◆JERAセ・リーグ 巨人6―1中日(14日・東京ドーム)
巨人が丸佳浩の2発で中日を下し、リーグ戦再開後2連勝を飾った。初回に11号逆転3ランを放つと、6回には12号ソロ。1試合2本塁打以上はセ現役最多の20度目となった。
初回に11号の逆転3ランを打った丸(巨)が、6回にも12号ソロ。6月23日のDeNA戦に次いで今年2度目、通算20度目の1試合2本塁打以上(3本1度、2本19度)をマークした。
1試合2本塁打以上のプロ野球記録は、王貞治(巨)の95度。現役では中村(西)の41度が最多だが、セの現役では山田(ヤ)の19度を抜いて丸が最も多くなった。
今年の12本塁打で殊勲(先制、同点、勝ち越し、逆転)の一発、そしてチームの勝敗を見ると
< 1> 4月28日 -○
< 2> 5月 3日 同○
< 3> 5月 9日 ○
< 4> 22日 先○
< 5> 6月19日 -○
< 6> 22日 逆○
< 7> 6月23日 勝○
< 8> 〃 -〃
< 9> 7月 3日 先○
<10> 7日 勝○
<11> 8月14日 逆○
<12> 〃 -〃
12本のうち8本が殊勲アーチと、価値ある本塁打が目立つ。これで丸が一発を放った試合に、巨人は開幕から無傷の10連勝だ。(阿部 大和)