“高校球児のお姉さん”ヒロド歩美アナ、朝日放送テレビ退社へ…今後はフリー

　大阪・朝日放送テレビのヒロド歩美アナウンサー（３１）が近く同局を退社することが３１日、分かった。近い関係者が明かした。退社後はフリーとして活動するとみられる。

　２０１４年の入社直後から高校野球を担当。「甲子園への道」や、長島三奈さん（５４）の後任として「熱闘甲子園」のキャスターを務め、“高校球児のお姉さん”として活躍。地方大会にも積極的に足を運ぶなど精力的に取材してきた。昨年夏のスポーツ報知のインタビューでも「高校野球を突き詰めたい」「オリンピックやゴルフ取材で熱中症になったのですが、高校野球中は絶対に大丈夫」と熱心に語っていた。

　スポーツ分野での活動が中心だが、バラエティー、報道分野でも才能を発揮。正月恒例の「芸能人格付けチェック」では、１４年に３代目格付けアナに就任。ダウンタウン・浜田雅功（５９）と息の合ったやり取りで司会を務め、全国に名前が知られた。１７年からは全国ネットのニュース情報番組「サンデーＬＩＶＥ！」（日曜・前５時５０分）に出演。昨年から「ｎｅｗｓおかえり」（関西ローカル＝月～金曜・午後３時４５分）で、月曜日ＭＣを担当している。

　しばらくはこれまで通りの活動を続けるとみられ、プロ野球がキャンプインする１日は、沖縄で阪神・岡田彰布監督にインタビューする予定だという。

　兵庫県宝塚市生まれで、父は日系オーストラリア人３世。小学２年時に豪州で９か月間生活したこともあり、英語など外国語が堪能。早大卒。