楽天モバイルには次のデメリットがあり、主に通信速度や繋がりやすさに関する注意点があります。
- デメリット1:無制限で利用できる範囲は限られている
- デメリット2:通信速度が大手キャリアと比べて安定しない
- デメリット3:実店舗数が少ない
- デメリット4:海外でのローミングは2GBまで
- デメリット5:Rakuten Link経由でないと通話料無料にならない
- デメリット6:楽天モバイルで購入した製品以外は動作保証対象外
- デメリット7:速度制限がかかる場合もある
- デメリット8:キャンペーンの適用条件が厳しい
- デメリット9:データを全く使わなくても月額1,078円(税込)が生じる
- デメリット10:楽天モバイルの業績は低迷している
一方で、料金プランやキャンペーンにはメリットも多いため、デメリットと比較した上で契約を検討するのがおすすめです。
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楽天モバイルはデメリットだらけ?注意点・メリットまとめ【2024年5月最新】
楽天モバイルは圧倒的な安さと自社回線の確立で人気の通信サービスです。しかし契約する上では必ずしも恩恵を受けきれるとはいえません。
楽天モバイルにおけるメリットと注意点を確認して、自身のニーズと照らし合わせていきましょう。
メリット・デメリット | 内容 |
---|---|
メリット | ・ワンプランで使いやすい ・Rakuten Link経由で国内通話かけ放題 ・キャンペーンが多い ・新型iPhoneも販売している ・通信速度は問題なく使える程度 ・誰でも無料で海外ローミングが使える ・ショップでサポートしてもらえる内容が幅広い ・ポイントアップ制度がある ・支払い方法の選択肢が広い ・初期にかかる手数料が不要 ・キャリアメールが無料で使える ・オプションサービスを幅広く提供している ・テザリングが無料 ・エンタメコンテンツを豊富にそろえている |
デメリット | ・電波が繋がりにくい ・大手キャリアよりも通信速度は遅い ・店舗数は縮小傾向にある ・海外ローミングは2GBを超えたら最大128bpsまで落ち込む ・Rakuten Linkが仕様変更で使いにくい ・保証するのは楽天モバイルで購入した機種のみ ・通信制限がかかる恐れがある ・キャンペーンの特典付与日が遅い ・使用量0GBでも1,078円(税込)になる ・楽天モバイル自体が赤字続きとなっている |
向いている人 | ・月々のパケット消費が安定しない人 ・通話料金をとにかく抑えたい人 ・楽天市場や楽天カードなどをよく使う人 ・新型のiPhoneシリーズに乗り換えたい人 ・3GB以下で使いたい人 ・使いやすいサブ回線が欲しい人 |
向いていない人 | ・毎月20GB以上使う人 ・楽天経済圏にほとんどいない人 ・標準搭載の通話アプリを使いたい人 ・場所を問わず安定した通信性を求める人 ・ソフトバンク、ドコモ、auの回線を使いたい人 ・海外出張や海外旅行の多い人 |
メリットが受けられるかどうかは、楽天モバイルをどのように使うかにかかっています。
契約前には現時点における毎月のデータ使用量や通話回数、通話時間などをリストアップしておくことが大切です。
サブ回線かメイン回線かも踏まえて、よりお得な使い方を目指していきましょう。
楽天モバイルはデメリットだらけで最悪?注意点10選まとめ
- デメリット1:無制限で利用できる範囲は限られている
- デメリット2:通信速度が大手キャリアと比べて安定しない
- デメリット3:実店舗数が少ない
- デメリット4:海外でのローミングは2GBまで
- デメリット5:Rakuten Link経由でないと通話料無料にならない
- デメリット6:楽天モバイルで購入した製品以外は動作保証対象外
- デメリット7:速度制限がかかる場合もある
- デメリット8:キャンペーンの適用条件が厳しい
- デメリット9:データを全く使わなくても月額1,078円(税込)が生じる
- デメリット10:楽天モバイルの業績は低迷している
デメリット1:無制限で利用できる範囲は限られている|場所によっては繋がりにくさが難点
楽天モバイルは安さが魅力の新しいキャリアとして登場しました。
しかし、ソフトバンク・ドコモ・auの大手キャリアに比べるとまだ繋がりにくい現状にあります。楽天回線のデメリットを見ていきましょう。
5G回線エリアは全部で三つ
楽天回線では4G LTEと5Gを提供しています。4G LTE通信は地下や屋内では電波が弱まる恐れがあり、通信速度が変動する点がデメリットです。
一方で5Gは通信速度において、4Gよりも圧倒的に速くなります。ただし楽天では、5G通信であってもエリアが以下の三つに分かれる点に注意しましょう。
5G通信エリア | 接続できる回線 | 特徴 |
---|---|---|
楽天回線 5G ミリ波エリア | 楽天モバイル自社回線 | ・28GHz帯 ・高速通信が実現できる ・多数での同時接続が可能 ・障害物などの影響を受けやすい |
楽天回線 5G Sub6エリア | 楽天モバイル自社回線 | ・3.7GHz帯 ・障害物の影響を受けにくい ・電波が届きやすく通信範囲が広い ・通信速度がミリ波より遅い ・同時接続可能台数がは少なめ |
データ高速無制限エリア | 楽天モバイル自社回線パートナー(au)回線 | ・屋内への電波が届きやすい ・回線の切り替えに対応している |
楽天モバイルのデータ高速無制限エリアは、まだ全域に対応しているとはいえません。5Gサービスを提供するものの、「ミリ波」は限られたエリアでのみ利用可能となっています。
また屋内へ入ると電波の性質により5G通信が4G LTE通信へと切り替わる場合もあります。エリアによる繋がりやすさの違いに注意しましょう。
「Rakuten最強プラン」プロジェクトを進行している
楽天モバイルでは、大手キャリアよりも回線エリアが限られる点を認めています。
しかしその対策として、「Rakuten最強プラン」プロジェクトを進行している点も知っておきましょう。
