石本沙織アナ、来年３月でフジテレビを退社「人生の半分ほどの２０年を過ごした」休養後に仕事を再開予定

　フジテレビの石本沙織アナ（４２）が、来年３月末でフジテレビを退社することが２３日に分かった。フジテレビアナウンサーの公式インスタグラムで発表された。

　「この度、人生の半分ほどの２０年を過ごしたフジテレビを退社する決断を致しました。大学入学を機に上京して、真っ先に観光したのがフジテレビの球体展望室。そんな憧れのフジテレビで働けると決まった瞬間のこと、今でも忘れることはできません」と報告。２０年間を振り返り、「報道、情報、スポーツ、バラエティ、時にはものまね番組や歌を歌ったり…本当に様々な番組を担当し、とても貴重な経験をさせていただきました」と懐かしんだ。退社後については「しばらくはお休みをいただき家族を支え、また落ち着きましたら仕事もゆっくりと再開して行きたいと思います」とつづった。

　現在担当している「Ｌｉｖｅ　Ｎｅｗｓ　イット！」は２３日の出演が最後で、「ノンストップ！」の生ナレーションは２７日が最後であると公表した。「応援してくださった視聴者の皆さま、ありがとうございました。感謝しても感謝しつくせません。これから慣れないＳＮＳなども始めていこうと思いますので、引き続き応援していただければ幸いです」とメッセージを寄せた。

　石本アナは２００３年に、同期の戸部洋子アナらとともにフジテレビに入社。「めざにゅ～」のメインキャスターを務めるなど看板アナとして活躍した。プライベートでは１３年に一般男性と結婚。１４年１２月に第１子長女、１７年１月に第２子次女を出産した。

　◆石本　沙織（いしもと・さおり）１９８０年７月７日、富山県生まれ。４２歳。早稲田大学を卒業後、２００３年４月にフジテレビに入社。「めざにゅ～」（０３～０４年、１１～１２年）、「ＦＮＮスーパーニュースＷＥＥＫＥＮＤ」（０３～０６年、１１～１２年）、「めざましテレビ」（０４～０７年、０９～１１年）、「とくダネ！」（０８～１１年）、「ＦＮＮスピーク」（０９～１１、１４年）、「ＦＮＮスーパーニュース」（１２～１４年）など、報道・情報系番組を中心に活躍。現在は「Ｌｉｖｅ　Ｎｅｗｓ　イット！」キャスター（１９年～）のほか、「ノンストップ！」のナレーション（２０年～）も務めている。