" /> 【エンタメ総合】鳳恵弥、演劇界の実状を訴え「仕事が枯渇した役者がいっぱいいる」


【エンタメ総合】
鳳恵弥、演劇界の実状を訴え「仕事が枯渇した役者がいっぱいいる」

演劇界の実状を訴えた鳳恵弥 (C)ORICON NewS inc.


 俳優・鳳恵弥、渡辺裕之らが3日、東京・ブディストホールで行われた舞台『シーボルト父子伝~蒼い目のサムライ~』の公開リハーサルに参加した。



【集合ショット】渡辺裕之、若井おさむらとともに登壇した鳳恵弥



 昨年初演された同作は、2023年に来航200年を迎えるフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの次男、ハインリッヒ・シーボルトを軸に、幕末明治の志士たちと共に奮闘した“蒼い目のサムライたち”の物語を描く。



 再びシーボルトを演じる渡辺は「より鮮やかに歴史的な史実、人間関係が分かる芝居になってます。前作と比べて驚くほど進化していて、自分が追いつくのがやっとの熱量です」と確かな手応えをにじませ、主演の鳳も「前回では到達できなかった先まで役を深堀りできたなと思っています」と胸を張る。



 座長として現場を牽引し、渡辺からも「頼もしい」と全幅の信頼を寄せられている鳳。コロナ禍で演劇界も大きく揺れ「演者の中には『これが一年ぶりの仕事。すごい感謝してます』と言ってくださった方もいて、その言葉にグッとくるものがありました。仕事が枯渇している役者さんがいっぱいいる」と、現場の実状を訴えると「この作品がそういう方たちが救われる現場になればいいな」と、本作への“責任感”をにじませる決意を語った。



 あす4日~9日まで同所で上演される同舞台は、総監修を木村ひさし、演出を中野敦之、音楽をパッパラー河合が担当し、キャストには竹若元博(バッファロー吾郎)、若井おさむら“演技派芸人”も並ぶ。渡辺は「バラエティーに富んだキャスティングで、本当に吉本興業に助けられてる(笑)」と白い歯を見せていた。

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