【宝塚OG訪問】和央ようか、現役トップスターとリモート共演に「感動」

スポーツ報知
ニューヨークの自宅で愛犬を抱く和央ようか

 元宙組トップスターの和央ようか(52)が、2015年に結婚した米国人作曲家のフランク・ワイルドホーン氏(60)と暮らす米ニューヨークから、約4か月ぶりに公演再開した歌劇団にエールを送った。

 「宝塚は、どんなにつらい時にもお客様に夢と希望をお届けするのが使命。こんなに長く休むことになって、お客様もとても不安だったと思います。無事に再開できて、本当にうれしいです」。17日に再開初日を迎え「お客様にもスタッフにも、キャストにも感慨深い一日になったと思います。今後も無事に公演ができることを心から願っています」と思いを込めた。

 6月には現役のトップスター5人とリモートで共演した特別映像が歌劇団の公式サイトで公開され、注目された。「感動しました。現役のトップさんとコラボレーションできて、とても貴重な機会をいただきました」。ワイルドホーン氏が作曲した「One Heart」を歌い、「私を応援してくれる方も、現役のトップのファンの方々も、心が一つになれた気がしました」と振り返った。

 過去にミュージカル「シカゴ」のヴェルマ役を演じた世界各国の女優が劇中曲「オール・ザット・ジャズ」を各自の母国語で歌うプロジェクトにも日本代表として参加。「ヴェルマと言えば、ルージュは赤、衣装は黒。みんな本気でしたね。参加できて幸せでした」。この映像はSNSを通じて世界中に拡散し、各国のミュージカルファンから喝采を浴びた。(有野 博幸)

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