【阪神9R・万両賞】マテンロウオリオンが格上挑戦でV 昆調教師「能力が抜けてた」

スポーツ報知
外からまとめて差し切ったマテンロウオリオン

 12月25日の阪神9R・万両賞(2歳1勝クラス、芝1400メートル、11頭立て)は、6番人気マテンロウオリオン(栗東・昆貢厩舎、父ダイワメジャー)が勝ち、新馬戦2着から臨んだ2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分21秒9(良)。

 ゲートをそろっと出して、離れたしんがりを追走。4角で外に出し、直線に向くと馬場のいい大外へ。ふらふらしながらも、豪快かつ回転の速いフットワークで伸び、ゴール寸前でアルーリングウェイ(2着、藤岡佑介騎手)を首差とらえた。

 手綱を執った横山典弘騎手は「良かったね」と相棒をねぎらった。新馬戦2着からの臨戦に、昆貢調教師は「前残りの流れを差し切って、能力が抜けてた。調教でも、仕掛けたら(ラスト1ハロン)10秒台が出ると思う。口向きが悪い面があるから、きょうみたいな競馬が合っている」と、自信を持っての参戦だったことを明かした。

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