横田真一、家族の力で2差7位発進…長男キャディー、妻・穴井夕子&女優志望長女が声援

スポーツ報知
7位発進した横田真一(左端)と、(同2人目から)キャディーを務めた長男・知己、女優志望の長女・真子さん、タレントの妻・穴井夕子

◆男子プロゴルフシニアツアー ▽ファンケルクラシック 第1日(19日、静岡・裾野CC=6985ヤード、パー72)

 シニアルーキーの横田真一(50)=ELPA=が1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、首位と2打差の7位と好発進した。青学大駅伝チームに所属する長男・知己(ともき、19)がキャディーを務め、タレントの妻・穴井夕子(48)、女優志望の長女・真子さん(15)も現地で熱烈応援。家族の力を結集し、シニア初Vを目指す。久保勝美(59)=高根CC=、鈴木亨(56)=ミズノ=、手嶋多一(53)=ミズノ=が68で首位に並ぶ。

 横田の悪い流れを断ち切ったのは家族の力だった。9番パー5で3パットのボギーを叩いた後、妻の夕子、娘の真子さんが合流。キャディーバッグを担ぐ愛息の知己も含め横田家4人そろって後半に向かった。直後の10番パー5。残り245ヤードの第2打を3ウッドでピン奥6メートルに2オン成功すると、イーグルパットは最後の一転がりでカップイン。夕子と真子さんが大きな拍手で祝福すると、横田と知己キャディーは笑顔で応えた。

 大学駅伝界最強の青学大チームに所属する知己は今週が夏休み帰省期間のため親子タッグが実現した。クラブ選択など全て自分で判断したが、横田は「一緒に歩いてくれただけで癒やされた」。2打差7位の好スタートの“勝因”に息子の存在を挙げた。トップアスリートの真剣勝負を肌で感じた知己は「勉強になりました。それに楽しかった」と充実した表情を見せた。

 レギュラー2勝の横田は2月に50歳になり、今季から満を持してシニアツアーに参戦したが、これまで10位が最高。「最初はガツガツしていた。ゆったりとした気持ちでプレーして優勝のチャンスをモノにしたい」。横田は家族と共にシニアツアーのビッグタイトルを目指す。(竹内 達朗)

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