当プロジェクトは快適な通信環境を目指すためのもので、全国各地における楽天モバイル基地局設置情報の更新を随時行っています。最近では以下の通りです。
対象期間 | 新規楽天モバイル基地局の設置先 |
---|---|
2023年12月16日~27日 | 全国40都道府県193市区町村 |
2023年12月1日~15日 | 全国43都道府県196市区町村 |
2024年2月16日~29日 | 全国47都道府県551市区町村 |
2024年3月1日~15日 | 全国47都道府県522市区町村 |
サービスエリアマップの更新頻度は高く都道府県別に確認することもできます。
通信エリアの圏外であったり繋がりにくいなどのデメリットを感じたりしている場合には、契約検討前に最新情報を確認していきましょう。
デメリット2:通信速度が大手キャリアと比べて安定しない|プラチナバンド獲得も対象帯域は狭め
楽天モバイルは自社回線を有するキャリアに該当します。しかし回線エリアもまだ拡大途上にあり、三大キャリアと比較すると通信速度が劣る点がデメリットです。
四社を比較した際の通信性についても押さえておきましょう。
大手キャリアよりも楽天モバイルの通信速度は遅い
楽天モバイルは格安SIMと比べると、自社回線を持っているという強みがあります。とはいえソフトバンク、ドコモ、auと比較すると、安定性に劣るため注意が必要です。
各キャリアの通信速度を比べてみると、以下の通りとなります。
キャリア | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 50.12ms | 99.92Mbps | 32.37Mbps |
ソフトバンク | 37.63ms | 104.18Mbps | 17.59Mbps |
ドコモ | 53.65ms | 114.13Mbps | 13.91Mbps |
au | 46.99ms | 93.48Mbps | 15.34Mbps |
通信速度の基準となる平均ダウンロード速度を見ると、楽天モバイルが勝るのはauのみです。
ドコモやソフトバンクが100Mbpsを超えているのに対して、楽天モバイルは99Mbpsに留まっています。
また反応速度を示す平均ping値では、ソフトバンク、auに続き三番目の速さです。全体的に比較するとやはり通信の安定性に欠けるキャリアといえるでしょう。
プラチナバンドを取得するも大手キャリアに比べると帯域の幅は少なめ
プラチナバンドは、携帯電話サービスに最適な700〜900MHzの周波数帯を指します。
楽天モバイルはこれまで、大手キャリアが利用するプラチナバンドを割り当てられていませんでした。
しかし2023年10月23日に、ようやく総務省による割り当てが行われ、以下の帯域の獲得に成功しました。
概要 | 対象帯域 |
---|---|
基地局の使用範囲となる帯域 | 770MHz~773MHz(3MHz幅) |
端末の使用範囲となる帯域 | 715MHz~718MHz(3MHz幅) |
プラチナバンドの獲得により、楽天モバイルでは今後より一層通信精度が向上することが予測されます。とはいえ大手キャリアに比べると帯域の幅はいまだ少なく3割程度です。
通信品質が上がる一方で他社キャリアに比べると、まだまだ通信速度に劣る点も留意しておきましょう。
デメリット3:実店舗数が少ない|オンラインでのサポート窓口が繋がりにくい
携帯電話サービスでは、サポートサービスの充実度も使いやすさを測る一つの指標となります。
楽天モバイルはキャリアショップを構えるものの、大手キャリアと比べると展開する店舗数に劣る点がデメリットです。
2023年8月時点で楽天モバイルのキャリアショップは他社の半分程度
楽天モバイルは、オンラインでも容易に申し込める格安SIMのメリットを有するキャリアです。
しかし一方で大手キャリアのような全国各地での店舗設置には乏しく、ショップも減少傾向にあります。
2023年秋に行われた調査結果は、以下の通りです。
キャリア | 2020年2月 | 2023年8月 |
---|---|---|
楽天モバイル | – | 1,047店舗(2023年秋) |
ソフトバンク | 2,300店舗 | 2,200店舗 |
ドコモ | 2,342店舗 | 2,123店舗 |
au | 2,207店舗 | 2,088店舗 |
※MCA「キャリアショップ」に関する調査に基づく
楽天モバイルはもともと日本郵政グループとの連携も行っており、郵便局内にもキャリアショップを展開していました。
しかし2023年4月末までに約200店舗が閉鎖し、現在楽天モバイルの郵便局内店舗は80店舗ほどに集約されています。
キャリアショップが少なく今後も減少傾向にある点も、楽天モバイルのデメリットです。
オンラインのサポートサービスが繋がりにくい
楽天モバイルのショップ数の少なさにより浮上するもう一つの問題が、オンラインサービスへの繋がりにくさです。
楽天モバイルではサポートサービスとして、以下三つの窓口を提供しています。
相談窓口 | 受付時間 | 注意事項 |
---|---|---|
カスタマーセンター | 9時から17時まで | ・問い合わせ先は相談内容によって異なる ・盗難や紛失は24時間対応 |
チャットサポート(AI) | 24時間365日 | ・複雑な質問には答えられない |
チャットサポート(対人) | 9時から23時まで | ・プラン内容次第ではチャット相談の選択肢が出てこない場合もある |
しかしショップが少ないために窓口への問い合わせは多く、繋がりにくいという声も少なくありません。
問い合わせがスムーズにいかない可能性も、店舗の少ない楽天モバイルのデメリットとして覚えておきましょう。
デメリット4:海外でのローミングは2GBまで|上限を超えると通信速度が遅くなる
海外で通信サービスを使うためには、海外ローミングを利用する必要があります。
楽天モバイルでは海外ローミングに対応はしているものの、高速通信の上限は2GBまでです。
