスを入れる場合、例えば蛍光X線分析によって構成元素を知ろうとしたとき、錆を落としたり、鍍金のない地金の露出部分を磨き上げたり、ましてや真空状況下で検査を行うことは難しい。得られた数値を疑問視するのも当然である。然しながら近年は分析機器の性能向上もあって、その有用性が認知されつつある。分析科学的見地から金銅佛の地理的、歴史的定位を目指した研究が進められており、凡そその組成傾向が明らかにされつつある。また、別鋳された部位が後補か否か、鍍金部分が消し鍍金か否かなどについては信頼性の高い結果が得られるため、小誌のように作品を価格評価する場面において効果的である。とはいえ、分析科学の手法で得られる結果はその蓋然性を示すにとどまるとみるべきであり、その先は様式や技法からの判断が求められることに変わりはない。

KR001

3 4 9

3 5 0

KR057 「大日本清道」銘銅鑼￥80,000.～ 24×24×6 「大日本清道之為朝鮮新弥持渡之南蛮鶉寿作之延享五年戊辰(1748)二月」。地金に黄味をみせる銅鑼の裏面には上記の鋳銘があり、大小二片と残片二片の書付が付帯する。大片は、通信使行列の先頭の騎馬武人が掲げる「清道旗」に対する儒者・中井竹山(享保十五・1730～享和四・1804)による不敬の論斥、すなわち「清道旗問題」の経緯と第十一度(明和元年・1764)に起きた善隣友好に影をさす通信使殺害事件を記している。いわば、通信使外交の暗部である。殺害事件については下記のごとく記す。「明和元年(1764)夏四月訳司某聘使ノ抜タルヲ憤テ匕首ヲ以テ不開門に於テ崔天宗を刺殺スルニ因ルナルベシ・・・」。殺害事件は、日朝両国の相互不信を原因に、崔天宗を日本人通詞・鈴木伝三が殺害した事件である。小片には、冒頭の鋳銘を墨書する。ただし、故意か否かは不明だが「二月」が除かれる。さて、「清道旗問題」は、竹山によって提起された朝鮮通信使に対する「不敬」の件で、「不敬」の中身は「清道旗」である。なぜ「清道旗」が「不敬」なのかについて、大片は具大的に触れないが、残片を参考に以下のごとく類推されないだろうか。通信使は、「清道旗」を先頭に掲げて行列するが、それを「道を清めながら行列」すると解し、道を清める行為そのものに、日本の国土が清めなければならないほどに穢れているという認識が前提にあるとし、朝鮮側の無礼と不敬を突き付けたとみられる。この主張には、竹山の個人的な朝鮮国に対する蔑視と神国意識にもとづく歴史観が潜んでいるように見受けられるし、通信使外交の根本である朝鮮国との対等の交接にも嫌悪を潜在させていた。日本側(竹山)の強弁と対峙した朝鮮側は、「爾後朝鮮モ旂(旗)ノミナラズ来聘二用フル所ノ具に清道ノ字ヲ用ヘス」と大人の対応に徹した。朝鮮側が、相互不信の芽を自主的に摘み取ったとも解釈できよう。さらに竹山は、松平定信(宝暦八・1759～文政二・1829)に提出した『草茅危言』(寛政元年・1789)のなかで、通信使を介した「誠信」の交わりを否定する姿勢を鮮明にし、竹山の献策に反応した幕府は、第十二度(文化八・1811)の通信使の来朝を対馬藩までとし、聘礼行事そのものを簡略化し、通信使一行の江戸への参列を中断させた。この策が文化八年(1811)を最後に、通信使が廃絶に向かう流れを導いたことは疑うまでもない。件の銅鑼は、このような日本側の政治的な動きが始まる直前の、第十度(延享五・1748)の来朝に先行して鋳造され、使節員によって帯同され、道を清めるべく打ち鳴らされたと目され、事件の後、「清道旗」と清道の一具として遠慮されたものとみられる。朝鮮側は、第十一度(明和元年・1764)、十二度(文化八・1811)の両度では、「清道旗」の掲揚は止め、「大日本清道之為」と鋳銘した銅鑼も用いることなく軋轢を避けたが、銅鑼は、破却されることなく歴史の証人の大役を担って日本に伝来した。鋳銘の本旨を浅学が正しく解したかは怪しいが、銘文の「南蛮鶉寿」については、銅鑼表にみられる光芒(星形)の加飾が南蛮(南方)銅鑼に通有の模様であって、朝鮮銅鑼には基本的に見られないものであることに注目したい。対馬への来訪だけで帰鮮した第十一度の通信使を描いた画巻( 『朝鮮人物正写朝鮮人御饗応節』 )が描いた楽人が打ち鳴らす銅鑼には「光芒」の加飾をみることはない。「清道問題」の大人の約定は守られた。

3 5 1

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61～100

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￥2, 000

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コギレタロウ

古裂太郎

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古裂太郎

春日卓

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木彫愛染明王坐像￥1250000

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伊予札二枚胴具足

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寒山拾得画賛福

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油彩風景画額

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信楽双耳水指

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参考文献一覧

至文堂版「日本の美術」の表記は（日美）とした。

辞典

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公家

仏家

武家

書画

『有職故実大辞典』鈴木敬三吉川弘文館平成8 『公卿辞典』坂本武雄七丈書院昭和19 『皇室辞典』井原頼明富山房昭和57 『皇位継承儀式宝典』新人物往来社 1990 『天皇家系譜総覧』新人物往来社 1990 『日本風俗史事典』日本風俗史学会弘文館昭和54 『源氏絵』（日美119）秋山光和昭和51 『伊勢物語絵』（日美301）千野香織 1991 『垂迩画』（日美274）関口正之 1989 『参詣曼荼羅』（日美331）下坂守 1993 『望月仏教大辞典』世界聖典刊行協会昭和47 『日本仏家人名辞典』東京美術平成4 （復刻）『仏具大事典』岡崎嬢鎌倉新書昭和57 『仏像図典』佐和隆研吉川弘文館昭和37 『仏教絵画』富山美術館昭和61 『古写経綜鑒』田中塊堂昭和17 『虚空蔵菩薩』（日美380）泉武夫 1998 『浄土教画』（日美43）岡崎譲治昭和44 『日本佛塔』石田茂作講談社昭和44 『ブッダ釈尊』奈良国立博物館 1984 『日本仏教人名辞典』法蔵館 1992 『密教法具』奈良国立博物館平成5 『経物遺宝』奈良国立博物館昭和52 『日本の甲冑武具事典』笹間良彦柏書房 1994 『日本の合戦武具事典』笹間良彦柏書房 1999 『日本甲冑図鑑』上中下笹間良義彦雄山閣昭和39 『日本の名兜』上中下笹間良義彦雄山閣昭和47 『刀装金工事典』若山猛雄山閣平成8 『金工事典』若山泡沫刀剣春秋出版社平成11 （改）『刀工総覧』川口陟刀剣春秋出版社平成11 『新甲冑師銘鑑』笹間良彦里文出版平成12 『古画総覧』佐々木丞平正子国書刊行会 2000 『古画備考』（復刻吉川弘文館・明治45）『前賢故実』菊地容斎天保七『東洋画題総覧』金井紫雲平成9 （復刻版）『大日本書画名家大鑑』荒木矩編第一書房平成3 （復刻）『日本書画骨董大事典』池田常太郎聚芳閣大正15 『書画落款印譜大全』狩野亨吉岩上方外 1996 『中国書画家印鑑款識』上下上海博物館 1982 『落款花押大辞典』淡交社昭和57 『日本南画史』梅沢精一洛東書院昭和8 『日本南画史』山内長三瑠璃書房昭和56 『近代日本絵画史』河北倫明南階秀爾中公昭和53 『浮世絵事典』吉田暎二画文堂昭和46 『版画事典』室伏哲郎東京書籍 1985 『江戸の狩野派』（日美262）細野正信昭和63 『狩野派と福岡展』福岡市美術館 1998 『師宣と初期浮世絵』（日美363）小林忠 1996 『宋紫石と南蘋派』（日美326）鶴田武良 1993 『谷文晁』（日美257）河野元昭 1987 『京の絵師は百花繚乱』京都文化博物館 1998 『桃山絵画』（日美208）武田恒夫昭和58 『初期洋風画』（日美80）坂本満至文堂昭和48 『南蛮美術』（日美19）岡本良知平凡社昭和42 『絵馬』（日美92）河田貞昭和49 『支那人名辞典』上・中・下大正15

