鳳恵弥、稽古場トラブルでの降板は「私自身も成長させてもらえた」

スポーツ報知
公開稽古を行った鳳恵弥と山本圭壱

 女優の鳳恵弥(37)、「極楽とんぼ」の山本圭壱(50)らが5日、舞台「くるくると死と嫉妬」の公開稽古を東京・中野テアトルBONBONで行った。

 人気脚本家の秦建日子氏による戯曲で、臓器移植や無差別殺人をテーマにした群像劇。主人公の女医役を演じる鳳は、10年に死去したつかこうへいさん(享年62)の劇団出身で、秦氏もつかさんの門下生であることから、“兄妹弟子”の競演となった。「今年生誕70年を迎えるつかさんの魂を舞台で花開かせたい」と意気込んだ。

 また鳳は昨年9月、女優・鈴木砂羽(45)が初演出した舞台を稽古場でのトラブルを理由に本番直前で降板。「あれから日がたちましたが、私自身も成長させてもらえた。応援のメッセージを頂く機会もありましたし、いろんな声を受け止めて面白いものを作れたら」とポジティブに捉えている様子だった。

 無差別殺人犯を息子に持ち、苦悩する男を熱演した山本は「ルミネの出番後にすぐにステージに立ったら、僕だけ(立ち位置が)後ろを向いていた。でも帳尻を合わせるのは得意なので」と強がり。相方の加藤浩次(49)の来場について報道陣から質問が飛んだが、「先週聞いたんですけど、『行かねえよ!』ですって」と口ぶりをまねて笑わせた。ほかに北村優衣(18)、秋夢乃(年齢非公表)、渡洋史(55)らが出演。舞台は6~10日まで同所で。

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