長期滞在になると有料でのデータチャージをしない限り、低速通信に切り替わる点に注意しましょう。大手キャリアと比べると以下の違いがあります。
キャリア | 無料サービス | 有料サービス | 有料サービスの使用料 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 海外ローミング(2GB) | データチャージ | 1GB/500円 |
ソフトバンク | アメリカ放題 | 海外あんしん定額 | 3GB/980円(24時間) |
ソフトバンク | アメリカ放題 | 海外パケット放題 | 無制限/2,980円(1日) |
ドコモ | – | 世界そのままギガ | 200円/1時間~ |
ドコモ | – | 世界ギガし放題 | 24.4MB/1,980円(1日)~ |
au | au世界サービス | 世界データ定額 | 490円/24時間~ |
※税込
ソフトバンクの「アメリカ放題」やauの「au世界サービス」は利用料不要の海外向けサービスです。
楽天モバイルも2GBまでは「Rakuten最強プラン」の容量で海外ローミングが利用できます。
しかし他社のような定額プランはないため、2GB超過後は1GBごとにデータチャージしなければなりません。
容量が切れると最大128kbpsでの低速通信に切り替わる点にご注意ください。
デメリット5:Rakuten Link経由でないと通話料無料にならない|2021年の仕様変更で使いにくくなった
Rakuten Linkは楽天モバイルが誇る無料のメッセージサービスです。Rakuten Linkを経由すると通話料がかからないため、通話料金を抑えることができます。
しかし現在では仕様変更により、使いにくさも生じていますので合わせてチェックしておきましょう。
国内通話はアプリ経由の場合のみ無料
Rakuten Linkでは、アプリを介した国内通話がすべて無料になります。反対に標準搭載の通話アプリでかけてしまうと、途端に通話料金が発生する点に注意が必要です。
対応する機種は以下の通りとなります。
機種 | 利用可能条件 | モデル |
---|---|---|
Android | Android 10以降を搭載 | 楽天モバイル対応製品すべて |
iPhone | iOS 14.4以降を搭載 | ・iPhone 15 Pro Max/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Plus/iPhone 15 ・iPhone 14 Pro Max/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Plus/iPhone 14 ・iPhone 13 Pro Max/iPhone 13 Pro/iPhone 13/iPhone 13 mini ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12 Pro Max/iPhone 12 Pro/iPhone 12/iPhone 12 mini ・iPhone SE(第2世代) ・iPhone 11 Pro Max/iPhone 11 Pro/iPhone 11 ・iPhone XR/iPhone XS Max/iPhone XS/iPhone X ・iPhone 8、iPhone 8 Plus・iPhone 7/iPhone 7 Plus ・iPhone SE(第1世代) ・iPhone 6s/iPhone 6s Plus |
なおAppleベータ版ソフトウェアや、改造された製品を利用している場合Rakuten Linkの動作保証対象外です。
またOSのアップデートを要因に、SMS送受信が利用できなくなる恐れもあります。
契約前にはRakuten Linkの動作保証を確認の上、iOSのアップデートを済ませて申し込んでいきましょう。
iOS版のRakuten Linkは2021年の仕様変更によりiPhoneユーザーが使いにくくなった
Rakuten LinkアプリはiOS版のみ、2021年7月6日より順次仕様変更が行われました。仕様変更内容の詳細は、以下の通りです。
変更内容 | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
Rakuten Linkアプリを経由しない相手からの着信 | Rakuten Linkアプリに着信 | iOS標準の電話アプリに着信 |
Rakuten Linkアプリを利用しない相手から海外で着信を受けた際の通話料金 | 無料 | 国・地域別従量課金 |
Rakuten Linkアプリ外からのSMS送受信 | Rakuten LinkアプリでのSMS送受信 | iOS標準のメッセージアプリでのSMS送受信 |
Rakuten Linkアプリを利用しない相手とのSMS送受信の料金 | 【メッセージ送信】 日本から日本:無料 海外から日本:無料 日本から海外:一部無料 海外から海外:一部無料 | 【メッセージ送信】 日本から日本:3.3円(税込)/70字 海外から日本:100円(非課税)/70字 日本から海外:100円(非課税)/70字 海外から海外:100円(非課税)/70字 |
仕様変更後はRakuten Link以外から着信が、iOSの標準アプリにかかってきます。
無料通話になるようにかけ直すには、Rakuten Linkアプリを開きなおさなければいけない点がデメリットです。
またiPhoneではRakuten LinkでのSMSの送受信ができなくなりました。
海外でRakuten Link以外から着信を受ける際には、国際通話料金が発生することも理解しておきましょう。
通話品質が標準アプリに比べて悪く、通話状況によっては非通知になることもある
さらにRakuten Linkは、標準アプリよりも通話品質が悪いといわれています。
通話料が無料になるのは魅力的なメリットですが、電波が安定しにくいため注意が必要です。
