日本代表FW中村敬斗、4年ぶりの大阪凱旋 かつてG大阪でプレー「懐かしいしうれしい」

スポーツ報知
ストレッチをする中村敬斗(カメラ・小林 泰斗)

 日本代表FW中村敬斗が19日、ペルー戦(20日・パナスタ)に向けて取材に応じ、約4年ぶりとなるパナソニックスタジアムでのプレーを心待ちにした。17歳でG大阪に加入し、19年夏に海外移籍するまでの約1年半を過ごしたスタジアムや練習場に「海外に行ってからは大阪にも帰ってこられてなかった。4年ぶりに帰ってきて、すごく懐かしいし、うれしいです。代表として帰ってこれるのが一番だなと思っていたので、それが実現できてうれしいです」と笑顔をみせた。

 15日のエルサルバドル戦では、後半開始からピッチに立ち、代表初ゴールをマーク。「ビッグチャンスを決めるか、決めないかで(今後が)変わってくる。2回続けて(代表に)呼んでもらえて、2回目で結果残せたことはよかった」と振り返った。一方でアタッカー陣はライバルも多く、競争は激しいが「出場時間を得るのも難しいのはわかっているけど、一番はチームで結果を残すこと。その中で練習から見せていくことを意識したい」とうなずいた。

 また今回の合宿では人数の問題もあり、サイドバック(SB)でプレーすることも。「自分の武器は、ゴール前でのシュート、ドリブルのアイデア。それを存分に発揮して、左サイドハーフだけじゃなく、もう少し中だったり、2つ以上のポジションもできるようにしたい。(練習では)SBやることも多いですけど、ガンバ時代はウイングバックもやったので。学ぶことが多い。SBはこういうこと考えるんだ、とか逆の立場で考えることができたので、すべてプラスにとらえました」と前向き。代表定着に向け、すべてを吸収していくどん欲な姿勢をみせていた。

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