【映画】
荻上直子監督、最新映画『波紋』に自信「一番面白くできた」「邪悪なところ全部詰めた」

(左から)キムラ緑子、磯村勇斗、筒井真理子、木野花、荻上直子監督 (C)ORICON NewS inc.


 映画監督の荻上直子氏が15日、都内で行われた映画『波紋』(26日公開)プレミア上映会舞台あいさつに登壇。今作について「自分の中の邪悪なところを全部詰めました」と明かした。



【写真】筒井真理子&キムラ緑子に挟まれ照れ笑いする磯村勇斗



 同作は、自分ではどうにもできない辛苦に見舞われ、湧き起こる黒い感情を、宗教にすがり、必死に理性で押さえつけようとしてきた主人公・須藤依子が波紋を起こす絶望エンタテインメント。現代社会に染み付いているさまざまな社会問題を笑い飛ばす、ブラックユーモアにあふれた作品となっている。



 今作の自己評価について問われた荻上監督は「『かもめ食堂』以来、すごい良い人、料理が上手い人と勘違いされていたんです」と苦笑い。「本当は意地悪で嫌なところ、邪悪なところがいっぱいある。それを全部詰めて映画を作りました」と語った。



 続けて荻上監督は「(今までで)1番面白くできたと思っています。出演者のおかげで」と感謝。主演の筒井真理子(62)は「『絶望を笑え』というキャッチコピーが絶妙。ずっと我慢している女性にも、男性にもご覧いただきたい」とアピールした。



 イベントには、磯村勇斗(30)、木野花(75)、キムラ緑子(61)も登壇した。

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