通話が上手くいかない際には以下の手順にしたがって、接続状況を見直していきましょう。
- Rakuten Linkからログアウトする
- Rakuten Linkをもう一度起動
- Wi-Fiに繋がっていないことを確認する
- 誤ってVPNに接続がされていないか確認する
- Rakuten Linkの初期設定に問題がないかチェックする
またRakuten Linkのプライバシー設定内にある「Rakuten Linkネームとプロフィール画像の表示」がオフになっていると、非通知での発信となります。
Wi-Fi環境下で発信しても非通知になる可能性があるため、通信環境を確認してからRakuten Linkを利用していきましょう。
デメリット6:楽天モバイルで購入した製品以外は動作保証対象外|機能の利用制限に要注意
楽天モバイルでは動作保証の対象範囲が限られる点に注意しましょう。またオリジナルスマホやAndroidなども販売はしているもののラインナップが豊富とはいえません。
安全に確実に使用したいのであれば、楽天モバイルでの機種変更がおすすめです。
楽天モバイルの動作保証対象となるのは自社製品のみ
楽天モバイルでは自社で購入された製品しか動作保証の対象としていません。また楽天回線対応製品であっても海外で購入されたモデルであると利用できない場合もあります。
他社で購入した製品のアフターサービスは、楽天モバイルでは提供されていませんのでご注意ください。
楽天モバイルで購入された製品以外は、基本的に楽天モバイルにおける動作保証の対象外となります。
またOSやソフトウェアの更新を原因に、機能の利用制限が起こる可能性がある点もデメリットです。
Rakutenオリジナルスマホは2023年11月に販売終了
楽天モバイルではこれまで、自社オリジナルのeSIM専用モデルを販売していました。
しかし以下のモデルはすべて2023年内に販売が終了となっています。
- Rakuten BIG(楽天ビッグ)
- Rakuten BIG s
- Rakuten Hand
- Rakuten Hand 5G
- Rakuten Mini
楽天モバイルのオリジナルスマホでは、eSIM対応で回線切替の手間がないメリットがありました。
しかし現在購入できるのは、iPhoneかAndroidのみです。
さらにiPhone6以前のモデルは使えませんので、動作保証外の端末として覚えておきましょう。
販売するAndroid端末のラインナップは少なめ
なお楽天モバイルではiPhoneとAndroidを取り扱っているものの、販売するモデルはそこまで多くありません。
2024年5月現在、楽天モバイルが提供するモデルは以下の通りです。
端末 | 種類 |
---|---|
iPhone | ・iPhone 15 Pro Max ・iPhone 15 Pro ・iPhone 15 Plus ・iPhone 15 ・iPhone 14 Pro Max ・iPhone 14 Pro ・iPhone 14 Plus ・iPhone 14 ・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) |
Android | ・AQUOS sense8 ・OPPO A79 5G ・Galaxy A23 5G ・OPPO Reno9 A ・Xperia 10 V ・AQUOS wish3 ・Xperia 5 V ・AQUOS sense7 ・Galaxy S23 ・Galaxy Z Flip4 ・Redmi Note 11 Pro 5G |
※2024年5月時点
Androidの取り扱いは、他社に比べると少なめです。
また時期によっては、在庫切れから販売終了になることもあります。
機種変更するのであれば、他社で購入してから楽天モバイルに申し込んだ方が、選択肢が広くなります。
デメリット7:速度制限がかかる場合もある|制御がかかる上限は公表されていない
楽天モバイルでは月間のデータ使用量が20GBを超えたら、料金は固定で容量無制限となります。
しかし実際には「公平なサービス提供を理由に速度制御をする場合がある」と公式ページに記載がされています。
正確な数字は明かされていませんが、楽天モバイルの都合で通信制限がかかる可能性に留意しておきましょう。
なお実際に楽天モバイルでは、10GBを超えると制限がかかりやすい傾向にありました。
しかし2024年1月より1日10GBの制限は撤廃されたといわれています。今後も通信性が向上する可能性は少なくありません。
デメリット8:キャンペーンの適用条件が厳しい|ポイントの受け取りにはタイムラグも
楽天モバイルはキャンペーンの豊富さが魅力のサービスです。
一方でキャンペーンには適用する上での条件があり、お得な特典ほど厳しくなる点に注意しなければなりません。
楽天モバイル買い替え超トクプログラムの支払いは楽天カードのみ
48回払いにすることで最大半額分まで支払い不要にできる「買い替え超トクプログラム」は、楽天モバイルでも人気のキャンペーンです。
しかし適用には、以下の条件を満たす必要があります。
内容 | |
---|---|
支払い方法 | 楽天カードのみ |
機種変更時 | 旧端末の返却が必須 |
返却時の注意事項 | ・損傷品は故障費用22,000円(不課税)の支払いが必要 ・受付不可品は残債の全額を支払わなければならない ・機種変更せずに返却する場合には事務手数料 3,300円(税込)が必要 |
端末を返却することで特典を受けるプログラムでは、返却時点での端末の状態が良好でなければいけません。
損傷品や受付不可品ではさらに支払いが生じる恐れもありますので、注意しましょう。
また支払い方法は楽天カードのみとなるため、持っていない場合には新規で申し込む必要があります。
キャンペーンのポイント還元は即日では行われない
楽天モバイルでは楽天ポイントを特典やキャッシュバック対象としたキャンペーンを、多く提供しています。
しかしポイントバックにはタイムラグがあるため、受け取れる期間には注意が必要です。