『書画鑑定法』平渡緒川大正7 『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社中華民国69 『近代日本美術事典』講談社 1989 『関東水墨画の200年』栃木県立博物館、神奈川県立歴史博物館 1998 『円山応挙』京都国立博物館平成7 『近世の大坂画壇』大阪市立美術館昭和56 『京都と近代美術』橋本喜三京都書院昭和57 『洋画のあけぼの』京都文化博物館平成11 『京都画壇100年の名作展』京都市美術館 1979 中国朝鮮『中国美術家人名辞典』兪剣華編 1987 『中国絵画史事典』王伯敏雄山閣出版平成八年『中国書道史』赤井清美東京堂出版昭和54 『中国書道辞典』中西慶爾木耳社昭和56 『支那絵画史』内藤湖南弘文堂昭和15 『中国歴代書画篆刻家字号索引』中国書画研究資料社民国69 『韓国絵画史』安輝濬吉川弘文館昭和62 『朝鮮古書画総覧』李英介昭和46 『朝鮮書画人物辞典』呉世昌国書刊行会平成4 『韓国絵画大観』劉復烈文教院 1979 『韓国人名字号辞典』李斗煕ほか啓明文化社 1988 『韓国書画家人名辞典』韓文影汎友社 2000 書家

『くずし字解読字典』東陽出版昭和63 『日本書流全史』上下小松茂美講談社昭和45 『古筆大辞典』淡交社昭和54 『俳諧大辞典』伊地知鐵男ほか明治書院昭和32

茶道

『原色茶道大辞典』井口海仙ほか淡交社昭和51 『現代煎茶道辞典』主婦の友社昭和56 『茶碗窯別銘款』黒田和哉グラフィック社平成10 『茶湯便利帳』宮帯出版〔改訂版〕平成24

諸器

『平凡社・陶器全集』全32 昭和41 『中世・近世の鏡』（日美394）久保智康 1999 『和鏡』（日美42）中野政樹昭和44 『和鏡』保坂三郎昭和48 『柄鏡大鑑』小林達雄監修平成6 『現代名工・職人人名辞典』日外アソシエーツ 1990 『日本美術家事典』O&M 1998 『遊戯具』（日美32）関忠夫昭和43 『古鏡』樋口隆康新潮社昭和54 『原色陶器大辞典』加藤唐九郎編淡交社昭和17 『陶器大辞典』小野賢一郎合資会社冨山房昭和11

染織

『原色染織大辞典』淡交社昭和52 『染』（日美7）山辺知行昭和41 『原色日本服飾史』井筒雅風平成10 『祇園祭の染織美術』京都書院アーツコレクション167 吉田孝次郎 1998 芸道『能狂言事典』西野春雄・羽田昶平凡社 1987 「『能楽蘊奥集』の資料性」伊藤正義平成8 「世襲面打家の概要－出目家の周辺－」見市泰男平成13 「能面考」見市泰男（『観世』連載／平成12年1、2、3、4、5、6、7、 9、10、 11、12月号）『能狂言面』（日美108）金子良運昭和50 漆芸

『棗』池田巌淡交社昭和62 『香合』池田巌淡交社平成6 『大和古物散策』岡本彰夫ぺりかん社 2000 『大和古物漫遊』ぺりかん社 2003 『日本の漆芸』全六巻中央公論社 1991 『朱漆』堺市博物館 1986

諸家

『事物起源辞典』朝倉治彦ほか東京堂出版昭和48 『唐船輸出入品数量一覧』永積洋子創文社昭和62 『日本の意匠事典』岩崎治子岩崎美術社 1991 『西洋人名辞典』岩波書店昭和31 『守貞言謾稿図版集成』高橋雅夫雄山閣 2002 『工芸にみる古典文学意匠』京都国立博物館昭和55

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3) 最低価格の決定最低価格は5万円以上とします。特集については5万円未満の出品も可能ですが、経費の負担率が大きいためお勧めできません。出品者に希望価格がある場合には、それをもとに合議します。弊社一任の場合は、最低価格を提示いたします。

4) カタログ作製カメラマンによる撮影、作品を分類して編集、その後印刷へと工程を進めます。最低価格や作品により掲載のカット数や大きさが異なりますが、編集に関しましては弊社一任となります。作品を手放されたあとでも掲載されたカタログがお手元に残ります。

5) オークション、再販カタログ発行・下見会・入札受付・入札締切入札締切日から14日間を再販期間とし、オークションで落札されなかった作品は先着順にカタログ記載の最低価格で販売されます。

6) お支払いオークション終了後、所定の出品支払日（入札締切日より約一ヶ月後）に、売上から出品手数料・諸費用を差し引き、事前に希望された受取方法（現金・銀行振込）でお支払いをいたします。振込を選択された場合は所定日に、現金を選択された場合は、所定日以降ご来社前にご連絡ください。落札者からの入金が遅延した場合には入金を確認して後の決済となります。

・不落札作品についてオークションで落札されなかった作品及び辞退品は再出品（一定の期間をおいて再度出品）の場合を除き、出品支払日より30日以内に引き取りを完了してください。ご来社による引き取りを原則といたしますが、宅配便等の手配も承ります。梱包料・運送保険料は出品者負担。引き取りが所定の期間を過ぎる場合は必ず事前にご相談ください。

出品諸経費 ■出品に伴う基本的な経費について落札の場合

不落札の場合

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猿撮影料猿保険料必要経費

猿出品手数料猿出品手数料消費税

猿撮影料猿保険料

猿カタログ掲載料その他必要に応じて

猿作品宅送料猿保管資材料（大型・重量品）別途猿梱包資材料猿修理代

■保険料地震などの自然災害による破損・消滅を除く損害（火災・盗難・破損）を補填します。落札・不落札に関わらず、出品者の負担となり、料率は最低価格の0. 5％。※作品の移動及び最低価格が未定の作品は対象外。例）最低価格100万円の場合…5, 000円

