芸歴30年の東根作寿英が初主演舞台 盟友・福山からの激励に「涙が出そう」

スポーツ報知
初主演舞台にのぞむ東根作寿英

 芸歴30周年を迎えた俳優の東根作寿英(とねさく・としひで、46)が9日、東京・CBGKシブゲキ!で初主演舞台「Boss & Police~ガケデカ後藤誠一郎~」(13日まで)の初日を迎えた。

 1988年のデビュー以来、ドラマ出演数175本以上という2時間サスペンスの“スペシャリスト”。これまで殺し、殺され、疑い、疑われてきた経験は数知れず…という東根作が初企画した作品。

 東根作は、闇組織のボスを逮捕したことから敏腕刑事の道を進むことになる平凡な巡査長役。「レッドクリフ―愛―」(11年)以来7年ぶりの舞台出演で、待望の初主演に「責任の重さを心地良く楽しんでいます。これが舞台作りか―と実感しているところ。30年やって来られた感謝の思いを、舞台上で発信していけたら」と意気込んだ。

 中学3年時に「アミューズ・10ムービーズオーディション」(1988年)に合格し、芸能界入り。オーディションを受けた同期には福山雅治(49)がいる。4学年上の友人・福山は、いろいろな相談に乗ってもらう仲。「これからも、この暗闇の中で飛べ!」という激励の言葉をもらい「彼の遠い遠い背中を見て、頑張ってきた。涙が出そうになるくらい、うれしい言葉」と感謝した。

 昨年の大みそかの稽古では、プロデューサーから葉っぱをかけられた。「(プレッシャーで)生まれて初めて恐ろしい大みそかだった。ウッ…と力の入る年越しになりました。自信のあるものができ上がった。楽しんでもらいたい」と胸を張った。

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