連載 VOCE特別インタビュー

【長谷川京子】「加齢とどう向き合うかは人それぞれ。受け入れてもいいし、全力で抗ってもいい」

公開日:2022.06.18

長谷川京子

ただ細いだけじゃない。女性らしい丸みを持つバスト、くびれたウエスト、適度なボリュームのあるキュッと上がったヒップ。その理想的なメリハリのあるカラダに加え、肌には透明感とハリが満ちている。この7月に44歳になるとは思えない美しさで、私たちを魅了する長谷川京子さん。短期連載第2回目となる今回は、その美しさの秘訣について。年齢との向き合い方、そして美しさを保つノウハウとは?

▼インタビュー第弾はこちら!
【長谷川京子】「日本の伸び代は女性が握っているんじゃないかな、と思うんです」

必要以上に怖がらず、心地いい状態で
“今”の自分の肌とカラダと向き合う

「まもなく、44歳になります。正直に言えば、年齢を重ねることなんて嬉しくはないですよ(笑)。まず体力が落ちるから無理が効かなくなるし、肌もカラダも一度コンディションが崩れると、元に戻すのが大変だし。ただ、嬉しくはないけど、歳を重ねることを怖いとは思っていません。20代の頃の肌やカラダでい続けたいとも思いませんね。今の気持ちに一番、ぴったりくる言葉は、“しょうがないよね”。加齢は誰にも等しく起こるものだから。
どんな風に加齢と向き合うか?は人それぞれでいいと思っています。何もせずにすべてを受け入れるでもいいし、逆に全力で抗ってもいい。価値観ですから、好きなようにすればいいんです。私自身はというと、そのどちらでもなく、心地いい状態をキープしたいだけ。シワやシミがたくさん出ないように自分の肌に合うお手入れもするし、カラダが弛まないように程よくトレーニングもする。あくまで、できる範囲で。
歳を取るのって嬉しくないなあと思う反面、今の年齢だからこそいろんなことが叶っているなとも思います。“ESS by”のランジェリーだってそう。10年前の私だったら、年齢を重ねたときにどんな変化がカラダに起こるのかがわからなかったし、年齢と経験はセットになってこそ説得力が出るのものなで、今の年齢だからこそ“ESS by”のコンセプトにも深みが出るし、大人の悩みや要望を反映した製品づくりができます。まわりに心配りをしたり、配慮したりする。それができる余裕が持てるのも、今の年齢だからなんですよね」

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“守りのケア”で肌荒れ防止!

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