森高千里MCのフジ「Love music」8年間、366回の歴史に幕 大トリで自ら歌唱「楽しかったです」

スポーツ報知
森高千里

 フジテレビ系音楽番組「Love music」(日曜深夜・0時半)の最終回が17日深夜に放送され、8年間の歴史に幕を閉じた。

 番組の冒頭、司会の森高千里は「いよいよフィナーレを迎える今夜、ゆかりのあるアーティストをお迎えしました」とゲストを紹介。ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」が「NO MONEY DANCE」を、東京スカパラダイスオーケストラはさかなクンとコラボレーションして「DOWN BEAT STOMP」と「Paradise Has No Border」の2曲を披露しラストステージを盛り上げた。

 同番組は2015年10月に、前身の「水曜歌謡祭」から「Love music」に改題して放送開始。通常のスタジオ収録のほか、特別編としてミュージシャンに密着したドキュメンタリー番組「ライナーノーツ」も不定期で放送し、人気を博した。今年8月21日に公式X(旧ツイッター)で、9月17日の放送をもって終了することを発表した。

 8年間で放送回数は366回、出演アーティストは450組超、披露された楽曲は1000曲以上。森高は「本当にありがとうございます。『音楽が大好き』そのシンプルな気持ちを、アーティストの皆さん、そしてトークゲストの皆さん、番組のスタッフ、視聴者の皆さんが共有できたからこそ、音楽愛にあふれた番組になったのかなと思います。皆さま本当にお世話になりました。ありがとうございました」と頭を下げた。

 8年間司会を務めた森高のインタビューも放送され、「司会という仕事で最初はカミカミだったと思うんですけど、すごく楽しく色々な方とお話できて、めちゃくちゃ楽しかったです」とニッコリ。視聴者からも声をかけられるそうで「20代くらいの方に『Love music観てます。頑張ってください』と言われた時に、ちゃんと観てくださっているんだなと思って。それもすごくうれしかったですね」と感激していた。

 若い世代のアーティストとの音楽トークについては「もちろん世代が違うので、聴いてきた音楽とかやってきたことが違うと思うんですけど、でも思いは一緒なのかなっていう気持ちもありましたし、熱く音楽を語ってくださるので、それも『Love music』ならではの作りだったのかなって思います。あっという間の8年間でした。貴重な体験をさせていただいた番組です」としみじみ語った。

 最後の大トリには、森高が自ら歌唱。ブルーのミニワンピースの衣装で「Don’t Stop The Music」を披露しエンディングとなった。

 放送終了後に公式サイトが更新され、「『Love music』は9月17日の放送をもって番組が終了しました。番組に出演してくれた皆さま、番組に携わってくれた皆さま、そして番組を応援してくれた皆さま、本当にありがとうございました!一生音楽を愛し続けていきましょう!!Don’t Stop Love Music!!!」というメッセージが掲載された。

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