浜松修学舎が初優勝 1年生エース赤堀悠人が17点 「いずれは全国に修学舎の名を」…バレーボール全日本高校選手権静岡県大会

スポーツ報知
初優勝を飾った浜松修学舎

◆バレーボール◇全日本高校選手権静岡県大会 ▽男子決勝 浜松修学舎3-1聖隷クリストファー(12日、このはなアリーナ)

 男子は浜松修学舎が、聖隷クリストファーを3―1で下して初優勝した。女子は富士見が三島南を3―0のストレートで破り、11年連続16度目の栄冠。新人戦、総体に続く県3冠を飾った。ともに来年1月4日に開幕する全日本高校選手権(春高バレー)に出場する。

 “新修学舎”が、前年王者・聖隷を打ち取った。2―1からの第4セット。先行を許すも追いつき、デュースに突入。最後は相手アタックがアウトとなり、初の栄冠を手にした。両足がつるまでスパイクを放ち続けた1年エースの赤堀悠人は勝利の瞬間、ベンチの床に転がり、喜ぶ仲間を見届けていた。U18日本代表に名を連ねる聖隷・小野駿太(3年)との対決を制し「3年生なので今年勝たないと意味がないと思っていた」と喜んだ。

 昨年、付属中で全中優勝した1年生5人がベンチ入り。赤堀はチーム最多タイの17点を決めた。準優勝に終わった6月の県総体では、聖隷にストレートで完敗。ベンチ入り全14選手中、180センチ超えは4人。高さに対抗し得る守備を磨き、雪辱を果たした。リベロの小泉瑛須斗(3年)は小野の強烈スパイクを拾い続け、チームを支えた。

 全国は、聖隷を上回る強敵そろい。赤堀は「上を目指すだけ。経験を積んで、いずれは全国に修学舎の名を上げたい」と意気込んだ。

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