現在提供されているキャンペーンのポイント還元のタイミングは、以下の通りです。
キャンペーン | ポイントが進呈されるタイミング |
---|---|
楽天モバイル紹介キャンペーン | 【紹介した側】ログインした月から4ヶ月後、5ヶ月後、6ヶ月後 【紹介された側】ログインした月の4ヶ月後の末日ごろ |
Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典 | 条件達成の翌々月末日ごろから5ヶ月間に分けて付与 |
iPhone 対象端末ポイントバックキャンペーン | 条件達成の翌々月末日ごろ |
【Rakuten最強プラン(データタイプ)お申し込み特典】 初月3GB分実質無料 | 条件達成の翌々月末日ごろ |
キャンペーンは楽天ポイントで還元されるものの、早くても翌々月からのものがほとんどです。
なかには適用条件を満たしてから7ヶ月後まで続くものもあります。
楽天モバイルでのキャンペーン適用では、ポイントを受け取るタイミングも押さえておきましょう。
デメリット9:データを全く使わなくても月額1,078円(税込)が生じる|1GB未満の無料サービスは終了
楽天モバイルでは登場時、1GB未満は0円となる従量課金制プランを展開していました。
使い方次第で実質無料となる画期的なサービスだったため、ユーザーが爆発的に増加した要因の一つといわれています。
しかし2022年7月にはプラン体系が変更となり、1GB未満無料の価格設定は撤廃されました。現行のプランに至るまでの変化は、以下の通りです。
プラン | 提供開始日 | 料金設定 |
---|---|---|
Rakuten最強プラン | 2023年6月1日~ | 3GBまで:1,078円 3~20GBまで:2,178円 20GB~無制限:3,278円 |
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ | 2022年7月1日~ | 3GBまで:1,078円 3~20GBまで:2,178円 20GB~無制限:3,278円 |
Rakuten UN-LIMIT VI | 2021年4月1日~ | 1GBまで:0円 1~3GBまで:1,078円 3~20GBまで:2,178円 20GB~無制限:3,278円 |
※税込
長期的にみると楽天モバイルのプラン料金は、実質値上がり傾向にあります。
プラン変更の頻度も高く、いまいち価格が安定しない点も、楽天モバイルのデメリットといえるでしょう。
デメリット10:楽天モバイルの業績は低迷している|2023年1~9月は2662億円の赤字
楽天モバイルを手掛ける楽天グループは全体的に好調なものの、楽天モバイルの業績はいまだ赤字状態にあります。
楽天モバイル事業の業績推移は、以下の通りです。
対象期間 | 最終損益 |
---|---|
2023年1月から9月まで | -2,084億円 |
2023年1月から6月まで | -1,399億円 |
2023年1月から3まで | -825億円 |
「赤字は縮小傾向にある」と発表されてはいますが、楽天モバイルが苦境に立たされていることは、一目瞭然です。
業績不振が続けば、そのしわ寄せはユーザーに向かうことが予想されます。
今後楽天モバイルの値上げや機能性、サービスの低下が危ぶまれる点も、考慮しておくべきデメリットです。
楽天モバイルのメリット14選!デメリットだらけではない?
- メリット1:従量課金制の使いやすいワンプラン|3GBまでなら永年1,078円(税込)で使える
- メリット2:Rakuten Linkアプリを使えば国内通話料が無料になる|オプション料金もかからない
- メリット3:楽天モバイルはキャンペーンが豊富|新規契約でも他社からの乗り換えでもお得に申し込める
- メリット4:最新のiPhoneも購入できる|オリジナルスマホは既に販売終了済み
- メリット5:楽天自社回線の通信速度は安定している|プラチナバンド獲得で今後より繋がりやすくなる
- メリット6:海外ローミングは2GBまで利用可能|申し込みや追加使用料は不要
- メリット7:店舗でのサポートサービスがある|オンラインでも電話でも相談可能
- メリット8:楽天ポイントが貯まりやすい|「Rakuten最強プラン」契約だけで+4倍
- メリット9:口座振替にも対応|デビットカードや楽天ポイントも利用できる
- メリット10:契約事務手数料や解除料は無料|初期費用はほとんどかからない
- メリット11:キャリアメールがある|ahamoやpovoでは提供していない
- メリット12:オプションサービスが豊富|保証制度や通話サービスを多く取りそろえている
- メリット13:テザリングの利用料金が無料|楽天モバイルならデータ無制限で使える
- メリット14:エンタメコンテンツが豊富|雑誌読み放題や音楽聞き放題にも対応
メリット1:従量課金制の使いやすいワンプラン|3GBまでなら永年1,078円(税込)で使える
楽天モバイルはデータ使用量によって月額料金が変動する、従量課金制の「Rakuten最強プラン」のみを提供しています。
大手キャリアがどこも数種類のプランをそろえる中、シンプルで使いやすい点がメリットです。
各社と比較してみると、料金の違いは以下の通りとなります。
キャリア | ~3GB | 3GB超~20GB | 20GB超~無制限 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 1,078円(Rakuten最強プラン) | 2,178円(Rakuten最強プラン) | 3,278円(Rakuten最強プラン) |
ソフトバンク | 5,478円~(ミニフィットプラン+) | 2,216円~(スマホデビュープラン+) | 7,425円~(メリハリ無制限+) |
ドコモ | 2,167円~(irumo) | 2,970円(ahamo) | 2,827円~(irumo) |
