円広志が客入り心配? コンサート開催に「先輩の反応が悪い」

スポーツ報知
「コンサート2019〜おかんの呼ぶ声〜」をPRした円広志

 歌手でタレントの円広志(66)が29日、大阪市内で「円広志コンサート2019~おかんの呼ぶ声~」(10月12日・NHK大阪ホール)のPR会見を行った。

 5年前に母を亡くした円は、遺骨をおさめたネックレスを大切にしている。「貧乏だったんです。僕は暴れん坊で両親を困らせた次男坊。でも母はフォローしてくれて。母には心配かけたと思います」と思い出を語った。

 会場に来る人もいつか両親との別れが来るという1つのメッセージを込めたコンサート。それでも、湿っぽいものではなく、今年はマジシャンで「変面」の技術を持つ亜空亜shinさんをゲストに招き、音楽との融合で目と耳で楽しめる内容になっている。円は「去年は最高齢が90代かな。立って踊ってましたから。初めてくる人も多いけど、大体総立ちで盛り上がる。僕自身が発するエネルギーを体で受け止めてもらいたい」と自信をみせた。

 デビュー40周年だった昨年は2700人収容のフェスティバルホールでのコンサートに成功したが、今年は節目の話題を欠くだけに、集客に関しては少々不安そう。「去年は先輩に声をかけたら『行くで』と言ってもらえたけど、今年は反応が悪い」と漏らした。目標とする歌手として沢田研二(71)の名をあげたが、沢田はさく秋、客入りが悪く埼玉でのコンサートをドタキャン。円は「入りが悪くてやらない言うてたら、僕は30年以上前に辞めてます。東京でやった時は1200人入る所で20人でしたから」と自虐的に笑い飛ばした。NHK大阪ホールは約1400人収容の大きな会場だが「1つになって、大爆笑で終われるように。みんなが帰る時に元気になってくれるように頑張りますので、ぜひ来て下さい」と、来場を呼びかけた。

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