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津軽・岩木山の形を決める総選挙 公民館がネット中心に呼び掛け

岩木山総選挙で選択できる12カ所の岩木山

岩木山総選挙で選択できる12カ所の岩木山

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 弘前市中央公民館(弘前市下白銀町、TEL 0172-33-6561)が現在、津軽富士・岩木山の形の一番を決める「#岩木山総選挙」を開催している。

12カ所の撮影場所と沿線上がわかる地図

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 岩木山は標高1625メートルで青森県では標高が最も高い独立峰。山頂が3つの峰に分かれていることから見る場所によってさまざまな形となる。企画した弘前中央公民館の柴田浩さんは「津軽の人たちはお気に入りの岩木山を決めていて、自慢することが多く、自分自身も酒の席などで披露してしまう」と話す。「投票で順位を決めるといった試みは過去になかったのでは」とも。

 投票は今年5月に開設したツイッターアカウントで行った。「新型コロナウイルスの影響で公民館事業はほとんどキャンセルとなった。生涯学習の場を提供するという公民館としての役目をもっと身近に感じてもらいたかった」と開設理由を明かす柴田さん。SNSの経験はなく、専門書などで勉強しながら始めたという。

 柴田さんは出勤前と昼時間、帰宅中に見てもらえるように時間を固定して毎日3回以上の更新を欠かさない。市内の場所を当てる「クイズここどこ?」や古い写真を紹介する「ひろさき写真遺産」企画は、郷土愛の醸成や生涯学習という意味も込めて始めた。

 柴田さんは「公民館事業が少しずつ再開し始めている中、ツイッターを通じて楽しんでもらい、事業も見てもらえるようなツイートに専念している。新しい企画を考え始め、岩木山に目を付けた」と話す。

 選択できる岩木山は12カ所。8月中旬に1日で回り、撮影した。9月4日から投票の受付を開始し、「#岩木山総選挙」のツイート数やリツイート数などをカウントしていく予定だったが、効率よく数える方法を同僚に相談したところ、ネットサービスを使った投票ページを作成してもらったという。「ありがたかった」と笑顔を見せる。

 現在、城西大橋から見る岩木山が1位で、2位は向外瀬という。「弘前公園に近いことが優位に働いているのでは」と柴田さん。投票フォームを作ったことで、さらなる混戦を予想し、9月18日までの投票締め切りとしていたが、今月末まで延期することにした。

柴田さんは「場所を選んだ理由には、岩木山の形ではなく、その土地への思いや気持ちなどが書かれてあり、胸が熱くなった。結果は投票数によって決まってしまうが、市内外、県外も問わないので、岩木山への愛を送ってもらえれば」と話す。

 投票場は中央公民館内にも設置している。投票受け付けは9月30日まで。

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