■掲載写真カット料 1カットにつき1, 000円。落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。（再出品の場合も同様）例）①作品＋ ②箱書＝ 2, 000円（2カット使用）

■保管資材料保管期間中の事故を回避するために、養生箱（紙箱）を個別に作ります。木箱付の場合は不要。落札・不落札に関わらず出品者の負担となります。例）30cm×30cm×30cmの場合…約1, 200円/ 箱出品作品が、標準的な男性が一人で搬入不可能な作品については、1万円～をご負担いただきます。

■鑑定費用

■カタログ掲載費用サイズ 1ページ 1/ 2ページ 1/ 3ページ 1/ 4ページ 1/ 6ページ 1/ 9ページ 1/ 10ページ 1/ 12ページ 1/ 20ページ写真なし

掲載料 30, 000円 15, 000円 10, 000円

専門機関または専門家による鑑定を行います。著名物故作家宝石・貴金属類刀剣類

30, 000～50, 000円/ 点 3, 000～5, 000円/ 点 3, 000円/ 点

7, 500円 5, 000円 3, 500円 3, 000円 2, 500円 1, 500円一律 500円

※不落札の場合は免除（無料）。

出品手数料一作品につき、落札価格10万円未満は15％、10万円以上は10％（別途消費税）

■経費の負担例例）最低価格10万円 /落札価格20万円手数料 20, 000円消費税 2, 000円掲載料（1/6サイズ） 5, 000円カット料（1カット） 1, 000円保険料 500円保管資材料 1, 100円出品者受取金額 170, 400円 ※不落札（仮定）の場合の経費負担カット料（1カット）保険料保管資材料

1, 000円 500円 1, 100円

■不落札品の管理出品精算日より無償保管期間30日を過ぎますと倉庫業者に管理を委託し、一作品300円/ 日の有償となります。保管中のコンディションの変化や破損に伴う損害は補償外。保管料が発生した時点から二ヶ月が経過した場合は、保管作品の処分が弊社に一任されます。 ※再出品のための滞留は無償。

TheBi ddi ngPr ocess I fyouwi sht oputi nabi d: Maki ngabi di nvol vest hef ol l owi ngpr ocedur e.

( 1)Makeabi d

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↓ ( 5)Payment

↓ ( 6)Del i ver y ( 1)Makeabi d Pl easef i l li nal lnecessar yi t emsont hebi df or m( encl osedatt heendoft hi scat al oguewi t hanent r y exampl e)andsubmi tt oKogi r ekaibypost ,emai l ,f ax,ori nper son.Al lent r yf or msmustr eachusno l at ert hant hecl osi ngdat ef ort ender s.Pl easespeci f yamet hodofdel i ver yont hef or m.I fno speci f i cat i onsar emade,auct i onedar t i cl eswi l lbeshi ppedr oughl y10daysaf t erpaymenthasbeen conf i r med. *Al t er at i ons,addi t i ons,andcancel at i onsofbi dsandbi ddi ngpr i cescanbemadeunt i lt hecl osi ngdat e. *Thedat ai nt hi scat al oguei sf orr ef er ent i alpur posesonl y,andcancel at i onsofbi dsduet omi si nf or mat i onori nsuf f i ci ent i nf or mat i onwi l lnotbeaccept ed. *Thespeci f i edr et ur nenvel opest ake3t o4daysl ongert hanor di nar ypost .Keepi ngt hi si nmi nd,pl easemai lyourbi df or mi n assoonaspossi bl e. *I fyouar ef or ei gnt oJapanandt hi si syourf i r stt i met opar t i ci pat ei naKogi r ekaiauct i on,youar er equi r edt omakeadeposi t of30% ofyourbi ddi ngpr i cei nadvance.Wi t houtt hi sdeposi t ,yourbi dwi l lr emai ni nval i d.I fyouar eunsuccessf uli nyourbi d, youwi l lbef ul l yr ef unded. *Pl easebesur et or eadt het er msofagr eementatt heendoft hi scat al ogue.

( 2)Conf i r mat i on Pl easenot et hatwewi l lbeunabl et oi ssuenot esofconf i r mat i onr egar di ngbi df or mst hatar r i vel esst hant hr eedayspr i ort ot he cl osi ngdat e.

Uponr ecei vi ngyourf or m,wewi l lsendyouanot eofconf i r mat i on. Pl easer eadyournot eofconf i r mat i oncar ef ul l y. Al t er at i ons,addi t i ons,andcancel at i onsofbi dsandbi ddi ngpr i cescanbemadeunt i lt hecl osi ngdat e. *I fyoudonotr ecei veanot eofconf i r mat i on,pl easecont actKogi r ekai ,asi ti spossi bl et hatyourbi df or m hasnotr eachedus.

○Pr el i mi nar yi nspect i on Pr el i mi nar yi nspect i oni nKyot o *Wewi l lbeaccept i ngbi dsout si det hepr el i mi nar yi nspect i onper i odaswel l . Busi nesshour s:10: 00～ 17: 00 Cl osed:Sundaysandhol i days( However ,wewi l lbeopenont hesedaysdur i ngt hepr el i mi nar y i nspect i on. )Weacceptf axmessagesatal lhour s. Al lar t i cl esi nt hi scat al oguewi l lbeexhi bi t edatt hepr el i mi nar yi nspect i on,anoppor t uni t yt oexami net hecondi t i onand col orofar t i cl esi nper son. ( Al lar t i cl esshow var yi ngdegr eesofdamageandwearduet oagi ng. )

○Condi t i onRepor t Fort hosewhoar eunabl et opar t i ci pat ei nt hepr el i mi nar yi nspect i on,wepr ovi der epor t sont hecondi t i onofeachar t i cl ewi t h i magesofaspeci f i edar eaoft hear t i cl e.Wewi l lr espondt or equest sf orcondi t i onr epor t si nt heor deroft hei rar r i val . Dependi ngont henumberofr equest swer ecei ve,wemaynotbeabl et opr ovi deal lt her epor t sbef or et hecl osi ngdat e.

