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KissHug [aiko]

「KissHug」
収録シングル「KissHug」
収録アルバム「BABY」「まとめII」
収録DVD「LOVE LIKE POP add. vol.11.5(DECADE)」
 「LOVE LIKE ALOHA 3(DECADE)」
 「ウタウイヌ4」
 「LOVE LIKE POP vol.16(aiko 15th Anniversary Tour 「POPS」)」
 「LOVE LIKE ALOHA 5(ROCKとALOHA)」

その他「aikoのオールナイトニッポンぬるコムvol.2(「まとめII」特典ラジオ)」(ピアノバージョン)

aikoの曲を紹介するブログです。今回は「KissHug」を紹介します。

「KissHug」は王道のバラードでこれぞaikoという曲です。個人的にはaikoの魅力が一番発揮できるのはバラードだと思っていますが、特にこの「KissHug」と「えりあし」は小細工なしにストレートに作られていて、これを歌われたら何も言うことはないです。

ピアノ中心で静かに始まるイントロや、徐々に盛り上がりサビで爆発する感じや、すんなり耳に入ってくるメロディーや、好きな気持ちを伝える歌詞や・・・。
aikoの1つの集大成だと思います。

「友達だなんて一度も思った事はなかった」という始まりがとても良くて印象に残ります。友達だなんて思った事はなかった・・・つまり最初に出会ったときから好きだったということですね。この一言で女心の繊細なところを見事に表していると思います。彼と会ったりするようになってからも彼は主人公を友達としてしか思ってなかったのかな?とか、主人公も好きという気持ちを隠して会っていたのかな?なんてその後のことまで想像してしまいます。

サビに「夏髪が頬を切る」 という歌詞がありますが本当にaikoっぽいフレーズですね。決して普段使うことがない”夏髪”や”頬を切る”という言葉ですが、「夏髪が頬を切る」と歌われればなんとなくイメージが湧きます。このなんとなくというのが絶妙で、聴く人によって違うシーンが浮かんでくるはずです。こんな歌詞を書ける人はaiko以外に思いつきません。

僕は「あなたが好きだったの 今も今も・・・」という歌詞と「突然唇に触れた唇も」という歌詞が好きで、どちらも少しドキッとします。
あと大サビの「泣き顔」に入る前のリズムが変わるところもいいです。

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