内博貴、瞳うるませ「ジャニーさんは東京のお父さんのような存在」

スポーツ報知
取材に応じた内博貴

 俳優の内博貴(32)が11日、東京・池袋のあうるすぽっとで舞台「イン・ザ・プール」(15日まで、同所)のゲネプロ前に取材に応じ、9日に亡くなった所属事務所社長のジャニー喜多川さん(享年87)をしのんだ。

 役衣装の黒いスーツに目を赤くして登場。「家ではこれ以上にないくらい泣きました」と明かした。2002年に関ジャニ∞として活動開始。「その前から僕が新幹線に乗って東京駅に行くと、駅で待っているんです。手を振って。その後、車でけいこ場に連れて行ってくれて焼き肉も食べさせてくれた。東京のお父さんのような存在でした」と瞳を潤ませた。

 9日は舞台の製作発表直後に訃報を聞いた。10日のけいこの際も目が赤く、共演の渡辺徹(58)も「休む?」と心配。だが「ジャニーさんに怒られますから」と笑顔で続けたという。この日も「ジャニーさんの好きな言葉「『Show must go on』魂をちゃんと受け継いでしっかりやらないと」ときっぱり。渡辺も「内君も素晴らしいけど、そういう風に思わせるジャニーさんも素晴らしい人だよね」と舌を巻いていた。

 渡辺はジャニーさんと接点は少なかったが「いつも隅っこで見守っているイメージ。スタジオの係員のおじさんみたいだった」と回想。内の様子を見て「ジャニーさんはみんなから愛されていたんだなと改めて思います」と話した。

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