( 3)Bi dOpeni ng Det er mi nat i onofsuccessf ulbi dsandbi dder s Bi dswi l lbeopenedaf t ert hecl osi ngdat e.Thehi ghestbi df oreachar t i cl ewi l lbet hesuccessf ulbi d.I fmul t i pl ebi dder st i ef ort he r ekaiear l i est .Pr ocessi ngt hebi dswi l lt akesever al hi ghestbi d,t hear t i cl ewi l lbesol dt ot hebi dderwhosebi df or m ar r i vedatKogi days. hecl osi ngdat ewi l lbet hebi dder ’ sf i nalsubmi ssi on.Oncet hehi ghestbi dshavebeen Themostr ecentbi df or m senti nbyt swi l lnotbeper mi t t edt ochanget hei rbi ddi ngpr i ces. det er mi ned,bi dder *Bi dsr ecei vedaf t ert hecl osi ngdat ewi l lbeconsi der edi nval i d,r egar dl essofbi ddi ngpr i ce,i fabi df ort hear t i cl ehasal r eady fnobi dshavebeensubmi t t edt ot hear t i cl e,however ,t hear t i cl ewi l lbeputupf orar esal e( Pl easer ef ert ot he beenaccept ed.I descr i pt i onbel ow. )

( 4)Resul t s Ther esul t soft heauct i onwi l lbesentbyemai lorf axt oal lbi dder sr egar dl essoft hei rsuccess. ＜Commi ssi on＞ I naddi t i ont ot hehammerpr i ce,t hebuyerwi l lber equi r edt opayacommi ssi onatar at eof16. 5% of eachl otwhent hehammerpr i cei sl esst han1, 000, 000yen,and16. 5% upt o1, 000, 000yenand11% t her eaf t erofeachl otwhent henhammerpr i cei s1, 000, 000yenormor e. hecal cul at i oni sasbel ow. Forexampl e,whent hehammerpr i cei s1, 200, 000yen,t 1, 000, 000×16. 5%＋200, 000×11%=187, 000 Theabovecal cul at i onsdonoti ncl udeshi ppi ngf ees. ■Resal e Ar t i cl esf orwhi chnobi dshavebeenaccept edwi l lber esol datr eser vepr i cest ot hef i r stpaymentof f erwer ecei ve.

( 5)Payment Met hodsofpaymenti ncl udet hef ol l owi ng.Pl easebesur et omakeyourpaymentbyt hedeadl i ne. a.Cash *Pl easenot i f yusi nadvancebef or evi si t i ngusi nper son.

b.Post alTr ansf er *A post alt r ansf erf or m wi l lbeencl osedi nt her esul t s.Al lt r ansf erf eeswi l lbebor nebyus.( Conf i r mi ngpayment st akesabout4 r mi ngyourpayment . ) days.I fyouwi sht or ecei veyourar t i cl esooner ,pl easef axusar ecei ptconf i

c.BankTr ansf er *Anyensui ngt r ansf erf eeswi l lbebor nebyt hecust omer .Pl easedeposi tnecessar yamounti nt ot heaccountspeci f i edi nt he r esul t s.

( 6)Del i ver y Ar t i cl esmaybeacqui r edaf t erpaymenthasbeenconf i r med. I fnomet hodofdel i ver yhasbeenspeci f i edont hebi df or m,wewi l lar r angef orauct i onedar t i cl est obepackagedandsent( usi ng met hodabel ow)about10daysaf t erwehaveconf i r medyourpayment .

a.Packagi ngandshi ppi ngbycour i erser vi ce *Shi ppi ngf eesmustbebor nebysuccessf ulbi dder s.( Pl easer ef ert ot heshi ppi ngf eechar tatt heendoft hi scat al ogue. )Your shi ppi ngbi l lwi l lbeencl osedwi t ht heauct i onedar t i cl e. char edi f f i cul tt oshi p,pl easecont actust or ecei veaquot at i onoft heshi ppi ngcost s. Regar di ngar t i cl eswhi *Shi pment sout si deJapanwi l lbemadeaf t erbi dder shaveconf i r medandagr eedt ot hewr i t t enquot at i onofshi ppi ngf eeswe sendt hem.

b.Ret r i eval *Pl easenot i f yusi nadvancebef or evi si t i ngusi nper son. t i cl esar eal soper mi t t ed. Ont hespotexchangesofcashandauct i onedar I fyouhavemadeyourpaymenti nadvance,however ,pl easebr i ngt her ecei pt .

Thet er m ofar t i cl edel i ver yi sl i mi t edt o30daysaf t ert hebi ddeadl i ne. Af t ert hi st er m,st or ageofar t i cl eswi l lcost¥300perdayperar t i cl e.

Forf ur t herdet ai l sont heauct i on,pl easecont actourof f i ce: Tel :0752548851 Emai l :of f i ce@kogi r ekai . co. j p

入札オークション規約購入（入札）責任はお客様にあり、落札後のキャンセルには落札価格の三割を負担いただくことになります。ご注意ください。この運営規約は、総則及びAからCまでの細則からなる。細則のAはカタログ及び下見会について、Bは入札について、Cは出品についての関連項目にあたる。

総則 ①規約は常に最新カタログに記載された日本語版を最優先し、再販にも準用する。 ②出品者は出品受付、購入者は入札を完了した段階で、無条件にこの運営規約を了承したものとする。 ③オークションの実施にあたり、紛争が生じた時はすべて京都地方裁判所を管轄裁判所とする。 ④すべての権限は株式会社古裂會（以下当社）に帰属する。