au | 2,266円(スマホスタートプランライト 5G/4G) | 3,916円~(スマホスタートプラン 5G/4G) | 7,238円~(使い放題MAX 5G/4G) |
※税込
ソフトバンクはおうち割や家族割など、割引制度を利用して初めて安くなるプランが多いことが特徴です。
またドコモではirumoやahamoが台頭しているものの、楽天モバイルと比べるとまだ価格設定は高めです。
自動で適切な基本料金に変動するRakuten最強プランは、楽天モバイルに加入するメリットの一つといえるでしょう。
メリット2:Rakuten Linkアプリを使えば国内通話料が無料になる|オプション料金もかからない
楽天モバイルでは独自のスーパーコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を提供しています。
Rakuten Linkは楽天モバイルユーザーが使えるサービスで、無料で国内通話かけ放題が利用可能です。
またユーザー同士であればメッセージの送受信もできる上、動画やファイルも無料で送り合えます。
Rakuten Linkの優位性は、他社の通話サービスと比較すると次の通りです。
キャリア | 1回5分以内かけ放題 | 24時間かけ放題 |
---|---|---|
楽天モバイル | 無料(Rakuten Link) | 無料(Rakuten Link) |
ソフトバンク | 880円(準定額オプション+) | 1,980円(定額オプション+) |
ドコモ | 880円(5分通話無料オプション) | 1,980円(かけ放題オプション) |
au | 880円(通話定額ライト2) | 1,980円(通話定額2) |
※税込
なお楽天モバイルではOS標準アプリで利用できる「15分(標準)通話かけ放題」も1,100円(税込)で提供しています。
初回の申し込みであれば初月は無料で運用できるため、使い勝手を確認するのもおすすめです。通話料金を抑えたい人は、ぜひ楽天モバイルを利用してみてください。
メリット3:楽天モバイルはキャンペーンが豊富|新規契約でも他社からの乗り換えでもお得に申し込める
楽天モバイルはキャリアや格安SIMと比べても、キャンペーンを多く展開するブランドです。
キャンペーンの適用対象は新規契約から乗り換えまで幅広く、ほとんどの人がいずれかのプログラムを適用できます。
2024年5月現在で確認できる主なキャンペーンは、以下の通りです。
キャンペーン | 特典 |
---|---|
楽天モバイル紹介キャンペーン! | 以下の楽天ポイントをプレゼント ・紹介する側:最大7,000円相当 ・紹介される側:最大13,000円相当 |
Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典 | 以下の楽天ポイントをプレゼント ・他社から乗り換え:最大6,000円相当 ・新規契約か番号移行:最大2,000円相当 |
iPhone 対象端末ポイントバックキャンペーン | 楽天ポイント6,000円相当プレゼント |
「Rakuten最強プラン」 +対象のAndroid製品ご購入でポイント還元キャンペーン | 楽天ポイント6,000円相当プレゼント |
【楽天カード会員様限定】 楽天モバイル初めてお申し込みで20,000ポイントプレゼント | 楽天ポイント20,000円相当プレゼント |
Rakuten最強プラン(データタイプ)お申し込み特典 | 初月3GB分が実質無料 |
楽天モバイル公式 楽天市場店 対象Android製品とRakuten最強プランセット注文で6,000円OFFクーポン | 6,000円分のクーポンがもらえる |
基本的には楽天ポイントでの還元が多いため、普段から楽天経済圏にいる人にとってはメリットの多いプログラムとなります。
また契約後であってもサービスの無料体験や紹介プログラムは利用できるため、定期的に確認しておくのがおすすめです。
メリット4:最新のiPhoneも購入できる|オリジナルスマホは既に販売終了済み
楽天モバイルではSIMカードのほかに端末も販売しています。
特にiPhoneは15シリーズまで取り扱っており、最新のモデルが購入できる点も、楽天モバイルならではのメリットです。
同じくiPhoneを販売している格安SIMと比較しても、モデルの多様さはトップといえるでしょう。
サービス | 販売しているiPhoneモデル |
---|---|
楽天モバイル | ・iPhone 15 Pro Max ・iPhone 15 Pro ・iPhone 15 Plus ・iPhone 15 ・iPhone 14 Pro Max ・iPhone 14 Pro ・iPhone 14 Plus ・iPhone 14 ・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) |
ワイモバイル | ・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12 ・iPhone 12 mini ・iPhone SE(第2世代) ・iPhone 11 |
UQモバイル | ・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12 ・iPhone 12 mini ・iPhone 11 |
mineo | ・iPhone 14 ・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12 mini |
また楽天モバイルでは、対象のiPhoneを購入することで楽天ポイントがもらえるキャンペーンも行っています。
希望する機種がある場合は、まず適用できるプログラムを探してみるのがおすすめです。
ただし楽天モバイルのオリジナルスマホは、2023年までに販売が終了しているため、ご注意ください。
メリット5:楽天自社回線の通信速度は安定している|プラチナバンド獲得で今後より繋がりやすくなる
楽天モバイルでは自社回線とauのパートナー回線の両方を運用しています。
