懐かしギャルゲーレビュー

PS2中心にギャルゲーをプレイ。ネタバレしない程度に紹介。

iris(イリス)(PS2):レビュー

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機種:PS2
発売:2003/2/27
発売元:キッド

 あらすじ

中学3年の冬休み前、最後の登校日。
主人公の瀬戸原治樹は、幼馴染の末永さくらと、
ガールフレンドの御堂東雲(しののめ)に声をかけられます。
なんでも、明日から高校受験にそなえた「勉強会」がしたいとのこと。

このとき、治樹の気持ちは複雑でした。
幼馴染みといいつつも、最近はさくらとあまり話せておらず、
いつのまにか、二人の間で遠慮ムードが流れてしまっていたのです。
せっかくの勉強会で、気まずい思いをしたくはありません。

しかし悩んだ末に、治樹はこの誘いを受けることにしました。
勉強会が、さくらとの関係を変えていくきっかけになれば……
そんな期待もあったからです。

さてさて、中学最後の冬休み。
二人の仲はどうなっていくのでしょうか?

感想(良かった点)

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なんといっても、この絵がステキですよね。
私もこの愛らしいイラストに惹かれて購入。
ぬいぐるみ付き限定版しかなく、レジに持っていくのは恥ずかしかったですが(笑)。

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お話は、「冬休み中の小さな物語」といった軽めな内容。
中学最後の冬休みということで、これから受験にむけて頑張っていく
少年少女たちの姿が描かれています。

何人かヒロインがいますが、
私は末永さくら(写真右)と御堂東雲(写真左)のペアが好き。
さくらは引っ込み思案なところがあり、
治樹とは仲良くしたいけれど、自分から歩み寄っていく自信がない……
そんなビミョーな心情が出ており、何ともいじらしい感じです。

そんなさくらをリードとしていくのが、サバサバ系の東雲。
ガサツに見えますが、本当はさくらや治樹のことが心配で、
仲介役として気を遣ってくれます。
「こんな友達がいたら素敵だな」と思えるようなキャラでした。

感想(気になった点)

やはり、作風で好みが別れてしまうところですね。一般的なギャルゲーをよくプレイされる方には、このゲームは少し幼稚に思えるかもしれません。

サクッと遊べる分ストーリー的な厚みはなく、プレイ後の満足感は低め。
一部ヒロインのルートがかなり短く、
キャラの良さが十分引き出せていないのも残念です。

お気に入り度

お気に入り度「B-」

ほんわかと優しい雰囲気で、とても癒されます。
私も、プレイしながらちょっと自分の中学時代を思い出したりして、
どこか懐かしい気持ちになりました。