「千鳥」大悟、コントで志村けんさんからのアドバイスを明かす「お前なりにやれって…脚本読みもなし」

　「千鳥」の大悟が２８日深夜、ＭＣを務めるフジテレビ系新番組「志村友達」（火曜・深夜０時５５分）に出演した。

　この番組は、３月２９日に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去したコメディアンの志村けんさん（享年７０）が生前、フジテレビ系の深夜帯で出演を続けてきた冠番組シリーズの新番組。志村さんは９６年１０月の「志村Ｘ」から２０年３月に終了した「志村で　ナイト」まで１７作品に出演。通算１８作目となる「志村友達」は当初、志村さんが豪華ゲストとトークする内容の番組だったが、急な悲報で一度も収録は行われなかった。

　大悟は、志村さんと公私ともにかわいがられてきたが、急逝から一度もコメントを出しておらずネット上でも心痛を案じる声が続出していた。番組では、ゲストの「ダチョウ倶楽部」の肥後克広と上島竜平と志村さんのコントを見て大悟と「アンタッチャブル」の柴田英嗣の４人が思い出を語った。

　大悟は、志村さんとのコントで「僕は肥後さんがやっていた役を僕がやるとかもあったんですけど、肥後さんのやつは見るなって言われて。お前なりにやれって言われて。脚本読みもなし。最後のきっかけ、こうしたら終わるから、それまでは遊んで」と志村さんからのアドバイスを明かした。

　さらに収録後に志村さんのロールスロイスに乗った時を振り返り「あんなバカみたいなコントした後でめちゃくちゃかっこいい洋楽聞いていた」とし「あの音楽うるさくて、僕と志村さんと運転手、３人ともしゃべっているけど３人とも何言っているのか分からない」と笑って志村さんを偲んでいた。