根本美緒、ヒートアイランド学会の全国大会で受賞「励みになります」熱中症リスクを研究し発表

スポーツ報知
「学会準備でポスター印刷へ」と投稿した9月14日の投稿。根本美緒キャスターのインスタグラム(@nemotomio.official)より

 フリーキャスターで気象予報士としても活躍している根本美緒(43)が19日に自身のインスタグラムを更新。「日本ヒートアイランド学会」の全国大会で賞を受賞したことを報告した。

 同学会は、都市の気温が高くなる「ヒートアイランド現象」について検討する組織で、識者が研究を発表し合う全国大会を年に一度実施。今年は今月16~18日に千葉大園芸学部で開かれ、「アカデミック」「行政」「企業」「民間」の4つのセクションに分かれて発表が行われた。

 根本は「アカデミックセッション」に5人の識者とともに連名で参加。「時間層別化ケースクロスオーバー分析を含む複数手法による熱中症リスクモデルの評価比較」という題目の内容を発表した。その研究内容が、優秀な研究発表に対して表彰される「ベストポスター賞」を受賞した。

 インスタグラムには、記念品とともに受賞を知らせる用紙の写真をアップ。「きのうヒートアイランド学会で、なんと賞を頂いてしまいました!!励みになります。ガンバリマス!!」と感激の面持ちをつづった。

 根本は気候変動による環境の変化を研究しており、2020年に上智大学大学院地球環境学研究科(地球環境学専攻)を修了。同大学のHPには修了生として紹介され、「気候変動による暑熱環境の変化が与える人間健康への影響を都市樹木の生態系サービスがどれだけ緩和できるのか経済評価する研究をしておりました。国境を超えた仲間達と様々な価値観や情報を共有し、研究に没頭出来た2年間はかけがえのないものになりました。この研究を生かし自分の番組の中で情報発信していこうと思っております」としている。

 根本はTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」や「グッとラック!」などの気象コーナーで活躍。現在は上智大非常勤講師でもあり、20年に東大大学院の博士課程に入学して現在も学んでいる。プライベートでは09年に医師と結婚。10年に第1子、13年に第2子、16年に第3子を出産した。

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