石橋静河、テレ朝系「ブラック・ジャック」でドクター・キリコ役…高橋一生演じるブラック・ジャックのライバルに

スポーツ報知
「ブラック・ジャック」に出演するキリコ役の石橋静河(上段中央)ら(C)テレビ朝日

 女優・石橋静河が今年放送のテレビ朝日系ドラマ「ブラック・ジャック」に高橋一生演じる主人公・ブラック・ジャックのライバルのドクター・キリコ役で出演することが29日、分かった。

 同作の原作は、法外な治療費と引き換えにどんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描きながら「医療の在り方」や「人の生き方」に深いメスを入れてきた手塚治虫さんの名作医療漫画「ブラック・ジャック」。

 連載開始50周年記念を迎えた名作を高橋主演で24年ぶりにテレビドラマ化。コロナ禍を経て…医療の在り方がふたたび問われる今、原作から厳選した有名エピソードを凝縮し、その真髄をぐっと掘り下げていく作品となる。

 昨年12月、高橋がブラック・ジャックを演じること、さらに監督・城定秀夫、脚本・森下佳子、ビジュアルコンセプト/人物デザイン監修/衣裳デザイン・柘植伊佐夫―と鬼才クリエイターたちの参戦が明かされた作品に今回、原作の人気キャラクターでブラック・ジャックのライバルであるドクター・キリコとして石橋の出演が決定。

 もはや「死」のみでしか救われようがない患者のため揺るぎない使命感を胸に、日本では非合法とされている「安楽死」を秘密裏に請け負う医師・キリコ。「生」を与えることで患者を救おうとするブラック・ジャックとは正反対の理念を持つがゆえ、常に対立する宿命的ライバルという重要キャラクターを演じる石橋は「東京ラブストーリー」(2020年)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(21年)、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22年)、テレビ朝日系で昨年放送された「ノッキンオン・ロックドドア」でも、オンリーワンのしなやかな表現力で視聴者の目を引き付けた石橋が立体化していくキリコ像とは…? その一挙手一投足に注目が集まる。

 他にも豪華キャストが揃い踏み。「妖怪シェアハウス」(20年)や「大奥 Season2 医療編」(23年)などでも話題を呼んだ味方良介を、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(21年)や現在、大ヒット中の映画「ゴールデンカムイ」でも高評価を得ている名バイプレーヤー・山内圭哉、昨年のNHK大河ドラマ「どうする家康」でも唯一無二の存在感を放ったベテラン俳優・千葉哲也、同じく大河ドラマ「真田丸」(16年)ほか舞台から映像まで幅広く活躍する実力派俳優・玉置孝匡ら舞台で培った確かな演技力を礎に映像作品でも活躍する面々が参戦。

 さらに映画監督、画家としても類まれなる才能を発揮し、表現者として異彩を放ち続ける名優・奥田瑛二も出演する。

 今回のドラマ版は原作の有名エピソードを厳選して凝縮。彼らのビジュアルを見渡すと、何やら見覚えのあるヒゲの御方もいたり、いなかったり…。はたして彼らはどのエピソードの、どの役で登場するのか。

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