小倉智昭氏、腎盂がんで左の腎臓全摘出「何かしら、自分の口で伝えたい」病状報告へ

スポーツ報知
小倉智昭氏

 キャスターの小倉智昭氏(76)が昨年、腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けていたことが18日、明らかになった。関係者によると、小倉氏は22日のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜・前8時)に出演予定で、手術や治療の経過などについて「何かしら、自分の口で伝えたい」と話しているという。

 小倉氏は、2016年5月に膀胱(ぼうこう)がんを公表。同月に手術は受けたが、「さまざまな神経を失い、精子を作れなくなる」ということを不安視し、筋肉層まで入り込んでいたがんは取らなかった。18年11月には、膀胱の全摘手術を行った。

 21年には、肺転移が見つかっていた。その際、「ステージ4」と診断されたことを明かしている。昨年8月のスポーツ報知のインタビューでは、肺がんについて「がんはほとんど見えなくなり、抗がん剤は使っていない」と説明していた。

 小倉氏は21年3月で終了した、フジテレビ系「情報プレゼンター とくダネ!」のメインキャスターとして活躍。ジョークを交えた軽快なトークが人気となっていた。

 ◆腎盂がん 腎臓内部にある、腎盂の粘膜に発生するがん。腎盂は、尿が通る管状の臓器で膀胱に接続しており、早期の段階では無症状のことが多い。診断が難しく、尿管までカテーテルを入れ、造影検査や尿の採取などをするという。

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