元NHK・神田愛花アナ、先輩・黒柳徹子の“アナウンサー説”否定に驚き「まさか女優枠、知らなかった」

スポーツ報知
黒柳徹子

 タレントの黒柳徹子(89)が27日放送のTBS系「まさかの一丁目一番地」(午後8時)に出演。フリーアナウンサー転身説を否定した。

 番組は、世間が気になる芸能人の「一丁目一番地」=「元祖」を、現在活躍しているタレントから数珠つなぎに振り返り、調査していく芸能近代史トークショー。フリーアナウンサーの元祖をたどった。

 13人目に紹介されたのが1958年にNHKに入局し62年に退局した女優の野際陽子さんだった。番組には野際さんの長女で、女優の真瀬樹里がVTR出演。当時を振り返りつつ、母親から話をよく聞いていたというフリーアナの先輩に黒柳の名前を挙げた。

 1953年にNHKに入局した黒柳は、フリーアナウンサーの“元祖”として14人目に紹介された。MCを務めるのは加藤浩次から「徹子さんはフリーアナウンサーということでいいですか」と聞くと、黒柳は「私はNHKのテレビが始まった日に放送するのに出る人だった」といいアナウンサーではないと否定。厳密には「(NHK)専属テレビ女優第1号と言われました」と明かした。

 元NHKアナウンサーで、フリーの神田愛花アナは「NHKにいる時から、NHK最初のアナウンサーは黒柳さんだと聞いていた。まさか女優枠があったのは知らなかった」と驚いていた。

 その黒柳は「私が思う限りでは高橋圭三さん」と「元祖」に1942年にNHKに入局した高橋圭三さん(享年83)の名前を挙げた。同局の人気番組「私の秘密」の司会を務めた昭和の名司会者。61年に同局を退局。62年からフリーアナとして活動。「日本レコード大賞」の司会を15年連続で務め、黒柳とも77、78年に一緒に司会を務めた。

 番組ではフリーアナの「元祖」を調査。高橋さんと同時期にフリーとなり熱血学園ドラマ「スクール・ウォーズ」「水戸黄門」などのナレーションで知られる元ラジオ東京の芥川隆行さん(享年71)にたどり着いた。

 元日本テレビの徳光和夫アナが、当時を振り返り「芥川さんのほうが、圭三先生より1年か2年お早いはずです」と語り、60年にフリーになった芥川さんが第1号に“認定”された。

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