連載 VOCE特別インタビュー

【長谷川京子】「日本の伸び代は女性が握っているんじゃないかな、と思うんです」

公開日:2022.06.17

長谷川京子さん

女優として息を呑むほどの美貌を披露したかと思えば、YouTubeでは子育てのリアルな現場を見せてくれたり。さらにバラエティ番組に出演すれば、率直な言葉で同年代の女性の気持ちを代弁する。そして一年前には、自身のランジェリーブランドをスタート。さまざまなステージで輝く彼女の魅力の理由に迫る。

母親なんだから、40代なんだから。
法律でもないクセに私たちを縛る
ルールから自由になりたかった

長谷川さんがプロデュースするランジェリーブランド、“ESS by”のブランドフィロソフィーは、“女性の自由と解放”。

「女性を応援したいというより、私自身も一緒に自由になっていきたいんです。40代になった今でも、いろんなものから解放されているという感覚が持てないし、自分を100%愛しているか?と聞かれたときに胸を張ってイエスとは言えないから。女性として生きているとまだまだ、母親なんだからとか、40代にもなって……とか、自由な生き方を制限するような圧力を折に触れて感じるじゃないですか。法律でもないのになぜ?とは思うけど確かにその圧力は存在しています。それに屈しないパワーを持つにはどうしたらいいのかな?って考えた時に、社会を変えるアクションも大事ですけど、まずは自分自身が充足して、自らを愛してあげないとなかなか自由にはなれない、と思ったんです。肌に直接触れる“ESS by”のランジェリーは、気持ちへの作用が色濃いもの。だからランジェリーを通して、女性が心地よく、そして自分自身を愛する一助になればいいなという願いを込めて作っています。もちろん、この“女性”には私自身も入っていますね」

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