細則 A カタログ及び下見会 ①カタログは写真・記事及び最低価格からなり、有償で販売する。（含消費税、要送料） ②記事は品番、品名、数量、寸法などを明示する。 ③時代などの鑑定と記事は、入札の目安として記すもので、当社の現時点における理解と判断を示しており、鑑定基準としては不備・不完全であって、保証基準としては機能しない。記事中の錯誤や誤謬によって問題が生じても賠償等の責任は負わない。著しい錯誤は機会を待って訂正する。出品者と当社の見解に決定的な相違があり、出品者の見解を優先したときはマーク( 出) を印す。 ④カタログ掲載データは入札の目安として記すものであり、不備等を理由とする入札の取消しや落札後の損傷などに関わるクレームは一切受付けない。又、時計等機械類の作動等に関して当社は確認および保証はしない。 ⑤傷・シミ等のコンディションについては、下見会での入札者による実見と確認を原則とする。補助手段として電話での問い合わせ等によるコンディションレポートを受付ける。 ⑥コンディションレポートの請求は所定期間内とする。 ⑦公開下見会を所定日に開催する。 B 入札 ①入札者は、入札までに必要事項を確認のうえ公的な身分証（免許証、保険証、パスポートなど）、残高証明を提出し、住所、氏名を登録する。当社は、参加希望者、登録者に対し、運営に支障をきたすと判断した場合は、参加希望者、登録者の了承なく参加登録を拒否および取り消す事ができる。 ②入札には、所定の入札用紙と入札用封筒を用い、希望品の品番及び希望購入価格を記入する。入札方法は持参・郵送・FAXとする。入札の番号と品名が異なっていた場合、いずれを優先するか弊社が判断する。 ③最低価格未満での入札は無効扱いとする。 ④海外の新規参加者は入札締切日までに入札総額の30%を保証金として当社に預託する。開札後、当社は速やかに返金するものとし、申し出があれば落札総額と相殺する。保証金預託のなき場合、入札を無効とする。 ⑤開札後の不落札品に対する最低価格未満での交渉及び落札者に対する他者からの売却等の斡旋は受付けない。 ⑥限度額の設定は、支払限度額を用紙の限度額欄に記入し、複数の希望品の購入を限度額内に制限する。各品の優先順位が明示（枠外に記入）されていない場合、いずれを落札とするかは当社が判断する。 ⑦ロット入札は、同類品を一括購入するための入札方法で、事前相談を必要条件とし、設定欄に総額を記入し、入札総額の範囲内で落札または不落札を決定する。個別入札の総額と同額の場合には、ロット入札を優先する。 ⑧入札受付は、カタログ発行とともに開始し、所定の締切日時までとする。郵送による入札は締切日時までに到着したものを有効とし、FAXもこれに準ずる。 ⑨入札取消及び価格変更は、締切日時まで可能で、変更された日時が最終受付となる。 ⑩開札は、受付締切とともに着手し、各品目別に最高値に落札する。落札価格の決定後、入札者には郵送にて結果を報告し、二番札以下の入札者にも同じく報告する。入札者との確認遅延がおきた場合、適宜に対応を進める。非公開開札。 ⑪各作品につき、落札金額には、入札総額で算出する料率に応じた落札手数料と手数料に対する消費税が加算される。 ⑫落札金額は、各入札者への個別報告のほか、次号誌上に掲載する。 ⑬最高値の入札が複数の場合、受付の順番の早い方を優先する。郵送・FAX入札の受付時間は当社への到着日時とする。 ⑭落札決定後に解約（キャンセル）することは出来ないが、決済遅延を含め、現実的にトラブルが発生した場合、キャンセル手続き可能な期間内に限り、キャンセル料で対処する。キャンセル料は落札価格の30%。（キャンセル料の 50%は、出品者への支払いとする）話合いによる解決が困難な場合は、京都地方裁判所を管轄裁判所として法的処置によって処理する。訴訟費用等はすべて落札者が負担。以後の取引は停止する。 ⑮落札者が負担したキャンセル料は、順次出品者へ支払われる。但し、回収不能の場合には支払われない。 ⑯決済は、開札日から二週間を目安として指定日以内に、現金もしくは所定の金融機関への払込みとする。支払い期間をすぎても清算が行われず、キャンセル手続きが完了しない場合、支払い総額に対して1日あたり0. 1％の金利を請求する。 ⑰美術館その他の公共機関等で、規約の定める期間以上の支払い猶予期間を希望される場合、事前に相談のこと。 ⑱キャンセルが発生した場合、二番札の方に買取権利が移行し、二番札の数字が最終的な落札価格となる。 ⑲清算が済み次第、落札者は荷物を搬出する。落札者の希望によっては、当社が落札

品の梱包、発送等の業務を代行する。梱包料を別途請求する。また、送料、搬出保険料は買主側の負担。梱包を専門業者に委託する場合（割れ物、規定外寸法・重量品など）も、費用はすべて落札者の負担とする。入札締切一ヶ月後より、弊社保管の場合は１作品につき１日あたり300円の保管料を請求する。 ⑳海外からの落札の場合も、古裂會事務所における現金引渡しを原則とし配送規定は⑲に準ずる。 21 出品者への清算が完了した後は、いかなる種類のクレームにも応じない。 ○ 22 入札締切後の郵便等での遅延入札について、該当品が既に落札されている ○ ものは、その金額にかかわらず無効扱い、不落札の場合は先着順・最低価格での入札（再販）とする。オークション終了後は、不落札品を先着順・最低価格にて指定期日まで販売する。 23 再販の入金締切は購入決定より10日後とする。購入決定後のキャンセルは ○ 落札価格の30%のキャンセル料が発生する。 24 入札結果の問合せは、締切後の3日間は受付けない。 ○ 25 ワシントン条約で保護されている動物を使用した作品は海外に輸出できな ○ い。（象牙・珊瑚・鰐皮等） 26 落札品のうち配送困難な作品( 大型品・重量物) は落札者自身の配送手配を原 ○ 則とする。当社での配送手配を希望する場合は、落札者より依頼を受けた時点で見積りを取り、落札者へ提示する。 C 出品 ①当社が取扱を認めた物はすべて受付けられ、出品される。相談無料。出品の可否は受付時点での弊社判断基準に従うものとし、経験則、その他諸事情により変動する。過去弊社にて取り扱った作品であっても出品を辞退する場合がある。 ②出品には身元・現住所確認のため、公的な身分証（免許証、保険証、パスポートなど）の提示を求める。当社は、参加希望者、登録者に対し、運営に支障をきたすと判断した場合は、参加希望者、登録者の了承なく参加登録を拒否および取り消す事ができる。 ③品物の最低価格は、一点又は一口を五万円以上とし、品物によっては出品をお断りする。評価の相談可。 ④カタログ発行後にも弊社の判断による出品停止がある。その際は写真掲載料は弊社負担とし、その他の出品経費は出品者負担とする。 ⑤品物には最低売却価格にあたる最低価格を設定し、表示する。最低価格の決定は出品者と当社の合議による。 ⑥弊社で購入された作品においても、その後の見解の変更等によって、出品をお断りすることがある。 ⑦写真掲載料金は、掲載費用一覧に記載。出品諸経費参照。 ⑧当社が撮影した写真類の版権及び使用権は、オークション終了後も当社に帰属する。 ⑨写真掲載（カット数・サイズ）について出品者より指定があり当社が採用した場合、落札・不落札に関わらず掲載料を全額請求する。 ⑩出品手数料と手数料に対する消費税を請求する。 ⑪落札結果は書面で中間報告し、買主からの入金をもって正式な落札報告書を作製する。 ⑫清算は三十日後を目安とした規定日。但し、買主からの入金が遅れた場合、入金後の清算とする。 ⑬保管中の盗難及び火災などの過失破損による損害は、最低価格の0. 5％を掛金とした損害保険金を出品者が負担してカバーする。但し損害賠償は通例の保証範囲とするほか、5万円以下は免責扱いとし、最低価格（落札価格）の80％を限度に保証する。地震、落雷などの天災は含まれず、契約条項の定める賠償約款が優先する。保管中の無過失損傷（気候変動・室内環境・温度・湿度に帰因する損傷）については無賠償を原則とする。ただし、完全に破損した場合に限って、最低価格の5％を上限として対処する。最低価格の合議決定前の損害賠償額は5万円を上限とする。 ⑭上記保険には、出品受付前の搬送中の事故は含まれない。 ⑮保管資材（紙・木箱）の費用、鑑定機関への鑑定費用、大型品および重量品の追加費用など、出品者の負担とする。別途資料参照。 ⑯不落札品は、一定の猶予期間を経て返却。返却費用は出品者負担。出品精算日一ヶ月後より、倉庫業者に管理を委託し、一作品300円/ 日の有償となる。保管中のコンディションの変化や破損に伴う損害は補償外。保管料が発生した時点から二ヶ月が経過した場合は、保管作品の処分が弊社に一任される。 ⑰出品受付書の発行を以て正式な出品契約が完了となり、契約完了後の出品者都合による出品中止や価格変更には出品取り下げ料が発生する。出品取り下げ料は最低価格×30％で計算し、カタログ発行後は30％の取り下げ料と写真掲載料・カット料・保険料・保管資材料などの出品経費を出品者が負担する。 ⑱出品及び返品時の弊社の車両による移動・運搬中は、無保険・無保証とする。特に保険を必要とされる場合、出品者が個々に保険等を設定するものとする。 ⑲預かり品到着後についても弊社施設間（公道上）の移動・運搬中は、無保険・無保証とする。

