美しいメイク、引き込まれるアティチュード。それはルッキズムではなく、無条件に私たちのモチベーションを上げ、向上心を促してくれるもの。憧れの10人が奏でる春メイクの協奏曲。今回は、夏帆さんの春メイクをお届け。
【夏帆】イエロー＆ピンクで清らかな春の顔
メイクの主役はまろやかなイエローとピンク。柔らかく透けさせながら色づけることで、表情に清らかさと春らしさをもたらした。
「意外とメイクの影響を受けやすい顔なので、今日みたいな軽やかさのある、私らしさが残るメイクが好きです。今までのセルフメイクは、しているかしてないかがわからないくらいの極薄でしたが、最近ちょっと“盛る”楽しさも覚えました。お洋服に合わせてラメシャドウをキラキラさせたり、青みのちょっと濃いめのピンクリップをアクセ感覚でつけてみたり。大人になったからこそ、そんなメイクに興味が湧きました」
柔らかさも強さも自在に表現できる
色とつやめきで清潔な光を宿す
ヌーディなのに確かな存在感を放つ
HOW TO MAKE-UP
EYE：【A】の（1）を上まぶた全体にぼかし、（2）をまぶたの中央にオン。（3）で目尻を囲むようにしっかりめにのせたら、目頭も“く”の字に囲む。【B】を上まぶたの目頭にチョンとのせる。ローズカラーのアイライナーで目尻を5mm延長する。澄んだイエローの目元をローズで締めて、春らしさと清らかさをアピール。
CHEEK：【B】を頬骨の高いところに横長にオン。
LIP：【C】を唇の中央に直塗りし、指で色を広げる。輪郭は曖昧に仕上げてソフトな雰囲気に。
「カラーメイクを楽しむときでも、“素”の私が透けて見えるような軽やかさは残しておきたい」（夏帆さん）
【PROFILE】
1991年6月30日生まれ。小学5年生でスカウトされ、モデルデビュー。13歳でドラマ主演を果たし、それ以降も「First Love 初恋」（Netflix）、「ブラッシュアップライフ」（日本テレビ）など話題作に次々と出演している。
撮影／菊地泰久（vale.／人物）、伊藤泰寛（静物） メイク／MICHIRU for yin and yang（3rd） ヘア／西村浩一（VOW-VOW） スタイリング／清水奈緒美 取材・文／中川知春
Edited by 鬼木 朋子
公開日：2023.03.29
この記事に登場したコスメ（3件）
