紫吹淳、歌で勝負! ライブハウス公演初開催「チャレンジは続けたい」ダンス、トーク封印

スポーツ報知
素顔を封印したステージになるという紫吹淳

 元宝塚歌劇団のトップスターで女優の紫吹淳(51)が、9日の東京・丸の内のCOTTON CLUBを始め、大阪、名古屋で、初めてのライブハウス公演を行う。得意のダンスもトークも封印。新しいスタイルのステージでシリーズ化を目指す。

 200席に満たない場所で1公演70分。前半がストーリー仕立てでジャズを中心に、後半は「ガイズ&ドールズ」などトップ時代の歌と、計12曲、濃密に歌で勝負する。思い切った企画は所属事務所の幹部からの提案という。紫吹は「“歌の人”でない私がライブハウスでやっていいの?と思った。でもチャレンジは続けたい」と気持ちを固めた。

 男役時代は名ダンサーとして知られた。退団から約16年。ユニークなトークで、バラエティー番組では“セレブキャラ”でも有名に。異色のトップだ。しかし、卒業時より知名度を上げるのは並大抵のことではない。

 「私はこういう容姿なので男役らしくないトップとも言われた。今の方が自然体に近い。最近は私を女役だと思っている人が多い。宝塚時代を知らない人も、どこまで私が歌えるか見に来てもらえたら」と話す。大阪は11日(Billboard Live OSAKA)、名古屋は20日(NAGOYA Blue Note)に行う。

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