【センバツ】啓新・穴水、山梨学院・相沢、夢の旧友対決へ共に初戦突破!

スポーツ報知
22日、開会式のリハーサルで顔を合わせ健闘を誓い合った(左から)山梨学院・佐藤、同・相沢、啓新・穴水、山梨学院・岸本

◆第91回センバツ高校野球大会第5日 1回戦 啓新5―3桐蔭学園(27日・甲子園)

 初出場の啓新(福井)が、昨秋の関東王者・桐蔭学園(神奈川)を下し、初勝利を挙げた。

 主将の3番・穴水芳喜捕手(3年)が、初回に右翼へ先制の適時三塁打を放ち、勝利に貢献した。

 穴水は山梨出身で、中学時代は甲府南リトルシニアでプレー。5年ぶり3度目出場の山梨学院(山梨)主将の相沢利俊投手兼一塁手兼外野手、岸本捷汰一塁手、佐藤裕士投手(いずれも3年)とは、同シニアの同級生で、ともにプレーした仲間だ。

 山梨学院とは、お互い順調にいけば準決勝で対戦するだけに、穴水主将は開幕前、「勝ち進んで、準決勝で対戦できたらと思います」と、4強進出へ闘志を燃やしていた。

 一方の山梨学院も、25日に札幌第一(北海道)との初戦を24―5の圧勝で突破。この日、啓新の試合中は大阪・豊中市内で筑陽学園(福岡)との2回戦(29日午後2時)に向け、練習に汗を流していた。

 練習後、啓新の初戦突破を知った相沢主将は「すごいですね! お互いに頑張って、勝ち上がっていきたい。対戦できたら、夢のようなことですね」と目を輝かせた。札幌第一戦は、先発で4回6安打2失点。次の登板機会へ「もっと腕を振って、コーナーに投げていきたい」と、意気込んだ。

 啓新は2回戦(30日午後2時)で、熊本西(熊本)―智弁和歌山(和歌山)戦の勝者と対戦する。

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