主に無制限となるのは自社の楽天回線で、格安SIMながらも独自の回線を持つ唯一の携帯電話通信サービスです。
とはいえパートナー回線の通信速度も安定しており、他社と比較しても極端に遅くなることはありません。
キャリア | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 50.12ms | 99.92Mbps | 32.37Mbps |
ワイモバイル | 41.04ms | 94.86Mbps | 16.8Mbps |
ahamo | 50.23ms | 88.68Mbps | 11.26Mbps |
UQモバイル | 46.53ms | 109.35Mbps | 17.0Mbps |
※参照元:みんなのネット回線速度(楽天モバイル・ahamo・ワイモバイル・UQモバイル)
また楽天モバイルは2023年に、これまで大手三社のみが有してきたプラチナバンドを獲得しました。
自社回線の開通に比例して、今後さらに使い勝手は上がっていくことが予想されます。通信性に優れる点も楽天モバイルのメリットです。
メリット6:海外ローミングは2GBまで利用可能|申し込みや追加使用料は不要
楽天モバイルは格安SIMながらも、無料の海外ローミングを提供しています。
Rakuten最強プランに加入済みなら誰でも利用可能で最大2GBまで高速通信が使えるため、ユーザーにはうれしいメリットです。詳細は以下をご覧ください。
内容 | |
---|---|
料金 | 不要(Rakuten最強プランの支払いのみ) |
申し込み | 不要 |
利用条件 | ・「Rakuten最強プラン」または「Rakuten最強プラン(データタイプ)」を契約していること ・利用する端末と渡航先が海外ローミング対応のエリアに該当していること |
超過後の通信速度 | 最大128Mbps |
注意事項 | ・渡航前に国内で楽天モバイルネットワークへの接続を済ませる必要がある ・国内でRakuten Linkを認証しておかなければならない ・各国際サービスに対する利用料金は課税対象外 ・海外ローミング利用時Rakuten Link経由での発信が非通知となる場合がある |
なお別途申し込みの必要はありませんが、渡航前にはいくつかの設定を済ませる必要があります。
Rakuten Linkは非通知発信となる恐れもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
メリット7:店舗でのサポートサービスがある|オンラインでも電話でも相談可能
楽天モバイルでは専用ショップも展開しています。ショップでは申し込みや相談のほか、サポートサービスを受けることも可能です。
オンラインのみしか用意していない格安SIMと比較すると、サポート体制にも手厚いブランドといえるでしょう。
- 新規申し込みや見積もり
- 乗り換えや番号以降での申し込み
- 契約後のアフターサポート
- インターネットオプションの相談、申し込み
- 楽天関連サービスの各種申し込み
なお店舗の受付時間は場所によって異なります。公式ホームページからは事前に確認できますので、あらかじめチェックしておきましょう。
また必要なものがないか確認しておくと、再来店などのトラブル防止にも繋がります。
来店予約も可能なため、待ち時間を減らしたい人は合わせて活用してみてください。
メリット8:楽天ポイントが貯まりやすい|「Rakuten最強プラン」契約だけで+4倍
楽天モバイルはさまざまなサービスとの併用で、楽天ポイント倍率がアップする仕組みを用意しています。
「SPU(スーパーポイントアップ)」では、以下のポイントアップが可能です。
条件 | ポイント |
---|---|
Rakuten最強プランの契約 | +4倍 |
楽天モバイルキャリア決済 | +2倍(合計2,000円以上利用の場合のみ) |
Rakuten Turboまたは楽天ひかりの契約 | +2倍 |
楽天カードの利用 | +1倍 |
ただし「SPU」では、2023年12月に全体での変更がありました。
「スーパーホーダイ」や「組み合わせプラン」、「コミコミプラン」での契約は対象外となったため、ご注意ください。
各サービスにおける月間獲得上限も少なくなっていますので、事前に確認しておくと安心です。
メリット9:口座振替にも対応|デビットカードや楽天ポイントも利用できる
楽天モバイルでは幅広い支払い方法に対応しています。なかでも口座振替が利用できる点は、他社にはあまり見かけないメリットです。
ただし月額料金か製品代金かで使える支払い方法が変わってくるため、あらかじめチェックしておきましょう。
支払い方法 | プランの月額料金 | 製品本体の支払い |
---|---|---|
クレジットカード・デビットカード | ○ | ○ |
口座振替 | ○ | × |
楽天ポイント | ○ | ○ |
代金引換 | × | ○ |
なお楽天ポイントは、クレジットカードかデビットカードで支払う場合のみ、利用可能となります。
また製品代金の場合は、初回のみ可能という制限があるためご注意ください。
メリット10:契約事務手数料や解除料は無料|初期費用はほとんどかからない
楽天モバイルでは契約初期段階にかかりやすい費用がほとんど発生しない点もメリットです。
契約事務手数料は無料で、SIM交換や再発行時の手数料も必要ありません。
無料 | 有料 |
---|---|
・契約事務手数料 ・SIM交換 ・再発行手数料(eSIM) ・MNP転出手数料 ・契約解除料(*1) ・名義変更手数料(改姓、家族間譲渡、第三者譲渡) | ・SIM交換・再発行手数料:3,300円 ・選べる電話番号サービス:1,100円 ・名義変更手数料(承継):3,300円 ・口座振替手数料:110円 ・代金引換手数料:330円~ ・請求書発行手数料:220円 ・送料:900円 ・書類郵送サービス手数料:330円 |
*1:通常利用時
ただし家族間譲渡や第三者譲渡での名義変更が無料になるのは、「my 楽天モバイル」から手続きした場合のみです。
