【侍ジャパン】ダルビッシュ有が4150日ぶり日本マウンドで初回3者凡退の好発進、最速154キロ

スポーツ報知
1回力投する先発のダルビッシュ有(カメラ・竜田 卓)

◆WBC2023 ▽1次ラウンドB組 日本―韓国(10日・東京ドーム)

 侍ジャパンのパドレス・ダルビッシュ有投手(36)が10日、第5回WBC1次ラウンド(R)2戦目の韓国戦に先発登板。初回は12球で三者凡退に抑える好発進を切った。

 初回先頭のカージナルス・エドマンに対しては、カウント1―1から150キロで二ゴロ。続く金河成(キム・ハソン)とのパドレス対決は、源田の好守にも助けられて遊ゴロに打ち取った。2死から昨季KBO2冠王でMVPの李政厚(イ・ジョンフ)は、このイニング最速の154キロで3者凡退で抑えた。

 12年からメジャーでプレーするダルビッシュが、日本でプレーするのは、日本ハム時代の11年10月29日、CS第1S初戦の西武戦(札幌D)以来、4150日ぶり。日本代表としてマウンドに上がるのは09年3月24日のWBC決勝・韓国戦以来、5099日ぶりだった。4人のメジャーリーガーで唯一、2月17~27日の宮崎強化合宿に参加。唯一WBCの優勝を経験しているチーム最年長として、多くの若手選手とコミュニケーションをとって、自然とチームはまとまっていった。

 今季は侍ジャパンの強化合宿に参加し、大会ルールでほとんどの対外試合には登板出来なかったため、対外試合に1度も登板せずに、WBC本番を迎えた。最後の実戦登板となった2日の中日との合同練習で行われたシート打撃では打者12人を相手に3安打2失点。「全体的にはまあまあだったかなと。現時点ではこんなものではないか」と及第点をつけていた。

→→次ページに動画あり ダルビッシュ4150日ぶり日本でプレー

野球

×