Ko g i r e k a iAu c t i o nTe r mso fAg r e e me n t Pl e a s en o t et h a ta l ls u c c e s s f u lb i d d e r sa r er e s p o n s i b l ef o rp a y i n g t h eh a mme rp r i c ea n dwi l lb ec h a r g e d3 0 %o ft h e i rh a mme r p r i c ei nt h ec a s eo fc a n c e l a t i o n . Gener alCl ause

TheKogi r ekaiauct i ont er msofmanagementconsi stofagener al cl auseanddet ai l edcl ausesA,B andC. ncat al oguesandpr el i mi nar y Cl ausesA,B andC eachconcer i vel y. i nspect i ons,ent er i ngbi dsandl i st i ngar t i cl esr espect

ent er i ngt hei rbudgeti nt her el evantcol umnont hebi df or m.I fno pr i or i t ysequencei scl ar i f i ed( Pl easenumbert hear t i cl esout si deof t hef r amet ocl ar i f yt hepr i or i t ysequence. ) ,andt het ot alpr i ceof successf ulbi dsexceedst heent er edl i mi t ,Kogi r ekaiwi l lar bi t r ar i l y deci dewhi chsuccessf ulbi dst oputt hr ough. 7.Lotbi ddi ng,amet hodofbi ddi ngf orsi mi l ari t emscol l ect i vel y, r equi r esconsul t at i oni nadvance.I nor dert omakeal otbi d,ent er t het ot albi ddi ngpr i ceont hef or m.I ft het ot albi ddi ngpr i ceofal ot bi dderi st hesameast het ot alofal lhi ghesti ndi vi dualbi dsf ort he col l ect i onofi t ems,t hel otbi ddershal lover r ul et hei ndi vi dual Det ai l edCl ause bi dder s. A.Cat al oguesandpr el i mi nar yi nspect i ons 8.Bi dswi l lbeaccept edf r om t hedat et hecat al oguei si ssuedunt i l 1.Kogi r ekaiauct i oncat al oguescont ai ni ngphot os,descr i pt i ons t hespeci f i edt i meoft hecl osi ngdat e.Bi df or mssubmi t t edbypost andt her eser vepr i ceofar t i cl esputupf orauct i oncanbeacqui r ed orf axwi l lbeef f ect i veonl yi ft heyr eachKogi r ekaibyt hespeci f i ed f oraf eei ncl udi ngconsumpt i ont axandshi ppi ng. t i meoft hecl osi ngdat e. 2.Descr i pt i onsi nt hecat al oguei ncl udesuchi nf or mat i onast he 9.Al t er at i ons,addi t i ons,andcancel at i onsofbi dsandbi ddi ng r egi st r at i onnumber ,t i t l e,quant i t yandmeasur ement sofar t i cl esput pr i cescanbemadeunt i lt hecl osi ngdat e.Themostr ecentbi df or m upf orauct i on. senti nbef or et hecl osi ngdat ewi l lbet hebi dder ’ sf i nalsubmi ssi on. 3.Al ldescr i pt i onsofar t i cl es,aswel lasassessment sr egar di ngt he 10.Thebi dswi l lbeopenedi mmedi at el yaf t ert hecl osi ngdat e,and t i meoft hei rcr eat i onar ei nt er pr et at i onsmadebyKogi r ekaiatt he eachar t i cl ewi l lbesol dt ot hehi ghestbi dder .Af t ert hesuccessf ul t i meofr egi st r at i onandar ef orr ef er ent i alpur posesonl y.Theyar e bi dder shavebeendet er mi ned,t her esul t soft heauct i onwi l lbe notguar ant eedandar ei nsuf f i ci entasadef i ni t ebasi sf or sentt oal lbi dder s.I nt hecaseofdel ayedcont actwi t ht he j udgment .Kogi r ekaiwi l lnotcompensat eorbearr esponsi bi l i t yf or successf ulbi dder ,wewi l lr espondappr opr i at el y.Thebi dopeni ng anyi ssueswhi chmayar i seduet oer r oneousdescr i pt i onsi nt he pr ocesswi l lnotbeopent ot hepubl i c. auct i oncat al ogue.Wewi l l ,however ,cor r ectanynot i ceabl eer r or s 11.Foreachauct i onedar t i cl e,successf ulbi dder swi l lber equi r ed upondi scover y.I ft her ei sacl eardi scr epancyi nopi ni onbet ween t opayacommi ssi onf eewhi chper cent agedependsont het ot albi d usandasel l err egar di nganar t i cl eandt hel at t eropi ni oni sappl i ed pr i ce,andconsumpt i ont axont hecommi ssi oni naddi t i ont ot hei r i nt hecat al oguedescr i pt i on,wewi l li ndi cat et hati tr ef l ect st he hammerpr i ce. sel l er ’ sst anceatt heendoft hedescr i pt i on. 12.Hammerpr i ceswi l lbesentt oal lbi dder sandpubl i shedi nt he 4.Thedat ai nt hi scat al oguei sf orr ef er ent i alpur posesonl y,and nextKogi r ekaiauct i oncat al ogue. cancel at i onsofbi dsduet omi si nf or mat i onori nsuf f i ci ent 13.I fmul t i pl ebi dder st i ef ort hehi ghestbi d,t hear t i cl ewi l lbesol d i nf or mat i onandcompl ai nt saboutdamagedar t i cl eswi l lnotbe t ot hebi dderwhosef or m ar r i vedatKogi r ekaiear l i est . accept edoncet hesuccessf ulbi dder shavebeendet er mi ned.Al so, 14.Nosuccessf ulbi dmaybecancel edaf t ert hecl osi ngdat e. pl easenot et hatKogi r ekaidoesnotconf i r m orguar ant eet he Del ayedpayment sandot hersuchpr obl ems,however ,wi l lbe mechani calper f or manceofmachi ner ysuchaswat ches. r esol vedwi t hi naspeci f i edper i odbychar gi ngt hebi ddera 5.I ti suponbi dder st oconf i r m scr at ches,st ai nsandot herdamage cancel at i onf eeof30% oft hei rhammerpr i ce.( 50% oft he ofar t i cl esi nper sonatt hepr el i mi nar yi nspect i on.Asanauxi l i ar y cancel l at i onf eewi l li nt ur nbepai dt ot hesel l er . )I fagr eement means,however ,wer espondt or equest sf orcondi t i onr epor t sby cannotber eachedt hr oughnegot i at i on,t hemat t erwi l lbesubj ect phone. t ot hel egalpr oceedi ngsoft heKyot oDi st r i ctCour t .Al ll egal 6.Wepr ovi decondi t i onr epor t sonl ydur i ngt hespeci f i edper i od. expensesmustbebor nebyt hebi dder .Kogi r ekaiwi l lnotdo 7.Publ i cpr el i mi nar yi nspect i onswi l lbehel ddur i ngt hespeci f i ed busi nesswi t hsuchbi dder st her eaf t er . per i od. 15.50% oft hecancel l at i onf eewi l lbepai dt ot hesel l er ,unl ess Kogi r ekaii sunabl et ocol l ectt hef eef r om t hebi dder . B.Ent er i ngbi ds 16.Payment smustbemadewi t hi nt hedeadl i net hr oughcashor 1.Bef or eent er i ngabi d,bi dder sar er equi r edt or egi st ert hei rname deposi t si nt oaspeci f i edbankaccount .Unl esst henecessar y andaddr essandsubmi tt hei rbankcer t i f i cat eal ongwi t hcopi esof cancel at i onpr ocedur ehasbeencompl et ed,bi dder swi l lber equi r ed of f i ci ali dent i f i cat i ondocument s( suchast hei rdr i ver ’ sl i cense, t opayani nt er estr at eof0. 1% oft hei rt ot alpaymentf orever yday heal t hi nsur ancecar dorpasspor t ) .Pl easebesur et or eadt he t heyar el at ei nmaki ngt hei rpayment . bi ddi ngr equi r ement scar ef ul l y.Kogi r ekair eser vest her i ghtt o 17.Wear eopent or equest sf r om publ i ci nst i t ut i onssuchasar t r ef useorcancelt her egi st r at i onofabi dderwhoseappl i cat i on museumst hatwi sht oext endt hei rpaymentdeadl i nebef or ehand. Kogi r ekaibel i evesmayobst r uctt heoper at i onoft heauct i on. 18.I fasuccessf ulbi ddercancel st hei rbi d,t hear t i cl ewi l lbesol dt o 2.I nor dert oent erabi d,ent ert her egi st r at i onnumberoft hear t i cl e t hesecondhi ghestbi dderatt hebi ddi ngpr i cet heysubmi t t ed. youwi sht opur chaseandyourdesi r edbi ddi ngpr i ceont he 19.Assoonaspaymentf orauct i onedar t i cl eshasbeenconf i r med, speci f i edbi df or m.Bi dsmaybesubmi t t edbypost( Pl easeuset he successf ulbi dder smaycol l ectt hei rar t i cl es.Uponr equest ,wewi l l speci f i edenvel ope. ) ,f axori nper son.I ft het i t l eandnumberofan al sot akeont hepr ocedur eofpackagi ngandshi ppi ngauct i oned i t em ent er edonabi df or m donotcor r espond,Kogi r ekaiwi l ldeci de ar t i cl esatKogi r ekai .I nt hi scase,bi dder swi l lbechar geda whi cht oputt hr oughwi t houtconsul t i ngt hebi dder . packagi ngf eeandmustbearal lshi ppi ngf eesandpr emi umst hat 3.Bi dsl owert hant her eser vepr i cewi l lbei nef f ect i ve. ensue.Si mi l ar l y,bi dder swhocommi ssi ont hepackagi ngofan 4.I fyouar ef or ei gnt oJapanandt hi si syourf i r stt i met o ar t i cl e( i ncl udi ngbr eakabl esandnonst andar dsi zeobj ect s)t oa par t i ci pat ei naKogi r ekaiauct i on,youar er equi r edt omakea shi ppi ngcompanywi l lber equi r edt obearal lcost s.Onemont h deposi tof30% ofyourbi ddi ngpr i cebyt hecl osi ngdat e.Wi t hout af t ert hepaymentdeadl i ne,st or ageofar t i cl eswi l lcost¥300per t hi sdeposi t ,yourbi dwi l lr emai ni nval i d.Af t ert heopeni ngoft he dayperar t i cl e. bi ds,youwi l lr ecei veaf ul l ,pr omptr ef und.Uponr equest ,however , 20.Asar ul e,bi dder sout si deofJapanwi l lber equi r edt omake t hedeposi tmayber et ai nedl eavi ngsuccessf ulbi dder st obe t hei rpayment si ncasht ot heKogi r ekaiof f i ce,andsect i on19 char gedt her emai ni ng70% oft hei rbi ddi ngpr i ce. abovewi l lbeappl i edt ot heshi ppi ngofar t i cl esout si deJapanas 5.Kogi r ekaidoesnotacceptnegot i at i onst osel lunsol dar t i cl es wel l . bel ow t her eser vepr i ce.Nei t herwi l lwer espondt or equest st o 21.Kogi r ekaiwi l lnotr espondt oanycompl ai nt soncepayment s medi at ebet weensel l er sandsuccessf ulbi dder s. havebeenmadet ot hesel l er . 6.Bi dder shavet heopt i onofl i mi t i ngt hei rt ot albi ddi ngpr i ceby 22.Bi dsr ecei vedaf t ert hecl osi ngdat ewi l lbeconsi der edi nval i d, 1.Al lKogi r ekaiauct i onsandr esal eshal lbecar r i edoutaccor di ng t ot heJapaneset er msofagr eementpubl i shedi nt hemostr ecent Kogi r ekaicat al ogue. 2.Uponr egi st er i ngar t i cl esorent er i ngabi d,sel l er sandbi dder swi l l bevi ewedashavi ngacknowl edgedt het er msofagr eement . 3.Anydi sput eswhi chmayar i sef r om aKogi r ekaiauct i onshal lbe subj ectt ot hej ur i sdi ct i onoft heKyot oDi st r i ctCour t . 4.Al lr i ght sar er eser vedbyKogi r ekaiCo. ,Lt d.

