世界放浪記 モロッコ

【Day6】エッサウィラからマラケシュへバス移動!賑やかで騒がしいジャマ・エル・フナ広場を歩く

2022年12月27日

 

*****2022.12.18(日)*****

 

地図

Google Mapsより

今日は、エッサウィラからマラケシュへバスで移動します。

約170kmの移動です。チケットは事前に予約しておきました。(95DH=約1,200円)

 

 

エッサウィラ

今回はSupratoursのバスを利用するので、メディナ(旧市街)前のSupratoursのバスターミナルへ。

 

エッサウィラ

9:15発のマラケシュ行きバスに乗ります。預け荷物は6DH(=約75円)。

みんな荷物を預ける時に係の人に何か渡してると思ったけど、あれはチップだったのね。うっかり渡しそびれました、ごめんよ。

あとで色々と調べてみたけど、モロッコにはチップ文化が深く根付いている。今後は気をつけねば。

 

バス

バスは定刻通りに出発。

 

写真では見にくいけど、なんか木の上にヤギが乗っかっていました。

どうやらヤギはアルガンという種類の木の実が好物らしく、その果肉を求めて木を登る習性があるらしいのですが……

調べてみたところ、さすがにこれは観光客の見せ物にするためのヤラセらしいですね。

モロッコは、ありとあらゆるものを売り物や見せ物にして金に換えようとする、商売魂の強い国だなぁと旅しながら思います。

 

モロッコバス

何もない荒野が続く。

モロッコの景色は、どこを切り取ってもスターウォーズなんかに出てきそうなSFやファンタジーの世界が広がっていて、非常に面白い。

 

モロッコ

しかし、こんなに土地をあり余しているなんて、なんと羨ましいこった。

アフリカの中ではGDPが高い国のモロッコですら、郊外はまだまだこんな感じ。

不毛な土地だからかもしれないけれど、何をつくるにしても土地があることって重要だからね。本当、アフリカってまだまだとてつもない可能性を秘めた場所だと思う。

 

マラケシュ

12時半にマラケシュに到着。所要時間は3時間ほどでした。

マラケシュのSupratoursバスターミナルは、マラケシュ駅の目の前にあります。

 

マラケシュ駅

マラケシュ駅

マラケシュ駅、驚くほど綺麗だった。中にマックもあるし、ぱっと見た感じ怪しい人もいなくて、治安はそれほど悪くなさそう。

海外では駅周辺の治安が悪いケースが多いので、かなり意外。驚きました。

 

マラケシュ地図

Google Mapsより

マラケシュやフェズなど、旧市街がある都市ではあるあるなのですが、駅から観光の中心となる旧市街まで、地味に距離があるんですよね。

毎回、バスターミナルや駅から宿までの移動をどうするべきか悩むのですが……

今回は昼間なので、歩いてみることに。

 

マラケシュ

マラケシュ

マラケシュの新市街(ゲリーズ)は、かなり整備されてて歩きやすかった。

 

マラケシュ

旧市街の城壁。この向こう側に、マラケシュのメディナが広がっています。

 

結局、総重量約20kgの荷物を背負い、45分くらい歩きました。しんどかった。

こりゃあ、次回からはタクシー利用も視野にいれなきゃな……

カサブランカで嫌な思いをしたので、極力タクシーは乗りたくないけど。

 

 

日没まで時間があったので、宿に荷物を置いてから旧市街を少し歩いてみることに。

 

マラケシュ

マラケシュ

細い路地の両側に、お店がみっしりと並んでいる。

同じような景色がずっと続くせいか、道なりに歩いているはずなのに迷いそうになる。

地球の歩き方の地図なんて、全く役に立たなかったよね。

 

マラケシュ

マラケシュ

マラケシュで最も賑やかなジャマ・エル・フナ広場へ到着。

噂通り、めちゃくちゃ騒がしい。

蛇使いの笛の音が常に爆音で鳴ってて、超絶うるさかった。

 

マラケシュ

人も多いし、客引きもすごい。歩いていると「チャイナ? ニホンジン?」って声をかけられる。とにかくやかましい。

 

ジャマ・エル・フナというのは、「死者たちの集会」を意味するんだって。ムラービト朝時代には公開処刑場だったため、この名がついたらしい。

 

マラケシュ

ジャマ・エル・フナ広場にあったツアーオフィスに立ち寄ってみる。

 

実はマラケシュのあと、サハラ砂漠の観光拠点となるメルズーガという街に自力で行こうと計画を立てていたのですが……

調べてみたところ、マラケシュ発の砂漠ツアーがたくさん出ていることを知り、値段も良心的だったので、現地ツアーを探してみようと思ったのです。

 

ツアーの説明をしてくれたのは、そんなに押しが強くない穏やかな兄ちゃん。

2泊3日、マラケシュ発・フェズ着のツアーで1,000DH(=約12,500円)だという。

事前にネットで調べていた感じ、相場は900DH(=約11,400円)くらい。ちょっと高いなと思って渋っていると……

 

兄ちゃん「いつ出発? 明日?」

私「いや、22日だけど」

兄ちゃん「ああ、明日じゃないのね。なら900DHでオッケーよ」

 

早割、あるんかい!

まあいいや、2泊の宿代とフェズまでの移動費も含めて900DHなら上々でしょ。

本当は何軒もツアー会社を渡り歩いて、安いツアーを探すなのべきですが……めんどくさいので、このツアーで決めちゃうことに。

 

ツアー内容を確認の上、その場でお金を支払っちゃいました。

しかし、またクレジットカードが使えなかった(正確には、クレジットカード支払いだと手数料が上乗せされるので、断りました)。

モロッコは現金社会なので、マジであっという間に現金が消えて無くなっていきます。

ATMで金を引き出すたびに手数料を取られるから、地味に痛い。

 

ペラペラのレシート1枚とツアー会社の連絡先をもらい、私の宿の場所を先方に伝えて、契約は完了。

あとは当日、ちゃんとツアー会社が私の宿までピックアップに来てくれることを祈るばかり。

 

マラケシュ

マラケシュを歩いていて思ったのですが、飯がそんなに安くないのよね。

タジン鍋で、相場が60DH〜(約750円〜)というのがほとんど。おそらく、観光地価格。

 

そんな中、ジャマ・エル・フナ広場近くの比較的安いレストランが集まるエリアで、安いタジン鍋を見つける。

 

マラケシュ

野菜タジン。パンもついて30DH(=約380円)。

安いし、野菜を取れるし、なかなか良いじゃないの。

これから毎日、この店に通うことになりそう。

 

マラケシュ

マラケシュ

最初のカサブランカであまり良い思いをしてこなかったので、モロッコを代表する大都市マラケシュ入りに、内心かなりビビってましたが……

スられそうな危ない感じもないし、それほど変な人もいない。想像していた何倍も雰囲気が良くて、正直ほっとしました。

 

 

とりあえず治安の確認ができたので、明日はガッツリ観光します。

 

 

※ 為替レートは、当時のもの。1円単位は丸めています。

 

 

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