究極の「ラジオ漫才」とは? NHKラジオ2時間特番でM―1王者が徹底討論

スポーツ報知
漫才論をぶつけ合った(左から)銀シャリ・橋本直、ナイツ・塙宣之、ますだおかだ・増田英彦

 「ますだおかだ」の増田英彦と「銀シャリ」の橋本直がMCを務めるNHKラジオ第1の特番「『究極のラジオ漫才』探求プロジェクト」が29日午後8時5分から放送される。

 ともに「M―1グランプリ」優勝経験者の2人による、本気の漫才論が楽しめる番組。午後8時台には「ナイツ」の塙宣之、午後9時台には「アンタッチャブル」の柴田英嗣がゲストとして登場し、気鋭の若手漫才師たちの「ラジオ漫才」を聴き、「『究極のラジオ漫才』とは?」を徹底的に語り合う内容になっている。

 ラジオ漫才の歴史は昭和初期にさかのぼる。横山エンタツ・花菱アチャコにより現在に続く漫才のスタイルが確立され、同時期に日本で普及しつつあったラジオ放送と融合したラジオ漫才に。当時のラジオ漫才は、ラジオスタジオで漫才師のみがマイクに向かい漫才を録音するのが主流だった。笑い声などがない分、純粋に漫才のクオリティーや息づかいが伝わるものになっていたようだ。

 2025年にはラジオ放送100年を迎えるが、節目のタイミングで「ラジオ漫才」の原点に迫っていく。実力に定評のある若手漫才師の、ラジオならではの話術の真剣勝負にも注目が集まりそうだ。

 ◆「『究極のラジオ漫才』探求プロジェクト」放送予定

▼MC 増田英彦(ますだおかだ)・橋本直(銀シャリ)

▼ゲスト 午後8時台…塙宣之(ナイツ)、9時台…柴田英嗣(アンタッチャブル)

▼若手漫才師 ストレッチーズ、三日月マンハッタン、きしたかの、ナイチンゲールダンス、人間横丁、キュウ

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