ルカ・ドンチッチ、圧巻の23得点7R7A 富樫勇樹「違うレベルでプレーしていたなという印象が正直」

スポーツ報知
日本のディフェンスを揺さぶるプレーを連発したドンチッチ(左は河村勇輝)(カメラ・泉 貫太)

◆バスケットボール男子 ▽国際強化試合 日本68―103スロベニア(19日・有明アリーナ)

 24年パリ五輪の出場権を懸けたW杯(25日開幕・沖縄ほか)に向けた最後の強化試合で、世界ランキング36位の日本は、同7位のスロベニアに68―103で敗れた。

 日本は3点シュートの成功率が21・7%(46本中10本)と低調で、オフェンス面で苦しんだ。NBAサンズの渡辺雄太は、15日のアンゴラ戦で右足首を負傷した影響で欠場した。

 スロベニアは、NBAのスタープレーヤー、ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)が23得点、7アシスト、7リバウンドをマーク。意表を突くようなパスや、日本のディフェンスを大きく揺さぶる華麗なアシストを披露。1万3000人以上の観客を大いにわかせた。

 ポイントガードの富樫勇樹は「フランスにもアンゴラにもNBA選手がいたが、ちょっと彼(ドンチッチ)はまた違うレベルでバスケしているなと。NBAでもそうですし、彼の親善試合も見てきましたけど、変わらずああいうプレーを見せているので。ちょっと、学べるものがあるかと言われたら難しい。違うレベルでプレーしていたなという印象が正直ある」と語った。 また、マッチアップした馬場雄大も「彼の及ぼす影響力は大きい。だが、僕たちの強みも彼相手に発揮できた時間はあった。ディフェンスのところでは、世界トップの選手相手にターンオーバーを誘発できたり」と振り返った。

 日本はW杯前に予定していた全ての強化試合を終えた。いよいよ25日からはW杯が始まり、1次リーグ(L)では25日に同11位のドイツ、27日に同24位のフィンランド、29日に同3位のオーストラリアと戦う。W杯でアジア最上位になると、24年パリ五輪の出場権獲得となる。

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