【町田啓太】好きなものを自由に食べて、心置きなく寝ることができる。それだけで幸せ

完璧な彼の意外な素顔

好きなものを自由に食べて、心おきなく寝ることができる。それだけで僕は幸せです。

「バリバリ働く女性」は昔から尊敬しています

「今回の作品はオリジナルストーリーなので、スタッフさんや共演者の方々と試行錯誤しながらつくり上げるのがとても楽しみです」と、最新の出演作への意気込みを語る町田啓太さんが、ドラマ『SUPER RICH』で演じるのは、主人公のキャリアウーマンを支える“忠犬系男子”である。

「主演の江口のりこさんは素晴らしいお芝居をされる方ですし、撮影現場での立ち居振る舞いも穏やかで、器の大きさをいつも感じてしまいます。本当に頼りになる方だし、今後いろいろと相談させてもらいたいな……って、無意識のうちに忠誠を誓っている部分があるので、役づくりには苦労しないような気がしています（笑）」

劇中では、登場人物が仕事や私生活で苦悩を抱えながらも「幸せのカタチ＝スーパーリッチ」を追い求める様子が描かれる。

「僕も中高生の頃は『リッチ＝お金持ち』という認識しかなかったけれど、俳優として働き始めてからは収入や地位がすべてではないことに気づいてきました。最近は、好きなものを自由に食べたり、心おきなく寝ることができるだけでスーパー幸せだったりします。劇中でも多様な幸せのカタチが出てくると思うので、視聴者の方々に新しい発見を届けることができたらうれしいですね」

町田さんには、実は私生活においても頭が上がらない女性がいる。

「忠誠心とは違うけれど、母親のことはすごく尊敬しています。仕事をしながら、僕を含む３人の子どもの世話や家事をすべてやってくれて。でも芯が強くて、僕らの前で弱さを見せることがなかったんです。それって、本当にすごいことだなと。今でも家庭菜園で育てた野菜を送ってくれて、僕の健康を支えてくれているし。やっぱり母親には敵わないですね」