「CMソングの女王」天地総子さんお別れの会に200人

スポーツ報知
今年1月に死去した天地総子さんのお別れ会に設置された祭壇

 約2000曲のコマーシャルソングを歌い「CMソングの女王」と呼ばれ、今年1月に塞栓(そくせん)性脳梗塞で死去した歌手で女優の天地総子(あまち・ふさこ、本名・岩澤総子=いわさわ・ふさこ)さん(享年78)のお別れの会が14日、都内で開かれ、音楽やテレビ関係者ら約200人が参列した。

 天地さんは今年1月6日、茨城で親戚の法事中に突然体調不良を訴え帰らぬ人となった。喪主を務め、あいさつした夫の岩澤竹次郎氏は「1月6日から本日まで私は思考停止に陥り、何も考えることができず…」と突然先立たれた心境を吐露。それでも「昭和、平成と2つの時代にわたって58年間歌ってこれましたのは、本人にとっても楽しい時間だったと思います。お別れの会で皆さんと家内と過ごした時間を一つずつ思い出していきたい」と気丈に語った。

 故人と学生時代クラスメートだった作詞家の万里村ゆき子さん、NHK養成所時代の同期だった声優の松島みのり(78)らがスピーチ。キーボード奏者の逸見良造らバンドの生演奏が流れるなか、昨年11月に天地さんがペルーでチャリティーコンサートを行ったときの模様などが映像で流された。

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