r egar dl essoft hebi ddi ngpr i ce,i fabi df ort hear t i cl ehasal r eady beenaccept ed.I fnobi dhasbeenaccept edf ort hear t i cl e,however , t hear t i cl ewi l lber esol datt her eser vepr i cet ot hef i r stpayment of f erwer ecei ve.Unsol dar t i cl eswi l lbeputupf orr esal eunt i la speci f i eddat eaf t ert heauct i on. 23.Payment sf orr esol dar t i cl esmustbemadewi t hi n10daysaf t er pur chasehasbeendet er mi ned.Bi dder swhocancelt hei rpur chase af t erar esal et ot hem hasbeendet er mi nedwi l lbechar geda cancel at i onf eeof30% oft her eser vepr i ce. 24.Wewi l lnotr espondt oi nqui r i esr egar di ngt heauct i onr esul t s f ort hr eedaysaf t ert hecl osi ngdat e. 25.Ar t i cl eswi t hpar t smadeofani mal spr ot ect edbyt he Washi ngt onConvent i on( suchasi vor y,cor al ,cr ocodi l eand al l i gat orski n)cannotbeshi ppedout si deofJapan. 26.Asar ul e,wer equestt hatbi dder sar r angef ort heshi ppi ngof ar t i cl esdi f f i cul tt oshi pt hemsel ves( Forexampl e,over si z edor heavyar t i cl es) .Uponr equestofbi dder swhowi shKogi r ekait o packageandshi pt hei rar t i cl es,Kogi r ekaiwi l lpr ovi deawr i t t en quot at i onofal lensui ngcost s.