書面の郵送により申請した際には、手数料として3,300円(税込)が発生しますので、ご注意ください。
メリット11:キャリアメールがある|ahamoやpovoでは提供していない
楽天モバイルではキャリアメールサービスとして「楽メールアドレス」を提供しています。
メールアドレスの設定も簡単で、誰でも簡単に始められる便利なオプションサービスです。
- my 楽天モバイルのホーム画面を開く
- 画面下部にある「楽メール」内の「メールアドレス設定」を選択
- メールアドレス設定のルールを確認した上で、メールアドレスを入力する
- 「確認画面へ進む」を選択して進む
- 設定内容と利用規約等を確認したら、チェックを入れて「設定を完了する」を選択
- 初期設定の完了を確認したら終了
なお楽メールアドレスはRakuten Linkアプリ内で利用できるサービスのため、注意しましょう。
またRakuten最強プランでもデータタイプを契約している場合は、利用不可となります。
メリット12:オプションサービスが豊富|保証制度や通話サービスを多く取りそろえている
楽天モバイルはオプションサービスを幅広く展開しているところも、他社にはないメリットです。
留守番電話や着信転送などの基本機能から災害関連やセキュリティ対策まで、ニーズに沿った組み合わせが実現できます。
- 選べる電話番号サービス
- ノートンモバイルセキュリティ
- スマホ交換保証プラス
- 楽メール持ち運び
- 電話番号シェアサービス
- スマホ操作遠隔サポート
- 緊急速報メール
なお有料サービスも無料サービスもあるため、まずは公式ホームページから詳細について確認しておきましょう。
月額料金を抑えながら充実したサービスを選べる点も、楽天モバイルならではの魅力です。
メリット13:テザリングの利用料金が無料|楽天モバイルならデータ無制限で使える
テザリングは出先でパソコンを繋げたり家の中でWi-Fi代わりにしたり、幅広い用途で活用できる便利なサービスです。
楽天モバイルでは、テザリングも無料のオプションサービスとして提供しています。さらに利用料は無料で、データは無制限です。
ただし普段のデータ利用と同じく、公平なサービス提供を理由に速度制限がかかる可能性もあります。あくまで無料で使える簡易的なサービスの一つとして覚えておきましょう。
メリット14:エンタメコンテンツが豊富|雑誌読み放題や音楽聞き放題にも対応
楽天モバイルでは楽天関連サービスとの連携も行っています。
6,000冊以上が読み放題になる「楽天マガジン」や1億曲以上が聞き放題になる「楽天ミュージック」も、楽天モバイルから入ればキャンペーンが適用できます。
- NBA Rakuten
- パ・リーグSpecial
- 楽天マガジン
- 楽天ミュージック
- 楽天TV
- YouTube Premium
なおキャンペーンには適用条件が設けられています。
達成できない場合には特典を受けることができませんので、事前に確認しておきましょう。
楽天モバイルにして後悔する人・おすすめな人
楽天モバイルが向いているのは、使い方に波がありやすくても機能性を重視したい人
楽天モバイルは、キャリア回線ながらも格安SIMのような使い勝手が魅力のサービスとなります。
そのため、楽天モバイルに向いている人の特徴は以下の通りです。
- 毎月のデータ使用量に波がある人
- 手間がかかっても通話料を抑えたい人
- 楽天経済圏を普段から利用している人
- 最新のiPhoneに機種変更したい人
- データ通信量をあまり多く消費しない人
- サブ回線を探している人
国内通話が多くインターネット利用はそこまで多くない人であれば、楽天モバイルがおすすめです。また楽天モバイルに乗り換えるだけでポイントアップが見込めます。
普段から楽天関連サービスを使っている場合は、より多くのメリットが受けられるでしょう。
楽天モバイルにしない方がいいのは、安定した通信性やキャリア並みのアフターサポートを希望する人
反対に通信性能やサポートサービスを重視している場合は、楽天モバイルのデメリットを受けやすくなります。
楽天モバイルはあくまで格安SIMのような価格設定で豊富なサービスを用意するブランドです。
以下の特徴が当てはまる人は、楽天モバイルへの契約は控えておきましょう。
- データ通信量を20GB以上使っている人
- 楽天カードや楽天市場など関連サービスをほとんど使用していない人
- 通話でのアプリ経由が面倒な人
- 出先でも常に安定した通信性能が欲しい人
- 大手三社のキャリア回線を利用したい人
- 海外に出かける機会が多い人
とはいえ楽天モバイルはプラチナバンドの獲得や楽天経済圏の黒字を踏まえると、今後の改良も期待できます。
不安であればメインでなくサブ回線として試してみるのも、一つの方法です。
まとめ:楽天モバイルは格安SIMの使いやすさと、キャリアの通信性が合わさったハイブリッドブランド
楽天モバイルでは5G回線エリアがまだ少なかったり、通信速度が不安定だったり、デメリットがあります。
しかし、月額料金をワンプランで利用できたり、Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料になったり、メリットもあります。
- デメリット1:無制限で利用できる範囲は限られている
- デメリット2:通信速度が大手キャリアと比べて安定しない
- デメリット3:実店舗数が少ない
- デメリット4:海外でのローミングは2GBまで
- デメリット5:Rakuten Link経由でないと通話料無料にならない
- デメリット6:楽天モバイルで購入した製品以外は動作保証対象外
- デメリット7:速度制限がかかる場合もある
- デメリット8:キャンペーンの適用条件が厳しい
- デメリット9:データを全く使わなくても月額1,078円(税込)が生じる
- デメリット10:楽天モバイルの業績は低迷している
日頃から楽天に関するサービスを利用している人は、楽天モバイルがおすすめです。