msoft hei nsur ancepol i cy i ssueswi l lbeset t l edaccor di ngt ot het er empl oyed.Kogi r ekaiwi l lnotcompensat ear t i cl esdamagedby condi t i onsf orwhi chwebearnor esponsi bi l i t y( changesi nweat her , i ndoorenvi r onment ,t emper at ur e,humi di t yandsoon)unl esst he ar t i cl ei scompl et el ydest r oyed,i nwhi chcaset hesel l erwi l lr ecei ve upt o5% oft her eser vepr i ce.I fanar t i cl ei sdest r oyedbef or ea r eser vepr i cehasbeenagr eedupon,t hesel l erwi l lr ecei veupt o ¥50, 000i ncompensat i on. 14.Thei nsur anceandcompensat i oni nabovecl ause13doesnot coverdamagei nf l i ct edonunl i st edar t i cl esdur i ngshi ppi ng. 15.Al lpackagi ngmat er i al s( paper ,woodenboxes)andeval uat i ons ofar t i cl esbyanappr ai sermustbepai df orbyt hesel l er .Forf ur t her i nf or mat i on,pl easer ef ert ooursepar at edocumentonpackagi ng mat er i al sandexpenses. 16.Unsol dar t i cl eswi l lber et ur nedt osel l er saf t eracer t ai namount oft i me.Thesel l ermustbearal lshi ppi ngf eest ohaveunsol d ar t i cl esr et ur ned. 17.Thecont r actcomesi nt of or ceaf t er5daysofl i st i ng conf i r mat i onf or mi spubl i shed.Anycancel at i onsbysel l er saf t er l i st i ngconf i r mat i onf or mi spubl i shedwi l lbechar gedapenal t y. Sel l er swhocancelt hel i st i ngofanar t i cl epr i ort ot hepubl i cat i onof C.Li st i ngAr t i cl es t hecat al oguewi l lbechar gedapenal t yof30% t 1.Al li t emst hatf ol l ow Kogi r ekaist andar dsshal lbel i st edandput her eser vepr i ce.I f upf orauct i on.Wepr ovi def r eeconsul t at i on.Thecr i t t hel i st i ngofanar t i cl ei scancel edaf t erpubl i cat i on,t hesel l erwi l l er i aassessi ng bechar t hesui t abi l i t yofi t emsf ort heKogi r ekaiauct i onr ef l ectt hecur r ent gedvar i ousexpensesi ncl udi ngt hel i st i ngf ee,phot ogr aphy st anceofKogi r ekaiandar f ee,i nsur ance,packi ngmat er i al sandpenal el i abl et ochangebasedonour t yof30% t her eser ve j udgmentf r om pastexper i encesandot herci r cumst ances.Even pr i ce. ar t i cl esbei ngt r anspor t edi nKogi r ekaivehi cl esar euni nsur ed. t i cl est hatwer esol di npr evi ousKogi r ekaiauct i onsmaynol onger 18.Ar Sel qual i f y. l er swhof eelt heneedt oi nsur et hei rar t i cl esshoul dmake 2.I nor dert oputani t em upf ar r angement sper sonal l y. orauct i on,sel l er sar er equi r edt o t i cl esst or edbyKogi pr esentof f i ci ali dent i f i cat i ondocument s( suchasadr i ver ’ sl i cense, 19.Ar r ekaiar euni nsur edwhi l ebei ng heal t hi nsur ancecar dorpasspor t ) .Kogi r ekair eser vest her i ghtt o t r anspor t edbet weenourf aci l i t i esusi ngpubl i cr oads. r ef useorcancelt her egi st r at i onofasel l erwhoseappl i cat i on Kogi r ekaibel i evesmayobst r uctt heoper at i onoft heauct i on. 3.Ther eser vepr i ceofeachar t i cl emustbenol owert han¥50, 000, andt hel i st i ngofcer t ai nar t i cl esmaybedeni ed.Wear eopent o consul t at i onr egar di ngt her eser vepr i ce. 4.Kogi r ekaimaycancelt hel i st i ngofanar t i cl eaf t ert hepubl i cat i on oft hecat al ogue.I nt hi scase,t hesel l ermustbearal lexpenses exceptf orl i st i ngf ees,whi chwi l lbebor nebyKogi r ekai . 5.Reser vepr i ces( mi ni mum desi r edsel l i ngpr i ces)mustbedeci ded byKogi r ekaiandsel l er st hr oughdi scussi onandpr i nt edi nt he auct i oncat al ogue. 6.Evenar t i cl est hatwer esol di npr evi ousKogi r ekaiauct i onsmay nol ongerqual i f yf orauct i on,dependi ngont hecur r entr egul at i ons. 7.Forf ur t heri nf or mat i ononl i st i ngpr i ces,pl easer ef ert oour separ at edocumentont hesubj ect . 8.Kogi r ekair eser vest hecopyr i ghtandusager i ght sr egar di ngal l phot ost akenbyKogi r ekaievenaf t ert heauct i on. 9.I fasel l er smakesanyr equest sr egar di ngt hephot osoft hei r ar t i cl es( si z e,t henumberofshot st aken,et c. )andKogi r ekai obl i ges,t heywi l lbechar gedt hef ul ll i st i ngf ee,r egar dl essof whet hert heyar esuccessf uli nsel l i ngt hei rar t i cl eornot . 10.Thesel l erwi l lber equi r edt opayacommi ssi onatar at eof 16. 5% ofeachl otwhent hesel l i ngpr i cei sl esst han100, 000yen, and11% ofeachl otwhent hesel l i ngpr i cei s100, 000yenormor e. 11.Sel l er swi l lbei nf or medoft heauct i onr esul t sbyani nt er i m r epor t ,t obef ol l owedbyanof f i ci alr epor toncebi dder s’payment s havebeenconf i r med. 12.Sel l er swi l lbepai dwi t hi n30daysaf t ert hesuccessf ulbi dder hasbeendet er mi ned.I ft hebi dderi sl at ei nmaki ngt hei rpayment , sel l er swi l lr ecei vepaymentonl yaf t ert hebi dder ’ spaymenthas beenconf i r med. 13.I far t i cl esar edamagedorl osti nacci dent ssuchasf i r eort hef t whi l eunderourcar e,t hesel l erwi l lcovert hedamagebypayi ngan i nsur ancepr emi um of0. 5% t her eser vepr i ce.Whi l eot herdamage wi l lbecover edbyst andar di nsur ance,Kogi r ekaiwi l lbeexempt f r om payment sof¥50, 000orl ess,andnomor et han80% oft he r eser vepr i cewi l lbei nsur ed.Damagecausedbyear t hquakes, t hunder st or msandot hernat ur aldi sast er swi l lnotbei nsur ed.Any

下見会会場風景

古裂會では、随時出品を受け付けております。手放された作品は、お送りするカタログという形で遺していただけ、整理や終活としてもご好評いただいております。まずはお気軽にお問合せください。 TEL：075-254-8851（10:00 ∼ 17:00 日祝休み）

今後の開催予定と出品締切日 119回（7月下見会）4月中旬 120回（9月下見会）6月中旬

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